前髪にパーマをかけるとおしゃれ度上がる!失敗しないコツと実例スタイル
前髪パーマのメリット4つと失敗しないコツ2つをご紹介!『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルから前髪パーマのおしゃれヘアもご紹介します。
前髪パーマの【メリット4つ】
【メリット1】顔まわりにおしゃれなニュアンスが出る
気になるうねり、湿気でペタっとする、そんな悩みを解決してくれるのがこちらのパーマスタイル。立体感を出し、流れをつくるゆるめウェーブで、顔まわりのニュアンスが可愛くお洒落なのがポイント。
担当サロン:Laf from GARDEN (ラフ フロムガーデン) 柏田彩乃さん
【メリット2】直毛さんのお悩みを解消
全体はあまり段を入れすぎずパーマで柔らかな動きを出すのがポイント。直毛の方は前髪パーマもオススメ!
担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノアトーキョ) 浅井 剛史さん
【メリット3】ふんわり可愛い印象になる
目にかかる前髪パーマでふんわり可愛い印象に。
担当サロン:XELHA (シェルハ) 斎藤 詩歩さん
【メリット4】丸みで輪郭カバーが叶う
輪郭のシャープさをやわらげるために前髪にパーマをかけて丸みを持たせると輪郭をカバーできる。パーマをかけたシースルーで、ちょっと人との違いも出る。
担当サロン:NiL(ニル) 大石真里奈さん
前髪パーマの【失敗しないコツ2つ】
【失敗しないコツ1】ベースは少し長めにしておく
前髪はパーマをかけるため、少し長めに目が隠れる長さでカットし、トップとレイヤーで繋げて軽さを演出。
担当サロン:MINX 銀座店 田中亜樹さん
【失敗しないコツ2】S字カールのパーマでおしゃれに!
パーマは、S字ウェーブになるよう20〜23mmのロッドをメインに、スパイラル巻きにします。コールドパーマなので、抜け感のあるナチュラルな仕上がりに。
担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 金澤侑さん
「猫っ毛さん」お悩みを解消する前髪パーマヘア
Point
髪の毛が猫っ毛や毛量が少なく、ペタッとしがちな方におすすめなふんわり黒髪大人ショート。前髪にパーマをかけて、毛流れを作る事で、柔らかさとボリュームが出たスタイルに。ニュアンスを出して、子どもっぽくならないようにしてます。【how to“ベース&カラー”】
襟足、耳周りまわりをスッキリ短めにしたショートスタイル。前髪のみに、パーマをかけて毛先に流れを出しています。そうするだけでもボリュームアップしたような、シルエットがきれいなショートができます。
全体は、7トーンのココアブラウンで染めてます。暗髪ですが、落ち着いた大人っぽさには◎。
【how to“スタイリング”】
全体を水でぬらし、ドライヤーで分け目がつかないようにか乾かします。バームをパール1つ分位取り、手のひらによく伸ばしてから、髪全体になじませて完成です。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
「韓国スタイル」たゆんカールの前髪パーマヘア
Point
大きめのたゆんとしたカール感、根元パーマによる立ち上がりなど、韓国スタイルが詰まったキレイめヘアです。パーマは前髪&トップの根元のみ。細めのロッドで6~7本巻きます。スタイリングは、前髪はパーマをかけているので太めの40~50mmのマジックカーラーを前方向に巻くだけ。【how to“ベース&カラー”】
全体を胸上の長さで自然な内巻きになるよう前上がりにカット。前髪はリップラインの長さに切ります。顔まわりに低めのレイヤーを入れ、美しい毛流れができるよう調整します。
カラーは10レベルのアッシュブラウンをチョイス。ツヤ感が欲しい、色持ちをよくしたい人におすすめのカラーリングです。
【how to“パーマ&スタイリング”】
全体は、38mmのアイロンで、顔まわりからリバースに。最後に、マジックカーラーを外し、ややセット力があり毛束感をメイクするオイルを毛先から中間に揉み込み、前髪にさらっとつけたら完成です。
担当サロン:Violet 表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) 原田大希さん
「ショート」前髪パーマヘア【4選】
【1】ウェーブパーマのマッシュウルフショート
Point
襟足を外ハネ、全体的に柔らかく動くパーマをかけて雰囲気を出しています。【how to“ベース&カラー”】
全体はマッシュウルフのベース。ウエーブパーマ、もしくはくせ毛を活かして髪の動きを出します。
カラーは明るく抜けたベース(ブリーチなし)に7トーンのグレージュを乗せて、透明感のある地毛風カラー「ダークグレージュ」に!
