ポニーテールの巻き方、こんなにある! 基本~応用まで15選
ポニーテールは巻くだけで垢抜けたアレンジに!ゆるふわニュアンスと立体感が出て一気におしゃれになりますよ。基本のやり方とおすすめアレンジをご紹介します。
【基本】ポニーテールの巻き方「2パターン」
【パターン1】ミックス巻き
Point
・髪全体を巻く。・高めの位置で結ぶ。
・後れ毛を出す。
\How to/
STEP1:髪の中間~毛先に向かってしっかり巻く。内巻き・外巻きのMIXに。
STEP2:耳より高い位置で髪を結び、耳横の後れ毛を出す。全体的に髪を引き出す。
STEP3:耳のまわりをしっかり引き出すとふわっと感が出て可愛い。
STEP4:リボンのヘアアクセをつける。
STEP5:耳横の後れ毛を内巻きにする。
完成。
【パターン2】波巻き
東京恵比寿にあるヘアサロン『N.Mist』のスタイリスト
YU-Uさん
東京恵比寿にあるヘアサロン『N.Mist』にてスタイリストとして活躍。リアリティのある簡単こなれアレンジのエキスパート。『Hair Arrange Lesson』(主婦の友社)、『ヘアゴム1本のゆるアレンジ』(セブン&アイ出版)も話題。
Point
波巻きでうねりをつけるストレートアイロンを使って、内と外のCカールを重ねていく波巻きがベース。髪全体にうねりがつき、ゆるふわ感が出る。
正面から見たときに、ひし形になるように髪を引き出す
トップと耳の上の髪を重点的に引き出して、正面から見たときにひし形のシルエットになるように意識する。
後れ毛を束っぽくする
後れ毛がバラッとしていると、くずれたようにだらしなく見えるので、スタイリング剤をつけて束っぽくまとめるのがコツ。
\How to/
STEP1:保護スプレーをつける
まず軽く髪を湿らせる。髪を保護しながら、しっかりくせづくスプレーをシュッ。
STEP2:波巻きをする
ストレートアイロンで、根元からCカールをつなげるように巻いていく。内、外と交互に毛先まで巻く。
STEP3:フロントをギザギザに分ける
きっちりした分け目は浮いてしまうので、指先を使ってジグザグの分け目に。根元をふわっとさせる。
STEP4:スタイリング剤をもみ込む
ツヤの出るジェルミルクを手に広げる。表面の髪を握るようにくしゃっとつける。
STEP5:髪を引き出して浮き毛を作る
手ぐしで空気を入れてから、顔周りに後れ毛を残してひとつに結ぶ。髪を10本ずつくらいつまんで、向こう側の空間が見えるよう1cm程引き出す。
<トップ>
<サイド>
<結び目付近>
<襟足>
STEP6:毛先を巻き足す
毛先もしっかりうねりをつけたいから、ここで再度波巻きに。ボリューム感と立体感がさらに加わる。
STEP7:ミニくるりんぱを3つ作る
くるりんぱツールを使い、少ない毛束を取って結び目にミニくるりんぱを3つ作る。
STEP8:くるりんぱをくずす
3つのくるりんぱが一体化するように、毛束を広げるようにしながらくずす。これでドーナツ形に!
STEP9:後れ毛に束感をプラス
残しておいた後れ毛も波巻きに。指にミルクを少しつけて髪をつまみつつ、左右に裂くようにくずす。
\巻いて/
\スタイリング剤を!/
STEP10:浮き毛をスプレーでキープ
引き出した浮き毛や、毛束をつまみながら空間をあけて、ハードスプレーでキープする。
「結んでから巻く」ポニーテール
K-two GINZA スタイリスト
谷口翠彩さん
『K-two GINZA』でサロンワークを行いながら、メイクアップアーティストとしても活躍。プロダクトの開発も手掛ける。
STEP1:ひとつ結びを作る
髪に薄くオイルをなじませてから、顔周りの後れ毛を残してひとつ結びを作る。手を大きく広げてサイドをタイトに押さえながら、髪を下位置に集めて飾りゴムで結ぶ。
STEP2:髪を引き出す
片手で結び目を押さえながら、まずは襟足部分の髪を斜め下に引き出してたゆませる。その後、トップの髪を上に引き出し、こなれ感と立体感をプラス。サイドの髪は引き出さずタイトなままにしておくと、キレイなシルエットになる。
STEP3:毛束を巻く
結んだ毛束をカールアイロンでランダムに巻く。一気に巻くのではなく、毛束を少しずつ分けて髪の中間部分にクセがつくように巻くこと。巻き方は適当でOK。最後にパール粒大のソフトワックスを手に広げ、毛束にもみ込んでから、後れ毛をつまんで束感を出す。
\SIDE/
\BACK/
「全体をゆるく巻く」低めポニーテール
SINCERELY ディレクター
唐沢ゆりこさん
大人可愛いアレンジの天才!20代から60代まで幅広い世代のニーズにお応え致します。もっと自分を好きになるスタイルづくりを提案させていただきます。
\How to/
STEP1:アイロンで巻く
32ミリのカールアイロンでゆる巻きしたあと、ゴムで半分結びます。
