暑い日のヘアアレンジ14選!残暑を乗り切る涼しげヘアを紹介

まだまだ続く暑い日にぴったりな時間や手間をかけずにできるヘアアレンジをまとめました。顔周りや首元が涼しいのはもちろん、トレンド感も取り入れたおしゃれなおすすめアレンジです。残暑も涼しげアレンジで心地よく過ごしてみては。
簡単なのにおしゃれに仕上がる!涼しげアレンジ【4選】
【1】3分でできるクリップを使った爽やかアップ
モワッとする暑さと湿気があっても気分良く過ごせる、涼しげなアレンジを紹介します。誰でもできる簡単さなので、いつものアレンジに加えて!
韓国で人気になり今や日本でも定番ヘアアクセとして浸透した、バンスクリップ。ワニの口のようにガブッと広げ、髪をキャッチしてくれるヘアアクセです。一度でしっかり髪を留められておしゃれに見えるので、これをつけるだけでいい感じになるのもうれしい。時短アレンジにぴったりです。
まさに今回のアップアレンジは3分でできる手軽で、タイパの良さはピカイチ。ヘアサロン「CIECA.」の柏木悠里さんに作り方を教えてもらいました。
【BEFORE】
【HOW TO】
STEP1:低めの位置でひとつ結びに
髪全体にオイルやバームなどをなじませ、広がりを抑えてまとめやすい状態にしておきます。前髪ともみあげを残し、手ぐしでざっくりまとめて低めの位置でひとつ結びに。
STEP2:毛束をねじり上げる
結んだ毛束を上向きにねじって。強めにねじり、片手で押さえておきます。
STEP3:バンスクリップで留める
上からバンスクリップでガブッと押さえ、ねじり上げた毛束を留めます。余裕があれば前髪やもみあげをミニストレートアイロンで軽く巻き、ニュアンスをプラス。
完成
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:CIECA.(シエカ)
【2】キメすぎない適当さがいい!ゴム&ピン不要でできるクリップハーフアップ

CINNAMON オーナー
酒井吉之さん
都内有名サロンを経て、中目黒に自身のヘアサロン「CINNAMON」を設立。サロンワークを中心に講師など幅広いフィールドで活躍中。その人に似合う髪型作りに定評がある。
顔周りの髪がなくなるだけでスッキリ見えて涼感もアップ! 暑さを軽減できて、誰でも簡単にできるハーフアップは強い味方になりそうです。
人間の体のなかで太陽にいちばん近い位置にある頭は、暑さもひとしお!? 髪が密集しているからより暑さを感じやすく、首すじも髪で隠れて熱がこもりがち。また、顔周りに髪がかかっていると見た目も暑い雰囲気で、なんとなく風通しが悪い印象になりそうです。
大人に似合って、しかも誰でもできる顔周り涼しげアレンジは、みんな大好きハーフアップ。髪を取ってバンスクリップで留めるだけでできる手軽さは、最高です!かわいく見せるコツは後れ毛。小顔効果もあるパーツなので、これは絶対に作るのがおすすめです。
さっそく「CINNAMON」の酒井吉之さんに教えていただきました。
【BEFORE】
【HOW TO】
STEP1:髪全体にスタイリング剤をなじませる
パーマヘアなので、まずはカールがしっかり出るムースをパーマ部分になじませます。ノンパーマの場合は、ミルクやオイルなど自分の髪質に合うものをチョイスして。直毛すぎる場合は、毛先だけワンカールの内外ミックス巻きにしておくとしなやかに見えてフェミニンな雰囲気が作れます。
STEP2:ハーフアップの毛を分け取る
顔周りの髪は後れ毛として残し、耳のラインでハーフアップにして手で押さえておきます。もっと襟足を涼しくしたいときには、分け取る分量を多くして下ろす髪を少なくするのがいいでしょう。
STEP3:クリップで留める
分け取った毛束をひとねじりし、上からバンスクリップを挟んで留めます。ゴムで結んでいないのでキチッとなりすぎず、適度なゆるさが出ておしゃれに仕上がります。
完成
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:CINNAMON(シナモン)
【3】ざっくり三つ編み+バレッタで作る甘さとラフさのあるまとめ髪

Un ami shibuya 店長
池田 凌さん
トレンドを取り入れた大人っぽいヘアスタイルが得意。ライフスタイルにおける様々なお悩みを、技術・知識・想いの3つで解決に導きます。幅広い年齢層から熱い支持!
