ヘアスタイル・髪型
2022.7.18

「清楚」見え、なにが重要?【髪型・レングス別24選】

清楚感を出せる人気のヘアスタイルをレングス別にピックアップ!『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

清楚な髪型の【ポイント3つ】

  • ヘアカラーは落ち着いたトーンの暗髪カラーを。
  • 強めのカールは避け、巻く場合はナチュラルな仕上がりに。
  • 前髪はうざめの長さはNG!顔の表情がわかる方が清楚で好印象。

「ショート~ショートボブ」の清楚な髪型【5選】

【1】大人可愛いすっきりマッシュショート

【how to “ベース&カラー”】

  1. カットベースはマッシュショート。トップにレイヤーを入れます。顔まわりを骨格に合わせてカットすることで、顔型を問わないマルチデザインです。前髪は、長めのシースルーバングに。
  2. カラーは、8レベルのアッシュブラウンをチョイス。髪の赤みを消しながら、透明感のある髪色に。自然光に当たった時の透け感が秀逸です。

【how to “スタイリング”】

  1. 髪を乾かし、前髪とトップの髪をストレートアイロンで軽く内巻きに。毛先にカールが出るように巻くのがコツ。
  2. ツヤ感と束感を出すスタイリングバームをえり足から、サイドの毛先、全体、前髪の順番でつけたら完成です。

担当サロン:apish kokubunji(アピッシュ コクブンジ) 長谷川祐三さん

 

【2】シンプルな大人の外ハネショートボブ:8レベルのオリーブベージュ

【how to “ベース&カラー”】

  1. カットベースは、アゴラインの切りっぱなしボブ。前髪は、眉下のシースルーにすることで今っぽい抜け感をプラスします。
  2. カラーは、8レベルのオリーブベージュをセレクト。透明感UPでベージュの柔らかさも兼ね備えたカラー。赤みを打ち消し、夏カラーとしてイチオシです。

【how to “スタイリング”】

  1. 髪を乾かしてから、ストレートアイロンを首ラインに沿わせるイメージで外ハネにします。手首をかえしながら軽く通しナチュラルに仕上げます。
  2. スタイリング剤は、ツヤ感と束感をつくりやすくするスタイリングバームを後ろから塗布します。
  3. 基本は毛先のみでOKですが、ボリュームが出やすい人は根元近くからつけて。

担当サロン:apish kokubunji(アピッシュ コクブンジ) 長谷川祐三さん

 

【3】骨格補正も叶える軽め質感のミニボブ

【how to “ベース&カラー”】

  1. えり足ギリギリのワンレングスがベース。フェイスラインに沿うよう前下がりにすることで骨格を補正。前髪なしで大人っぽいイメージに仕上げています。
  2. カラーは、6レベルのブルーアッシュに。人気の兆しがあるダークトーンは、しっかり赤みを消し、透明感を与えるブルーアッシュがイチオシ。地毛風の清潔感、ピュアさが魅力です。

【how to “スタイリング”】

  1. ストレートアイロンをさらっと通す程度や乾かすだけでOK。
  2. カール感はつけない方がお洒落にキマリます。
  3. 動きを出すバームを、顔まわりと表面に塗布したら完成です。

担当サロン:MINX銀座店(ミンクス ギンザテン) 池戸 裕二さん

 

【4】知的な雰囲気の色っぽ美人ヘア

【how to “ベース&カラー”】

  1. カットは、何と言っても黄金比のひし形シルエットになるように前上がりのレイヤーカットで、どの角度から見てもフォルムがきれいに見えるようにしています。
  2. トップ、サイドにボリュームが出るようにレイヤーの高さを決めるのがポイントです。
  3. カラーは暗髪透明感が抜群に出る、6レベルのアッシュグレーです。
  4. この色は暗すぎず、明るすぎないので大人ヘアとしても、お子さんがいて派手すぎないスタイルがいいママさんにもおすすめの色です。

