「前髪あり・なし」どっちが似合う?顔タイプ&顔型別で分かる最新ヘア36選
髪型によって印象も大きく変わるからこそ、前髪を切るか伸ばすかで迷ったりしませんか?そこで今回は、「前髪あり・なし」の自分に似合う髪型の見つけ方と、顔タイプ別・顔型別の前髪あり・なしの似合う髪型をご紹介します!
「前髪あり・なし」自分に似合う髪型の【見つけ方】
【1】「顔タイプ別」に似合う髪型をチェック
- 「キュートタイプ」は“前髪あり”が◎
\キュートタイプはこんな人!/
ピュアで柔らかく、ドーリィな雰囲気があるのが特徴。目などのパーツに丸みがあるので、ヘアも“丸みのあるシルエット”がよく似合います。口や鼻が小さく、凹凸が少ない平面的な子供タイプで、セクシーよりは“甘さ”を引き出すと魅力が開花!
長さは…ALLタイプいける
どの長さもハマるオールラウンダー。もち味である“愛らしさ”を爆発させるなら、鎖骨ぐらいのミディアムを。前髪はあった方が良く、重めでもOK。
写真協力/Garland
- 「フレッシュタイプ」は“前髪あり”が◎
\フレッシュタイプはこんな人!/
清潔感たっぷりで、爽やかなオーラを放つのが魅力。目元など、横幅がある直線的なパーツに合わせて、ヘアも直線的なラインでそろえると存在感がグッと増します。さらに、そよ風がふわりと舞うような“エアリー感”を足すと、華やかさもアップ。
長さは…短めがあか抜ける
天性の爽やかさで、ロングよりも短い方が色気が宿るのがフレッシュ。長いとやや地味に見えがちに。前髪ありで、目元スレスレの丈にすると目力がアップ。
写真協力/LONESS OMOTESANDO
- 「フェミニンタイプ」は“前髪あり・なし”どちらもOK
\フェミニンタイプはこんな人!/
しなやかで色っぽいムードが漂うのがこのタイプ。顔のあらゆる部分に丸みがあるので、ヘアも巻いて丸みを出すとしっくり。顔型長め×パーツのサイズは大きめ〜普通の大人顔なので、曲線を描いてくびれを作る“色っぽいヘア”ががぜんハマります。
長さは…セミロング~ロング
面長を増長させるショートよりも、長めのヘアがフィット。前髪はありなしどちらもOKで、シースルーや流したりして肌をのぞかせると上品な雰囲気に。
写真協力/ZACC
- 「クールタイプ」は“前髪なし”が◎
\クールタイプはこんな人!/
凜とした佇たたずまいのもち主で、一目置かれるようなオーラが! 顔のパーツはシュッとした直線的要素が多く、ストレートヘアやレイヤーで盛れるタイプ。濡れたような質感のウエットヘアやセンターパートなど、カッコよさを備えたスタイルも似合います。
長さは… セミロング以上
短いとカッコよさが勝りすぎるので、セミロング〜ロングがおすすめ。前髪なしの“かきあげ前髪”や、巻かずにサラリと斜めに流してもよく似合う。
写真協力/@tokio_tashiro
【2】「顔型別」に似合う髪型をチェック
- 「丸顔」は“前髪あり・なし”どちらもOK
丸顔さんはトップに高さ、お顔周りにニュアンスがあるデザインがお勧めです。
レイヤーカットで高さと動きを出すと似合います。前髪は少し長め、少し幅を狭く、軽めにすることがポイントです。
\前髪あり/
少し幅を狭めにしてサイドとつなげて小顔効果を狙う。
\前髪なし/
縦のデザインができる事で丸顔さんをカバー。
担当サロン:TheC omotesando(ザ シー オモテサンドウ)
- 「面長」は“前髪あり”が◎
面長さんは、横幅をつくって
