ボブの伸ばしかけに最適な、髪型・アレンジ【27選】

伸びるまでの中途半端な長さはつらいと感じていませんか? 伸ばしかけのボブも可愛くておしゃれになるんです。『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。
伸ばしかけボブ、どうスタイリングする?【方法4つ】


GARDEN Tokyo
田中麻由さん
【1】ストレートアイロンでワンカール
- ベースに重さがあるグラデーションボブ。乾かしただけでも形になりますが、ツヤ感を出すならストレートアイロンをスーッと通し、毛先を軽く内巻きに。
- 前髪はカールがつかない方が今っぽい。
- スタイリング剤は、軽めのオイルを毛先につけて。ナチュラルヘアは、リモートワークやワンマイルヘアにもおすすめ。
【2】アイロンでゆるMIX巻き
- ゆるっとした柔らかい動きが魅力のMIX巻きですが、グラデーションの場合、毛先にしっかりカールを出すのがポイント。26mmのアイロンで、ベースを外ハネにしてから、トップを内巻きにワンカール巻きます。サイドバングはさらっとアイロンで仕上げて。
- 前髪はマジックカーラーでほんのりカールがお洒落感のコツに。
- オイルやシアバターなど、スタイルをキープできるセット剤を毛先になじませたらフィニッシュ。
【3】ストレートアイロンで外ハネMIXカール
- カジュアルに仕上げたい時は外ハネMIXを。ストレートアイロンでベースを外ハネにしますが、カールを出し過ぎない方がこなれ感のあるスタイルに。表面は、髪を持ち上げて内巻きにワンカール。ボリュームを抑えるなら、毛束は細かくとらないこと。
- ふわっと感を潰さないよう、クリームバターを馴染ませたら完成。
【4】ストレートアイロンでタイトに外ハネ
- ちょっぴりモードに大人らしさを演出したいなら外ハネで。トップと前髪の根元は、ふんわりするようドライヤーで立ち上げる。
- ストレートアイロンで軽く外ハネにし、もみ上げの後れ毛だけ内巻きに。
- ツヤ感や束感をプラスするとお洒落感がアップ。また、よりタイトに仕上げたい場合は、オイルがおすすめ。
「パーマ」ならハネも気にならない!【5選】
【1】ナチュラルパーマの外国人風ボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 肩に当たるくらいの長さで、やや前下がりボブにカット。
- 前髪は目と眉の長さに設定。パーマと合わせてシースルーバングに仕上げるので、やや薄めにカット。
- カラーは9レベルのオレンジブラウンをチョイス。暖かみのある暖色系は、ツヤ感を与え、顔まわりを明るい印象にするのでwithマスクでも華やかなイメージに。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは、20~23mmロッドで平巻きに。
- えり足は強め、トップの髪は、ほおラインに動きがでるように巻きます。柔らかい表情となるよう、前髪は17、20mmと太さの違うロッドを使う。
- 髪を乾かし、ムースを全体的に塗布したら完成の楽々スタイル。外国人のような“素髪感”に仕上げたいので、ウェットになるオイルではなく、柔らかい質感となるムースタイプを選ぶのがポイント。
担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 秋山拳太郎さん
【2】しゃれ感アップ!ふわふわのSカールボブ
【how to“カット&カラー”】
- 全体をあご下ラインのボブにカット。
- 前髪はまゆ下のシースルーに。
- エアリー感を演出する極細ハイライトを入れ、ピンクベージュをオンカラー。細めにすることで主張しすぎずに立体感アップを実現。バイオレットをMIXしたピンクベージュは、柔らかさと女性らしさを感じさせる秋におすすめのカラー。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- スタイルの鍵となるパーマは、17~25mmのロッドを使う。アウトラインは毛先ワンカール、それより上は空気感が出るようにランダムなSカールに。
- スタイリング剤は、オイルやジェルといった濡れ感や束感が出るものを選ぶ。
- パーマの質感を残すため、スタイリング剤はつけすぎないこと。中間~毛先に塗布するだけなので、スタイリングが苦手でも可愛く決まる。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 歳嶋建国さん
【3】ナチュラルなきれいめロングボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨につかないレングスでベースをボブにカット。ポイントはレザーカットで、柔らかい質感をつくること。
- 前髪はリップラインで、サイドと馴染むようにカット。