【how to “スタイリング”】

  1. スタイリングは、ミルクタイプの洗い流さないトリートメントをなじませて、トップを上に引っ張りながら乾かします。襟足は首に沿わせるように。
  2. ハンドブローだけでひし形シルエットを意識して乾かすのもポイントです。前髪の表面をサイドに流して軽めにして、お顔の印象を明るくします。
  3. 最後にバーム系トリートメント大豆1粒分ぐらいを、手のひらにしっかり伸ばしてから髪全体に優しくなじませ、整えたら完成です。

担当サロン:TheC omotesando(ザ シー オモテサンドウ) Meguさん

 

【5】小顔効果抜群の透け感ミニボブ


人気のミニボブをアップデートするなら、こんな透け感をプラスしたスタイルはいかが? サイドの毛先が顔だちをさりげなく引き締めてくれて、小顔感もぐぐっと上昇!


顔周りのレイヤーにより毛先に動きが生まれ、変化をつけることが難しいボブも、個性が光るスタイルに。毛先の向こうに肌が透けるから、カラーリングしだいで顔や肌の印象チェンジも楽しめる。

【FRONT】

【SIDE】

【BACK】

【スタイルのポイント】

  1. あご下の長さの切りっ放しボブがべース。顔周りにレイヤーを。
  2. カラーは肌を明るく見せるオリーブべージュ。

担当サロン:drive for garden ドライブフォーガーデン 今野 佑哉さん

 

「ボブ」の清楚な髪型【5選】

【1】重めシルエットに毛流れで抜け感をつくった立体ボブ

【Cut】
重めのシルエットに柔らかな毛流れで“風抜け”感を
柔らかな髪質で広がりやすいくせ毛を生かして、ベースはグラデーションボブ。前髪はあごくらいの長さで後ろに流れるようにサイドにつながるレイヤーを。

「全体のフォルムは重めだけれど、毛先のレイヤーで軽やかに。サイドからバックはグラデーションカットで、後頭部に自然な丸みを出して骨格をキレイに見せます」(Rougy(ロージ)スタイリスト 渡邊さん・以下「」内同)

【Color】
アッシュブラウンでウエーブの立体感を引き立てて
全体に暗めだけれど抜け感のある6トーンのアッシュブラウンで、ソフトな雰囲気に。

「くすみ感のあるブラウンは日本人にとって地毛に近い自然なカラー。ほんのり明るさと柔らかさが出るのでウェーブの動きが見えやすく、立体感がアップして、湿気があってもベタッとつぶれません」

【Perm】
ホットパーマで柔らかな動きの大きなウエーブに
ボブは湿気で広がりやすいため、元々あるランダムで緩やかなくせ毛を利用。うねりを一定に見せるために、中間から毛先にパーマをかけ、16~18mmくらいの細めのロットで中間は緩めに1カール強くらいの平巻きに。

【Front】

【Back】

【Styling】
ムースでウエーブを強調してエフォートレスなスタイルに
パーマをかけた中間から毛先部分中心に全体的にムースをたっぷりともみ込んでくせとパーマのウエーブを強調。上からジェリーワックスを重ね、ウェットな質感とツヤをキープして今っぽく。

「この重ね技は、ウエーブをダレずに長もちさせながら、同時に梅雨時期の広がりを抑える効果もあります」


ムースを手にたっぷりとり、中間から毛先にかけて髪をにぎるようにしてなじませる。

担当サロン:Rougy(ロージ) 渡邊健太さん

 

【2】暗髪が映える切りっぱなしボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. カットはあご下3cmの切りっぱなしボブ。毛量調整はしますが、毛先のライン感を残すのがコツ。また、ボリュームが出やすい人でも、表面の長さがあるのでスタイリングが楽なのが特徴。
  2. 前髪は、鼻ラインの長めのシースルーに。
  3. カラーは、5レベルのオリーブグレージュに。流行りの地毛風カラーで、上品さや洗練されたイメージを与えます。幼く見えず、透明感のある仕上がりを叶えます。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. ストレートアイロンで、毛先を軽く外ハネに。前髪はさらっとアイロンを通し、やや内巻きにします。
  2. 重めのトリートメントオイルを全体に馴染ませ、最後にマットだけど洗い上がりのような質感になる“シーソルトスプレー”を塗布するとラフでおしゃれな仕上がりを演出します。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