大人っぽくクールに見えやすい面長さんは、縦が強調されやすいため“横に印象を広げる”ことがポイントです。前髪は狭くならないようにワイドめにカットしたり、長めバングよりも目と眉の間のレングスがおすすめ。また、サイドバングをつくって顔まわりに動きを出すのもグッド。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 豊田楓さん
- 「卵型」は“前髪あり・なし”どちらもOK
縦の長さを出しすぎないのがポイント
卵型さんは特に骨格をカバーする必要もないので、色々な髪型が楽しめます。ただし、縦の長さを出しすぎると面長に見えてしまうので注意。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 小笠原剛さん
- 「ベース型」は“前髪なし”が◎
リップラインにウエイトを持って行きエラをカバー
カットで面長とエラをカバーするようにひし形にカット。前髪の長さも重要で、リップラインくらいにウエイトがくることで頬と顎をカバー。リフトアップ効果もあります。
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 鳥居菜美子さん
- 「逆三角形」は“前髪なし”が◎
顔周りは頬骨をカバーできるよう、サイドの髪に合わせてノーズライン辺りでカットするとハマりやすくなる。
一方で、目からサイドにかけて真っ直ぐ切る重めぱっつんスタイルやワイドバングは額のインパクトが強くなり、余計に逆三角形が強調されてしまう。
担当サロン:Hair&Make PHAT(ファット) 正田健志さん
【顔タイプ別】「前髪あり・なし」似合う髪型8選
■【キュートタイプ】は丸みでオーラを放つ
キュートタイプの愛らしさを表現するには、顔周りと前髪をふんわりゆるく巻くことが大切。ふわっとした質感がカギなので、スタイリング剤のつけすぎはNG。
【キュートタイプ】ミディアム×前髪あり
ゆるめの巻きとふんわり感でナチュラルに甘~く♡
顔周りはほんのり、表面はハチまでしっかりめにレイヤーを入れて丸みを出したミディ。スタイリング剤は軽やかに仕上がるヘアセラムを毛先だけにオン。トップのふんわり感とゆるめの巻きで、大人の甘さを引き出して。
【side】
【back】
【how to“スタイリング”】
- 32mmのコテで下を外巻き、表面を内巻きにして動きを出す。
- 前髪はスルッと巻く。
- 毛先にセラムをもみ込み、前髪は毛先をつまむ。
【キュートタイプ】ロング×前髪あり
毛先が揺れるふんわりカールがかわいさも華も引き立てる
顔周りと表面は軽めのレイヤーで丸みを出し、前髪はやや重めのシースルーバングに。キュートタイプに欠かせない、ふんわり内巻きのトップにくびれのある波巻きを加えて、甘めの中に大人っぽさをプラス。華やぎもたっぷり!
【side】
【back】
【how to“スタイリング”】
- 36mmのコテで、下を内巻き、中面を内→外→内の波巻き、表面をふんわり内巻きにする。
- 毛先をオイルでもみ込み、指先をつまむ。
■【フレッシュタイプ】はエアリー感で華を出す
空気をはらんだ外ハネで、華やかさがグンとアップ。フレッシュタイプの魅力である清潔感を強調させるために、事前にストレートアイロンでツヤを出すと◎。
【フレッシュタイプ】ミディアム×前髪あり
ふんわり風を感じる優しい空気感が好感度抜群
鎖骨下5cmの垂直ワンレングスでカット。トップは1.5cmのチョップカットで軽やかに。スタイリングで外巻きにした後、指の腹で下から上へ持ち上げて空気をはらませることで、フレッシュタイプの魅力である爽やかさが一気に舞います!