まだまだ続く夏の暑さ! 髪が密集しているうえ、人体でいちばん太陽に近い頭部は暑くなること必至です。簡単にできる涼しげアレンジで、晩夏をのりきりましょう。
下ろしたスタイルもかわいいけれど、夏はまとめ髪にして首元を涼しくしたいもの。手の込んだアレンジは難しいし、ちょっと面倒だし…ということで適当なひとつ結びにしてしまう人が多いはず。
でも、簡単にできて、おまけに素敵に見えるアレンジのバリエーションを知っておくと、着こなしや気分や天候に合わせてアレンジを変えることができ、おしゃれの楽しみが増えるかも!?
今回のアレンジは、涼感がありながらもざっくりしたラフさもあり、程よく甘さのあるもの。詳しい作り方を、ヘアサロン「Un ami shibuya」の池田 凌さんに教えていただきました。
【BEFORE】
【HOW TO】
STEP1:後ろで三つ編みに
顔周りにレイヤーが入ったスタイルなので、まとめやすくするためにオイルやバームなどをなじませておきます。後ろで髪をまとめたら、3束にして三つ編みを作ります。レイヤーの部分の毛束が落ちてきますが気にせずそのままにして、やや強めに編んで。
STEP2:編み終わりにバレッタを
毛先近くまで編んだら、バレッタで留めます。ゴムで結ばないため少し緩みを感じるかもしれませんが、それによりラフな雰囲気になって甘さとアンニュイさが演出できるのがポイント。バレッタは、髪の量により、長短や太さを選ぶのがおすすめです。
STEP3:髪の表面を適当に引き出す
バレッタで留めた部分を押さえつつ、もう片方の手で髪の表面を部分的につまみ出して立体感を作ります。三つ編み部分の無造作感とのバランスも良くなり、仕上がりがランクアップ!
完成
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:Un ami shibuya(アンアミシブヤ)
【4】ねじり編みでニュアンスを出したワンランク上のハーフアップ

ALBUM 銀座
副店長 芝崎綾香さん
ライフスタイルに沿ったヘア、メイクやファッション、なりたい女性像や好きな雰囲気に似合わせたスタイルが得意。骨格バランスも考慮しながら、一緒に考えつつスタイル提案をしてくれる。
人気のインナーカラーやフェイスフレーミングカラーが一層引き立つハーフアップアレンジは、涼しげ見せもできちゃう! もちろん、ワンカラーでも素敵ですよ。
顔周りがスッキリするだけで涼感は倍増。
オンでもオフでもシーンを選ぶことなく活用できて、簡単に作れるハーフアップですが、ときおりマンネリ気味になることはありませんか? 今回は定番のハーフアップをひと工夫。
サイドの毛束をねじり編みにすることで、耳の上に入れたハイトーンのインナーカラーを引き立てています。ねじり編みはゆるっとほぐしやすいため、デザインカラーとの相性も良好。
詳しい作り方を、ヘアサロン「ALBUM 銀座」の芝崎綾香さんに教えていただきました。
【BEFORE】
【HOW TO】
STEP1:変型のハーフアップを作る
あらかじめ、全体を緩く巻いておくのがおすすめ。ストレートの場合は毛先だけワンカールさせておくと、毛先のパサつきが気になりません。耳ラインよりまえの髪を残し、それより後ろの髪をハーフアップにします。土台になる部分なので、しっかり結んでおいて。
STEP2:残しておいた髪をねじり編みに
前髪と顔周りの髪は残し、耳前の毛束は上下ふたつに分け、それぞれ軽くねじってから交互に重ねていきます。最初のひと編みは、下にある毛束を上に重ねて編み始めると顔周りがスッキリ。
STEP3:編んだ毛束をほぐして留める
後ろに向けてねじり編みした毛束は、部分的に髪をつまみ出してラフにほぐします。そのまま毛先をSTEP1で作った結び目に巻きつけ、ほどけないようにしっかりピンで留めて。逆サイドもSTEP2からSTEP3を同様に行います。前髪や顔周りの後れ毛を整えてから、結び目にヘアアクセを飾って完成!
