可愛いもクールも叶える、前下がりボブ【実例23】
可愛さもかっこよさも演出できる、人気の「前下がりボブ」。『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルから厳選してご紹介します。
「前髪あり」の前下がりボブ【12例】
【1】ふんわり柔らか前下がりショートボブ
【how to “ベース&カラー”】
- ショートボブは少し前下がりにカットして小顔効果に。
- レイヤーを入れてふんわりとした柔らかいひし形シルエットにして下膨れをカバー。前髪は流し目にして、シースルーバングに。
- カラーは9トーンのトープグレージュ。ベージュベースに少しグレーを混ぜて透明感のある柔らかい質感になるので、透け感が出て重たい印象をなくします。
【how to “スタイリング”】
- 下膨れさん特有の重たさが出ないように、束感を作って抜け感を出しました。
- 32ミリのアイロンで平巻きに巻きすることでふんわりとみえて下膨れがカバーされます。
- 最後にバームを全体的につけて、毛先に束感を出してふんわりと動きのあるヘアにすることで優しいふんわりショートの出来上がり。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん
【2】スタイリッシュなミニボブ
【how to “ベース&カラー”】
- 顔型に合わせたワンレングスボブのカット。パツっとしたラインを出すのが鍵。
- フェイスラインをカバーしたいならやや前下がりラインにしても◯。
- 前髪も、眉下のレングスでパツっと感を残したシースルーに。
- カラーは5レベルのブルーグレージュに。アゴラインは膨張して見えやすい長さでもあるため、暗髪で引き締めるのがグッド。強めのアッシュでもベージュを合わせているので、くすんだ印象を与えません。
【how to “スタイリング”】
- ストレートアイロンを使い、ストレートタッチに仕上げます。
- セット剤は、ツヤ感重視でしっとり系のオイルを選んで。
- ウェットな質感になるよう、やや多めを手になじませてから、毛先を中心に表面にもつけます。
担当サロン:GARDEN aoyama(ガーデンアオヤマ) 高橋 弥生さん
【3】幅広い年齢におすすめ!艶感アッシュヘア
【how to “ベース&カラー”】
- 前下がりワンレンベースのカットに表面の重さを残して軽く、広がりにくくした人気スタイル!
- コントラストが出るよう全体のベースは7トーンのアッシュ系、イヤリングカラーはアディクシーのペールラインを使って一回のブリーチからシルバー系のカラーに仕上げています。
【how to “スタイリング”】
- 誰でも簡単にできる外ハネの動きのすぐ上に内に入るカールを入れてこなれ感のあるスタイルにしました!
- 耳にかけた時に耳後ろにもコントラストが出るようにするとよりお洒落感も上がります!耳掛けすること、ちらっと見えるインナカラーが遊び心満載です♪
担当サロン:AFLOAT NAGANO(アフロートナガノ) 宮下 響輝さん
【4】ふんわり優し気な小顔ショートボブ
【スタイルのポイント】
- 小顔ショートボブシースルーレイヤー
- ショートボブで少し前下がりにカットして小顔効果とエラカバーを
- レイヤーを入れてふんわりとした柔らかいショートにすることで優しさを演出
【前髪カットのポイント】
- シースルーの前髪は流しめにカットして小顔に
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 鳥居 菜美子さん
【5】カジュアルクールな切りっぱなしボブ
【how to “ベース&カラー”】
- カットは、あご下1cmの長さでやや前下がりの切りっぱなしボブに。ライン感を残しつつ、量感調整で毛先の軽さを出します。
- 前髪はシースルーにカットし、骨格に合わせてサイドバングをつくります。
- カラーは、ツヤ感のあるオレンジベージュを8レベルで。暖色系の暖かさとベージュの柔らかさを両立させる色味で、肌なじみがよく、肌色をキレイに見せてくれるのも◯。
【how to “スタイリング”】
- ストレートアイロンで、ストレートタッチの外ハネに。
- しっとりまとまる保湿系のオイルを髪に軽くなじませ、櫛でとかしてスリークヘアに仕上げます。
- お洒落にするには、コーミングで細めの束感を作ることをお忘れなく。
担当サロン:Laf from GARDEN(ラフフロムガーデン) 田中 双葉さん
【6】ハイセンスなカラーの前下がりボブ
【how to “ベース&カラー”】
- カットは前下がりのぱっつんボブ。毛量が多いので内側は軽めにカットにしています。
- ハイトーンなので艶が見えるようにレイヤーをいれてないのがポイント。
- 7トーンの髪の毛から1日で3回ケアブリーチ。もともとのデザインカラー(インナーカラー)をいかしました。
- 髪質的にとっても明るくなりにくくオレンジが強いのですが仕上がりはキレイなミルクティーグレージュと淡いアメジストカラーに。
【how to “スタイリング”】
- 毛先は外はね表面はふんわりと26ミリのコテで巻きオイルを馴染ませるだけで、きれいなボブのフォルムが出来上がる。
- スタイリングも簡単にできるようにカットを施しているので、楽チンヘアです。