【side】
【back】
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで外巻きにし、ヘアオイルを毛先にオン。
- 頭皮をつかむように髪の中に手を入れ、持ち上げて空気を入れる。
【フレッシュタイプ】ロング×前髪あり
前髪の透け感とラフな抜け感がヘルシーな色気を添える
胸上のラインでやや前上がりにカットし、顔周りにはレイヤーを。ベースは重めなので、程よく大人っぽく柔らかい印象になります。ふわっと風が吹いたようなフォルムにするコツは、毛先を持ち上げて下ろす際に内側からオイルスプレーをかけること。
【side】
【back】
【how to“スタイリング”】
- 32mmのコテで毛先とサイドを外巻きに。
- トップは毛先以外内巻きにしてふわっと感を出す。
- 毛先の内側にオイルスプレーをオン。
■【フェミニンタイプ】は毛先カールで優美に
フォルムが丸みだらけのフェミニンタイプは、毛先の巻きが必須。下にボリュームを出す分、ブロー時に根元を立ち上げておくと、優美な雰囲気が一層増します。
【フェミニンタイプ】ミディアム×前髪あり
ふんわり顔にかかるカーリーな前髪でリラクシーな雰囲気に
平行ラインで毛先をカットし、顔周りと表面にはレイヤーを入れる。前髪は目の下でカットをして大人めに。巻いた後にスタイリング剤をつけ、毛先の束感を裂いてほぐすとふわっとキレイな丸みが柔らかさや抜け感も一挙に手に入る。
【side】
【back】
【how to“スタイリング”】
- 38mmのコテで毛先を内巻きに。
- 表面の毛を取り、眉尻ぐらいまで持ち上げて深めの内巻きにする。
- バームを毛先をつまむようにつける。
- 前髪はコテを前に出して内巻きにする。
【フェミニンタイプ】ロング×前髪なし
流れるようなカールとカービィなシルエットが大人の余裕を漂わせる
前上がりのラインで毛先をカットし、全体にレイヤーを入れて丸みを出す。前髪は頬骨にかかる長さでカット。波のような大きめウェーブのミックス巻きにすることで、イイ女オーラが全開。巻きは上段になる程、持ち上げて巻くのがコツ。
【side】
【back】
【how to“スタイリング”】
- 38mmのコテで毛先は内巻き、その上を外巻きにする。
- 前髪はカーラーで巻いてから毛先をコテで外ハネに。
- 全体にオイルスプレーをかける。
■【クールタイプ】はシャギーで色っぽく
タイトなシルエットが、クールタイプの魅力を増幅。髪はシャギーレイヤーであえて顔にかけ、髪の隙間からのぞかせる素肌で色っぽさを表現するのが今っぽい!
【クールタイプ】ミディアム×前髪なし
アトランダムな毛先がヘルシーに色っぽい!
顔周りはふたつ段を入れてから、シャギーレイヤーを入れる。耳より後ろは平行ラインにし、毛先に薄くレイヤーを入れて外ハネに。顔周りに遊ばせた毛は、束感を出すとカッコよく、ふわっとさせると柔らかく見えるので使い分けて。
【side】
【back】
【how to“スタイリング”】
- 全体にストレートアイロンを通し、顔周りは前に引き出すように通す。
- スプレーを全体にかけてから、手でかきあげて空気感を出す。
【クールタイプ】ロング×前髪なし
顔にラフにかかるサイドの毛がどんな角度もドラマティックに見せる
耳から前の顔周りはシャギーレイヤーをしっかり入れる。逆に耳から後ろの毛は段を入れずに重みを出して、美しいスッキリとタイトなシルエットに。顔周りは部分的にハラリと髪をかけて、かっこよさの中に色気を宿らせて。
【side】
【back】
【how to“スタイリング”】
- 耳より前の毛を、ストレートアイロンで前向きに通す。
- エッセンスを全体に塗布し、手で根元を立ち上げるようになじませて髪に動きを出す。
【顔型別】「前髪あり・なし」似合う髪型17選
【丸顔】こなれ感のある色っぽショート×前髪あり
Point
前髪を、長めでシースルーにすることで、色っぽさを感じられるデザインを実現します。トップのボリュームがコントロールしやすいショートヘア。軟毛さん、丸顔さんにもおすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
スタイルのポイントとなる前髪は、鼻先の長さでカット。より薄めのシースルーにカットします。サイドは耳が半分くらい出る長さに設定して、バックに繋げます。
カラーは、6レベルのベージュに。暗めなヘアカラーなので、透明感ベージュをチョイスして。赤みをおさえ、落ち着いた雰囲気をもたらします。
【how to“スタイリング”】