【how to“スタイリング”】
まず全体的に水分を入れて、パーマを戻します!その時はスプレーがあると◎。全体的に水分を揉み込んでカールを出したら、トラックオイルのno.3とオーバームを1:1でMIXして、それも毛先を揉み込むように全体へつけます。顔まわりや襟足はわざとはねさせるのがポイントです!
担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン) 原菜摘さん
【2】エイジング世代にもおすすめのふわっとショート
Point
ふわっとしたパーマスタイルは、ボリューム感が欲しいエイジング世代にもおすすめ。初めてショートにチャレンジする人や脱マンネリを狙いたい人にも◯。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、マッシュショート。えり足を長めにすることで、初ショートでも抵抗なく挑戦しやすいデザインに。また、流しもできるうざバングなら、幼くならず、2WAYも叶えます。
カラーは、8レベルのアッシュブラウンに。透明感のある人気色ですが、クールな印象を与え秋カラーにおすすめ。キレイな色を長く楽しめるのも特徴です。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、16〜20mmのロッドで平巻きのデジタルパーマをかけます。ワンカールパーマなので、髪が広がりやすい人も。ノンパーマなら、26mmのカールアイロンで内巻きにワンカール巻きます。どちらの場合も、ワックスを馴染ませる時に、外ハネにしながら動きを出します。最後に手に残ったものを前髪の毛先につけたら完成です。
担当サロン:Rougy (ロージ) 大石沙季さん
【3】長めバングのゆるパーママッシュショート
Point
パーマで動きを出しているので、簡単におしゃれなスタイリングがかなう。毛量が少なめで、ボリュームアップさせたいけれど、軽やかさを見せたい人に特にオススメ。<カット方法>
・マッシュショートをベースに、緩くパーマを
・前髪の中間からワンカールパーマをかける
・襟足は首に沿うようにリップラインまで残す
Side
Back
担当サロン:THE GARDEN Tokyo エリアマネージャー 西川真矢さん
【4】コールドパーマで作る上品なハンサムショート
Point
ジェンダーレスな雰囲気のハンサムショートにパーマをプラスしたこちら。ハンサムショートのカッコ良さを残しつつ、繊細な動きが柔らかい印象を与え、優しい女っぽスタイルに。【how to“ベース&カラー”】
前髪を長めに設定し、ベースをハンサムショートでカット。サイドを前下がりにすることで、カッコ良さを演出します。カジュアルではなく大人っぽいイメージになるよう、レイヤーは少なめに。
カラーは8レベルのヘーゼルグレージュをチョイス。暖かみのあるヘーゼルにグレーをMIXし、ツヤ感、クール、優しい印象をほどよく感じられます。
【how to“スタイリング”】
パーマは20〜23mmの太めのロッドで、スパイラルに。前髪は毛先巻きにします。パーマはツヤ感のあるコールドパーマで。スタイリングは、7~8割乾かしてから、ヘアバームを全体になじませます。ヘアバームは、軽い質感ながらツヤ感を出し、セミウェットな質感でパーマをキレイに見せてくれるので必須です。
担当サロン:S.HAIRSALON kitahama(エス ヘアサロン キタハマ) 石塚大輔さん
「ボブ」前髪パーマヘア【5選】
【1】ゆるふわパーマのうざバンボブ
Point
前髪は、太めのロッドで、根本まで巻き込みます。前髪と顔周りの長さの設定次第で、どんな顔型にもマッチさせることが可能なのも嬉しい。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あご下1cmの切りっぱなしボブ。顔まわりにレイヤーを入れて動きを出しやすくします。前髪は、目下ラインの長めでカットし、ラウンドっぽく繋げます。
カラーは、10レベルのラベンダーベージュをチョイス。ベージュ系と青紫をMIXし、温かみがあり透明感のある仕上がりに。色落ちした時に黄色くならないのもグッド。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、26〜32mmのロッドで毛先から中間まで平巻きにすることで、ボリューミーにならずにゆるめのウェーブ感を叶えます。
スタイリングは、8割ほど乾かしてから、ミルクバームを揉み込むだけの簡単ヘア。スタイリング剤は、バームやジェリータイプなど、程よいセット力があるタイプを選んで。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【2】ゆるふわパーマの黒髪ミニボブ
Point
