丸顔×ショートボブ【実例15】大人っぽく、印象変わる骨格補正ヘアスタイル
幼く見えがちな丸顔さん。骨格カバーもできて大人っぽく可愛い髪型を掲載。前髪あり・なし、髪色別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。
丸顔の特徴と似合せポイント
丸顔の特徴
縦と横の長さが同じでフェイスラインが丸みを帯びている形、幼顔にみられがちで童顔フェイスは丸顔さんに多いです。
丸顔の似合せポイント
Point
・顔の輪郭、頭の形の凹凸にあわせてボリュームの位置をコントロール。・ひし形を作りメリハリと奥行きのある印象に。
・髪のはえぐせ、髪質を見極めて適切な毛量の調整方法をチョイス。
・くせ毛で広がりやすい髪質はスライドカットで空間をつくるようにカットしクセを活かす。
・細毛でペタンコになりやすい髪質は根元に立ち上がりをつけるようポインティングカットで毛束の中に短い髪をつくる。
「前髪あり」丸顔×ショートボブスタイル【4選】
【1】切りっぱなしとインナーカラーのお洒落スタイル
Point
カットベースは、あご下3cmのボブ。中間〜毛先を毛量調整し、軽さを出します。前髪は、眉下の長さでサイドに流れが出るようにラウンドバングにカット。
【how to“カラー”】
カラーは、耳上にインナーカラーを入れ、ベージュをオンカラー。赤みをおさえた柔らかいベージュとなり、くすみ知らずで春カラーにもぴったりです。
【how to“パーマ&スタイリング”】
32mmのアイロンorストレートアイロンで、全体を外ハネにするだけ。あとは、重めのオイルをなじませ、ウェットな質感に仕上げたら完成です。軟毛さん&細毛さんは、クリームバターで仕上げるとグッド。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 豊田楓さん
【2】表面レイヤーで軽やかスタイル
Point
カットベースは、あご下1cmのワンレングスボブ。中間にグラデーション、表面にレイヤーを入れるのがポイントで、ボブでも軽やかな雰囲気を叶えます。前髪はシースルーで束感が出るように整え、サイドバングがこめかみをカバーしながら小顔効果を発揮。
【how to“カラー”】
カラーは、6レベルのショコラベージュに。暗髪ですが、透明感がありツヤ感をUP。
【how to“パーマ&スタイリング”】
ストレートアイロンで、ベースを外ハネに。表面は軽く内巻きにするとより動きが出てグッド。前髪は、サイドを流すように巻くと、顔まわり軽くなりかわいく仕上がります。スタイリング剤は、多毛さんはオイル、軟毛さんはバームがおすすめ。内側はしっかり、表面は動きを出すようになじませます。前髪は、毛先をつまんで毛束感を調整したら完成です。
担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ザガーデントウキョウ) 荒井夏海さん
【3】顔型に合わせた垢抜けスタイル
Point
顔型に合わせたワンレングスボブのカット。パツっとしたラインを出すのが鍵。フェイスラインをカバーしたいならやや前下がりラインにしても◯。前髪も、眉下のレングスでパツっと感を残したシースルーに。
【how to“カラー”】
カラーは5レベルのブルーグレージュに。アゴラインは膨張して見えやすい長さでもあるため、暗髪で引き締めるのがグッド。強めのアッシュでもベージュを合わせているので、くすんだ印象を与えません。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを使い、ストレートタッチに仕上げます。セット剤は、ツヤ感重視でしっとり系のオイルを選んで。ウェトな質感になるよう、やや多めを手になじませてから、毛先を中心に表面にもつけます。
担当サロン:GARDEN aoyama(ガーデンアオヤマ) 高橋弥生さん
【4】オン眉ぱっつんの外ハネスタイル
Point
あご上の長さに設定し、水平になるようぷつっとラインを残してカット。前髪も同じくブラントに、ラウンドさせず水平にカットしてオン眉前髪に。ぷつっと感を残すと、毛先に厚みが出やすいので、中間からしっかりと毛先はぼかさずに量をとるのもポイントです。
【how to”カラー&スタイリング”】
6トーンのグレージュカラー。暗いけれど重たく見えにくい、柔らかく透け感のあるグレージュはどの季節もオススメです。
ストレートアイロンでしっかり根元近くからボリュームを抑えるようにいれていきます。頭の形に沿ってウェーブっぽく巻くと全体のバランスがとりやすいです。最後は、少しウエット感を出すために、ワックスとオイルを混ぜて全体に揉み込んだら完成です。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟(おがたそうい)さん
「前髪なし」丸顔×ショートボブスタイル【4選】
【1】ぷつっとラインの骨格補正スタイル
