【基本~使える応用テク】ストレートアイロンの巻き方を、イッキ見!

ストレートアイロンがあれば、ストレートはもちろん巻き髪も可能! 今回は巻き方を基本からタイプ別、長さ別にご紹介します。『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイリストが教える巻き方も。
初心者もOK!【4ステップで分かる】ストレートアイロンを使った「基本の巻き方」
\動画で巻き方をチェック!/
STEP1:毛束にベースローションをなじませる
STEP2:ストレートアイロンを根元から挟んで内巻きに
STEP3:その下は外巻き、さらに内巻き、外巻きと繰り返す
全体を巻くとこんな感じ。
STEP4:スタイリング剤をなじませてほぐす
スタイリング剤を手に広げ、指の間までしっかり広げる。
毛束を手で挟んでなじませる。
内側から手を入れて軽くほぐす。
完成。
「外国人風ウェーブ」の【巻き方】
\使用アイテム/
a 根元以外の全体に。軽いツヤをのせ、巻きをキープするオイル。
ナプラ N.ポリッシュオイル
価格 | 容量 |
---|---|
¥3,400 | 150ml |
STEP1:aを全体になじませておく。上の髪をブロッキングして、襟足の髪をストレートアイロンで外巻きにする。
STEP2:ブロッキングした髪を下ろし、横に毛束を薄く取って根元から全体を波巻きにする。
STEP3:髪の表面に細い毛束を取って波巻きに。何本か繰り返すと、表面の毛に動きと立体感が出る。
「波ウェーブ」の【巻き方】
Point
内側から表面まですべてウエーブにせず、“なみなみ”のニュアンスは顔周りの表面のみにしてもバサッとしたボリュームが出て、おしゃれっぽい印象に見せてくれる。STEP1:内側の毛から巻いていく
・ハチ上の毛をクリップなどで留め、ハチ下の内側の毛から“なみなみ”に。
・ひと束を、10cm間隔で上から順に内カールと外カールをヘアアイロンで交互に作ってウエーブ状に。
STEP2:表面の顔周りは高め内カールから
・内側の毛を巻いたら、クリップを外して表面の毛を“なみなみ”に。
・顔周りはやや高めの位置から内→外→内→外と5cmくらいずつずらしてウエーブを作り、立体感を出して。
STEP3:巻き始めの高さ&カールは不ぞろいに
・STEP2の横の毛束は根元から10cm程下、外カールからスタート。
・こうやって高さや巻き、ウエーブの幅をランダムにすると、よりこなれた雰囲気に。
「三つ編み×ストレートアイロン」でできる簡単ウェーブの【巻き方】
Point
3つ編みをストレートアイロンで挟み、少しおいて熱を冷ましてからほどけば、ワッフルヘア風の細かいウエーブに。
- 3つ編みは両サイドに各2本ずつ、後ろに3本結び、ストレートアイロンで挟んでくせづけを。
- 熱を冷ましてからゴムをほどいて。
「ショート」のヘアセット方法
STEP1:前髪~トップをマジックカーラーで巻く
・大きめのマジックカーラーで、前髪を後ろ向きに巻く。
・その後ろの毛束も同様に巻いて。
・さらに、ハチ上の髪を分けて、クリップで留めておく。
STEP2:毛束を横に引き出して
・耳上の毛束を取り、根元をストレートアイロンで挟んで横向きに引っ張る。
・下向きに引っ張るとペタンとなり、上向きに引っ張ると広がるので注意!