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 鳥居 菜美子さん
【7】ほどよい丸みの軽やかショートボブ
【スタイルのポイント】
- 小顔なオリーブカラーの前下がりショートボブスタイル
- 全体は重めのフォルムで収まり良く安定感のある仕上がりに
- ボブといっても丸っこくなりすぎないように、頭の形凹凸にあわせて髪の量が多いところはスライドカットで間引いて束をだしながら軽さをプラスするのがポイント
- トップの立ち上がりで仕上がりの抜け感が変わる
- トップに立ち上がりをつけやすくするように細やかなレイヤーをいれスタイリングしやすく
【前髪カットのポイント】
- 厚めに設定したオン眉前髪は分け目を隠して大人かわいい印象に
- 厚め前髪でも毛先が厚ぼったくならないように隙間を作るようにカット
- 抜け感を作る事で可愛らしくなりすぎない大人テイストに
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 添田 晃正さん
【8】大人っぽい前下がりボブで丸顔カバー
【スタイルのポイント】
- 切りっぱなしも大人かわいいボブシースルーバングオン眉
- 前下がりのラインでカットをしても、前下がり=クールになりすぎない柔らかなやさしい曲線のある大人ボブに
- シースルーな前髪は前髪の幅も狭めなとることで大人な印象に
- 前髪の幅を狭くしすぎると、どうしてもつきやすい「分け目」は普段の分かれやすい位置から1.5センチだけずらす事で高さとメリハリをプラスして、より大人な印象に
【前髪カットのポイント】
- オン眉前髪は、ストレートタッチに束感を作るようにカット
- ボブが丸みのあるフォルムなので、前髪をストレートタッチにすることで、ヘアスタイルにおけるオフェンスとディフェンスの黄金バランスを引き出します
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 添田 晃正さん
【9】目元強調の外ハネくびれボブ
【how to “ベース&カラー”】
- あご下3cmの長さで、緩やかな前下がりにカットし自然な外ハネに。耳まわりもすっきりします。
- 表面にレイヤーを入れ、くびれポイントをつくります。前髪は目上ギリギリで、透け感を出やすくします。
- カラーは3レベルのアッシュ。地毛とは違う透明感を感じさせてくれる黒髮です。
【how to “スタイリング”】
- 26mmのカールアイロン、もしくはストレートアイロンで、全体を外ハネに。
- バックのえり足部分はストレートの方がベター。
- 表面を内巻きワンカールにすることで、くびれ感を強調します。
- ボリューム調整がしやすいバームワックスを毛先、サイド、トップの順番につけ、柔らかい質感に仕上げます。
担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水 豊さん
【10】ストレートの大人っぽボブ
【カットのポイント】
- 顎下の前下がりショートボブ
- 少し長さをもたせることで逆三角形を緩和すること
【前髪カットのポイント】
- シースルーの前髪は、目にかかるくらいで間引いてやぼったくなくカット
- 巻いたらおろして流せるような前髪にもなる
- 長さを少しばらつかせることで、ストレートでも顎のとんがりを主張させないようにするのがポイント
担当サロン:Surpass 星 晃介さん
【11】四角顔とエラをカバーする前下がりボブ
【スタイルのポイント】
- 人気の前下がりボブはその名の通り、後ろから前にいくにつれて髪が長くなるへアスタイルです
- あご周りに毛先がくることで、あごのラインがシャープに見え輪郭が整って見えるのです
- さらに長めの前髪で小顔にも見え、愛され女子スタイルの完成です
- 髪をバッサリ切ってイメチェンしたいけど顔周りを出すのには抵抗がある……、という方も挑戦しやすいヘアスタイルです
【前髪カットのポイント】
- 斜めに流したアシメの前髪で柔らかさを出して女性らしく
担当サロン:Hair&Make PHAT(ファット) 正田 健志さん
【12】ストレートスタイリングのクールな前下がりショートボブ
【スタイルのポイント】
- 前髪長め、ストレートスタイリングでクールな印象に(お呼ばれ・二次会に◎)
- 前下がりボブにカットをし、輪郭と骨格をカバー
- トップの分け目をいつもとは逆にし、逆毛を利用してボリュームを出してあげるのがポイント
【前髪カットのポイント】
- 2WAYの前髪はそのまま輪郭に沿わせるも良し、少し前にもってきてシースルーでも〇
- 輪郭に沿わせるように作ることで小顔効果も生まれます
担当サロン:AFLOAT GINZA(アフロート ギンザ) 西本 悠さん
「前髪なし・センターパート」の前下がりボブ【7例】
【1】360度美しい色っぽボブ
\サイドのシルエットがポイント/
【SIDE】
【BACK】
【スタイルのポイント】
- ワンレンベースのグラデボブ。やや前下がりのシルエットで360度美しい印象に。
- アレンジもしやすいように、肩すれすれに設定したレングスもポイント。
- カラーはピンク寄りのブラウンで、重くなりがちなボブを軽快に!