スタイリングは、毛先をストレートアイロンか、32mmのカールアイロンでワンカールするだけの簡単ヘアです。前髪は、乾かすときに、薄めにおろして乾かすとグッド。
最後にオイルを中間から毛先になじませます。オイルは、ツヤ感UPにもなるのでやや重めを選んで。
担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 須藤叶也さん
【丸顔】ナチュラルな前上がりボブ×前髪なし
Point
湿度が高くなるとクセが気になる前髪は、長めにするのが正解。ほお骨をカバーするので、丸顔さんにもおすすめ。【how to“ベース&カラー”】
ベースはサイドの長さをあごラインに設定し、バックから前上がりにカット。グラデーションを軽く入れて、軽さを出します。前髪は、鼻下の長さで切りニュアンスをプラス。
カラーは、暗めで6レベルのアッシュブラウンをセレクト。地毛よりもほんのり明るめで、赤みを打ち消しつつナチュラルで柔らかい仕上がりを叶えます。
【how to“スタイリング”】
ハンドブローでオイルをなじませるだけの簡単スタイリング。クセが気になるなら、軽くストレートアイロンを通しても。
最後に、髪全体にオイルをなじませたら完成。湿度が気になる季節のヘアオイルは、ペタっとしやすいため軽めを選んで。
担当サロン:MINX aoyama(ミンクス アオヤマ) 和田流星さん
【丸顔】Iラインベースの外ハネミディアム×前髪あり
Point
フェイスレイヤーとシルエットで、縦長を強調できるので丸顔さんやエラ張りさんにおすすめ。【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下3cmのワンレングスでカット。顔まわりとトップにレイヤーを入れ、前髪は目にかかる長さで程度なシースルーバングに。
カラーは、8レベルのグレージュをチョイス。透明感たっぷりで、赤みが気になるけど、肌をくすませたくない人におすすめのカラーです。
【how to“スタイリング”】
ハンドブローでもOKですが、アイロンを使う場合は、ストレートアイロンで毛先を外ハネに。ハネすぎ注意で、ナチュラルに仕上げます。顔まわりと表面は軽く内巻きに。
基本的に軽めのオイルがおすすめですが、毛量が多い人は重めのオイルでも。また、多毛さんや広がりやすい人は、縮毛矯正をかけると◯。
担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 大竹祐紀さん
【丸顔】レイヤーなしの柔らかセミロング×前髪なし
Point
長めの前髪が骨格をカバーするので、丸顔さんにも◯。【how to“ベース&カラー”】
全体を胸上でカットし、中間〜毛先を毛量調整で軽さを整えます。レイヤーを入れていないので、髪質を選ばず扱いやすいのがグッド。前髪は、リップラインで長めにカット。
カラーは、7レベルのラベンダーベージュをセレクト。ややダークトーンになるので、透明感にこだわり、色が抜けても黄色くなりません。
【how to“スタイリング”】
スタイリングは、32mmのカールアイロンか、ストレートアイロンで、内巻きにワンカール巻くだけ。
最後に、中間から毛先にバームをなじませたら出来上がり。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 豊田楓さん
【面長】束感マッシュショート×前髪あり
Point
バングをややワイドにしているので、面長さんの補整もしてくれます。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、マッシュショート。ポイントの前髪は、つむじから目ギリギリの長さで重めにつくります。サイドは、耳にかかる長さでカットし、後頭部は、丸さを強調できるように、うなじがくびれる高めのライン設定します。
カラーは、8レベルのショコラブラウンをセレクト。こっくりとした深みがあり、暖色ならではの可愛らしさを演出。顔色をぱっと明るく見せる効果も望めます。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先をしっかりワンカール。
クリームバターなどのセット剤でくしゃっとスタイリングを。重めなスタイルなので、しっかり束感をつくって、抜け感とお洒落感を出して。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
【面長】大人可愛い韓国風ボブ×前髪あり
Point