 

【3】トレンド感と清楚を両立する暗髪ウルフボブ

【how to “ベース&カラー”】

  1. ベースは襟足を長めに残し、毛先に向かってレイヤーを入れたウルフミニボブに。いま芸能人の間でも流行っているウルフカットは2022年のトレンドヘア。
  2. 前髪をシースルーバング×眉上にすることで個性的な髪型になり、周りと差をつけることができます。
  3. カラーは6トーンの暗髪くすみブルー(ブルーアッシュグレー)にし、モード系の大人っぽ。美白&白玉効果あり。

【how to “スタイリング”】

  1. 毛先の巻き方次第で様々なヘアが楽しむことができます。
  2. 外ハネにすると画像のモデルさんのような若々しく少しミステリアスな雰囲気に。内巻きにすると、個性的かつ清楚な雰囲気に。
  3. 26ミリのカールアイロンで巻き、オイルを毛先中心につけてたら完成です。

担当サロン:LallYou立川 松宮 拓さん

 

【4】可愛いと美しいを両方叶える美シルエットボブ

\サイドのシルエットがポイント/

  1. ワンレンベースのグラデボブ。やや前下がりのシルエットで360度美しい印象に。
  2. アレンジもしやすいように、肩すれすれに設定したレングスもポイント。
  3. カラーはピンク寄りのブラウンで、重くなりがちなボブを軽快に!

【SIDE】

【BACK】

担当サロン:SUN VALLEY 朝日 光輝さん

 

【5】ナチュラル美人なストレートボブ

【how to “ベース&カラー”】

  1. あごラインでベースをカット。毛先がハネないように、イングラデーションを少し入れて、髪が顔に沿うように自然な丸みを持たせます。
  2. 前髪は目元の上くらいの長さで、重くならないように透け感を。
  3. カラーは7レベルのアッシュブラウンをチョイス。地毛っぽく見せてくれるカラーなので、自然体な印象で透明感を与えてくれます。

【how to “スタイリング”】

  1. 3cmのストレートアイロンで軽く毛先を内巻きにします。巻きすぎると横に広がってしまうので、顔に沿うスタイルを残すため、さらっと通す程度で。前髪も同様に。
  2. アイロンを使うことでツヤがアップし、よりキレイな髪に見せてくれます。
  3. 仕上げのオイルはあまりつけすぎないように、毛先や前髪に指先で塗布。全体に“ささっと”と仕上げるのが、ナチュラルさを演出するポイントです。

担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 櫻田 亜弓さん

 

「ミディアム」の清楚な髪型【4選】

【1】抜け感ハイライトの大人ロブ

【how to “ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨下の長さでカット。レイヤーなしの切りっぱなしロブにします。
  2. 前髪は、眉下でラウンド気味に。カットでシースルーバングにしすぎると、扱いにくくなることもあるので、適度な重さを残しスタイリング剤で調整するのがおすすめ。
  3. カラーリングは、14レベルのハイライトを全体に入れてから、9レベルのラベンダーアッシュを重ねます。ラベンダーアッシュは、赤みをおさえ初夏にぴったりな柔らかさと透明感を引き出す色味です。

【how to “スタイリング”】

  1. 32mmのアイロンで毛先を外ハネに巻き、トップは内巻きにワンカール。前髪は軽く内巻きに。ルーズな動きを出したいので、ぐるんと巻かずに緩めに仕上げるのがコツ。
  2. 全体的にハイライトを入れているのでパサついて見えないよう、トリートメントタイプのオイルを選んで。
  3. 毛先を崩しながら、くしゅっと揉み込んで大人可愛いく仕上げます。最後に前髪のシースルー感を整えたらフィニッシュ。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 鈴木彩乃さん

 