STEP2:下の髪も結んでくるりんぱ
残った髪を、先ほど結んだ髪の上で結んでくるりんぱする。
STEP3:上の髪をくるりんぱした髪に通す
くるりんぱした髪を写真の右側部分を左に持って行くようにねじり、ねじってできる輪っかの部分にSTEP1で作った髪を、外に向かって持ってくるように通す。輪っかの間に指を入れて、髪の束を持ってくるイメージ。
全体をほぐしたら完成。
「毛先だけ巻く」ポニーテール【2選】
【1】毛先をワンカールしたねじりローポニー
アートディレクター/ヘアメイク
毛利仁美さん
女性ならではの目線でライフワークに寄り添ったスタイルを提案。お客様のライフワーク、お顔の形、髪質に合わせ、ご自宅でも再現しやすいスタイルをご提案します。
STEP1:軽く巻く
お好みと時間に余裕があれば、毛先をワンカール巻きましょう。巻いたら軽く全体にバーム(人差し指の先に軽くひとすくいで十分)とオイル(10円玉分ぐらい)をミックスして、髪になじませておきます。この作業が髪のまとまり感をキレイに出すには、絶対に必要です。
STEP2:ローポニを作る
左右耳前の毛を残してポニテを作る。この時ポニテの浮遊感の毛は残しておくのがポイント。
STEP3:サイドの髪をねじる
残した耳前の毛を後ろにねじり編んでいく。ねじる方向は、各サイド後ろに引っ張りながら内側にねじっていきます。ねじったら軽くほぐしましょう。ほぐすときは、ねじった先の髪を片方の手でしっかり押さえて、別の手で優しく下に引くようにしてほぐすのがポイント。
STEP4:ゴムで留める
ねじった髪を、最初に作ったポニーテールの根元に巻き付けたら全部の髪をビニゴムで結びましょう。巻き付け方は、左側は右側にかぶせるように、右側は左側にかぶせるように。ねじった髪を、結んだゴムに少しかぶせるようにすると結び目が隠せます。
完成。慣れれば、5分で出来ますよ。
【2】ゆるめワンカールの三つ編みポニーテール
スタイリスト
土佐 優奈さん
旬な小顔ミディアム、ロング×透明感カラーが好評。オシャレになる提案や女性ならではのお悩みを解消します。お客様一人ひとりに似合う髪型、顔型にあわせた【小顔カット】や肌質に合わせたお肌が綺麗に見える【美肌カラー(白髪染め可)】でお客様の魅力を最大限引き出します!大人女性に人気の【髪質改善トリートメント】も得意なのでぜひお任せください♪
STEP1:毛先を巻く
全体を緩く毛先をワンカールにしておきます。
STEP2: トップの前髪を三つ編み
顔の中心部分に前髪を持っていき、まずはおでこの広さの1/3ぐらいの量を三つ編みにします。
最後まで結んだら、ビニゴムで結んでください。
STEP3:残り4つも三つ編みに
全部で5つ作りたいので、右と左で残り2つずつ作ります。
こんな感じに。
STEP4:全部まとめて結ぶ
全部をまとめてポニーテールにしたら完成です。
完成
スッキリまとまり、アウトドアやフェスにもおすすめ。
サイド
後ろ
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中途半端な前髪を三つ編みして作るポニーテールアレンジ
「顔周りを巻く」ポニーテール【2選】
【1】ロング前髪をランダム巻きにしたローポニー
【Before】
\面倒くさくなってついサイドに流すだけですませてしまう/
【After】
キマりすぎていないけれど、おしゃれにしたい…そんなときにはウエット&重め前髪にまとめ髪で絶妙なこなれ感を。
【Side】
\How to/
STEP1:前髪をセンター分けにする。前髪をひと束ずつ取り、内外ランダム巻きをする。前髪のいちばん内側は外巻きに。
STEP2:パール大のバームを手のひらに広げて、巻いた前髪の毛先へひねるようになじませる。後ろの髪はひとつにまとめる。
STEP3:結び目部分から数束引き出し、ひとつ結びをほぐす。
Point
巻くことでボリュームある毛先が両頰サイドにちょうど重なり、小顔効果が!【2】ストレートアイロンで内巻きにした小顔見えポニー
K-two GINZA スタイリスト
谷口翠彩さん
『K-two GINZA』でサロンワークを行いながら、メイクアップアーティストとしても活躍。プロダクトの開発も手掛ける。
前髪の長さを変えなくても、顔周りにレイヤーを入れるだけで雰囲気が変わります。目尻〜サイドの髪に段差がつき、エアリーなニュアンスを演出。巻くと動きが出やすくなるため、ひとつ結びにしたときもおしゃれなアクセントに。
Before(カット前)
モデル 小竹ののかさん
前髪を伸ばし中で、やっとリップラインの長さに。いつも分けているが、センターパートでのっぺりと見えてしまうのが悩み。
After(カット後)
UPヘアにすると顔周りに入れたレイヤーが後れ毛になり、小顔効果が抜群!
