ヘアスタイル・髪型
2023.3.26

夏子さん風に近づく【16の髪型実例】ぱっつんバングボブ&アレンジ

モデルで女優の夏子さん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。実は沢山ドラマに出ている夏子さん。あの子は誰?と気になっていた方も多いはず。夏子さんっぽい大人可愛いヘアを集めました。

夏子さん風の髪型って?

夏子さんといえばぱっつんバングのボブの印象が強いです。モデルの夏子さんのルックスにぴったりなスタイルです。ドラマ「アイゾウ 警視庁・心理分析捜査班」では、ボブより少し長めのスタイルにされています。ドラマ「私の家政夫ナギサさん」ではターバンを使ったアレンジがお似合いでした。

定番はぱっつんバングボブ【6選】

【1】オン眉ぱっつんの耳掛けボブ

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スタイルのポイント

  1. サイドにボリュームを出しつつ、 おかっぱボブにならないように
  2. リップラインに動きのある毛束カットをしてお顔型に似合わせます

前髪カットのポイント

  1. 眉毛がチラッと見えるようにカット
  2. 毛先は先細にしています
  3. サイドとは繋げずに横のデザインを強調しました
  4. ツヤを大切にしたいので、表面は傷をつけないようにカットしています

担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 森谷やよいさん

 

【2】オン眉アシメが可愛い今っぽい重めボブ

カットのポイント

  1. 今っぽい重めボブ
  2. 毛先はぷつっと感を出しながら、 表面のレイヤーで動きをつける
  3. バランスが取りにくくなる為、レイヤーを入れすぎないようにする
  4. 顔まわりをしっかり切りスッキリさせて、抜け感を出す

前髪カットのポイント

  1. 前髪はぷつっと感をだして、全体に、馴染むようにカットして、流してもOKなオン眉アシメに

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノアトーキョー)  小嶋 康平さん

 

【3】暗髪のさらツヤボブ

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スタイルのポイント

  1. 耳かけで、サイドにボリュームを出して ひし形シルエットに導くことで面長をカバー
  2. 毛先を顔を包み込むような内巻きにすることで、きれいなシルエットに

前髪カットのポイント

  1. オン眉の前髪は、眉毛がチラッと見えるようにカット
  2. 毛先はラインを出した幅広オン眉バング
  3. サイドとは繋げずに横のデザインを強調しました
  4. ツヤを大切にしたいので、表面は傷をつけないようにカットしています

担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 森谷やよいさん

 

【4】ワイドオン眉の長めボブ

【how to ベース&カラー】

  1. 鎖骨の長さでワンレングスにカットし、頭のハチより上にレイヤーを入れて今っぽい軽さを演出。
  2. スタイルのポイントである前髪は、パツンとしたライン感を残しながらワイドにカット。ワイドバングは、ロブとベストバランスなのでおしゃれ感もアップ。
  3. カラーは、7レベルの透明感のあるフォギーベージュをセレクト。やや青みがかったベージュで、柔らかさとツヤ感を兼ね備えたカラー。

【how to スタイリング】

  1. ドライをしたら、26mmのアイロンで外ハネをして、頭のハチより上の髪は内巻きにワンカールするだけの簡単スタイリング。前髪はアイロンなしでOK。
  2. スタイリング剤は、バームを“小指の爪”くらいの少量を手に取り、手のひら全体にしっかり伸ばす。この時、指の間にも伸ばすイメージで。毛先を中心に馴染ませ、束感を整えたら完成。

担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

 

【5】ワイドぱっつんの束感ボブ

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カットのポイント

  1. 直毛でぱつっとしたラインの毛量少なめボブは 前髪は少しワイドで厚めにし、 お洒落な顔まわりになるように束感の出るカットでふんわり感を出す
  2. スタイリングは全体に軽めのオイルを馴染ませて
  3. 前髪はサイドになじませてハチ部分をカバー

