ヘアアレンジ・髪型
2024.7.4

「26mmコテ」の仕上がり4パターンと9つのアレンジ法

汎用性の高い26mmコテ。巻き方別のヘアアレンジを掲載。26mmで巻いた時の仕上がり方もご紹介します。

26mmコテで巻いた仕上がり【4パターン】

【1】ワンカール内巻きボブ

DELA by afloat ceo

青木拓也さん

【左:Before/右:After】
26mmは全体的にボリュームがアップしてふんわりした巻きになります。ペタンコしてしまう髪質の人にはおすすめです。

【2】ミックス巻きボブ

【左:Before/右:After】
2カールぐらいにミックス巻きで、軽いパーマをかけた様なウエーブが出来上がります。

【3】ワンカール内巻きミディアム

DELA by afloat スタイリスト

平松杏菜さん

【左:Before/右:After】
ミディアムでバランスを考えると巻き込みすぎは注意!軽く1回転、バランスを見ながら小分けに取って巻くと失敗しにくいです。26mmくらいからカールが重なり動きがでるので、ボリュームをだしたりもできます。

【4】ミックス巻きミディアム

【左:Before/右:After】
ふんわり落ち着いた感じのウエーブヘアになります。日常的にもお出かけ用としても◎。

「ミックス巻き」26mmコテを使ったアレンジ【2選】

【1】くびれと束感の簡単アレンジ

STEP1:毛先を外巻きにする
26mmアイロンで、毛先をすべて外巻きにする。全部を4束に分け、アイロンを何度かスルーさせてくせづけ。

STEP2:表面の毛束は薄く太く
表面の髪は太めに取ると、全体を4束程で巻くことが可能。厚さがあると熱が伝わりにくいため、薄さも大事。

STEP3:MIX巻きにする
左右の顔周りはリバース、後ろはフォワード(内方向)に巻いてよくほぐす。バームなどで束っぽく整えて。

完成!

【2】編み込み華やかボブアレンジ

スタイリスト

美侑さん

STEP1:アイロンで巻く
全体を26mmでしっかりミックス巻きする。ポイントは顔まわり、表面の毛を根本からしっかり巻くこと。そうすると全体的にボリュームがしっかり出てくれるので編み込みの毛先を引き出す時にふわふわに上手く引き出せる。

STEP2:バームを付ける
バームを毛先中心につけて分け目を7:3にする。

STEP3:編み込みを作る
顔まわり1.5センチほど残してサイドの毛を3束に分けて耳下まで編み込んでピンでとめる。反対側も同様に編み込む。


編み込みのやり方


  1. 後頭部側の毛束【3】を真ん中の毛束【2】に交差する。
  2. 後頭部側からもってきた毛束【3】に耳側の毛束【1】を交差する。
  3. 後頭部側に移動させた毛束【2】にあたらしく毛束を追加する。
  4. 3の毛束を交差する。
  5. 耳側の毛束にもあたらしく毛束を追加する。
  6. 5の毛束を交差する。
  7. 3〜6を繰り返していくと編み込みができます。

STEP4:引き出す
編み込んだ毛束をバランスをみて引き出していく。毛束を引き出す時にピンで留めたところを反対側の手で押さえながら引き出すとやりやすい。ポイントはこの時少量ずつ摘んでしっかり引き出してあげること。最初の段階でしっかり巻いておいたので立体的に引き出せてふわふわに華やかに見えて◎。

完成!

【SIDE】

【BACK】

「ウェーブ巻き」26mmコテを使ったアレンジ【2選】

【1】上品に決まるハーフアップのくるりんぱアレンジ

XELHA (シェルハ)スタイリスト

畑 美優さん

STEP1:26mmのアイロンでしっかり巻く
髪を26mmのカールアイロンで根本からしっかり巻きます。この時にスタイリング剤をよくなじませます。オイル系だと艶が出てgood◎。

STEP2:ハーフアップする部分を結ぶ
耳前の髪を残して、少なめにとってハーフアップをしていきます。結んだあとにトップをしっかり引き出します。

STEP3:もう1段階結びくるりんぱ
先ほど残した耳前の髪を後ろで結んで、 STEP2で取った髪より1段階下の部分を結んでくるりんぱします。
※耳前の髪はほぐしません