\How to/
- まず後ろの髪をポニーテールにしてから、前髪だけをマジックカーラーで毛先から内巻きに。
- 顔周りのレイヤー部分をストレートアイロンで外ハネ、こめかみ部分を内巻きにして完成です。
「ボブ」巻きをプラスしたポニーテール
【Before】
【After】
後れ毛の量感を少しだけ増やしつつ、毛先にはさりげなく揺れるニュアンスを添えて、華やかな表情に。
首周りがスカッとしないよう、襟足の後れ毛でバランスをとる。
Point
襟足の後れ毛で首周りをぐっと華やかに。巻くと途端に古くさくなるので、軽く外にハネさせる程度に抑えて。
Point
毛先だけをゆるっとカールさせる完成。
「ミディアム~セミロング」巻きをプラスしたポニーテール【3選】
【1】顔まわりを巻いたリボンローポニー
SINCERELY ディレクター
唐沢ゆりこさん
大人可愛いアレンジの天才!20代から60代まで幅広い世代のニーズにお応え致します。もっと自分を好きになるスタイルづくりを提案させていただきます。
STEP1: 顔まわりの毛束以外を一つに結ぶ
位置を気持ち低めで結ぶのがポイント。
STEP2:26mmのカールアイロンで、顔まわりを巻く
アイロンで巻いたら結んだ下の部分の束を軽くくずしておく。
STEP3: リボンを頭に沿うように合わせゴムの結び目に巻きつけとめる
ぐるぐると程よい長さが残るまで巻いて内側で結ぶ。リボンは幅が細めのものを選んだほうが頭に馴染みやすい。
完成。
顔周りのおくれ毛を残して巻いておくことで動きも出るし、こなれ感も。
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【2】外巻きベースで作るニュアンスローポニー
\How to/
STEP1:全体を外巻きにする
細めに毛束を取って外側にねじり、コテで挟んで外巻きに。ニュアンスをつけるだけなので、キレイに仕上げなくてOK。多少巻いていない毛束があっても大丈夫!
STEP2:トップの表面を軽く巻く
せっかくのアレンジも、トップがペタっとしていると完成度が急降下。ふわっとボリュームを出すために、ガイド部分の毛束を細かく取り、写真のようにひと巻きして!
巻き終わるとこんな感じ!
STEP3:セミウエットスプレーを振る
アレンジをおしゃれに見せるキモは、後れ毛&結んだときに表面に出る毛束感。必ずスタイリング剤を仕込むのを忘れずに。表面だけでなく、内側からもスプレーを。
STEP4:くしゃっともみ込む
STEP3のスタイリング剤を髪全体になじませるように、くしゃっともみ込む。これをすることで、ゴムやピンの留まりが良くなり、アレンジに適した質感に。
STEP5:低い位置でひとつに結ぶ
顔周りの後れ毛を分量多めに分け取ったら、全体を低めの位置でまとめてゴムで結ぶ。ムードのある雰囲気にしたいときには、“後れ毛たっぷり”がおすすめです。
STEP6:全体の毛束を引き出す
全体の毛束を引き出し、表面が波打つようなニュアンスをつける。特に後頭部付近を大胆に引き出しボリュームを出すと、結び目がキュッとタイトに見えてメリハリUP。
STEP7:毛束を2本取り、ねじる
端1/4くらいの毛束を取って2本に分けたら、それを毛先までねじる。後でくずすので、きつめにねじっておくのがコツ。うまくいかないときは、ワックスを軽くつけると◎。
STEP8:細かく毛束を引き出す
毛束の先端を持ちながら、ねじった部分を所々細かく引き出す。ざっくりとでもOKですが、写真のように繊細に引き出すと、またひと味違う女らしい仕上がりに。
STEP9:ゴムに巻きつけピンで留める
毛束をゴムに巻きつけてピンで固定する。STEP8で繊細に毛束を引き出したことで、ゴムに巻きつけたときにフラワー状の立体感が出て、バックスタイルがより女性らしく。
完成!
