平手友梨奈さん風に近づく【16の髪型実例】かっこいいショート&ボブ
欅坂46の元メンバーで女優の平手友梨奈さん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。クールな黒髪系ショートの他、ドラマで話題のイヤリングカラーボブを集めました!
平手友梨奈さん風の髪型って?
平手友梨奈さんといえば黒髪のハンサムなショートが定番です。前髪にくしゅっとした質感を出すことでこなれ感を出すことも多いです。欅坂46の3rdシングル「二人セゾン」で見せたナチュラルな外ハネボブも印象的でした。近年はドラマ「六本木クラス」のハイセンスなヘアスタイルが話題に。
ショートヘアで垢抜ける人って?
ショートヘアでさらに垢抜ける人の共通点は?
「芸能人の方々の場合は、顔が整っているという条件もありますよね。ですが、それよりもショートが映えるのが、“顔が小さい”、“首が細い、長い人”でしょうか。顔の印象よりも骨格が重要かもしれません。骨格にコンプレックスがあったとしても、似合わせポイントで、似合ったショートが叶うはずです」(篠塚さん・以下「」内同)
骨格別!似合うショートへアのポイントは?
「本当に似合うショートヘアにするためには、まずは自分の骨格を知ることから始めてみて。ショートヘアだけでなく、ミディアムでもロングでも、ベストバランスとされているのが“ひし形”です。どの顔型でも、全体のシルエットがひし形になるように整えて仕上げていくことがポイントになります」
- 卵さん
基本的に何でも似合います。だからこそ、ちょっと冒険するのもおすすめ。 - 面長さん
横にボリュームがあるとよい、トップにボリュームはNG、おでこは隠し気味、前髪があるとより小顔効果、ひし形の重心はやや低め、パーマもおすすめ。 - 丸顔さん
トップにボリュームを出して縦長のシルエット、前髪にすき間、サイドまたは後れ毛で頬を隠して横幅を小さく、サイドのフォルムに前下がりのラインやもみあげをつくると効果的。 - 逆三角形(ハチはりさん)
トップにボリューム、前髪を広めにとり、ラウンドさせて丸みをつける、すき間ありバング、あごラインにウエイトまたは動きがあるとよい、先細りのスタイルやボブ、厚めで直線的な前髪はNG。 - エラはりさん
あごラインにポイントをつくる、顔周りに動きをつけてあごラインをカバー、ゆるくくびれるレイヤー、トップにボリュームや曲線のスタイル、重心をやや上にしてひし形をつくる、前髪は幅を狭くしてサイドに流す、えり足すっきりのショートはNG。 - 四角顔さん
トップにややボリューム、おでこは出しすぎない、前髪は幅を狭く、横のフォルム重要、前髪にすき間、女性らしい柔らかな質感と明るめカラー。
平手友梨奈さん風の定番は「かっこいいショート」【6選】
【1】長めシースルーの甘辛ショート
【how to“ベース&カラー”】
- カットベースは、えり足の長さを残したグラデーションショート。角度の異なるグラデーションを重ね、トップにはレイヤーを入れる。それぞれのパネルをあえて繋げず、メリハリを出すことで骨格をキレイに見せることが可能。
- 長めのシースルーバングが、丸顔をカバーしながら大人っぽい印象を与える。
- カラーは、8レベルのスモーキートパーズをセレクト。落ち着いた色味ながら透明感が抜群で、美肌に見せてくれる。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- 髪を乾かしたら、クリームタイプのワックスとオイルを同量混ぜる。手ぐしを通すように全体に馴染ませたら完成。
- 直毛の人は、柔らかいニュアンスが出しやすくなるのでゆるめのパーマが◯。
担当サロン:grico(グリコ)原田直美さん
【2】知的美人な印象になる前下がりショート
Point
トップから前髪に長さとボリュームがある短めの前下がりショート。耳が出る短さのハンサム感とのコントラストでかえって女らしさが匂い立つ。〈カット〉
目の下の長さの前髪から前下がりのショートカットに。全体に少しレイヤーを入れて毛量調節を。もみあげ部分と襟足は深めに切ってすっきり。サイドにはボリュームをもたせ、顔周り~もみあげはスマートにすると小顔感が出る。