前髪カットのポイント

  1. オン眉に設定した前髪を目尻まで分け取りカット
  2. ぱつっとした今時の小顔な顔まわりに仕上げる

担当サロン:SHEA(シア 表参道) 佐藤比香瑠さん

【6】無造作がおしゃれなモデル風ボブ

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カットのポイント

  1. レイヤーをつけたボブスタイル
  2. 適度な重さのオン眉とレイヤーの動きで全体のバランスをとることでハチもカバー
  3. バームとオイルを1:1で混ぜて全体に馴染ませて艶感と束を

前髪カットのポイント

  1. 重さのあるオン眉前髪でも、束感が出せるように毛先はチョップカットで 抜けのあるカットライン

担当サロン:SHEA(シア 表参道) 佐藤比香瑠さん

 

ドラマ「アイゾウ 警視庁・心理分析捜査班風」ロブ~ミディアム【4選】

【1】内巻きの王道スタイル

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースを肩下のワンレングスでカット。内巻きになりやすいようインサイドにグラデーションを入れる。
  2. 前髪は眉にかかる程度のレングスに。サイドとマッシュラインでつなげているので、耳かけをした時も顔まわりが可愛くキマる。
  3. カラーは、柔らかい印象の7レベルのアッシュブラウンに。赤みを抑えつつ、ツヤ感をもたらす色味。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. ボブの鉄則はストレートタッチに仕上げることなので、トリートメント効果に優れたストレートパーマがおすすめ。広がりを抑えるナチュラルな仕上がりで、手触りもアップする。ストレートをかけていれば、スタイリングはドライヤーで乾かすだけでOK。気になる人は前髪だけストレートアイロンを通しても。
  2. ストパーなしなら、ストレートアイロンでワンカールになるよう軽く通す。
  3. どちらもオイルを毛先→前髪と塗布し、最後に表面をなでるようにツヤ感を出す。

担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 丸山成穂さん

 

【2】フェミニンな柔らか印象ロブ

【how to ベース&カラー】

  1. 肩につくくらいの長さでワンレングスにカット。重さを残しながら表面にレイヤーを入れて動きをプラス。
  2. 前髪は巻いた時に目にかからない長さでカットし、シースルーでもあえて“ぱっつん”とラインを出して目元を強調。
  3. カラーは赤みを打ち消すブルージュに。抜け感や透明感が欲しい人におすすめの色味。

【how to スタイリング】

  1. ドライ後、32mmのアイロンで全体を内巻きにワンカール、レイヤーに合わせて巻く。
  2. スタイリング剤はツヤ感があり、ややセット力のあるスプレーオイルがおすすめ。表面にしっかりツヤが出て、束感や動きをつくれるのでおしゃれなスタイルに。

担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 目澤沙友里さん

 

【3】大人っぽいひし形ミディ

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【how to“ベース&カラー”】

  1. お顔の形にあわせてトップからレイヤーを入れる。ひし形になる段差を頬骨より下の位置でしっかりカット。
  2. 髪の内側は量をスライドカットで毛束感を作り、髪と髪の間に空間を作る。
  3. カラーはシアーベージュの8トーン。お肌の血色をよく見せる為に5%以下でピンク系のカラーをミックスする事で艶と透明感を両立させる。

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【how to“スタイリング”】

  1. ドライヤーで乾かす際、耳下の髪を首を掴む様に手を入れ、襟足の毛を掴みそのまま引き抜くことで自然な外ハネに。
  2. コテは毛先を外ハネ、表面は内巻きに。毛先はコテを外向きにして滑らせるように持っていき、ストレートに近い外ハネスタイルでナチュラルに。表面の髪は根元にコテを当ててトップのふんわり感を出して、毛先はコテを内側に向けてスルッと通すだけで自然なくびれで柔らかいひし形スタイルになる。
  3. 艶感のないクリームを毛先に揉み込んでてぐしで軽く整えれば完成。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 上田ヒロツグさん

 

【4】長めバングのストレートミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 鎖骨下5cmの長さでベースをカット。毛先に厚みが残る程度のレイヤーを入れる。
  2. 前髪は目にかかるギリギリの長さで、幅を狭めにすることで薄めバングにし、トレンドを取り入れる。
  3. カラーは7レベルのベージュブラウンに。黄色ベースのブラウンで、明度が高く透け感や柔らかい雰囲気の色味。