【2】深みのあるカラーがお洒落なくびれシルエットのフェミニンミディ

【how to “ベース&カラー”】

  1. ベースを鎖骨下5cmの長さにカット。顔まわりのみにレイヤーを入れ、くびれを出しやすくしつつ、ボリュームコントロールを叶えます。
  2. 抜け感のあるシースルーバングに、サイドバングをつくることで小顔見せも。
  3. カラーは9レベルのシルクベージュに。ベージュにラベンダーをMIXして、深みのある色味に仕上げました。また、黄色味をおさえるため、色落ちしてもキレイな色が楽しめます。

【how to “スタイリング”】

  1. 32mmのコテで毛先をフォワードに巻くのが鍵。顔まわりは、中間からリバースに巻いてくびれメイクを。
  2. スタイリング剤は、ツヤ感&キープ力のあるバームやオイルを。毛先から軽くもみ込んでから、顔まわりと前髪につけたら完成です。

担当サロン:Violet表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) 内田圭悟さん

 

【3】くびれ美人シルエットを叶えるミディヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨ラインでカットし、くびれやすいようにトップにレイヤーをしっかり入れる。
  2. 前髪は目の上レングスのシースルーに。その後、前髪とサイドをラウンド状につなげてフェイスラインに沿うようにカット。さらに、結んだ時のニュアンスとなる後れ毛をつくる。
  3. カラーは、7レベルのウォームベージュに。暖色寄りの温かいイメージで、色持ちがいいので抜けやすい人にも。

【how to“スタイリング”】

  1. スタイリングは32mmのアイロンを使い、外ハネ→レイヤー部分は内巻きワンカール。
  2. 前髪は毛先だけをゆるめに内巻きに。
  3. ややウェットに仕上がるシアバターやクリームバターを手に伸ばしたら、髪の内側から塗布。中間~毛先と馴染ませ、最後に前髪につける。
  4. アレンジや結ぶ時は、スタイリング剤の量はつけ過ぎくらいがおしゃれに仕上がる(前髪は除く)。結んだらトップの髪を指でつまんでルーズ感を出し、柔らかい雰囲気をプラスして。

担当サロン:GARDEN aoyama  (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

 

【4】小顔効果のある清楚な大人っぽスタイル

【how to“ベース&カラー”】

  1. 鎖骨ラインの前上がりベースでサイドとバックは繋げてカット。
  2. 前髪は頬ラインからサイドに流れるようにカットする。顔周りにレイヤーを、全体の中間から毛先に毛量調整カットを。
  3. 全体の毛先に太めのロッドで内巻き1回転半のパーマをかける。パーマはアイロンで巻いたような質感になる、低温デジタルパーマがおすすめ。
  4. カラーは7トーンのアッシュベージュ。赤みがなく透明感が出るカラーなので、肌を白くキレイに見せる効果あり。落ち着いて見えますが透け感が出るので、上品な軽やかさもある。

【how to“スタイリング”】

  1. 先に根元を乾かしてから、全体を9割乾かす。手前からドライヤーの熱をあてると根元が立ち上がって◎。
  2. シアバターなどトリートメント系のスタイリング剤を全体の中間から毛先にもみ込む。
  3. 1回転半の内巻きパーマは毛先をランダムに動かしやすく、内・外に重なるカールを作れます。これが色っぽいヌケ感に。前髪にもスタイリング剤をなじませ、毛先をサイドに流せば完成。

担当サロン:joemi by Un ami(ジョエミ バイ アンアミ) 赤井希望さん

 

「セミロング~ロング」の清楚な髪型【10選】

【1】重めシルエット&透け感で爽やかな印象のセミロング

【Cut】
カットの重さで湿気の広がりを抑えるセミロングヘア
ベースはグラデーションカットのミディアムヘア。

「全体的にカットで重さを出し、湿気によるボリュームを抑えています。でも印象を重くしないために、前髪をシースルーバングに、それから顔周りと表面にレイヤーを入れて、透け感と動きを出しています。自分や相手に見える部分に動きを出すことで、軽やかな印象に」(Rougy(ロージ)スタイリスト 沼端さん・以下「」内同)