〈スタイリング〉
細めアイロンでランダムにカール。柔らかなバームで束感を出すだけの簡単スタイリング。
SIDE
BACK
担当サロン:SIX. シックス MIHOさん
【3】柔らかなゆるカールのちょいカッコいい系ショート
Point
束感のあるシースルーバングのカールに透明感が宿る、フェミニンなスタイル。サイドバングで頬骨を隠すことでより小顔に、美人感UP。〈カット〉
べースは長めマッシュショート。目にかかる長さの前髪は長めのサイドと斜めにつなぎ、後ろはシルエットを低く丸みを作って襟足は短く。
〈パーマ〉
ゆるめのコスメパーマで前から後ろまで毛先にワンカールかける。
〈スタイリング〉
毛先にワンカール緩いパーマがかかっているので、アイロンなしのスタイリング剤だけどセット可能!時短に。
SIDE
BACK
担当:GARDEN omotesando 雲林院 優さん
【4】地毛風グレーアッシュのクールなウェット質感ショート
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪は目にかかる長めでカット。
- えり足はハイグラデーションの上にグラデーションを重ね、丸みのあるラインをつくる。
- サイドは頬の長さにカット。全体的にライン感を出すようにするのがポイント。
- カラーは、5レベルのグレーアッシュに。自然光に当たった時の透明感が秀逸で、赤みやオレンジっぽさを完全に消したい人におすすめ。
【how to“スタイリング”】
- クセが気になる人はストレートアイロンをさらっと通してから、ジェルを全体的になじませウェット質感をつくる。ジェルは固まらないタイプがおすすめ。
- タイトに仕上げて、前髪は少しほぐすようにつまみ、パラっと下ろすとこなれ感がプラスされる。
担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン)和田流星さん
【5】今っぽい重めAラインのセンターパートショート
Point
柔らかな丸みを描く重めのAラインシルエットと、センターパートの前髪が醸し出す中性的な雰囲気が魅力。あえての黒髪でピュアさを、ちょいウエットな質感でこなれ感を。〈カット〉
丸みのあるフォルムのショートがべース。前髪~サイドがつながるようにレイヤーを入れる。
〈パーマ〉
硬いorぺったりしやすい髪質の場合、ワンカールのパーマをかけるとスタイリングが楽に。
〈スタイリング〉
クールな印象のショートヘアだけれど、ゆるっと流れる前髪の隙間から見える横顔が色っぽい。 26mmのコテで毛流れに丸みをつけるように内巻きにして、軽め質感のオイルをなじませてツヤをON。
SIDE
BACK
担当サロン:FILMS Tamachi Shibaura 影山夏美さん
【6】柔らかに揺れるシースルーのアンニュイショート
Point
アンニュイなシースルー前髪を作るコツは、繊細な束感とツヤにあり。ストレートアイロンを根元~毛先に滑らせ、毛先をゆるっと内巻きに。オイルをなじませた指で毛束をつまみながら整えて。〈カット〉
前下がりのショートボブをべースに、表面だけ前上がりにカットすることで、自然に動きが出るように調整。
〈カラー〉
赤みを抑えてツヤをもたらすマロンベージュに。
SIDE
BACK
担当サロン:Belle 銀座5丁目店 べル 銀座5丁目店 原口 陽介さん
ドラマ「六本木クラス風」イヤリングカラーボブ【6選】
【1】「ムルギョル巻き」でくびれを出した韓国風ボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 頭の丸み・毛量に合わせて、アレンジもできるくらいのレングスにレイヤーカット。ショートボブは顔周りのカットが目立ちやすいので、巻いたとき綺麗に後ろと繋がるようにカット。
- ボブの重みをシースルーバングで抜け感をプラス。眉毛も一緒に脱色してあげると垢抜ける。
- カラーは、全体の毛先と耳前の内側の髪(インナーカラー)をブリーチで脱色し、ダブルカラー。自分のパーソナルカラーに合わせてカラーをかぶせてあげる。そうすると、ぱっと見グラデーションカラーにも見えるので普通のボブヘアに飽きた方にオススメ!