前髪とトップは太めのロッドで巻きます。スタイリングが楽々なのに、抜け感ヘアが簡単に作れ、アイロンワークが苦手な人にもイチオシです。【how to“ベース&カラー”】
ベースは、あご下レングスのミニボブ。中間からグラデーションをつけて柔らかい動きを出しやすくします。トップには、少しだけレイヤーを入れます。前髪は、眉の長さでぱっつんとしたライン感を出します。
カラーはなしで、地毛を活かします。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、17~26mmのロッドで、毛先から1回転半平巻きに。
スタイリングは、ドライ後に、ヘアオイルと柔らかいタイプのクリームワックス混ぜて、後ろから揉み込みます。すっきり耳にかけてもOKですが、顔まわりに動きがある方が可愛いくお洒落感もUPします。
担当サロン:grico(グリコ) バタコさん
【3】抜け感がでるウルフボブ
Point
ひし形シルエットをさらに活かすよう、前髪にもパーマをかけてぬけ感を出す。【how to“ベース&パーマ”】
ボブベースのカットに襟足を残してウルフっぽさも残してあるスタイル。
いつものボブに飽きた方におすすめ。
全体にパーマをかけて動きを出す。
ウェット感を出すスタイリングで更に個性的に。
短めのアシメは個性的感◎。
担当サロン:NiL(ニル) 大石真里奈さん
【4】おしゃれに決まる重めボブ
Point
重さを残しつつ、パーマをかけたAラインシルエットが新鮮で、雰囲気が変わってお洒落を楽しめます。【how to“ベース&カラー”】
カットは、あご下2cmのワンレングスがベース。前髪は、長さと重さを残すよう切ります。
カラーは、6レベルのラベンダーブラウンをセレクト。暗めながら、光に当たると透明感があり、柔らかい質感をつくる暖色カラーです。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜24mmのロッドを使い。フォワード&リバースのMIX巻きに。顔まわりは、フォワードに巻くのがお洒落感のポイント。前髪は、1回転に。スタイリング剤は、硬毛ならオイル、軟毛ならバーム系を選んで。どちらの場合も、スタイリング剤を揉み込むだけの簡単ヘアで、朝の時短を実現したい人や、ママ世代におすすめです。
担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 石原萌さん
【5】弱めに前髪パーマした大人のボブ
Point
前髪とサイドは弱く、後頭部はややしっかりとパーマでウェーブにしてます。そうする事で、トップが潰れずに、ふんわりしますし、スタイリングも楽に。【how to“ベース&カラー”】
前髪は、少しジグザグに毛先をすることでおでこになじんで小顔効果が◎。
カラーは、根元6トーン、中間から毛先は9トーンのナチュラルブラウンに、細めのハイライトが、表面に少し入っていて白髪となじんでいます。
【how to“スタイリング”】
パーマがかかっているので、コテなどは不要。水スプレーで、全体を湿らせたあと、保湿のアウトバストリートメントを馴染ませてから、ワックスムースをたっぷりつけます。その後は、自然乾燥で大丈夫です。前髪の毛先は、ワックスを少量つけて、束感を出しています。
担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢 ゆりこさん
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「ミディアム」前髪パーマヘア【2選】
【1】外国人風カールのウルフミディ
Point
前髪もやや強めに巻きます。やさしいパーマ剤でじっくりかけることも柔らかい質感の鍵に。【how to“ベース&カラー”】
全体を鎖骨下の長さでカットし、顔まわりにたっぷりレイヤーを入れてあごラインを包み込むようにします。ウルフの軽さを出しつつ、ベースの重さを残るのが今どきポイント。前髪は目上ギリギリ、サイドをほお骨ラインでカットすることで目元の印象をアップします。
カラーはアッシュブラウンを7レベルで。落ち着いた色味ですが、透け感を感じられるトレンド色。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、えり足を細めのロッドで外ハネに、通常のロッドと円すいロッドをランダムなMIX巻きにします。異なるウェーブの表情が、くせ毛のようなラフな動きをつくります。スタイリングは、固まらないタイプのソフトジェルを。パーマヘアなので、保湿力の高いものがおすすめです。毛先から揉み込んで全体になじませてから、手ぐしでほぐすようにスタイリングします。前髪は表面のみ、クシャと揉み込んで。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 本木ヨシヒサさん