完成
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:ALBUM GINZA
ドラマティックにイメチェン!アレンジで作る涼しげ美人ヘア【2選】
【1】清涼感をブレンドしたねじり留めで作るツインハーフ
髪がたまりがちな顔周りの風通しが良くなる、ハーフアップ風アレンジ。アップを左右に分けたツインハーフなら、トレンド感たっぷり。サイドは耳にかけ、涼感をもたらします。毛量を少なく見せて涼しげに。
【BEFORE】
【HOW TO】
STEP1:髪全体を波巻きに。毛束を取り、ストレートアイロンで毛先を外、その上を内、その上を外と繰り返してくせをつけて。
STEP2:前髪と顔周りの髪を残し、ハチ周りの毛束を取って後ろ向きにねじってピンで固定。逆側も同様に。
STEP3:もみ上げは後れ毛風に残し、サイドは耳にかけてスッキリ。艶やかに見える波巻きも涼感効果あり。
完成
担当サロン:CIECA.(シエカ)
【2】後れ毛で爽やかなニュアンスをつけたアップアレンジ
くるりんぱ+シニヨンの、リラクシーなアップアレンジ。パラパラと落ちてくる顔周りの後れ毛はそのまま生かし、毛束で透け感を表現。しなやかな毛流れに、色気がのぞきます。フェースラインの後れ毛で涼しげに。
【BEFORE】
【HOW TO】
STEP1:ハチ上の髪を後ろでくるりんぱにしたら、その下の毛束も後ろでひとつに結んでくるりんぱを作る。
STEP2:全体の髪をひとつに結んでふた束に分け、それを交互に重ねたロープ編みにして結ぶ。その毛束を折り返してシニヨンに。
STEP3:くるりんぱした毛束を引き出してくずしつつ、顔周りの後れ毛はゆる巻きに。結び目にアクセを飾る。
完成
担当サロン:SiiKA(シーカ) スタイリスト 岩波ゆいさん
「韓国風」暑くても今っぽいおしゃれが楽しめるアレンジ【3選】
【1】上品見えする秘訣は“前髪のすじ流し”!ケンニプモリ風まとめ

SUNVALLEY 副店長
今野 捷さん
なりたいイメージを、トレンド感のある似合わせスタイルとツヤ髪で周りと差のつくデザインで実現。似合うものが分からない人にも、最適な提案で正解を導いてくれます。髪のお悩みをなんでもご相談できる頼もしい美容師。
シンプルなひとつ結びは細部にこだわることで、いつもよりグッと素敵に見せることができます。暑い時期にぴったりな清涼感もばっちりのアレンジです。
残暑といえどもまだまだ暑さが続く時期。少しでも涼しく過ごしたいと思うなら、うなじも顔周りもスッキリさせてくれるヘアアレンジはマストですよね。
不器用な人でも取り入れやすいのが、髪をまとめて結ぶだけのひとつ結びアレンジ。
シンプルだからこそ、適当に結んだら老け見えしてしまうときもあるし、細部にちょっと手を加えるだけでグンと素敵に見えることも。
今回はタイトにまとめつつ、前髪や後れ毛などにテクニックをプラスして、ワンランク上の形に仕上げました。きちんと見えするので、お仕事や大事な人へのご挨拶など、堅いシーンにもハマりそう。
さっそく、ヘアサロン「SUNVALLEY」の今野 捷さんに教えていただきました。
【BEFORE】
【HOW TO】
STEP1:髪をタイトにまとめる
もみあげ部分の髪は残し、他はコームを使いながら髪を後ろでまとめます。下の位置で髪をまとめ、ゴムで結んでひとつ結びに。飾りゴムやポニーフックを使うと、キレイに見えます。
STEP2:耳の後ろに隠しピンを
髪が膨らんだり落ちてきたりしないよう、耳の後ろをピンで留めます。タイト感がキープされ、清涼感のあるきちんとした印象になります。
STEP3:前髪の束をコームで整える
前髪はコームを使って部分的に引き出し、丸みをつけながら横に流すように整えます。このとき、ヘアスティックを使うのもおすすめ。韓国のケンニプモリ(エゴマの葉みたいな曲線をつけた前髪)のようになり、ひとつ結びに今っぽいアクセントが加わります。残しておいたもみあげも、ヘアスティックで束に固めて仕上げます。
完成
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:SUNVALLEY
【2】スッキリ清潔感のあるカチモリ風ハーフアップ

LONESS omotesando
店長 原 倫子さん