STEP3:大きく内巻き
・中間まで来たら、手首を大きくカーブさせるように返して内巻きに。
・両耳の上、両耳の後ろ、真後ろの5つを目安に毛束を分けて巻くとちょうどいい。
STEP4:シアバターを手にとる
・すべて巻き終わったらマジックカーラーを外す。
・シアバターをほんの少し指先にとって、手のひらから指の間にまで薄く広げておく。
STEP5:シアバターを髪になじませて整える
・前髪をかきあげるようにしながら、手に広げたシアバターをなじませる。
・その後、手グシを通しながらフォルムを整え、毛先を軽くつまんで束感を。
出来上がり! ふんわりエアリーなストレートタッチに
「ボブ」のアレンジ【2選】
【1】外ハネアレンジ
STEP1:前髪を濡らしてギザギザに乾かす
「まず、左右に分かれてしまう前髪の根元を、水でしっかりと濡らします。次に、ドライヤーを当てて、指先で根元をギザギザと動かしながら乾かすと、分け目が目立たなくなります」(wacoさん/以下「」内同)
STEP2:毛先にバームをつけて巻きやすい状態に
「スタイリング剤がついていないと髪がサラサラすぎて巻きにくいので、毛先にバームを軽くつけます」
STEP3:ストレートアイロンで毛先を外ハネに
「ストレートアイロンを使って、毛先を外ハネにしていきます。しっかりクセづけるのではなく、手首を返す程度にカールをつけると、大人らしさをキープできます」
STEP4:バーム&オイルでツヤとまとまり感を
「髪全体に、バームとオイルを1:1で混ぜてなじませ、髪にツヤとまとまり感を与えます。ミックスすることで、濡れたようなツヤ感が出ます」
完成。ナチュラルな外ハネスタイル軽やかな印象に。程よいツヤと毛束感も春らしさを後押し。
\使用アイテム/
右/「トリートメント効果が高く、べたつかないのでお気に入り」リッカ リレイ トリートメントバーム
価格 | 容量 |
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¥2,500 | 40g |
左/「キレイなツヤを与えてくれる上、修復効果も高いです」Dr.Jr.イフイング TOKIO IE OUTOKARAMI PLATINUM OIL. TREATMENT
価格 | 容量 |
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¥3,200 | 100ml |
【2】ウルフ風外ハネアレンジ


ヘアサロンkate スタイリスト
MIYOさん
STEP1:髪の表面だけストレートアイロンをかける
「ボリュームダウンしすぎないように、ストレートアイロンをかけるのは、髪の表面のみ。髪の根元近くから毛先まで均一にアイロンでのばしていきます」(MIYOさん/以下「」内同)
STEP2:はねやすい後ろの毛先を外ハネに
「ロングボブは毛先がはねやすいので、流れに逆らわずに外ハネに。ストレートアイロンで、毛先3cmだけ手首を返すくらいの軽いカールをかけると、今っぽい外ハネスタイルになります」
STEP3:前髪とサイドは内巻きにしてウルフっぽく
「サイドにレイヤーが入っているので、前髪からサイドの毛先は内巻きにしてウルフ感を出します。後ろの外ハネと違う動きがついて、軽やかな印象に」
STEP4:毛先にヘアクリームをつけて毛束感を出す
「指の間にヘアクリームを広げ、手ぐしで毛先になじませます。後ろの髪だけではなく、前髪とサイドにもつけて、全体的に毛束感を出すのが、さらに今っぽくするコツです」
完成。
オンスタイルにもぴったりなナチュラルな外ハネスタイル。動きのある毛束感が、こなれた印象に。
\使用アイテム/
kate ジェントリーバーム
「ヘアワックスとしてもハンドクリームとして使えるサロンオリジナルのヘアクリーム。毛先にツヤと潤いを与えながら動きを出してくれます」
価格 | 容量 |
---|---|
¥2,200 | 48g |
「セミロング」のCカールヘア
Point
カールアイロンで作ろうとすると毛束がくるんとまとまってしまい、ちょっぴり古くさく見えてしまいがちな毛先のワンカール。ストレートアイロンなら、ラフな動きのあるCカールが簡単に叶う!STEP1:中間から大きく弧を描くように
・5cm幅くらいの毛束を取る。
・まずは髪の中間から大きく弧を描くようにアイロンを毛先に向かって流します。髪にエアリー感をプラス。
STEP2:毛先はさらっと内巻きに“抜く”
毛先は角度をつけすぎず内巻きにスッと抜くくらいにすると、カールに程よい抜け感が。“カールをつける”と意識しすぎないコト!