【how to“スタイリング”】

  1. 根元が立ち上がるようにドライしたら、ストレートアイロンでナチュラルな内巻きに仕上げる。
  2. 前髪はアイロン無しでOKですが、癖が気になる人はアイロンでストレートに。分け目をずらすことで、自然な立ち上がりが生まれボリューム感をアップしてくれる。
  3. 最後に、トリートメント効果のあるスタイリングミルクを毛先中心に塗布。中間に向かって馴染ませたら、毛先をセミウェットな質感にしつつ束感を作る。全体のドライな質感とのコンビネーションが、おしゃれ上級者に。

担当サロン:Sui(スイ) 深瀬介志さん

 

ドラマ「私の家政夫ナギサさん風」ターバン・スカーフアレンジ【6選】

【1】ボブでできるひとつまとめアレンジ

ヘアサロンtricca銀座店 スタイリスト

野口眞莉奈さん

STEP1:髪の表面と襟足にヘアオイルを
「髪が短いので、まとめたスタイルをキープするために、ヘアオイルをなじませます。表面にヘアオイルをつけておくと、最後に髪をつまみ出しやすくなります」(野口さん・以下「」内同)

「襟足にもヘアオイルをなじまると、短い髪でもまとめやすくなります。手のひらと指の間にヘアオイルを広げて、手ぐしで襟足の髪をかき上げるようになじませます」

STEP2:ひとつに結んで後頭部の髪をつまみ出す
「手ぐしで髪をひとつにまとめたら、ヘアゴムでポニーテールに。結ぶ高さは襟足ギリギリの位置にすると、あとでスカーフをつけた時に止まりがいいですよ。ヘアゴムで結んだ後、片手で結び目を押さえながら、後頭部の髪を色々な場所から細くつまみ出して、絶壁をカバーします」

STEP3:スカーフを巻きつけていく
「スカーフをトップの髪が隠れない程度の幅に折りたたんだら、襟足の結び目したから巻きつけていきます」

「前髪の生え際で折り返し、襟足の下で1回結びにします。その後、ヘアゴムの上でもう一度ひとつ結びに。ヘアゴムがすべり止めの役割りをしてくれるので、ひとつ結びでもきちんと止まり、毛束とのなじみもいいですよ」

STEP4:もみ上げと襟足の毛を少しつまみ出す
「ヘアスタイルに動きが出るように、もみ上げと襟足部分の髪を少しだけ引き出します」

ほんの少し下ろしたもみ上げと襟足の毛束のおかげで、こなれたスタイルに。スカーフのおかげで、トップにボリュームも出て華やか。

後ろから見ると…
短い毛先とスカーフの先がなじんで、自然とボリュームUP!細くたくさんつまみ出した毛束のおかげで、絶壁を感じさせない立体ヘアに。


【2】切らずにボブに変身♪スカーフアレンジ

SINCERELY ディレクター

唐沢ゆりこさん

STEP1:アイロンで巻いてゴムで束ねる
26.5ミリのアイロンで毛先と表面のみ根元から巻き、ゴムで束ねてスカーフを巻き付ける。

STEP2:内側にくるりと入れ込む
ゴムの部分を内側に巻き込みながら、襟足まで持ってきて、スカーフを上に持ち上げる。この時、首幅の中心にきちんと結び目部分を持ってくることできれいに統一された襟足のように見えるので気を付けましょう。

STEP3:スカーフを交差する
スカーフを頭の上で交差させ襟足に持ってくる。

STEP4:スカーフを結ぶ
襟足でスカーフを止める。リボン結びでもかた結びでもOKですがあまり結び目がポッコリしてしまわないようにすること。そうすることで後ろ姿のシルエットがボコッとならずにきれいに見える。

完成。清楚なボブヘアに大変身。


【3】カジュアル可愛いリラックススタイル

STEP1:センターからあえてずらし低めの位置でお団子に
手ぐしで髪全体を右下へ集めてゴムで結んだら、最後に毛束をふたつに折ってお団子を作る。毛先を多め&ラフに出すのがコツ。トップの毛束をつまみ、ほぐして。

STEP2:カラフルなスカーフをカチューシャ風にアレンジ
スカーフをラフに折って帯状にし、髪の結び目の下へ通したら、左右の長さをアシンメトリーにして一度結ぶ。その後、結び目へ巻きつけてリボン結びにする。

STEP3:スタイリング剤をつけ後れ毛と前髪の毛束を強調
ウエットな質感が加わるスタイリング剤を指先へ少量つけ、後れ毛や前髪へつまむようにつける。毛束感が際立ち、ナチュラルだけど洗練された雰囲気へ!