ひとりひとりに合わせたショートやボブ、柔らかい似合わせヘアが得意。有名人も担当している。いつもの自分をちょっと変えたい人、ばっさりカットして大胆にイメチェンしたい人大歓迎。ぜひ足を運んでみて。
暑い季節に取り入れたい、涼しげに見せるヘアアレンジ。今回は、洒落感のあるハーフアップを紹介します。誰でもできる簡単さなので、ぜひチェックして。
ハーフアップを韓国風にアレンジ。簡単なのにシーンを選ばないマルチさも魅力。
髪が溜まりがちなハチ周りをスッキリさせて清潔感を引き出すハーフアップは、『美的』世代の定番アレンジ。今回はハーフアップとカチモリを組み合わせ、トレンドを盛り込みました。
顔周りの髪がジャマにならないためお仕事シーンにあるのはもちろんのこと、存在感のあるヘアアクセで盛ればお呼ばれのときでもOK。誰でも簡単にできる簡単さも、高ポイントです!
教えてくれたのは、ヘアサロン「LONESS omotesando」の原 倫子さん。さっそく作り方を紹介します。
【BEFORE】
【HOW TO】
STEP1:毛先を外ハネに
ストレートアイロンを使い、毛先をワンカールの外ハネにします。カールアイロンでもOKですが、その場合は巻きすぎてくるんとならないように注意しましょう。外ハネにしなくてもいいですが、これをやっておくとカチモリが作りやすいです。
STEP2:ハーフアップを作る
前髪ともみあげを残して、耳の付け根のラインでハーフアップに。髪をまとめるときは、手ぐしを使うことでこなれた仕上がりになります。
STEP3:毛先を引き抜かず輪結びにする
ハーフアップした毛束は、毛先を抜かず輪になるように結びます。このとき、毛先が斜め上を向くように調整するのがコツ。前髪ともみあげはヘアスティックやバームで束感を出し、形を整えます。
結び目にヘアアクセを飾って完成!
完成
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ)
【3】きゅっと強めに編んで作るタウンモリ

MINX aoyama 代表
清水 豊さん
「かわいく、キレイになりたい」という願いを必ずかなえてくれる、似合わせ技術に定評のある美容師。流行を取り入れつつひとりひとりに合わせた提案は、幅広い層から支持を集めている。カット講師、スタッフ教育担当、国内海外でのセミナー講師と幅広く活躍。
韓国アイドルたちからも人気の三つ編み(タウンモリ)アレンジ。
残暑が続きまだ出かけることすら億劫になる暑さなので、髪だけでも涼しくなれるようなアレンジを取り入れたいもの。
ミディアムやロングなど首元を隠してしまうレングスは熱がこもりやすいため、やっぱり髪はまとめてしまうのがベストです。
今回はそこに三つ編みをプラス。韓国では「タウンモリ」と呼ばれるおさげをおしゃれに取り入れてみました。日本では編んだ部分の毛束をざっくりと引き出して崩し、あえて無造作に見せるのが主流でしたが、最近は韓国トレンドの影響か、タイトな編み方が定番になってきています。
三つ編みは簡単に盛れるので、お呼ばれのときにも使えそう! ヘアサロン「MINX aoyama」の清水 豊さんに教えてもらいました。
【BEFORE】
【HOW TO】
STEP1:髪を後ろでひとつに結ぶ
前髪と顔周りの髪を残し、全体を後ろでひとつ結びにします。髪をまとめるときは、コームで整えてから手ぐしで集めるとキレイ。
結ぶ位置は、髪の長さにもよりますが、後頭部の中央あたりがおすすめ。高めに結ぶとアクティブに、低めに結ぶと大人っぽく落ち着いた印象になります。
STEP2:毛束を分けて三つ編みにする
ひとつ結びにした毛束をふたつに分け、それぞれ三つ編みにして編み終わりはゴムで結びます。三つ編みにするときは少し強めに編むのがコツ。
髪にレイヤーが入っていて編んでいる途中で髪が落ちてきてしまう場合は、編む前にオイルをなじませてしっとりさせておきましょう。髪のパサつきがひどい場合も同様に。
STEP3:細部を整える
残しておいた顔周りの毛束を、ストレートアイロンでワンカールの内巻きにします。前髪もストレートアイロンをサラッとスルーさせると洗練された雰囲気に。巻き終わったら少量のバームをつけた指で毛束をつまみ、束感を作ります。
この細部のひと手間でアレンジの完成度がびっくりするほど高くなるので、ぜひやってみて!