STEP4:くるりんぱ部分をほぐす
くるりんぱした部分をほぐして、馴染ませていきます。

STEP5:結び目のゴムを隠す
ゴムを隠すため、結んだ髪のひと束を取り、ゴムの周りに巻きつけてピンで留めていきます。

完成!
全体の巻きを確認して足りないところは巻き足して、最後に顔周りの後れ毛を毛先が外ハネになるように巻き、全体のバランスを整えて完成です!マスクとも相性抜群の小顔アレンジです♪

【2】ウェーブ巻きの外ハネくびれボブアレンジ

スタイリスト

土佐 優奈さん

STEP1:毛先を外ハネに
まずは26mmのアイロンで毛先を外ハネにします。内巻きはNG!必ず外巻きに。


STEP2:2段目は内巻きに
カール1個分上を内巻きにカールします。この時のポイントは毛先を少しもちながら熱を加えていくこと。


STEP3:顔周りも巻く
STEP1から2の要領で全体を巻き終わったら、顔まわりを少し外巻きにしてあげると少し韓国っぽくなります!もちろんお好みで。

STEP4:オイルをつける
仕上げはオイルをもみ込んで完成!

完成!
ボブのウエーブ巻きの完成です。人気の外ハネくびれになりますよ。

「フォワード巻き」26mmコテを使ったアレンジ【2選】

【1】トップにボリュームを出したアレンジ

acca 伊勢丹 新宿店 店長

野田さつきさん

STEP1:ヘアオイルをつけてツヤを出す
「エレガントなヘアスタイルには、ツヤ髪が必須。ヘアオイルを髪全体になじませてツヤを出します。オイルを手のひらと指の間にもなじませて、手ぐしで髪をとかすとようにすると、まんべんなくつけられますよ」(野田さん・以下「」内同)

STEP2:髪を巻きつけてから挟んでカールを強めに
「カールが取れやすい髪質なので、コテでしっかりめに巻きます。コテは26mmを愛用。毛先からこめかみまでをコテの芯に巻きつけてから挟むと、カールが強めについて持ちがUPします」

STEP3:もみあげを残して耳から斜め上に髪を取る
「ハーフアップをするときに髪を耳の後ろへまっすぐ取ってしまうと、髪の分け目が見えたり、取った髪に厚みが出すぎてバランスが悪くなったりするので、耳から斜め上に向かって髪を取ります」

STEP4:反時計回りに2回ねじって右側からバレッタを差し込む
「STEP3で取った髪を、反時計回りに2回ねじります。これがハーフアップをエレガントに見せるコツ。トップのボリュームも出しやすくなります。ねじった毛束の右側からバレッタを差し込むと、ねじった髪をキープできます。差し込む位置は、後ろの髪との境目を狙うのがポイント!」

STEP5:バレッタを少し斜め上の位置で留める
「バレッタを留める位置は、ハーフアップのねじった髪の中。これでバレッタがきちんと留まり、崩れも防げます」

STEP6:トップの髪をつかんで引き出す
「エレガントさと顔を縦長の印象にするために、トップにしっかりと高さを出します。片手でバレッタを押さえながら、もう片方の5本指でトップの髪をつかんで持ち上げます。少しずつ引き出すよりボリュームを出すのが簡単♪」

STEP7:サイドの髪は少しずつつまんで引き出す
「顔周りの髪がタイトだと顔の輪郭が強調されるので、サイドの髪を引き出して耳にかぶせます。これも顔の丸みをカバーするテクニックです」

STEP8:もうひとつのバレッタを斜めに留める
「STEP4、5で留めたひとつめのバレッタの斜め上に、ひと回り小さいサイズのバレッタを留めます。トップのボリュームをキープしつつ、華やぎ感がUPします」

完成!
前から見ると、縦長ラインのエレガントなスタイルに。
引き出したサイドの髪のふんわり感が女性らしさを引き立てています。

【BACK】

【2】ゆるカールとターバンでまとめたアレンジ

tricca Daikanyama トップスタイリスト

小走祥菜さん

STEP1:髪の表面だけ軽く巻いてラフな印象に
「スカーフを巻くときは、コテで軽く動きをつけるとラフな仕上がりに。ボリュームを出しすぎないように、巻くのは髪の表面のみ。巻き始めに段差がつかないように、毛束をねじってから巻いていきます。髪がボブで短めだから、コテは巻きが細めな26mmを使用。スカーフで根元の髪は見えなくなるので、ハチの下あたりまで巻けばOKです」(小走さん・以下「」内同)