- カラーは、6レベルのアッシュブラウンをチョイス。暗髪であっても透け感のあるニュアンスがあり、清潔感を与えるカラーリング。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは16~20mmのロッドをメインに、根元を外してホットパーマをかける。
- スタイリングは、7割ほど乾かしてからトリートメントムースを中間~毛先に塗布。
- 最後にソフトワックスを揉み込んだら完成。
担当サロン:Rougy (ロージ) 渡邊健太さん
【4】ハネさえ可愛いラフなウェーブボブ
【how to“ベース&カラー”】
- アゴ下の長さで前下がりの切りっぱなしボブにカット。
- 前下がりにすることで、顔まわりに重さが残りクールビューティな雰囲気に。
- カラーは、透明感のある9レベルのアッシュベージュをセレクト。赤みをおさえつつ透明感を与えてくれる。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは15~20mmのロッドで毛先を1.75回転巻く。絶妙なパーマが今っぽいラフさのあるウェーブ感に。
- スタイリングは、前髪をオールバックにしながらやや立ち上がりをつけたら、全体をバーっと乾かす。さらっとタイプのオイルを毛先に揉み込んでから、束感をほぐしてラフな動きを出したらフィニッシュ。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 本木ヨシヒサさん
【5】伸ばしかけにぴったりな根本パーマロブ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体はぷつっとしたライン感のあるワンレングスにカット。表面に低めにレイヤーを入れてふわっとした動きを出しやすくする。
- 前髪はシースルーにカットしますが、流しバングもできるよう毛量の梳き方テクニックで調整。
- カラーリングは、ツヤ感のあるショコラベージュに。赤みのある色味なので、色補整をして退色してもキレイな色味が持続。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- プリカールという根元のパーマをかける。太めのロッドを6本ほど根元に巻き、ふんわりとした髪の動きに。
- 仕上げは32mmのアイロンで外ハネにした後、トップの髪を内巻きにするだけの簡単ヘア。
- クリームバターを中間から毛先になじませたら完成です。セミウェトな質感にするとオシャレ感がアップするので、髪質によっては少しだけセット剤を多くするのがおすすめ。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
「レイヤー」で髪に動きを付けて途中経過を楽しむ【5選】
【1】軽やかな大人可愛いウルフボブ
【how to“ベース&カラー”】
- トレンドを詰め込んだ外ハネウルフ+シースルーのスタイル。あご下切りっぱなしボブベースにカット。
- 表面にレイヤーを入れて立体感を出しくびれに。毛量を軽くして抜け感を出す。
- 前髪はシースルーバングに薄めに。
- カラーは透明感の出る8トーンのアッシュグレージュに。柔らかい質感にしてくれる。
【how to“スタイリング”】
- スタイリングは26ミリのコテで、毛先は外ハネに巻き、表面のレイヤーを内巻きにする。
- オイルバームを全体的に揉む込み束感をだす。
- 前髪も軽くつけて艶感を出せば完成。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん
【2】レイヤーを存分に楽しめるくびれウルフ
【how to“ベース&カラー”】
- 直毛さんは、必ずパーマで毛先にカールをかけるのがスタイリングも楽になるのでおすすめ。
- レイヤーカットでウルフを作りますが、トップはあまり入れすぎず、頬下に少しつ動きを入れるのがポイント。そうすることでウルフでも優しく見える。
- カラーは、白髪を目立たなくさせる育てるハイライトを仕込んだ11レベルの透明感ヌーディーベージュ。お肌をきれいに見せることもできる。
【how to“スタイリング”】
- 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛先だけ外ハネに巻く。(パーマをかけていない場合はアイロンで巻く)毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できる。
- 頬にかかる髪を顔回りに入れることで小顔効果も。
- こめかみ部分に奥行きがでるようにスプレーを振れば立体感のあるウルフスタイルの完成。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
【3】エレガントな大人ウルフボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪部分からレイヤーを入れていくことで、奥行きのあるスタイルを作れる。シルエットはひし形の黄金比にちょっと外ハネのくびれを入れるのが大人ウルフボブのポイント。
- 直毛さんは、必ずパーマで毛先にカールを!