最後、結び目にヘアアクセを飾って完成です。
完成
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ)
「お団子」お呼ばれシーンにもぴったりなタイトシニヨン

Une GARDEN
ディレクター 一番合戦 彩さん
特に、「大人かわいいヘア」「小顔に見せる顔周りのカット」「抜け感のあるヘアアレンジ」が得意。たくさんの引き出しの中から、ひとりひとりのライフスタイルに合わせた、ベストなヘアスタイルを提案してくれる。
お団子やシニヨンを作るとき、ピン留めがうまくいかないというぶきっちょさんにおすすめなのが、ゴムだけでできるまとめ髪。タイトにまとめているから、お呼ばれシーンにももってこいです!
髪が密集している頭部は熱や湿気がこもりやすい部位だから、この時期はアレンジで風通しを良くしましょう。アップアレンジなら顔周りとうなじが涼しくなり、体感はマイナス5℃!お団子にしてしまえば毛束もジャマにならずスッキリ感マシマシですが、毛束を丸めて「崩れないようにピンで留める」というのが不器用な人には難しい…。
そこで今回は、毛束を折り返して毛先を結び目のゴムに入れ込んで留めるお団子(シニヨン)を紹介します。レイヤーの入ったスタイルだとパラパラと毛が落ちてきてしまうこともありますが、毛束を編んでしまえばまとまりも◎。お団子部分はほぐさずタイトなままでOKだから、ほぐしのバランスが苦手な人でも作りやすいです。
普段用のアレンジとしてもいいですし、存在感のあるヘアアクセをあしらえばデートやお呼ばれのときにもぴったり! さっそく作り方を、「Une GARDEN」の一番合戦さんに教えていただきました。
【BEFORE】
【HOW TO】
STEP1:下めの位置でひとつ結びに
全体に薄くヘアバームをなじませてしっとりさせ、もみあげを残して後ろでひとつ結びに。やや下の位置で結びます。
STEP2:毛束を3つ編みにする
結んだ毛束は3つ編みに。うまく編めなくて不格好になっても問題なし! 毛先は長めに残し、編み終わりは細いゴムで結びます。
STEP3:毛束を上に折り返して結ぶ
編んだ毛束は上に折り返し、最初の結び目のゴムに入れ込んで留めます。このとき、長めに残しておいた毛先を上向きにして散らすと、カチモリ(韓国風のお団子)のようになって今っぽい!結び目のゴムの上には、バレッタやクリップなどヘアアクセを飾るとゴムが隠れて盛り感も出て、いい感じに仕上がります。最後、残しておいたもみあげはヘアスティックやヘアマスカラなどで束感をつけましょう。
完成
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:Uné GARDEN(アンガーデン)
「ポニーテール」残暑を乗り切る大人可愛いアレンジ【2選】
【1】おしゃれに差がつくリボンローポニー

SHIMA DAIKANYAMA
スタイリスト 菊田麻未さん
ナチュラルなテイストでありながら、かわいらしさと色っぽさが同居するスタイル作りに定評あり。簡単なワンカールスタイリングで、ふんわり&サラッと決まるレイヤーカットが得意。「ふとした瞬間、振り返ったその横顔にハッとときめくかわいさを生み出します!」
リボンを使ったアレンジが大人気。シンプルなひとつ結びに合わせるだけで、上品でキュートな雰囲気が演出できます。今回は、それをさらにアップデートさせた斬新なリボンテクをご紹介。
まだまだ高温多湿な時期、顔周りや首元に髪がまとわりついて不快なこと極まりないですよね。ある程度結べる長さがあるなら、風通しが良くなって涼しさをもたらすアップアレンジがベストかもしれません。
アップヘアにリボンを合わせるとトレンド感抜群ですが、今回はそのリボンの使い方をひと工夫。普通に結ぶより断然おしゃれに見えるリボンアレンジを、SHIMAの菊田麻未さんに教えていただきました。
