丸顔さん向けショートボブ【12選】すっきり小顔印象になるスタイルを厳選

丸さを緩和するショートボブのコツを人気美容師さんが教えてくれました。コツをふまえて、『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルから丸顔さん向けショートボブをお届けします。
失敗しない!丸顔さんに似合うショートボブの【コツ】
「ショートボブは、顔まわりのデザインがポイントとなります。サイドバングや前髪のつくり方が、似合わせの鍵となりますが、その時、骨格の“カチューシャライン”をガイドにカットをしています。カチューシャラインとは、その名の通りカチューシャを置く位置です。骨格によってしっくりくる場所が異なると思いますが、カチューシャラインに合わせてデザインすることが大切です」(小倉さん)
\丸顔さんは、トップを高くしてひし形シルエットに/
丸顔さんは、トップの高さを出し、ひし形シルエットにして、顔まわりを包み込むようにサイドバングをつくります。丸さを緩和する縦ライン(Iラインとも)を強調することも意識します。また、前髪をつくることで、顔の面積が小さくできるので、小顔見せとしてもおすすめ。シースルーバングの束感でも縦ラインを強調します。
「前髪あり」丸顔さん向けショートボブ【4選】
【1】長め前髪のひし形ショートボブ
Point
長めのうざバングにすることで、大人っぽく女性らしい印象を与え、丸顔さんのカバーにも。さらにえり足の外ハネ感が、首をほっそり見せてくれます。【how to“ベース&カラー”】
カットは、前下がりベースのグラデーションボブにフェイスレイヤーをプラス。すっきりとした印象となり、耳まわりももたつきません。前髪は、ほおにかかる長さでカットします。
カラーは10レベルのサンドベージュをチョイス。ベージュならではの透明感を楽しめ、オールマイティーな肌色にマッチします。
【how to“スタイリング”】
柔らかい質感を目指すなら、アイロンよりブロー仕上げを。全体をハンドブローで乾かしてから、ツヤ感を出すために軽くブローをします。動きと束感の出るバームを全体にも馴染ませ、えり足は首に沿うように外ハネにしたら完成です。
担当サロン:Joemi by Un ami(ジェエミ バイ アンアミ) 小倉太郎さん
【2】チークラインバングのハンサムショートボブ
Point
スタイルのポイントは、チークラインで切った長めの前髪。トレンドでもある流しバングで、スタイリッシュな雰囲気を演出します。【how to“ベース&カラー”】
サイドの長さをリップラインで切ったショートボブ。えり足は、ギリギリの長さまでつめて、低めのウェイトラインでカット。前髪は、ほおの長さでサイドに流れるようにカットします。
カラーは、5レベルのダークアッシュに。地毛風カラーが人気ですが、透明感が欲しいならアッシュ系が必須です。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで前髪をワンカール巻いてから、毛流れがでるように分けます。表面もワンカール巻き、最後に重めのオイルを全体にもみ込んだら出来あがり。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
【3】フルバングのシンプルなミニボブ
Point
トレンドのフルバングで、程よく個性的な印象に。コンパクトなシルエットで、ぷつっとしたライン感がお洒落なミニボブ。コロンとまとまりがいいのもポイント。【how to“ベース&カラー”】
あごとリップラインの間の長さのボブ。前髪は、ワイドバングより幅が広めのフルバングに。重めのスタイルなので、シースルーバングで抜け感を出します。
カラーは、深みのあるピンクラベンダーに。きれいな髪色を演出しながら、血色よく肌もきれい見せ。ツヤ感があり、上品な仕上がりとなっています。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先をやや内巻きに。クセが気になる人は、うねりなどを伸ばすイメージで通すとグッド。前髪は、熱を通す程度にさらっと。ボリュームが出やすい人は、オイルをなじませてからアイロンを通すとボリュームをおさえられます。最後に、重めのオイルを少量つけたら完成です。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 津田遥香さん
【4】短めバングの耳掛けヘア
Point
トレンドであるぷつっと感がかわいいボブ。よりお洒落にするなら、束感のある前髪で動きを出すのが正解!顔まわりのおくれ毛を、Sカールに巻いてニュアンスをプラスするのもポイント。【how to“ベース&カラー”】
カットは、えり足ギリギリの長さまで詰めたワンレングスボブ。ノンレイヤーで、重めの質感が残るよう毛量調整をします。
前髪は重さを出しつつ、束感がつくりやすいようにカットします。
カラーは、5レベルのダークベージュに。地毛風カラーでも、透け感がある肌なじみのいいカラーリングです。