Point
前髪なしのあごラインボブにカット。ドライして平行になるよう、実際のカットはやや前下がりにします。
【how to“カラー”】
カラーは、10レベルのアッシュベージュをセレクト。淡く青みがかったアッシュとブラウンをMIXし、赤みを打ち消し、透明感のある柔らかい印象に。
【how to“パーマ&スタイリング”】
重さが出やすいスタイルなので、程よい束感をつくるオイルを選び、毛束でラフな雰囲気をプラスします。1円玉ほどを手に取り、全体に満遍なくつけるだけ。アイロン要らずで、お手軽なスタイルなので、朝の時短を望む人にも◯。
担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン) 和田流星さん
【2】まとまり重視のナチュラルスタイル
Point
あご下レングスのワンレングスボブ。頭の丸みに沿って、内側に入りやすいように調整することでまとまりやすく、扱いやすさが格段違います。朝のセットも楽々です。
【how to“カラー”】
カラーは、12レベルのマットベージュをセレクト。寒色系ながらベージュの艶やかさがプラスされ、ツヤ感を感じられるお洒落な印象に。透明感があり、重さのあるボブでも軽見せを叶えます。
【how to“パーマ&スタイリング”】
髪を乾かしたら、ヘアバームを手に伸ばし、手ぐしを通すイメージで全体的につけるだけのお手軽ヘア。朝の時短を実現します。ヘアバームは、まとまり感、ツヤ感、束感を出すタイプを選んで。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス ヘアサロン) 横井七恵さん
【3】ゆるっとセンター分けの女性らしいスタイル
Point
ベースを顎先にかけてゆるい前下がりでカット。巻いた時の表情になるよう、表面にちょっとだけレイヤーを入れます。前髪は小さな三角ベースを取り、鼻先の長さでカットします。
【how to“カラー”】
カラーは、8レベルのオリーブベージュをチョイス。寒色系でもツヤ感があり、赤みをおさえて色落ちしてもキレイ色が持続します。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで全体を軽く内巻きに。表面の髪は外巻きに、前髪は内巻きにカールさせます。顔まわりは内巻きと外巻きを交互に。スタイリング剤は髪質にもよりますが、基本的に軽めなオイルを。耳から下の髪を中心に、さらっと手ぐしを通すようにつけたら完成です。
担当サロン:MINX銀座店(ミンクス ギンザテン) 岡本麻利さん
【4】丸み出したワンレンスタイル
Point
ボブベースで地面と平行に全体をカット。つるんと丸く内に入ってほしいので、毛先はさくさくぼかしつつ、表面も少し短く切り、丸みをだす。顔まわりは鼻の下位から横に流れるように繋げてカット。
【how to”カラー&スタイリング”】
6トーンで暗めだけど柔かく見えるグレージュに。
ストレートアイロンで軽く表面を内巻きに。ボリュームが出やすい人はわけとって、根本の方から軽くアイロンをいれるといいです。前髪は、かきあげるように乾かし、後ろに流すようにアイロンを入れます。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟(おがたそうい)さん
「明るめ」丸顔×ショートボブスタイル【3選】
【1】ラベンダーアッシュで赤み抑えた透明感スタイル
Point
カラーは、8レベルのラベンダーアッシュをチョイス。赤みをおさえつつ、透明感を出し、柔らかく見せてくれるカラー。
【how to“ベース”】
えり足をすっきりと短めにカットした前下がりラインのグラデーションボブ。前髪を長めにすることで、大人っぽい雰囲気に。レイヤーを少しだけ入れ、動きを出します。
【how to“パーマ&スタイリング”】
内巻きブローで、ストレートタッチに仕上げるとツヤ感がUPしてグッド。ブラシは、細めのロールブラシorデンマンブラシで。アイロンを使うなら、ストレートアイロンを選んで。最後に、シアバターをさらっと軽く中間〜毛先につけて、最後に手に残っているものを前髪になじませたら完成です。
担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン) 大山幸也さん
【2】ブリーチしたベージュの小顔効果スタイル
Point
カラーはブリーチ後にベージュをオンカラー。
【how to“ベース”】
人気のミニボブを前上がりラインでカット。骨格に合わせて顔まわりにレイヤーを入れ、丸すぎないシルエットで雰囲気UP&小顔見せも。前髪は、目尻から目尻までのシースルーワイドバングに。
【how to“パーマ&スタイリング”】
ストレートアイロンを軽く通し、ストレートタッチに仕上げます。カールをつけるとレングスが短くなり、印象が変わるので気をつけて。ブリーチ毛なので、セット剤は軽めのオイルがグッド。毛先のプツンとした質感が出るよう手ぐしを通すイメージでつけたら完成です。