【BEFORE】
【HOW TO】
STEP1:下めの位置でひとつ結びに
顔周りの髪を残し、髪全体を後頭部の中央でひとつに結びます。結んだ毛束を一部分取って、それを2束に分けて交互に重ねたねじり編みに。
STEP2:リボンを首に巻く
まずは長めのリボンを用意。リボンは太めだとエレガントに、細めだと抜け感が出ます。今回は、黒地に金の小さなスタッズのついたリボンを2m程使用しました。首に前から巻きつけ、後ろでひと結びします。
STEP3:リボンを髪に結ぶ
首の後ろで結んだリボンを、そのままひとつ結びの結び目に巻きつけてリボン結びにするだけ。あっという間に仕上がります。
完成
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:SHIMA DAIKANYAMA
【2】シンプルだけどこなれる涼しげポニーテール

Violet 店長
MANAEさん
韓国ヘアの神様、カミカリスマ受賞。トレンドを取り入れた満足度の高い仕上がりに定評あり。特に透明感のあるヘアカラーが得意。エクステやパーマの要望にも応えてくれる。ヘア&メイクとしても活躍中。
気温と湿度が高い不快な日でも心地良く過ごせる、涼しげアレンジをプロに教えてもらいました。今回は、定番のポニーテールに+αしたワザありアレンジをご紹介。
涼しく気分良く過ごすには、アップアレンジがおすすめです。アレンジの定番No.1といえばひとつ結び=ポニーテール。シンプルだからこそ、結び位置を変えたりワンテクをプラスしたり、ヘアアクセで飾ったりと、幅広く応用できるアレンジです。
こなれたワザありポニーテールを教えてくれたのは、ヘアサロン「Violet」の店長のMANAEさん。それでは作り方を紹介します!
【HOW TO】
STEP1:ポニーテールを作り、一部をねじり編みに
顔周りの髪を残し、髪全体を後頭部の中央でひとつに結びます。結んだ毛束を一部分取って、それを2束に分けて交互に重ねたねじり編みに。
STEP2:ねじり編みをほぐして巻きつける
ねじり編みにした毛束を、ところどころつまみ出してふわっとほぐします。そのままポニーテールの結び目に巻きつけ、ほどけないようにしっかりピンで留めて。
STEP3:表面を凸凹させてこなれ感を出す
トップとハチ上の部分の髪を指で部分的につまみ出し、ふんわり感とこなれ感を演出。残しておいた顔周りの髪は、ヘアマスカラやパームで束感を出して整えます。
完成
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:Violet(バイオレット)
40代におすすめ!清涼感のある暑い日対策アレンジ【2選】

ヘア&メイクアップアーティスト
yumiさん
トレンドをその人らしく落とし込むメイクに定評あり。メイクレッスンや美容誌、ファッション誌、映像などさまざまなジャンルで活躍。女優、モデル、アーティストからの指名も多数。美的GRANDwebでは、大人世代のリアルなメイク悩みを見事解決。Three PEACE所属。
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【1】汗ばむ季節も清潔感×華やかさを両立!クリップ一つでできるまとめ髪
暑さや湿気で不快な日でも、涼しく心地よく過ごしたい。そんな大人の願いをかなえる、誰でも簡単にできるアップスタイルを、yumiさんが解説します。今回は、今や定番ヘアアクセサリーとも言えるヘアクリップを使った、華やかなヘアアレンジです。

ヘア&メイクアップアーティスト
yumiさん
涼しく、そして気分良く過ごすには、顔周りがすっきりするアップアレンジが断然おすすめです。
不器用だからアレンジは苦手で…と、諦めてしまう方もいらっしゃるかもしれません。でも、ご安心ください!