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【2】ピンカールで作るおしゃれスタイル
Point
前髪はピンカールでランダムな動きが出るように。【how to“ベース&カラー”】
鎖骨くらいの長さで外ハネにカットし、顔まわりにウルフ風の軽さを出します。結べる長さをキープしているのも◎。前髪は抜け感を出すものの、シースルーほどすき間を作らずライン感を残しています。
カラーは7レベルのベージュアッシュ。どんな肌色にも似合うブラウンで、ダークカラーでも柔らかさを演出します。
【how to“パーマ&スタイリング”】
全体のバランスを見ながら17~23mm のロッドで細かくMIXに巻きます。毛先は17mm。髪を乾かす前に洗い流さないトリートメントミルクをつけ、やや水分が残っている状態に毛先から全体的にオイルを塗布します。顔まわりの動きや毛束を調整したらフェニッシュ。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 田中美有里さん
「ロング」前髪パーマヘア【3選】
【1】抜け感たっぷりパーマ×レイヤーロング
Point
パーマは、26~40mmのロッドで毛先を平巻き。前髪は40mmで根元まで巻きます。【how to “ベース&カラー”】
胸上レングスでベースをカット。全体にレイヤーを入れ、表面はスライドカットで動きと浮遊感を出します。前髪は、鼻先の長さでややラウンドにカットし、おくれ毛もつくります。
カラーは、6レベルのチャコールグレーに。しっかりグレー感のあるダークトーンにすることで、大人っぽい落ち着いた印象を与えます。パーマの場合、明るめだと可愛くなるため、暗めにおさえるのが◯。
【how to “スタイリング”】
スタイリングは、8割ほど乾かしてから、重めのトリートメントオイルを中間~毛先になじませ、手でクシャっと揉み込むようにウェーブ感を出します。パーマをかけると乾燥してパサつきやすいので、セット剤はトリートメントオイルを選んで。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【2】大きめウェーブの柔らかロング
Point
大きめなウェーブのようなパーマにすることで、柔らかい質感でかわいい雰囲気を演出します。前髪は、太めのロッドでリバースに巻きます。【how to“ベース&カラー”】
胸くらい長さでカットし、全体的にグラデーション、顔まわりにレイヤーを入れます。前髪は、リップラインからあごにかけてラウンドさせて切ることで、動きのある表情に。
カラーは、12レベルのマスタードベージュをセレクト。黄色味をあえて加え、肌写りがよく、こなれ感のあるお洒落カラーに仕上げます。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、32〜40mmのロッドを使い、毛先から根本までの平巻きに。
スタイリングは、髪が乾いた状態でドライな質感のフォームを毛先から持ち上げるように馴染ませるだけ。くしゃくしゃと揉みこんで、カールを整えたら完成です。
担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん
【3】ゆるウェーブの抜け感ロング
Point
ロングヘアのマンネリを解消したいならパーマスタイルがおすすめ。今っぽいゆるゆるっとしたカール感で、抜け感のあるリラクシーロング。前髪は、左右が“ハの字”になるようリバースに巻きます。【how to“ベース&カラー”】
胸下10cmのグラデーションロング。動きを出しつつ、重めのベースをつくります。前髪は、眉下のシースルーでややラウンドにカット。顔まわりに流れがでることで小顔効果にも。おくれ毛はあご下2cmにカットします。
カラーは、10レベルのオリーブグレージュに。グレージュの透明感を活かしながら、オリーブ系をMIXすることで落ち着いた大人っぽい印象となります。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、32~40mmの太めのロッドで、波ウェーブになるよう中間〜毛先を平巻きで巻きます。カールの重さがアウトラインにたまるとガーリーになるので、中間からゆるっとさせるのがポイントです。
スタイリングは、全体を8割ほどドライしてから(乾いている状態なら、カールが復活する程度に濡らします)、重めのオイルを中間から毛先にかけてなじませ、濡れ感っぽく仕上げます。手に残っているオイルを、前髪とおくれ毛につけて束感を整えたら完成です。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。