【how to“スタイリング”】
全体の毛先をストレートアイロンで外ハネに。もみ上げはSカールに巻いてニュアンスを加えます。前髪は巻いてから左右に散らします。やや重めのオイルをなじませ、束感メイクしたら完成です。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
「前髪なし」丸顔さん向けショートボブ【3選】
【1】ニュアンスバングのナチュラルヘア
Point
前髪は、長めにするのが正解。ほお骨をカバーするので、丸顔さんにもおすすめ。【how to“ベース&カラー”】
ベースはサイドの長さをあごラインに設定し、バックから前上がりにカット。グラデーションを軽く入れて、軽さを出します。前髪は、鼻下の長さで切りニュアンスをプラス。
カラーは、暗めで6レベルのアッシュブラウンをセレクト。地毛よりもほんのり明るめで、赤みを打ち消しつつナチュラルで柔らかい仕上がりを叶えます。
【how to“スタイリング”】
ハンドブローでオイルをなじませるだけの簡単スタイリング。クセが気になるなら、軽くストレートアイロンを通しても。最後に、髪全体にオイルをなじませたら完成。湿度が気になる季節のヘアオイルは、ペタっとしやすいため軽めを選んで。
担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ) 和田流星さん
【2】細毛さんにおすすめのワンレンショートボブ
Point
顔まわりは鼻の下位から横に流れるように繋げてカット。【how to“ベース&カラー”】
軟毛でトップがぺたんとしやすい細毛さん。ボブベースで地面と平行に全体をカット。つるんと丸く内に入ってほしいので、毛先はさくさくぼかしつつ、表面も少し短く切り、丸みをだす。
6トーンで暗めだけど柔かく見えるグレージュに。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで軽く表面を内巻きに。ボリュームが出やすい人はわけとって、根本の方から軽くアイロンをいれるといいです。前髪は、かきあげるように乾かし、後ろに流すようにアイロンを入れます。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟(おがたそうい)さん
【3】技ありカットのクールフェイスなショートボブ
Point
ナチュラルとモード感を両立させたこちらのショートボブ。洗練された雰囲気を与えつつ、アンニュイなイメージもある美人ヘア。前髪なしなので、スタイリングが簡単で朝の時短も叶えます。【how to“ベース&カラー”】
ベースカットはグラデーションを入れたショートボブ。表面に軽くレイヤーを入れます。顔ぎわの柔らかニュアンスのコツは、レイヤーとも違う内側の角を削るカットにあり。ほんの少し動きが出るだけでお洒落感がUPします。
カラーは、地毛風に5レベルのアッシュブラウンをチョイス。透明感があり、光に当たった時に柔らかく見えるので、ダークカラーはアッシュ系がイチオシです。
【how to“スタイリング”】
前髪はセンターパート(6:4でも)にし、ふわっとした立ち上がりがつくように乾かします。前髪を顔側に引き出し、ストレートアイロンで軽ーく丸みをつけるように通し、その後、オールバックにするようにかき上げます。ツヤ感の出るオイルorバームを馴染ませて、束感を整えたら完成です。スタイリング剤は、軽めのタイプを選んで。
担当サロン:grico(グリコ) 寺尾 フミヤさん
「ストレート」丸顔さん向けショートボブ【3選】
【1】サイドバングがポイントのミニボブ
Point
シンプルなミニボブに顔まわりデザインをプラスしたこちら。ほお骨を覆うようなサイドバングがデザインのポイントとなり、小顔効果を狙えます。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、リップと顎の間の長さで、やや前下がりのワンレングスに。前髪は、巻いて目の上ラインになるように。また、耳後ろの毛量を調整することで、耳掛けしてももたつき知らずです。
カラーは、9レベルのココアブラウンをチョイス。ツヤ髪はもちろん、暖色系でも透明感が出やすく、肌色もきれいに見せてくれます。
【how to“スタイリング”】
根本を中心にブローしてから、ストレートアイロンを通すとグッド。毛先を内巻きにしすぎないのが、今っぽく仕上げるコツ。また、アイロンはナチュラルな質感にするため、120〜140℃の低温に設定して。軽めのオイルを全体になじませます。表面のツヤ感も大事なので、毛先から根本付近まで満遍なくなじませ、均一なツヤ髪に仕上げます。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 尾山貴教さん
【2】美シルエットのグラデーションショートボブ
Point