サイドに程よいボリューム感が出るため、面長さんにもおすすめのボブヘア。さらに、ワイドバングでも面長をカバーします。【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、あご下1cmのワンレングスボブ。顔まわりのみレイヤーを入れます。前髪は、ワイドバングでぱっつん前髪につくりますが、重く見えないよう透け感をプラス。前髪からサイドバングにかけてはややラウンド状にカットします。
カラーは、ナチュラルなベージュをチョイス。赤み&黄色みをおさえたいけど、くすみ感が苦手という人にぴったり。ツヤ感があり、色が抜けたときも品のあるヘアカラーを維持できます。
【how to“スタイリング”】
26mmのカールアイロンで、毛先をワンカール。中間から毛先にかけてCを描くように巻くのがポイントです。
スタイリング剤は、オイルだけだとぺたっとしやすいので、柔らかめのバームをMIXしてなじませます。最後に束感とボリューム感を整えたら完成。
担当サロン:MINX aoyama(ミンクス アオヤマ) 清水豊さん
【面長】外ハネくびれミディアム×前髪なし
Point
前髪を波巻きにすることで、巻きスタイルでも甘くなり過ぎず、こなれ感のあるスタイルを実現。サイドにボリューム感のあるくびれスタイルなので、特に面長さんにおすすめのくびれミディアム。
【how to“ベース&カラー”】
ベースは、肩に当たるくらいの長さでワンレングスにカット。毛先の厚みを残しつつ軽さを調整し、レイヤーを顔周りに入れることで、ニュアンスのある動きを叶えます。前髪は、長めに大人っぽく仕上げます。
カラーは、透明感とツヤ感のあるラベンダーアッシュをセレクト。青紫っぽい色味で、赤みは削りたいけど、寒色にしたくないという人に◯。
【how to“スタイリング”】
26mmのカールアイロンで、毛先を外ハネ→中間を内巻きの波巻きに仕上げます。バックまでの全体を波巻きするのがベストですが、難しい場合は、前髪と顔周りをしっかり波巻きにすればOK。
スタイリング剤は、オイルとクリームを混ぜたものを。中間〜毛先を結ぶようにねじりながらなじませたら完成です。
担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ガーデントウキョウ) 武田美奈さん
【面長】韓国風くびれロング×前髪なし
Point
こちらのロングは、顔まわりに丁寧にレイヤーを入れ、毛流れでボリュームを出しつつ、毛先にかけてくびれシルエットになっているのがポイント。【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸上でカットし、あごラインの長さで前髪を切ります。顔まわりにボリュームが出るよう90°のレイヤーを入れ、表面もレイヤーでカット。毛先にやや重さを残します。
カラーは、12レベルのハイベージュに。ブリーチ無しですが、トーンアップしてからオンカラーすることで、赤みがなく透明感のある柔らかさを演出します。
【how to“スタイリング”】
38mmのアイロンで、チークラインからオールリバース巻きに。王道のヨシンモリヘアを再現し、大人っぽい韓国ヘアを楽しめます。
スタイリング剤は、軽い仕上がりのシルク系オイルがおすすめ。中間から毛先に馴染ませたら完成です。
担当サロン:Violet表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) 内田圭悟さん
【卵型】今っぽシンプルボブ×前髪あり
Point
シンプルなデザインのボブでお洒落に今っぽく見せるなら、艶やかな質感と顔まわりの抜け感がポイントになります。また、耳にかけた時は、すっきりタイトにすれば頭の形をきれいに見せることもできます。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あごラインのワンレングス。くびれが出やすいように、表面には薄くレイヤーを入れます。前髪は幅の狭いシースルーに。全体が重いシルエットなので、抜け感をつくりメリハリのあるスタイルにします。
カラーは、7レベルのアッシュブラウンに。地毛よりやや明るめでビターチョコレートのような落ち着いたカラーなので、明るくできない人にもおすすめです。
【how to“スタイリング”】
26mmのカールアイロンで、えり足のみ外ハネにした簡単ヘア。
ツヤ感を出す軽めオイルを全体にしっかりなじませます。特に、耳まわりやえり足は、しっかりめに。最後に、耳にかけ、おくれ毛を少し引き出したら完成です。タイトに仕上げるスタイルなので、硬毛さんやボリュームが出やすい人におすすめです。
担当サロン:MINX shibuya smart salon(ミンクス シブヤスマートサロン) 知念弘行さん
【卵型】ゆるふわカールの色っぽロブ×前髪なし
Point