STEP3:横の毛束はトップから流す
・STEP1、STEP2のサイドの毛束は、トップからアイロンを流すようにかけ、毛先はスッと内巻きに。
・ひと束ずつ交互に“中間から”と“トップから”巻いていくと、表面に立体感がつく。
「前髪」セット方法【5選】
【1】フリル風シースルーバング


drive for garden
一番合戦 彩さん
\徳山沙季さん(フリーアナウンサー・31歳)がトライ!/
「シースルー感が新鮮です。前髪もブロックに分けて巻くと、劇的にキレイに仕上がるんですね」(徳山さん)
Point
「整った斜め下ろしバングはきちんとすぎる印象。分け目を変えて隙間を作ると、グッと抜け感が出ます。どんなファッションにも似合うようになります!」(一番合戦さん)STEP1:ストレートアイロンを縦に使って巻く
・前髪を5束に分け、ストレートアイロンを縦に使って巻く。
・まず中央部は毛先を内巻きにして、両サイドは外側に流れるように巻くとなじみがいい。
\こうなる/
STEP2:シアバターをつけて束感を出す
・少量のシアバターを指先に広げ、前髪に手グシを通しながら束感を出す。
・毛束をつまみながら隙間を作れば、出来上がり。
【2】内巻きシースルーバング
STEP1:前髪全体をストレートアイロンで内巻きに
140℃に設定したストレートアイロンで前髪全体を挟み、毛先に向けて滑らせながら、手首を内側にひねり軽く内巻きに。
「ストレートアイロンがない場合は、太めのヘアアイロンでもOK。前髪が目にかかる長さならカールはごくゆるく、目の下まで伸びている場合は、カールをややしっかりめにつけるのがコツです」(布瀬さん/以下「」内同)
STEP2:前髪の表面のみを再度アイロンで内巻きに
前髪の表面部分の根元を再度ストレートアイロンで挟み、同様に毛先に向けて滑らせながら、手首を内側にひねって軽く内巻きにします。
STEP3:ドライヤーの温風を上から当てる
前髪の表面に片手で手ぐしを入れ、軽く引っ張りながら、上からドライヤーの温風を当ててカールをなじませます。
STEP4:前髪の表面をサイドに流す
米粒大のヘアバターまたはヘアワックスを両手の指先に伸ばし、前髪の表面のみをつまんで両サイドに流します。
軽やかなシースルーバングの完成。
【3】ふわっと立体感のある前髪
Point
「前髪は、寝ているときにぱっくり分かれやすいので、きちんとぬらしてくせをリセットすること。2段に分けてから巻くと失敗しにくく、自然な立体感が出ます」(津村さん)STEP1:つむじ大きく内巻き周辺をぬらす
・くせを取るには、根元からぬらすのが大事。
・しかも“前髪”だけではなく“つむじの周り”までしっかりぬらすこと。地肌がぬれるまで、霧吹きする。
STEP2:地肌をこすりながら乾かす
・つむじの後ろの地肌を指でこすりながら、ドライヤーの風を上から当てて乾かす。
・手グシを通しながら真下に下ろし、くせを取ってフラットな状態に。
STEP3:2段にブロッキング
・前髪は少ないので一気にも巻けるが、仕上がりともちの良さが全然違うので、2段にして巻く。
・前髪を上下2段に分けて、表面の髪を分け取る。
STEP4:内側を巻く
・やけどをしやすく、根元のくせもガンコな部分なので、ストレートアイロンで。
・内側の根元から挟み、毛束を水平に引っ張りながら大きくカーブさせる。
\巻き終わり/
STEP5:表面を巻く
・分けておいた表面の髪も、根元からアイロンを挟んで大きくカーブさせて内巻きに。
・カーブのつけすぎに注意して。この後、全体の髪を巻く。
STEP6:シアバターをつける
・シアバターを指に少量とって手に広げ、全体につけてから余ったものを前髪にもつける。
・手グシを通しながら軽くふわっとなるように。
STEP7:軽くコーミング
・最後にコーミングして毛流れを整える。
・強くとかすとせっかく巻いたふんわり感がなくなってしまうので、あくまでも中間から軽くとかす程度に。
【4】流しバング
STEP1:
・斜め流し前髪の場合、ストレートアイロンを流したい方向に動かすだけ。
・分け目の端のひと束は、毛先をクイッと平仮名の“し”の字カールになるようしっかりくせづける。
STEP2:
・STEP1でくせづけた以外の髪は2~3パートに分けて、アイロンで挟んでいく。
・毛束の中間から毛先にかけて、流したい方向に自然に流して。
【5】外ハネセンターパート
Point
・つまらなくなりがちなセンターパートには、外ハネニュアンスで変化をつけてみて。・あえて目尻にかかるように計算したうねりが表情を曖昧にさせ、アンニュイな魅力を引き出す。縦ラインが強調されてフェースラインもスッキリ!
STEP1:分け目をセンターに
コームで全体をセンター分けにする。事前にブローでくせをとっておくとキレイに分かれる。
STEP2:アイロンで前髪を外ハネに
作り込みすぎない自然なくせが作れるストレートアイロンを使用。前髪を挟んで毛先を外ハネに。
※価格はすべて税抜きです。
※一部サロン専売品が含まれます。