【Color】
青みグレーをかけたアッシュベージュで透け感を
カットが重めのデザインのため、カラーで軽さを出したいので9トーンのアッシュベージュを全体にかけている。

「青みグレーがかったベージュは落ち着いて見えるのに透け感があり、美人見えする人気カラー。赤みを抑えて、ナチュラルな透明感を出します」

【Perm】
トリートメントで程よい重さを足して広がりにくく

「梅雨時期に広がりやすい髪質の人は、くせが強ければストレートパーマが◎。でも、元々がストレートの人はトリートメントで対応可能。重さを足しつつベタッとしないサロントリートメントを仕込んでおくと、潤いでまとまり感が高まり梅雨時期にもスタイルが楽に作れます」

【Front】

【Back】

【Styling】
オイル+バームでまとまり感を一日中キープ!
髪をサラサラにしてくれる軽めのオイルを全体につけてベースを作った後、上からバームをなじませてツヤ質感と束感を出す。

「どちらも表面だけつけるのではなく、内側から全体になじませることで夕方くらいから髪が広がってくるのを防げます」

担当サロン:Rougy 沼端ちはるさん

 

【2】レイヤー多めの毛先で軽やかなフェミニンロング

【Cut】
前髪、あご下、毛先の3段階のレイヤーで動きを
ベースはロングレイヤー。前髪は少し長めに鼻くらいの高さで後ろに流れるようにカット。フェースラインにはあえて前髪とつながらないよう、あご下から後ろにつながるレイヤーを入れ、さらに毛先に前上がりのレイヤーを。

「元々のくせ毛を生かしてレザーカットすることで、自然な動きが出るのに柔らかくなじみます」(Rougy(ロージ)二階堂さん・以下「」内同)

【Color】
透明感の秘密は一目ではわからない隠しグラデカラー
内側にだけブリーチをして明るいインナーカラーを束で数本入れた上から、ミントアッシュのカラーを全体にかぶせて。

「ハイライトも大人ははっきりわからなくていいんです。でも内側をあらかじめ明るくしておくことで、透け感が出て、ロングでも軽い印象に。ブリーチする分量が少ないのでダメージ防止にも」

【Perm】
部分ストレートでハチハリをボリューム調整
モデルさんは元々少しくせ毛で、ハチ周りが広がってボリュームが出やすいので、部分的なストレートパーマでふくらみをつぶしている。

「トップからの毛流れがスムースに見えることでロングでも全体が重くならず、自然なクセを生かした毛先の動きがキレイに見えます。くせは生かすのかつぶすのかそのバランス感も大切」

【Front】

【Back】

【Styling】
クレイとオイルのミックスで束感のある揺れる毛先に

「面で整っているより、束感がありつつ毛先がランダムに動いている方が今どき。ロングレイヤーは、この揺れ感が軽さとフェミニンさにつながります。しっかりスタイリング剤をつけておくことで、梅雨時期の湿気で髪が広がる・ふくらむことも防止することができます」

【STEP1】ワックス少量とオイル2プッシュを混ぜ、手ぐしで髪を結ぶように束にしてから毛先へのばす。

【STEP2】毛先を持って上からパラパラと振り落とす。レイヤーにより程よい束感で自然にバラけた毛先に。

担当サロン:Rougy 二階堂 雪さん

 

【3】丸顔カバーが叶う愛されロング

【how to “ベース&カラー”】

  1. 顔まわりともみあげ部分に短い髪の毛を作り軽く巻いて余白を作れるようにします。毛先を重さを残して下に重心をもたせることでボリュームを下に持ってきます。
  2. 前髪は、シースルーバングで顔の余白を上に持って行くことで丸顔をカバーしています。
  3. カラーはダークトーンのショコラブラウン。重すぎずツヤ感のあるカラーです。

【how to “スタイリング”】

  1. 頬骨の位置はリバースに巻いて丸顔の骨格をカバー。もみあげの部分を空間ができるように巻くことで輪郭をぼかすようにしてあげます。
  2. 32ミリのコテで全体に大きめなウェーブ感が出るように巻くと、下にボリュームが出てくれるので丸顔さんの巻き髪におすすめです。
  3. バームで自然な束感を作ってナチュラルな毛流れに。シースルーバングも束間が出るので◎。