- カラーは、白髪を目立たなくさせる育てるハイライトを仕込んだ10レベルの透明感モーブベージュでカモフラ。
【how to“スタイリング”】
- 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛先だけ外ハネに巻く。
- 毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できる。カットで十分動きが出るようになっているのでスタイリングしやすいお手軽さもおすすめ。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
【4】伸ばしかけを活かせるレイヤーヘア
【how to“ベース&カラー”】
- 全体を肩下のワンレンボブでカットし、低めにレイヤーを入れる。
- 前髪は長めにリップラインで設定。前髪とサイドは繋がずに、独立した前髪とするのが鍵。
- 毛先の厚みは残しながら、チョップカット&スライドカットで柔らかい動きが出やすいように調整する。
- カラーは、寒色でも、暖色でもないニュートラルな7レベルのダークラベンダーベージュに。クールな印象を与えるラベンダーのニュアンスが絶妙で、色が抜けた時もキレイな色をキープできる。
【how to“スタイリング”】
- 乾かす時は根元にドライヤーの風を当て、前方向に引っ張るようにする。ドライヤーの仕上げは冷風を当てるとツヤ感アップに。
- 前髪は太めのマジックカラーで巻き、全体は32mmのアイロンで外ハネにワンカール、レイヤーを入れた表面を内巻きにワンカール巻く。顔まわりと前髪はリバースに。
- スタイリング剤は、ツヤを出すオイルとキープ力のあるワックスを1:1で混ぜたものがベスト。髪を頭の上下で分け、最初にハチより下、次にハチより上につけると浮遊感がありふわっとした動きに仕上がる。最後に前髪に軽くつけ、全体を整えたら完成。
担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン) 中川崇広さん
【5】絶妙な長さだからレイヤーが映えるロブ
【how to ベース&カラー】
- 全体を鎖骨上3センチの長さでカット。頭のハチ上のみにレイヤーを入れて、上品な軽さを出す。
- 前髪は頬の長さでカットして、流れやすいように調えることで、伸ばし途中でもストレスフリーに。
- カラーリングは寒色系7レベルのオリーブベージュに。赤みやオレンジっぽさを打ち消しつつ、柔らかく透明感のあるベージュに仕上げる。
【how to スタイリング】
- 乾かしてから32mmのアイロンで外ハネにワンカール→レイヤー部分を内巻きにワンカールする。内巻きにする髪を毛先までしっかり巻き込むことが、キレイに仕上げる鍵に!スタイルの持ちも断然違う。
- 前髪はふわっと流れるように巻きにする。
- スタイリングはシアバターとオイルを同量MIXしたものを。根元は外して、中間から毛先に手ぐしを通すように塗布。セミウェットな質感にして、おしゃれ度アップを狙って。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
「前髪」を変えて雰囲気チェンジ【5選】
【1】アシメ
【how to“前髪”】
アシメバングを目尻から目尻の間に設定し目と眉の間でカットする。前髪の毛先に軽さを出す為にセニングシザーで少し量を取る。
担当サロン:SHEA(シア 表参道) 高遠 翔馬さん
【2】オン眉
【how to“前髪”】
短めレングスは小顔効果があり、お手入れが楽チンなのも嬉しい。眉毛上でパッツン前髪にカット。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
【3】リップラインで動きを付ける
【how to“前髪”】
前髪はリップラインでシースルーに。この前髪がニュアンスのある動きを表現しながら、骨格を補整。
担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 村上由希菜さん
【4】ふんわりバング
【how to“前髪”】
前髪はシースルーに。生えグセの影響で右サイドはハネやすくなるので、乾かす時は、特に右側の根元に立ち上がりをつけるとキレイなフォルムに。ドライ後は、細めの19mmのアイロンで、センターパートに分けた前髪と顔まわりをリバースに1カール半ずつ巻き、しっかりめの流れをつくる。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 和田流星さん