前髪からサイドにかけての毛流れが骨格をカバーし、小顔効果も望めます。【how to“ベース&カラー”】
鎖骨下くらいの長さでカットしたロブヘアに、顔まわりだけレイヤーを入れて軽さを出しやすくします。前髪は、巻いた時に頬骨にかかるくらいの長さで切ることで、骨格をカバー。
カラーは、10レベルのオリーブベージュに。程よいくすみ感で、赤みをおさえて髪に柔らかい質感をもたらします。褪色したときにオレンジっぽくならず、キレイな色をキープできるのも嬉しい。
【how to“スタイリング”】
26mmのカールアイロンで、毛先から外ハネ→内巻き→外ハネの波巻きにしてウェーブのようなスタイルを楽しみます。カールのイメージとしては、S字+半回転がベスト。
スタイリング剤は、カールがダレないよう、軽めのオイルを全体的になじませます。パサつきをおさえるため、塗布量はしっかりめに。
担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 加藤未来さん
【卵型】小顔効果も狙える大人レイヤーロング×前髪なし
Point
今っぽく顔まわりにたっぷりレイヤーを入れ、小顔効果も狙える大人スタイルになります。【how to“ベース&カラー”】
胸下の長さで前上がりのロングレイヤーにカット。バックにはレイヤーを入れず、顔まわりのみハイレイヤーにします。前髪は、フェイスラインが隠れる厚さで、2WAYバングに。サイドのボリューム感が調整しやすいので、面長さんにも。
カラーは、11レベルのネイキッドベージュに。赤みをおさえた肌なじみのいいベージュ系で、ラベンダーMIXによりツヤ感をプラス。特に、レイヤースタイルは、パサついて見えやすいので、黄色をおさえると美髪効果がアップします。
【how to“スタイリング”】
アイロンを使う場合、38mmの太めで細かくワンカール。サイド1パネル、バック2パネルで巻くと、束感が出て可愛くなります。くるくるドライヤーやブロー仕上げでも◯。くるくるドライヤーは、斜め45度の角度で入れるとまとまりがよくなります。
担当サロン:Violet表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) MANAEさん
【ベース型】首元きれい見せのライン感ボブ×前髪なし
Point
骨格カバーでエラ張りさん、丸顔さんにも。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あご下ラインのボブ。ぷつっとしたカットラインをしっかり見せることで、顔まわりをすっきり見せることはできます。また、前髪は、サイドに流れやすいようにカット。ほお骨をカバーしつつ、大人スタイルに。
カラーは、8レベルのレッドピンクに。暖色人気が続いていますが、ピンクをMIXすることで、淡い柔らかさや優しさをプラス。
【how to“スタイリング”】
アイロンが苦手、スタイリングに時間がかけられない、という人におすすめのボブは、ストレートアイロンを真っ直ぐに通すだけの簡単スタイリング。面長さんは、少しだけふわっと巻くと、横のボリューム感が出てバランスがよくなります。
タイトに仕上げたいので、スタイリング剤は重めのオイルorバームを選んで。内側にしっかりなじませ、手に残ったものを前髪の中間〜毛先につけたら完成です。
担当サロン:GARD/ëN(ガーデンエン) nagiさん
【ベース型】骨格補正を叶えるあか抜けミディアム×前髪なし
Point
おでこを見せて縦の印象を強調できるため、丸顔さん、ベース型さんの骨格補正にも。【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下3cmでカットしたローレイヤースタイル。ふんわり動きがでるようトップにレイヤーを入れ、前髪は長めの2WAYバングにカットします。
カラーは、7レベルのオリーブベージュに。落ち着いた色味ですが、光に当たると寒色ならではの透け感があり、暗く見えません。ベージュMIXなので、寒色系が初めての人でもチャレンジしやすいヘアカラーとなっています。
【how to“スタイリング”】
髪を熱から守るベースオイルをつけ、32mmのアイロンで毛先をワンカール巻きます。設定温度は160度がおすすめ。顔周りとトップのレイヤーは、しっかりめに巻くとお洒落感がUPします。
最後にオイルとバームを混ぜたものをなじませ、束感を整えたら完成です。
担当サロン:GARDEN omotesando(ガーデン オモテサンドウ) 鍬崎さやかさん
【ベース型】フェイスレイヤーの軽やかロング×前髪あり
Point