担当サロン:ciel(シエル) 藤間帆乃夏さん

 

【4】今っぽカールの愛されくびれセミロング

【how to “ベース&カラー”】

  1. 胸上の長さで前上がりにベースをカット。ふわっとした仕上がりになるよう、顔まわりとトップにレイヤーを入れます。
  2. 前髪は厚くならないよう狭めのシースルーにし、流れが出やすいように調整します。
  3. カラーは、10レベルのミルクティーベージュに。グレーやピンク、ラベンダーなどをMIXした絶妙な色合いで、落ち着きがあり透明感を感じされるカラーとなっています。

【how to “スタイリング”】

  1. 全体を34mmのアイロンで外ハネに半回転ほど巻きます。中間の髪は内巻きに。
  2. サイドの髪は縦2パネルに分けリバースに巻いてから、クシでほぐすとゆるっとした今っぽカールになります。
  3. 軽めのオイルを内側からつけ、毛先はパサつかないようしっかりと。手に余ったもので前髪の束感を整えたら完成です。

担当サロン:MINX銀座二丁目店(ミンクス ギンザニチョウメテン) 木村一真さん

 

【4】面長カバーが叶う立体暗髪ロング

【how to “ベース&カラー”】

  1. 顔周り、全体に立体感・動きを出すためにレイヤーを高めにカットします。高めの位置にする理由は、サイドにボリュームを持たせるため。
  2. 前髪は、サイドのボリュームとのバランスのためシースルーにして抜け感を作ると、重くなりすぎずに全体のバランスが良くなります。
  3. カラーは透明感のある暗め、6トーンのラベンダーグレージュ。今人気の暗髪カラーです。

【how to “スタイリング”】

  1. 顔周りをリバース巻き、全体を波巻きにしてひし形シルエットを作ります。トップは上に持ち上げてワンカールします。
  2. 顎下部分の顔周りは面長感を抑えるために、ワンカール内巻きにするのがポイントです。
  3. スタイリング剤はバームで束間艶感を出します。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 橋本和佳奈さん

 

【5】透明感抜群の大人ロング

【how to “ベース&カラー”】

  1. このモデルさんはハチが張っているので、頭の形に合わせてハチが膨らまないようにし、毛先重ためにしています。全体的に毛量も多いので、表面はそのままで中間部分だけ削って最終調節。
  2. 顔周りは鼻下あたりでカットし、かきあげ&センター分け前髪が楽しめるように。
  3. カラーは、6トーンのブルーブラックで青を入れ、赤みを消しつつ顔色のトーンアップ・美白効果を出しています。暗髪がトレンドになりやすい秋冬に特にオーダーの多い人気レシピとなっています。

【how to “スタイリング”】

  1. 32ミリのカールアイロンで、温度は160°ウェーブ巻きをしていきます。カール感をつけすぎないように、上下でブロッキングは取らず、前後4パネルでいっぺんに巻きます。
  2. 巻いた後にすぐに手でほぐすのが、ゆる巻きとしての重要なポイント!
  3. スタイリング剤はオイルを3~5プッシュし、毛先→ハチ→前髪(毛先のみ)の順で塗布します。前髪ありの人はオイルつけすぎ注意ですが、前髪なしさんは根元にさえつけなければ気にしなくてOKです。

担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 鈴木 達也さん

 

【6】韓国女優っぽお姉さんヘア

【how to “ベース&カラー”】

  1. 全体的にバランスをみてハイレイヤーを入れ、女性はお仕事で結ぶ方が多いので、結んだときにシースルーバングと顔周りのおくれ毛が綺麗につながるように意識し、細かいところまで繊細にカットします。
  2. オフィスでも浮かないように、カラーは自然な5-6トーンのグレーとバイオレットを混ぜて暗髪に。室内だと分かりにくいですが、太陽に当たると透明感と韓国っぽさが出て色落ちしても可愛いです。