担当サロン:SUN VALLEY 朝日 光輝さん
【2】ランダムカールで抜け感抜群のお洒落ボブ
【how to “ベース&カラー”】
- ベースは、前下がりのグラデーションボブをアゴラインでカット。
- 全体をレザーでカットすることで、毛馴染みがよく柔らかい動きを出しやすくします。
- 後頭部は長さを残しながら軽さを出すよう、インナーにグラデーションを入れます。
- カラーは6レベルのアッシュブラウンに。暗めの中にも透明感や柔らかさを感じられ、光に当たった時の透け感がキレイな色味です。
【how to “スタイリング”】
- パーマは、16〜18mmをメインに、中間から毛先にデジタルパーマをかけます。
- スタイリングは、ラフに8割ほどドライした後、ソフトワックスとオイルを同量ミックスしたものを中間から毛先に揉み込みます。オイルはツヤ感と束感を出してくれるので必ず混ぜて。
- 最後に、髪を上につまみ上げ、パラパラっと散らすように落とし、シルエットを整えたら完成です。
担当サロン:Rougy(ロージ) 渡邊 健太さん
【3】骨格補正も叶える軽め質感のミニボブ
【how to “ベース&カラー”】
- えり足ギリギリのワンレングスがベース。フェイスラインに沿うよう前下がりにすることで骨格を補正。前髪なしで大人っぽいイメージに仕上げています。
- カラーは、6レベルのブルーアッシュに。人気の兆しがあるダークトーンは、しっかり赤みを消し、透明感を与えるブルーアッシュがイチオシ。地毛風の清潔感、ピュアさが魅力です。
【how to “スタイリング”】
- ストレートアイロンをさらっと通す程度や乾かすだけでOK。
- カール感はつけない方がお洒落にキマリます。
- 動きを出すバームを、顔まわりと表面に塗布したら完成です。
担当サロン:MINX銀座店(ミンクス ギンザテン) 池戸 裕二さん
【4】長めの前髪がお洒落な前下がりミニボブ
【how to “ベース&カラー”】
- ベースを顎先にかけてゆるい前下がりでカット。巻いた時の表情になるよう、表面にちょっとだけレイヤーを入れます。
- 前髪は小さな三角ベースを取り、鼻先の長さでカットします。
- カラーは、8レベルのオリーブベージュをチョイス。寒色系でもツヤ感があり、赤みをおさえて色落ちしてもキレイ色が持続します。
【how to “スタイリング”】
- ストレートアイロンで全体を軽く内巻きに。表面の髪は外巻きに、前髪は内巻きにカールさせます。顔まわりは内巻きと外巻きを交互に。
- スタイリング剤は髪質にもよりますが、基本的に軽めなオイルを。耳から下の髪を中心に、さらっと手ぐしを通すようにつけたら完成です。
担当サロン:MINX銀座店(ミンクス ギンザテン) 岡本 麻利さん
【5】顎上カットでハチをカバーする前下がりショートボブ
【スタイルのポイント】
- 顎上でぱつっとカットする事で、ハチの張りで四角くなりやすい骨格をカバー
- 少し前下がりのカットで動いた時、髪が頬にぱらっとかかる事で小顔見せ
担当サロン:NiL(ニル) 大石 真里奈さん
【6】骨格をカバーするボリュームヘア
【スタイルのポイント】
- 前下がりボブで後頭部、トップにボリュームを出す
- 顔周りの髪は、頬下に設定して前下がりのラインと繋げると、綺麗な毛流れとサイドに程よくボリュームが出るようにスタイリング
- 根元を立ち上げて乾かして高さを作ってから抑える
- ワックスを毛先に摘むように塗布して整えたら完成
- 顔周りは、頬下に設定して前下がりのラインと繋げる
- 毛先は軽めにして顎ラインと馴染むようなシャープな毛先に
担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 重田 悠作さん
【7】カジュアルなハンサムボブ
【スタイルのポイント】
- 顔型に似合うように耳下のボブラインでヘア全体のバランスを高める
- ハンサム系にしたいのでクールな印象になるように前下がりにカット
- かたいイメージにならないように毛先は軽め不揃いに
- 根元だけを立ち上げて高さを出す
- あえてお顔に前髪を落としてクールな印象と顔型カバーを狙う
- 顔周りは、耳下になるように長めにカット
- 前下がりの延長線でカットする事で毛流れが出る
- 毛先は軽めにして顔型に馴染ませる
担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 森谷 やよいさん