今回はヘアクリップを使った誰でもテクニックいらずでできるアレンジをご紹介します! くずれにくく、まとめ髪にしても華やぎも出るので、浴衣を着る日など特別なシーンにもぴったり。
それでは早速、その作り方をご紹介していきましょう!
大人のアップスタイルがあか抜ける2つのポイント
POINT1:顔まわりのニュアンスで、こなれ感の土台を
ただまとめるだけでなく、顔まわりの髪を軽く巻いてニュアンスをつけることで、一気にこなれた印象に。ヘアバームでまとまりを出し、アレンジの土台を整えましょう。
POINT2:「三つ編み」が、凝ったアレンジに見せる秘訣
クリップで留める前に、簡単な三つ編みをベースにすることで、複雑なアレンジに見せつつ、くずれにくく長時間キレイなスタイルをキープできます。
【HOW TO】
STEP1:バームで顔まわりにニュアンスをプラス
まず、アレンジを始める前に、36mmくらいのコテで顔周りの髪のみ軽くニュアンスをつけておきましょう。ゆるっと巻くことで、顔周りが華やぎ、こなれた印象になります。その後、手のひらにヘアバームを少量取り、顔周りや髪全体に揉み込むようになじませます。これにより、髪がまとまりやすくなり、ツヤ感もアップして、アレンジの土台が整います。
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アリミノ ダンスデザインチューナー ポッピングフィグ
価格 | 容量 |
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¥1,980 | 80g |
軽やかなテクスチャーでありながら、髪一本一本に潤いを与え、しなやかなまとまりを長時間キープ。ベタつきを感じさせず、アレンジ前のベース作りや、ニュアンス作りに最適。エイジングによる髪のパサつきや、乾燥による広がりを抑え、自然なツヤと動きのあるスタイルに。
STEP2:片側で三つ編みを作る
次に、フェイスラインの髪をほんの少し残しつつ、左右どちらかやりやすい方で、1本の三つ編みにして毛先までしっかり編み込みます。この三つ編みが、簡単なのに手が込んだような仕上がりに見せるアレンジの秘訣!
STEP3:編み目から毛を引き出し、「ふんわり感」と「ボリューム」をプラス
STEP2で編んだ三つ編みから、指で少しずつ毛束を引き出します。編み目がふわっと広がり、全体に華やかさとボリュームが生まれます。これが計算された無造作感を演出する大切なポイント!
STEP4:ヘアクリップを三つ編みの上の部分にセット
ヘアクリップを編んだ三つ編みの上の部分(頭のハチより少し下の位置)にヘアクリップをつけます。ヘアクリップは少し大きめのものを選ぶと、存在感が出て、こなれた印象になるのでおすすめです。
STEP5:三つ編みをヘアクリップに巻きつける
ヘアクリップをセットしたら、今度は三つ編みをクリップに向かって、下から上へと巻きつけていきます。三つ編み全体をクリップに絡ませるように巻きつけ、お団子のような形を作ります。
STEP6:ヘアクリップを開き、毛先を入れ込む
最後に、ヘアクリップをパカッと大きく開き、巻きつけた三つ編みの毛先をクリップの間にしっかりと入れ込み、閉じたら完成!
完成
クリップを使うことで、簡単なのに、くずれにくく、一日中美しいスタイルをキープできます。暑い時期におすすめのまとめ髪アレンジ、ぜひ取り入れてみてください!