SIDE

BACK


【4】ファッションが楽しくなるスカーフターバンアレンジ

【HOW TO】

  1. ヘアミルクを全体になじませる。
  2. 前髪をセンターパートに分ける。
  3. 襟足でひとつ結びにし、後頭部の毛束を引き出して形を整える。
  4. 毛先をみつ編みしてぐるりと巻き、ラフなシニヨンに。
  5. スカーフを斜めにふたつ折りして三角にしてから細長く畳む。
  6. 襟足からぐるっとスカーフを巻き、トップでねじり折り返し襟足で結ぶ。

【SIDE】

【BACK】


【5】ボリュームも抑えられるダウンアレンジ

ヘア&メイク 

サカノマリエさん

STEP1:もみあげを残してサイドの髪を耳にかける
「スカーフをして正面から見たときに、サイドに髪がないと“お掃除スタイル”に見えてしまいます。こなれた印象にするために、もみあげを出しておきます」(サカノさん/以下「」内同)

STEP2:襟足にスカーフを入れる
「スカーフは正方形を使います。始めに三角に折ってから、好みの幅に折りたたんで長細くします。スカーフの大きさは、頭を2周くらいできる大きさをチョイス。まずはスカーフの中心部分を襟足に入れます」

STEP3:スカーフはトップで1回結んでから襟足の下で固定
「STEP1で襟足に入れたスカーフの両端をトップに持ってきて、ひとつ結びします」

「結んだ先を襟足の下に持っていき、固結びして固定します」

STEP4:襟足の髪をスカーフの上に出してボリュームを抑える
「襟足の下にスカーフの結び目があると、髪が立ち上がってボリュームが出てしまうので、後頭部の髪の下半分くらいを引き出してスカーフの上にのせます。スカーフの結び目を抑えながら、コームの先を使って髪を引き出します」

STEP5:ヘアアイロンで毛先に動きをつける
「ダウンスタイルに軽やかさを出すために、毛先をストレートアイロンで巻きます。スカーフの上の髪は内巻きに」

「スカーフの下の髪は外巻きに。巻く方向を変えると、ボリュームが気になりません」

スカーフがアクセントのおしゃれなダウンスタイルが完成!
髪を下ろしているのに毛量の多さを感じさせず、軽やかな仕上がりに。


【6】ワンランク上のポニーテールになるスカーフアレンジ

ヘアサロンchobbi アシスタントスタイリスト

Tomokoさん

STEP1:バームを撫でつけて膨らみを押さえる
「手のひらにバームを広げ、髪の膨らみを押さえ込むように撫でつけていきます。トップとサイドの表面になじませたら、前髪をくしゃっと握りながらバームをつけて、ウェーブ感を出しておきます」(Tomokoさん/以下「」内同)

STEP2:低めの位置でポニーテールに
「髪をひとつにまとめて、ヘアゴムでポニーテールにします。結ぶ位置は、襟足近くに低め。後でスカーフを結んだ時にフィット感がいい位置です」

STEP3:トップの髪を覆う幅のスカーフをつけていく
「正方形のスカーフをトップ全体が隠れる幅に折ってから頭にのせます。スカーフの幅を太めにすることで、ハチの膨らみがしっかり押さえられます」

「スカーフをトップからポニーテールにしたヘアゴムの下に持っていき、ヘアゴムを隠すようにひとつ結びします」

完成!

トップの髪をすべてスカーフで押さえているから、膨らみが気にならない!パーマのウェーブを生かした前髪は、スカーフで押さえたスタイルに軽さをプラス。

後ろから見ると…
スカーフはひとつ結びにすることで、ポニーテールの髪となじんで華やかな雰囲気に。


※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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