【5】長めバング×ポイントパーマ
【how to“前髪”】
前髪は長めのシースルーバングで、サイドにも流しやすいようにカット。パーマは顔まわりのみ、20mmのロッドでスパイラルにポイントパーマをかける。乾かす前にパーマをかけた部分にはムースワックスをもみ込み。最後に、毛先にムースワックスかオイルをつけたら完成。
担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 和田かな子さん
「カラー」を変えて今の長さを楽しむ【4選】
【1】インナーカラー×ベージュブラウン
【how to“カラー”】
イヤリングカラーを耳上のみ13レベルのベージュで、全体を5レベルのベージュブラウンに。髪全体を明るくしなくても顔まわりのアクセントが、ワンランク上のお洒落感をプラス。また、同系色に統一することでこなれた雰囲気にも。
担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 花岡瑠斗さん
【2】ツヤ感と透明感のあるフォギーアッシュ
【how to“カラー”】
6レベルのフォギーアッシュに。寒色系ですがブラウンベースのため、色持ちがいいのが特徴。ツヤ感と透明感を与え、ブリーチ毛からのトーンダウンにもおすすめの秋色。
担当サロン:lora.garden (ロラ ドットガーデン) 児玉 善央さん
【3】色っぽ可愛いラベンダーピンクブラウン
【how to“カラー”】
暖色系のラベンダーピンクブラウンをチョイス。ラベンダーのニュアンスが、ツヤ感を与え、甘すぎない大人色に。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん
【4】クールな雰囲気のネイビーブラック
【how to“カラー”】
地毛より暗い3レベルのネイビーブラックをチョイス。個性的な色味で、クールでモードな印象を与えてくれる。
担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 野沢伯行さん
伸ばしかけボブにおすすめの「ヘアアレンジ」【4選】
【1】ざっくりがおしゃれなハーフアップ
Point
スタリング剤をつけてから、片側ずつねじってアメリカピンで止めるだけの簡単アレンジ。ざっくりラフにつくり、やり過ぎないのが大人のお洒落ポイント。【how to“アレンジ”】
- ハーフアップは、高めにするとキュートな印象になるので、落ち着いた雰囲気にするならやや低めに。
- ヘアアクセは、シンプルなデザインを選べば一気に今年顔になれます。大きめのバレッタでも◯。
【2】今っぽい小粋なスタイル
【BEFORE】
後れ毛を出しすぎたり、カール感が主張したひとつ結びは、どこか古い印象に。旬なヘア小物を取り入れたり、顔周りの髪のニュアンスだけを変えることで、“ただ結んでいる”だけじゃない、今っぽい小粋なひとつ結びスタイルに変身させて。
Point
おしゃれな人たちの間で人気沸騰中のひもアレンジは、ただ巻きつけるだけで一気に今っぽく! 大人がトライするなら、ひもの色は髪になじみやすいダークカラーを。素材は上質感のあるレザーなどがおすすめ。\How to/
- クロス巻きは子供っぽい印象になりやすいので、巻きつけるだけにしてすっきりと。
- ひもの結び目を下側に作ることで、こなれ感が。
【3】超簡単!挟むだけで広がりを抑えるアレンジ
Point
・広がりやすい髪をボリュームとして利用し、華のあるアレンジに。・ハーフアップにすれば、膨張しやすいハチ上もスマートに抑えられ、頭が小さく見える。
\動画で詳しくやり方をチェック!/
\How to/
STEP1:まずは、コームを使って分け目をジグザグにとり、顔周りの毛束がペタッとつぶれるのを予防。
STEP2:その後、顔周りの毛束を残してハーフアップにし、大きめのクリップで留めて。仕上げに、毛先中心にソフトワックスを薄くつけ、自然な毛流れをメーク。
【SIDE】
【BACK】
【4】すっきりスタイリッシュなハーフアップ
\動画で詳しくアレンジ方法をチェック!/
\How to/
STEP1:ウェットな質感のスタイリング剤を髪全体によくなじませる。
STEP2:顔まわりの毛束を残して、ハーフアップにする。
STEP3:ハーフアップにした毛束を約2回転、タイトにねじる。斜め下からアメピンをさして留める。
STEP4:仕上げにバレッタもつけて、きちんと固定。
完成!
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。