「巻いたコテを外すときは、コテを縦方向に抜きます。これでゆるっとラフなカールに」

STEP2:オイルをもみ込んでツヤを出す
「膨らみを抑えながらツヤを与えたいので、オイルをなじませます。髪を握るようにもみ込むと、カールが取れません」

STEP3:もみあげを残してサイドの髪を耳にかける
「スカーフを巻いたときに、もみあげが見えるとラフ感が出るので、先にもみあげを出しておきます」

STEP4:スカーフを襟足に入れてトップで結ぶ
「スカーフを襟足に引っ掛けて、前髪の生え際でひとつ結びに。スカーフの素材にハリがある場合は、肩結びにして固定させて。ここでは長細いスカーフを使っていますが、正方形のものを三角に折ってから長細くなるように巻いて使っても」

「スカーフの先を、襟足近くに入れ込めば完成です」

完成!
スカーフのおかげで、サイドのボリュームがすっきりしつつ、こなれたスタイルに!
表面のゆるいカールが休日のリラックス感を後押し。

「ランダム巻き」26mmコテを使ったアレンジ【3選】

【1】長め前髪を巻いたカジュアルアレンジ

ヘア&メイク

Kanakoさん

STEP1:前髪を4、5 つ程の毛束に分け、ひとつずつ26mmのコテで内外ランダム巻きにする。

STEP2:100 円玉大のオイルを手のひらに広げて、髪全体になじませる。手に残ったオイルは前髪になじませるようにつける。

STEP3:あご先から斜め45度の角度の位置にお団子を作り、耳周りの毛を引き出してほぐす。

Point

おでこ全てを前髪で覆わず、空間を作るとこなれ感が出る♪

【SIDE】

【2】ランダム巻きとリバース巻きのお団子アレンジ

XELHA (シェルハ)スタイリスト

水野涼太さん

STEP1:26mmのカールアイロンでランダム巻きに
まず耳より上の毛(顔周りの毛以外)を26mmのカールアイロンでランダムに巻きに。顔周りの毛は仕上がりをかなり左右するので、重要なポイント。全体のバランスを見ながら巻いた方が可愛くなるので、後ほど巻き足す。

STEP2:ハーフアップのお団子を作る
STEP1のアイロンで巻いた部分だけをひとつ結びにしてハーフアップの形に。 この時にポニーテールではなく、毛先をUの字(お団子のように)に結ぶ。

STEP3:リバース巻きを作る
襟足の毛を外ハネに巻き、顔周りの毛は全体のバランスを見ながらリバース巻き(外巻き)に。 この時に顔周りの毛を巻きすぎると横にボリュームが出てしまうので、カールアイロンを滑らすように巻くと上手にゆる巻きができる。

STEP4:ほぐしていく
ひとつ結びにした所をほぐしていく。この時にトップを多めに引き出しながらほぐすと、トップに高さが出て360°どこから見てもひし形になり、より可愛くなる。

完成!
後ろから見たアレンジ。 お呼ばれ(二次会)でも日常やデートでも使える万能なゴム1個だけでできる簡単アレンジ♪

【3】巻いた毛先が可愛いねじりくるりんぱアレンジ

AFLOAT RUVUA スタイリスト

CHIHIROさん

STEP1:アイロンで巻く
全体を26mmのアイロンでしっかり巻いていきます!襟足はストレートアイロンで外はねなどしてもかわいいですよ。

STEP2:スタイリング剤を付けてくるりんぱ
全体にスタイリング剤をつけて、トップの髪の毛をくるりんぱします。スタイリング剤はクリーム状のワックスとオイルを3:1くらいで混ぜてつけるのががおすすめです。

STEP3:サイドをねじる
サイドの髪の毛をねじり編みします。普通の編み込みだと髪の毛がぴょんぴょん出てきやすいので、ねじりながら編むことをおすすめします。

STEP4:ゴムで結ぶ
両サイドねじってゴムで結びます。結んだら全体のバランスを見ながら軽く引き出しましょう。毛量が多い人はトップのみの引き出しで大丈夫です!

STEP5:ピン留めする
両サイドの髪の毛をくるりんぱの毛先の下でピンもしくはゴムで結んで止めましょう。短い人は毛先同士が届かないのでピンで留めましょう。

完成!
前髪や後れ毛、正面からみたときに見える毛先の髪の毛などを可愛く巻き直しながら完成させます。


※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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