「大人っぽさ」を演出する【4例】
【1】大人の外ハネボブ
【how to “ベース&カラー”】
- 全体は、前下がりで切って前下がりボブに。サイドバングは流れるようスライドカットにしてウザめの触覚前髪を作りました。
- カラーは、6レベルヌードベージュ。伸びてきても自然なグラデーションになるので、頻繁に美容室に通えない方や、カラーをこまめに施すことがあまり好きでない方にはとってもおすすめです。
【how to “スタイリング”】
- 乾かすときに、手櫛で必ず前髪の毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせます。
- ストレートアイロンで毛先だけ外ハネにしたら、トリートメントバームをつけて完成。
- ウェット感も毛流れも強調できオシャレな外ハネボブをつくれます。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木 拓也さん
【2】スタイリッシュな大人の前下がりショートボブ
【how to “ベース&カラー”】
- 大人のかっこよさが光るショートは、リップラインの前下がりショートボブがオススメ。軽くレイヤーを入れて、毛流れを整えてあげるだけできれいに決まります。
- カラーは、全体的に11トーンのオリーブブラウンで染めてます。
- 顔まわりの毛先にブリーチを入れて、ベージュに染めてアクセントを作ることでお洒落度がアップ。さりげなく入れているので派手になりません。
【how to “スタイリング”】
- トップの根元を水で濡らし、ドライヤーでボリュームが出るように乾かします。
- 手のひらで、バームとオイルを混ぜて、髪の中間毛先中心に馴染ませます。
- 最後に前髪の毛先につけて、完成です。巻く手間もなく、時間ヘアとしてもおすすめです。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢 ゆりこさん
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【3】大人のお手軽ピンクボブ
【how to “ベース&カラー”】
- 人気の前下がりボブはワンレングスカットで美シルエットに。前髪を薄めに作って伸ばしたくなっても大丈夫な保険付き♪
- カラーは10トーンのピンクグレージュ。中明度なハイライトを月1で繰り返して、全体にグラデーションに育てていき、たまに味変なビビットな色味を薄くいれます。
- そうすることで、白髪をぼかして全体の色が整います。この色は、血色感がアップするのでお肌のキレイ見せにも効果抜群。
【how to “スタイリング”】
- 直毛の方は毛先にワンカールパーマをするとスタイリングが長持ちします。
- 毛先を外ハネにすることで、トレンド感も出てお洒落度抜群。
- 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせます。
- デザインの縁取り(毛先、顔まわり、トップの毛先)トリートメントバームをつければ、毛流れも強調できオシャレ感をつくれます。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木 拓也さん
【4】ペールラベンダーで遊び心あふれる大人のショートボブ
【how to “ベース&カラー”】
- あごラインの前下がりショートボブ。トップがふんわりするように、レイヤーを入れて、動きのある大人のショートスタイル。
- カラーは、ブリーチして、ベースを17トーンまで上げてます。そのあと、ペールラベンダーをのせて、仕上がりが13トーンになってます。
- なので、白髪も全く目立たず、色を楽しめるように。モード感もプラスして遊び心のある大人ヘアになっています。
【how to “スタイリング”】
- 32ミリのカールアイロンで、表面の毛先をワンカール巻き、ワックスを揉みこんでいます。
- 簡単にスタイルが決まるようにフォルムを作っているので、スタイリングもラクチンです。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢 ゆりこさん
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※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。