思い切って顔まわりをリップラインでカットすることで、エッジのきいたデザインとなりますが、透明感カラーで柔らかさや甘さをプラス。顔まわりデザインは、結んだ時のニュアンスにもなり、フェイスラインのカバーにも。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、胸ラインの切りっぱなし。ぱつっと切り揃えることで、お洒落感をUPさせながら、パサツキもおさえられます。前髪は、フルバングで重めに。顔まわりはリップラインで切り、レイヤーを入れます。
カラーは、両サイドの耳後ろにインナーカラーを入れ、マロンブラウンをオンカラー。暖色ならではの優しい色味で、柔らかい仕上がりを実現します。
【how to“スタイリング”】
全体はストレートアイロンを真っ直ぐ通し、顔まわりのみやや内巻きに。
ツヤ感を出す軽めのオイルを全体的になじませたら完成です。
担当サロン:GARD/ëN(ガーデンエン) nagiさん
【逆三角形】フェイスレイヤーの小顔見せボブ×前髪あり
Point
ぱつっとしたカットラインの前髪と、顔にかかるフェイスレイヤーで、頬骨をカバーして小顔効果抜群のボブヘア。【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、あごラインの平行ボブ。前髪は、眉下ジャストの長さでシースルーにカットし、顔まわりのレイヤーは、骨格に合わせて長さ調整をしながらつくります。
カラーは、3レベルのダークパープルをセレクト。地毛より暗い明度ですが、紫系にすることで、透明感のある仕上がりを実現します。
【how to“スタイリング”】
スタイリングはナチュラル感が鍵。つくり込みすぎないよう、さらっとストレートアイロンを通します。
ヘアオイルを少量ずつ調整しながらなじませ、艶やかな質感に仕上げます。前髪は、束感をつくってシースルーを強調すると、よりかわいいスタイルに。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 尾山貴教さん
【逆三角形】ステップカット風のナチュラルボブ×前髪なし
Point
ベースと長めの前髪でプツッとしたライン感を残すことで、トレンドステップカット風に。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あごラインのワンレングス。トップにほんの少しレイヤーを入れ、動きと丸さを出します。前髪は、鼻先の長さでプツッとカット。
カラーは、4レベルのダークグレージュをチョイス。地毛風の青みを加えた地毛風カラーで、黒髪でも透明感を感じられます。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、丸みを出すのがポイント。中間からアーチを描くように、ふわっとエアリーな質感を出します。
クリームバターで乾燥をおさえつつ、ナチュラルに仕上げます。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
【逆三角形】韓国風色っぽミディアム×前髪なし
Point
前髪は、ほお骨からサイドへ毛流れをつくり、落ち着いた雰囲気に。横のボリュームをつくりやすいので、面長さん、逆三角形さんのカバーにも◯。【how to“ベース&カラー”】
アウトラインを鎖骨下5cmでワンレングスにカット。真ん中にグラデーションを入れ、前髪からつながるレイヤーを全体に入れます。前髪は、小鼻の高さに切ります。
カラーは、7レベルのグレージュをセレクト。オリーブMIXで赤みを打ち消し、透明感のある仕上がりに。無彩色であるグレーのニュアンスが加わることで、肌色のトーンを明るくきれい見せる効果も望めます。
【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで、毛先を外ハネに巻きます。顔まわりだけでなく、バックまでリバースに巻き、上品で大人っぽいスタイルに。前髪の根本を立ち上げ、毛先は毛流れをつくります。
スタイリング剤は、ふわっと感を損なわなずセット力のあるジェルクリームがおすすめ。手に伸ばしたら、内側にしっかり手ぐしを通すようになじませ、残っているもので前髪と顔まわりを整えたら出来上がり。
担当サロン:MINX shibuya smart salon(ミンクス シブヤスマートサロン) 高野亜美さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
イメージコンサルタント。「似合う」=調和と考え、顔にいかに調和しているか、メイクやヘアなど、さまざまな点で分析して提案する「顔タイプ診断」の生みの親。著書も多数。