前髪を長めにすることで、大人っぽい雰囲気に。丸みのあるシルエット&えり足すっきりで、後頭部ふんわりの骨格美人ヘアに。また、ボリュームラインを低めにしているため若見え効果も抜群です。【how to“ベース&カラー”】
えり足をすっきりと短めにカットした前下がりラインのグラデーションボブ。レイヤーを少しだけ入れ、動きを出します。
カラーは、8レベルのラベンダーアッシュをチョイス。赤みをおさえつつ、透明感を出し、柔らかく見せてくれるカラー。
【how to“スタイリング”】
内巻きブローで、ストレートタッチに仕上げるとツヤ感がUPしてグッド。ブラシは、細めのロールブラシorデンマンブラシで。アイロンを使うなら、ストレートアイロンを選んで。最後に、シアバターをさらっと軽く中間~毛先につけて、最後に手に残っているものを前髪になじませたら完成です。
担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン) 大山幸也さん
【3】ひし形シルエットの小顔見えショートボブ
Point
今っぽい気分を演出するだけでなく、顔まわりをカバーして小顔効果&ひし形シルエットを叶えます。丸顔さん、面長さんに特におすすめ。えり足部分をグラデーションでカットすることで、首元をきゅっと引き締めすっきり見せる効果も。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、えり足ギリギリのあごラインのボブ。バックにグラデーション、表面は軽めにレイヤーを入れます。サイドバングは、耳上の長さで流れるようにカット。前髪は、長めのシースルーに。
カラーは、全体に細めのハイライトを入れてから、8レベルのサンドベージュをオンカラー。サンドベージュは、ブラウン寄りの寒色なので、やわらかく見せつつツヤ感も感じられるカラーリングです。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを通すのみでまとまる時短ヘア。毛先は巻きすぎない方がお洒落に。スタイリング剤は、ヘアオイルを。髪質に合わせて、細毛さんは軽め、広がりやすい人はやや重めがおすすめ。基本的には、中間から毛先に馴染ませますが、ふくらみやすい人は、内側にしっかりつけてから表面に馴染ませて。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 金井悠華さん
「パーマ」丸顔さん向けショートボブ【2選】
【1】お洒落カールのラフなショートボブ
Point
クセ毛さんで扱いにくい前髪は、実はパーマをかけることでぐっと扱いやすくなり、かわいくお洒落なカール感を実現します。また、キメすぎないラフ感を演出して、ショートヘアでも柔らかい印象を叶えます。【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、ショートボブに。前髪は、眉下のラインで薄めに切り、サイドと繋げて、ナチュラルなマッシュラインになるようにします。
カラーは、8レベルのモカブラウンに。今季人気の暖色系ながら赤みをおさえ、女性らしさと深みをプラスします。
【how to“パーマ&スタイリング”】
20〜32mmのロッドを使い、根本までパーマをかけます。前髪は、上下2段に分けて巻くことで、ラフな動きが出せ、2WAYバングのスタイリングもしやすくなります。
スタイリングは、少しウェットでカール感のある状態に、スタイリング剤をもみ込みます。セット剤は、ややセット力のあるジェルタイプがおすすめ。前髪を下ろすとマッシュっぽい雰囲気を楽しめます。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【2】大人可愛いふんわりショートボブ
Point
可愛いとキレイめを兼ね備えたこちらのパーマスタイル。ベースは重めのショートボブですが、耳にかければすっきりとした雰囲気も楽しむことができます。【how to“ベース&カラー”】
サイドの長さを耳下に設定したショートボブ。えり足はグラデーションを、トップにはデザインレイヤーを入れます。前髪は、オン眉でラウンド状にカット。
カラーは、ツヤ感と温かみのあるピンクベージュを。表情を明るく見せ、顔色も映えるカラーリングです。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、17〜23mmのロッドを使い、ワンカール〜ワンカール強で。トップは根本まで巻き、ボリュームを出しやすくします。パーマ剤は、ゆるめのコスメパーマでダメージレスに。
スタイリングは、ドライな状態にバームミルクを50円玉サイズ、手にムラなく伸ばし、後ろから全体に揉み込みます。大きめにくしゃっと動かすとパーマのニュアンスが可愛く仕上がります。
担当サロン:TORA by grico(トラバイグリコ) バタコさん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
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