【3】耳下まで巻いて作るくるりんぱポニー
\How to/
STEP1:毛先が動くように髪の内側と外側の巻き方を変える
「32mmのコテを使い、毛先から耳の下くらいまで髪全体を巻きます。ポニーテールした毛先に動きが出るように、“髪の外側は内巻き、内側は外巻き”というように、巻く向きを変えるのがコツ」(yurika mulさん/以下「」内同)
STEP2:ハーフアップは髪を取る位置がポイント!
「両耳の上から斜め上に向かってサイドとトップの髪を取り、ハーフアップに。ポニーテールを高めの位置で結びたいので、ハーフアップの位置も高めにして、細いヘアゴムで結びます」
STEP3:ハーフアップした髪をくるりんぱする
「STEP2の結び目の上に指を入れて、ハーフアップの毛先を入れてくるりんぱに」
「これでハーフアップのくるりんぱができました」
STEP4:ハーフアップと後ろの髪をひとまとめに
「くるりんぱしたハーフアップの毛束と後ろの髪をひとつに。軽やかに見せたいので、耳の後ろくらいの高さで、ヘアゴムで結びます」
「ひとまとめにしたヘアゴムの結び目を手で押さえながら、トップやサイドの髪を少しずつつまみ出し、ラフなニュアンスを作っていきます」
STEP5:旬のスカーフつきゴムを重ねて軽さをプラス
「STEP4でひとまとめに結んだゴムの上に、ヘアアクセサリーを。旬であるスカーフがついたヘアゴムなら、手軽に使える上、ヘアスタイル全体にスカーフの動きが加わってより軽やかな仕上がりになります」
完成!
ポニーテールをハーフアップくるりんぱと2段にすることで、毛束の太さがすっきり。結び目の高さ、毛先の動き、旬のスカーフ…といった今っぽさが詰まった軽やかなポニーテール完成です。
「ロング」巻きをプラスしたポニーテール【3選】
【1】曲線と華やかさが魅力の大人の低めポニー
日本顔タイプ診断協会 代表理事
岡田実子さん
イメージコンサルタント。「似合う」=調和と考え、顔にいかに調和しいるか、メイクやヘアなど、さまざまな点で分析して提案する「顔タイプ診断」の生みの親。著書も多数。
Point
・髪全体を巻く。・後れ毛を出す。
・低めの位置で結ぶ。
\How to/
STEP1:髪の中間~毛先に向かってウェーブがでるようにMIX巻きに。
STEP2:前髪も外巻きに。
STEP3:毛先と表面を中心にオイルスプレーをかけて、ふわっとしたボリュームをつくる。
STEP4:そのまま低めの位置で一つに結ぶ。
STEP5:えりあしともみあげから数本後れ毛を引き出す。結び目の根本の方から髪を引き出す。
STEP6:えりあしの後れ毛を巻く。
STEP7:巻いた髪の毛先をとり結び目に巻きつける。完成。
【2】ラフに巻いて作るゆるふわローポニー
\How to/
- 全体をラフに巻いた後、下めの位置でひとまとめに。
- リボンつきゴムのゴム部分で、輪っか状のお団子をひとつ作って結んだら、結び目にリボンを巻きつけて結ぶ。
- 長めに垂らすと大人っぽくこなれた印象に!
BACK STYLE
【3】毛先を内巻きにした柔らかポニー
GARDEN Tokyo
田中麻由さん
骨格、髪質、好みのテイストなど多方面からアプローチするカウンセリングで人気。前髪や顔まわりの細部へのこだわりが強く、小顔見せには定評あり。
\How to/
- 鎖骨~セミロングにおすすめのアップヘア。まず、全体を32mmのカールアイロンで毛先を内巻きにします。
- 後れ毛はストレートアイロンでさらっと内巻きに。もみ上げ部分だけ、ゆるめのS字カールにできると○。
- 前髪はマジックカーラーで。
- 全体にオイルを揉み込んでから、ローポニーにします。耳の半分くらいを隠すのが、ユルさと柔らかさのコツ。
- 毛束を少しとり、ねじりながら結んだゴムにひっかけ、小さな玉ねぎヘアをつくる容量で結び目を隠したら完成です。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
イメージコンサルタント。「似合う」=調和と考え、顔にいかに調和しいるか、メイクやヘアなど、さまざまな点で分析して提案する「顔タイプ診断」の生みの親。著書も多数。