【how to “スタイリング”】

  1. 女神巻き「ヨシンモリ」 32ミリ180度のアイロン使用。まず毛先を全て内巻きにして、顔周りの中間を外巻き(リバース巻き)に。
  2. 他のうしろの毛束は波ウェーブ巻きに、前髪の横の部分エギョモリを外巻きに(巻きすぎ注意)。
  3. 前髪は毛先の1/3のみ、くるっとワンカールにしたら完成。

担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) みきなさん

 

【7】透明感を引き立てるネイビーブラックのロングヘア

【how to “ベース&カラー”】

  1. 長さはスーパーロングで毛量が少なめなので隠れレイヤーを入れてボリュームアップ。
  2. カラーはネイビーブラックでバレにくいオシャレが楽しめるニュアンスカラー。
  3. ビフォアーは7~8トーンの黄味が強めベージュに5~6トーンのネイビーブラックをオン。オフイスや学校の規則で派手髪にはできないけど黒髪以外のカラーで垢抜けたい人はオススメです

【how to “スタイリング”】

  1. 長さがあるので、しっかり巻いてもゆるく巻いてもきれいなシルエットに仕上がります。32ミリで巻いています。
  2. カラーも暗髪で落ち着いた印象なので前髪も7:3で分け、少しかきあげバング風で大人っぽく。

担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 井上 晃輔さん

 

【8】暗髪でつくるロンググラデーションヘア

【how to “ベース&カラー”】

  1. 長さはスーパーロングで重さを出したいのでレイヤーは控えめに。カラーはよく見たら分かるくらいのグラデーションカラー。
  2. ベースを6トーンのブルーブラックにし、(地毛でもOK)毛先はブリーチなしで11トーンのアーモンドラテでトーンアップし、自然なグラデーションカラーに。ナチュラルでオフィスにも◎。
  3. トップは暗髪ですが、顎下にかけて色味が出てくるので全体的に見たときでも、そこまで暗いという印象は出ません。

【how to “スタイリング”】

  1. 長さがあるのでしっかり巻いてもOK!今回はMIX巻きにしていますが、雰囲気に合わせてお好きなようにカールを付けるのも、色々なスタイルが楽しめるのでロングヘアの醍醐味です。
  2. 38ミリのカールアイロンでしっかり巻いてくしで梳かすと写真のようになります。
  3. 前髪はセンターで分けて少しかきあげっぽく、お姉さん風に。

担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) みきなさん

 

【9】ほぐして作る大人の黒髪ロングウエーブスタイル

【how to “ベース&カラー”】

  1. 大人のロングヘアで大事なポイントはレイヤーを入れる場所です。顔まわりとトップに動きを作るようにカットします。
  2. 艶にこだわる方は、4レベルの暗髪で設定します。
  3. 直毛な方は毛先にワンカールパーマをするとスタイリングが長持ちします。パーマなしの場合は簡単にコテ巻きで。

【how to “スタイリング”】

  1. 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせます。
  2. パーマをかけずに巻く場合は32ミリのリバースとフォワードのミックス巻きに。巻いた後に荒めの櫛でほぐしていくと古臭さがなくなります。
  3. 毛先、顔まわり、トップの毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できてきれいにまとまります。

\巻き方のポイント/


髪をねじってから巻くのがポイントです。巻き終わったら優しく櫛で梳かしてほぐしましょう。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

 

【10】透明感を引き立てるネイビーブラックのロングヘア

【how to “ベース&カラー”】

  1. 長さはスーパーロングで毛量が少なめなので隠れレイヤーを入れてボリュームアップ。
  2. カラーはネイビーブラックでバレにくいオシャレが楽しめるニュアンスカラー。
  3. ビフォアーは7~8トーンの黄味が強めベージュに5~6トーンのネイビーブラックをオン。オフイスや学校の規則で派手髪にはできないけど黒髪以外のカラーで垢抜けたい人はオススメです