【how to“スタイリング”】
- 26ミリのコテ、温度は140-160°で毛先を外ハネにして「ムルギョル巻き」に。2から3パネルに分けて巻いていくと巻きやすく、崩れにくい。
- ムルギョル巻きは、日本のウェーブ巻きとほぼ同じですが、巻いた後もまとまりを保ったまま仕上げる。細かいウェーブより、大きめカールを意識して作ってあげるとオルチャンな印象に近づける。
担当サロン:AFLOAT WORLD(アフロート ワールド) 内田茜さん
【2】ラベンダーカラーがおしゃれな耳掛けボブ
【how to“ベース&カラー”】
- ベースは顎下2cmのミニボブ で首をスッキリ見せる。
- 前髪は少しワイドバング気味にカットをしてモードな雰囲気に。攻めすぎずチラッと見えるイヤリングカラーが今っぽくて可愛い。
- ベースは8トーンのラベンダーカラーに、インナーカラーは、耳の部分に入れるイヤリングカラー。一度ブリーチをするだけ!脱色をするだけで綺麗にコントラストができるのでオンカラーは気分で◎。
【how to“スタイリング”】
- このようなワイドバングには外はねでクールな印象にしてあげるとギャップが出て◎。イヤリングカラーもきれいに見えるのでおすすめ。
- スタイリング剤はオイルでウエット感を出してあげて毛先を中心に塗布。
担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴァ) 金井 瑛大さん
【3】チラ見えが可愛いハイトーンのインナーカラーボブ
【how to“ベース&カラー”】
- ベースは顎下2cmの王道ナチュラルボブ。
- 前髪はぱっつんシースルーバングで小顔&デカ目効果!
- もみあげだけでなく、前髪も半分にブロッキングをしてインナーカラーをオンすると明るい印象に。カラーは、ベースは人気カラー9~10トーンのアッシュベージュに、インナーカラー(前髪・耳下)は2回ブリーチをし、紫色をオンしてあげます。2回脱色をすることで黄色味が取れ、色がきれいに入ってくれる。普段のシャンプーでも紫シャンプーを使用してあげると綺麗な色を保てる。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで内巻きでも外はねでも似合う万能なボブヘア◎。
- スタイリング剤はバームとオイルを1:1で混ぜて、もみこむようにつけてあげるのがトレンド!
担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴァ) 金井 瑛大さん
【4】暗髪と合わせたモードなぱつっとボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体をあごラインで、毛先にぱつっと感を残してカット。
- 前髪もラインを残したシースルーに。前髪はサイドを少し長くすることで、こめかみ部分がぱかっと割れません。
- カラーは、地毛の黒髪に、もみ上げのみブリーチでイヤリングカラーを入れ、ワンポイントをつくる。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- ストレートアイロンで、カールをつけずにストレートタッチに仕上げる。
- 重めのオイルを中間から毛先につけ、前髪は束感が出るように整えたら完成。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 高橋弥生さん
【5】さりげないデザインカラーのモテボブ
【how to“ベース&カラー”】
- あご下5cmの長めの平行ボブがベース。トップのみレイヤーを入れて浮遊感を出す。
- 骨格にフィットするよう量感+質感を調整。
- 前髪は目尻までのややワイドバングをシースルーで。ラウンドさせることで、目力UPと大人っぽい仕上がりを叶える。
- ベースカラーは、7レベルのチョコレートブラウンに。アクセントのイヤリングカラーは、根元を外して14レベルのシアーベージュで染める。今季のインナーカラーは、幅が狭めのさりげないデザインが注目。
【how to“スタイリング”】
- 26mmのカールアイロンで毛先をゆるめの外ハネに。表面は内巻きに。
- 乾燥しやすい季節は、ツヤ感とおさまり重視で重めのオイルがおすすめ。根元付近から毛先までしっかり塗布して。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん
【6】やや厚めシースルーのひし形フォルムボブ
【how to“ベース&カラー”】
- あご下2cmの長さで、ひし形フォルムになるようやや前下がりにカット。表面にレイヤーを入れ、ボリュームコントロールをしやすくする。
- 前髪は、眉ラインでラウンド状にカットし、サイドバングと繋げて小顔に。シースルー感は残しつつ、やや厚みをもたせるのが今っぽい。
- カラーは、全体を6レベルのショコラベージュに。ポイントとなるインナーカラーは、ブリーチ後にウォームベージュをオンカラー。ベージュ系に統一させることで、さりげないお洒落感&秋冬カラーを実現。
【how to“スタイリング”】
- 26mmのコテで毛先を外ハネに。表面は内巻きにワンカール。