担当サロン:MINX銀座二丁目店(ミンクス ギンザニチョウメテン) 丹下海兼さん
【3】アッシュベージュで柔らかい明るさスタイル
Point
カラーは、赤みを消すアッシュと柔らか質感であるベージュのいいとこどりをしたアッシュベージュに。くすみ感なく、キレイ色が続きます。
【how to“ベース”】
カットベースは、グラデーションボブに。えり足の長さは、すっきりさせつつ女性らしさを演出する2cmほどに。サイドは、あごラインにカットします。前下がりのグラデーションにすることで、後頭部をふんわりさせ骨格を補整。前髪は、薄く長めに。
【how to“パーマ&スタイリング”】
ストレートアイロンで、ゆるく内巻きにしてストレートタッチに仕上げます。根元を潰さないよう、毛先中心にアイロンを通すのがポイント。バームorオイルを少量毛先になじませ、パサつきをおさえツヤ感をプラスしたら完成です。
担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ) 大山幸也さん
「暗め」丸顔×ショートボブスタイル【4選】
【1】ダークベージュの地毛風カラースタイル
Point
カラーは、5レベルのダークベージュに。地毛風カラーでも、透け感がある肌なじみのいいカラーリングです。
【how to“カラー”】
カットは、えり足ギリギリの長さまで詰めたワンレングスボブ。ノンレイヤーで、重めの質感が残るよう毛量調整をします。前髪は重さを出しつつ、束感がつくりやすいようにカットします。
【how to“パーマ&スタイリング”】
全体の毛先をストレートアイロンで外ハネに。もみ上げはSカールに巻いてニュアンスを加えます。前髪は巻いてから左右に散らします。やや重めのオイルをなじませ、束感メイクしたら完成です。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
【2】アッシュブラウンと前髪なしがお洒落スタイル
Point
カラーは、地毛風に5レベルのアッシュブラウンをチョイス。透明感があり、光に当たった時に柔らかく見えるので、ダークカラーはアッシュ系がイチオシです。
【how to“ベース”】
ベースカットはグラデーションを入れたショートボブ。表面に軽くレイヤーを入れます。顔ぎわの柔らかニュアンスのコツは、レイヤーとも違う内側の角を削るカットにあり。ほんの少し動きが出るだけでお洒落感がUPします。
【how to“スタイリング”】
前髪はセンターパート(6:4でも)にし、ふわっとした立ち上がりがつくように乾かします。前髪を顔側に引き出し、ストレートアイロンで軽ーく丸みをつけるように通し、その後、オールバックにするようにかき上げます。ツヤ感の出るオイルorバームを馴染ませて、束感を整えたら完成です。スタイリング剤は、軽めのタイプを選んで。
担当サロン:grico(グリコ) 寺尾フミヤさん
【3】ショコラブラウンの内巻きスタイル
Point
少し暗めの7トーン、ショコラブラウンをオンカラー。こっくりとした色味が落ち着いて見えて可愛いです。
【how to”カット&パーマ”】
首後ろをあごラインの長さに設定し、前下がりのワンレングスにカット。量感もしっかりとって、軽い透け感のあるショートボブに。前髪は眉下でまっすぐカットしてぱっつん前髪に。
【how to”スタイリング”】
ストレートアイロンで全体のボリュームをつぶすように根本の方からいれていきます。毛先のみ、少しカールをつけて、オイルを全体に馴染ませたら完成です。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟(おがたそうい)さん
【4】シナモンベージュの落ち着いた質感スタイル
Point
カラーは、落ち着いた印象を与えるシナモンベージュに。バイオレットを加えたベージュで、黄味をおさえて柔らかい質感と透明感を引き出します。
【how to“ベース”】
カットは、ショートボブをベースに顔まわりにレイヤーをプラス。顔まわりレイヤーは、ニュアンスを出し、小顔に見せるメリットも。前髪は、幼く見えないよう長めにつくり、ラウンドさせながらサイドバングにつなげます。
【how to“パーマ&スタイリング”】
細めの25mmもしくは、幅が狭いストレートアイロンで、えり足部分を外ハネにして、トップの毛先を内巻きにするだけの簡単スタイリング。スタイリング剤は、自然な動きを出せるタイプがおすすめで、全体にもみ込んだら、外ハネ部分は、カールに沿うようになじませます。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス ヘアサロン) 横井七恵さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。