【how to “スタイリング”】

  1. 長さがあるので、しっかり巻いてもゆるく巻いてもきれいなシルエットに仕上がります。32ミリで巻いています。
  2. カラーも暗髪で落ち着いた印象なので前髪も7:3で分け、少しかきあげバング風で大人っぽく。

担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 井上 晃輔さん

 

清楚な印象をアップするヘアアレンジ【4選】

【1】ボブでもできる簡単夜会巻き

【STEP1】低い位置でまとめて入れ込む

1
1つに低めに結んだら、結び目上の部分に指2本を真横から通す。ポイントは指と指の間に髪の毛がない状態にすること。

【STEP2】結んだ髪を入れ込む

2
毛先部分を指で挟んで、入れ込む。くるりんぱのように通しきらないこと。

【STEP3】クリップで固定する

3
クリップで固定して。

4
崩して形を整える。

【完成】

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アッという間に出来上がり♪

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横から見てもキレイ。

担当サロン:Hair LOOP(ループ) 脇田 明日香さん

 

【2】超簡単に上品さを出せる清楚なローポニアレンジ

SINCERELY ディレクター

唐沢ゆりこさん

\How to/
【STEP1】ストレートアイロンでまっすぐに


ストレートアイロンで全体をまっすぐにして艶を出します。最初のこのひと手間で髪がまとまってきれいに見えます。

【STEP2】オイルをつけてまとめる


オイルを中間から毛先にかけてなじませて、最後に根元近くと前髪の毛先につけてゴムで一つに結びます。オイルをつけることにより、細かい毛が出てこないのでまとまり感が出ます。また、結び目は襟足からあまり浮かないように、そわせるように結ぶのがポイント。

【STEP3】飾りをつける


お気に入りの飾りをつける。

完成!


まとまり感があることで清楚で上品なローポニの出来上がり。

 

【3】くるりんぱで作る簡単ハーフアップ

【STEP1】ハーフアップくるりんぱを作る

1
トップから耳の上の間の位置で髪を取り、ハーフアップのくるりんぱをします。この時はいつものように中心で結びましょう。

【STEP2】2か所目を左側で作る

2
2か所目は耳上からの残りの髪を取り、少し中心よりも左側で結んでくるりんぱします。

【STEP3】3か所目は右側で作る

3
3か所目は、耳の幅ぐらいの髪を取り中心より右側で結んでくるりんぱします。
※STEP2と3の左右は逆になっても大丈夫です。やりやすい方で行いましょう。

【STEP4】全体を崩す

4
結び目を押さえて全体を崩していきます。

5
トップもしっかりと。

【完成】

7
おくれ毛もきれいに決まって、一気に余所行き風に。

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ちょっとゴージャスなヘッドアクセをつければ、一気に華やぎますよ。

担当サロン:Hair LOOP(ループ) 脇田 明日香さん

 

【4】初心者でもできる編みおろしアレンジ

【STEP1】ハーフアップを作る

1
トップから耳の上の間の高さぐらいの位置の髪を、一度まとめて結びます。
※カラーゴムで色を変えて結んでいくのもポップで可愛いのでおすすめです。

【STEP2】2段目も結ぶ

2
1回目に結んだ部分の下の部分をもう1度結びます。位置は大体耳の上と、前回結んだ部分以下の毛量を取るのがおすすめ。結ぶときは1回目に結んだ部分の上に髪を持って行き結びます。1回目に結んだ部分とはまとめて結ばないように気をつけましょう。

【STEP3】3段目も結ぶ

3
3回目はちょうど耳の幅分ぐらい結びましょう。

4
こんな感じにまとまります。

【STEP4】まとめて結ぶ

5
結んだ3つの髪をまとめて結びます。

6
こんな感じで、編み込みしたようになります。

【STEP5】崩す

7
根本を押さえながら崩していきます。

8
トップもしっかり。鏡を見ながら自分の骨格を気にして崩しましょう。トップを崩しすぎると面長になってしまうので要注意!

【完成】

9
ヘアアクセをつけたら完成です。

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横から見ると。

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担当サロン:Hair LOOP(ループ) 脇田 明日香さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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