- スタイリング剤は、ツヤ感を出しつつドライな質感に仕上がるクリームバターをチョイス。中間から毛先にしっかりなじませ、手に残っているものを前髪の毛先につけたら完成。
担当サロン:Laf from GARDEN (ラフ フロムガーデン) 田中双葉さん
「欅坂46時代風」ナチュラルな外ハネボブ【4選】
【1】透明感のある色味の若見えボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体を前下がりのボブでカットし、顔まわりに軽さを出している。レイヤーを入れずに、質感の調整でエアリーな外ハネにしやすくしているのがポイント。
- 前髪は巻いて眉毛にかかる長さに。短めにカットすることで、顔の印象をぱっと明るく見せる。
- カラーリングは、8レベルのグレーアッシュに。肌写りをよくしつつ、透明感のある色味になる。
【how to“スタイリング”】
- 32mmのアイロン(ストレートアイロンでもOK)でスタイリング。顔まわりの髪をアイロンで撫でるように通して丸みをつけると、柔らかく女らしい雰囲気に。内巻きにするとカールが強すぎるので、軽く通すイメージで。その後、毛先を外巻きにワンカール。
- 毛束の表情をつくりやすいバタークリームをくしゅくしゅっと握るようにつけます。最後に前髪の毛先1cmに塗布し、毛束メイクしたら完成。
担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン)岡本麻利さん
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初出:レイヤーなしでも実現できる“くびれ”女っぽボブ
【2】耳掛けが爽やかなナチュラルボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 肩すれすれの長さでぱつっとライン感が残るようにカット。巻いた時にリップラインに落ちるように計算して、トップにのみレイヤーを入れる。
- 前髪は眉にかかるくらいの長さでややラウンドに。顔まわりの髪を薄めに引き出し、おくれ毛をつくる。
- カラーは8レベルのラベンダーアッシュに赤みを打ち消すグレーを少しだけプラス。ツヤ感重視で、くすまず顔色をキレイに見せてくれる。
【how to“スタイリング”】
- 顔まわりとトップの根元を起こしながらドライすると、動きと抜け感がでるのでおすすめ。
- 乾いたら32mmのアイロンで外ハネにしてから、トップを持ち上げて内巻きにワンカール。前髪ともみあげも軽く内巻きにするだけの簡単スタイリング。
- 最後に、オイルを全体になじませウェットな質感に仕上げればおしゃれヘアの完成!前髪は眉間の間にオイルをつけると、抜け感と束感をメイクできる。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 鈴木彩乃さん
【3】地毛風の清楚なモテボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 肩にぎりぎりつかないくらいの長さでカット。毛先がハネにくい長さなので、巻いても下ろしてもキマる扱いやすいレングス。
- 前髪は、流すようにサイドに向かって長くしていく。頬のラインが隠れるようにすると、自然な流れを演出。
- カラーは7レベルのラベンダーアッシュ。レベルは、6だと暗く、8だと明るすぎるので、7レベルがお仕事女子には程よい色味。パープル系は肌なじみがよく、ツヤがある髪に見せてくれる効果も。
【how to“スタイリング”】
- 26mmのアイロンで、顔周りの毛先は外ハネに。その他は内巻きにする。部分的にゆるく外巻きにすることで、自然な印象に。
- 前髪は、ストレートアイロンでさらっと通す程度で、少しカールがつくようにするとキレイな流れに。
- 仕上げのオイルは、全体的に軽く手ぐしを通すくらいでつける。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 櫻田亜弓さん
【4】ひし形シルエット美フォルムボブ
スタイルのポイント
- 肩につくボブベースにトップから少しだけレイヤーカットを入れる
- 重たい部分と全体の毛先を量感調整し、重すぎず軽すぎない毛束感が出しやすいように
- 髪の厚みと程よいひし形シルエットで骨格をカバーして、大人な美シルエットを◎
前髪カットのポイント
- 薄すぎないシースルーバング風のアシメで大人可愛く
- サイドバングは目尻の丸みに合わせて沿うように
- ぱっつんすぎない仕上がりで上品に可愛く
- 両サイドに流して2WAYにもできる♪
担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ) 平本 エリさん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
1990年茨城県生まれ。都内有名店勤務後、HAIR SALON FOCUSマネージャーとして日々サロン業務、セミナー講師など多岐に渡って活躍。特に骨格や雰囲気から導き出す360°似合わせカットには定評があり、SNSでは千葉で1番ショートが上手いスタイリストとしても話題を集めている。