【BACK】
【2】清潔感もこなれ感も両方手に入れる大人上品なゴムだけお団子
「忙しい朝、パパッと髪をまとめたいけれど、手抜きには見せたくない…」「大人として、きちんとした印象は譲れないけれど、凝ったヘアアレンジは時間もテクニックも必要だし…」。そんな風に感じて、毎日、髪型に悩んでしまうこと、ありませんか? ただ結ぶだけだと、顔周りが寂しく見えたり、どこか野朴ったい印象になってしまう、というのも、大人世代ならではのお悩みですよね。
今回は、ヘアゴムだけで、大人の品と清潔感、そしてこなれ感まで全てをかなえる、簡単お団子アレンジの秘密を徹底解説します!
清潔感もこなれ感も両方手にいれる! 大人のまとめ髪の秘訣は?

美容賢者
ヘア&メイクアップアーティスト
yumiさん
蒸し暑い夏の時期、髪をすっきりまとめたいけれど、複雑なアレンジは苦手…と感じている方も少なくないのではないでしょうか?
でも、ただ結ぶだけだと野暮ったく見えたり、寂しく見えてしまって…という声もよく耳にします。
そこで今回は、ヘアゴムだけを使って、不器用な方でも3分あればできる簡単なお団子アレンジを解説します! 大人の品と清潔感、そして適度なこなれ感まで、全てが一度に解決するヘアアレンジです。この機会にぜひマスターしてください!
2つのポイントをおさえて、お団子ヘアのこなれ感アップ!
POINT1:高すぎない位置が品と抜け感を両立させるカギ
お団子の位置は、高すぎず、耳の高さくらいを意識して。大人の落ち着きと抜け感を両立させるベストバランスです!
POINT2:「毛先の処理」で、計算された無造作感を
お団子にまとめた毛先は完全に隠すのでなく、あえてゴムからぴょんぴょんと出してみて。きちんと見えしやすいお団子ヘアに適度にルーズさが加わり、全体がより洗練された印象に。
【HOW TO】
STEP1:ヘアオイルでツヤ&まとまりアップ
アレンジを始める前に、髪全体に軽めにヘアオイルをなじませて。髪がまとまりやすくなり、ツヤ感もアップして、こなれた印象に仕上がります。
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イトクハシ スタイリング&マルチケアオイル
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¥4,400 | 50ml |
エイジングによるくせ毛やごわつき、うねりといった大人の髪悩みに寄り添いながら、美しいスタイルに仕上げるヘアオイル。 髪にするすると溶け込むような軽やかなテクスチャーで、スタイリングしながらハリ・コシやツヤをプラスし、パサつきを抑えます。
STEP2:上部でざっくりお団子を作る
次に、髪を上下にざっくりと分け、上の髪だけをヘアゴムで一つにまとめます。この時、毛先を全て引き抜かず、お団子の途中で止めるような形でざっくりお団子を作って。
\毛先は残して/
STEP3:毛束を巻きつける
毛先はお団子の根元にぐるぐると巻きつけてゴムに入れ込んで。ピンなしでもしっかり固定できます。
\毛先はゴムに入れ込むだけ!/
STEP4:下の髪をくるくる捻る
次に、下の残っている髪を、サイドのどちらかできつめに捻っていきます。
STEP5:捻った毛束をベースに巻きつける
捻った毛束を、STEP3で作った上のお団子の根元部分に巻きつけていきましょう。髪全体にボリュームと立体感が生まれ、より豊かなお団子に仕上がります。巻きつけることで、シンプルなヘアゴムだけのアレンジでも、手が込んでいるように見せる効果も。
STEP6:根本をゴムで固定する
毛束を巻きつけたら、もう1本ゴムを使って根本を固定します。ピンで留めなくてもくずれにくいヘアアレンジなので安心!
\横からみると/
あえてラフでまとまりすぎないように仕上がりのままでOK! 毛先が少し出ていたり、ぴょんぴょんと短い毛が飛び出していたりしても、それがかえってこなれ感になります。
さらに、こなれ感を出したいなら、頭頂部の髪を指で少しずつ引き出して、ふんわりとした丸みを持たせても◎。横顔や全体のバランスがぐっと洗練され、頑張りすぎない大人の抜け感が生まれます。
完成
いかがでしたでしょうか? 簡単なのに、どこかこなれて見えるお団子アレンジ、ぜひトライしてみてください!
※一部サロン専売品が含まれます。
▼あわせて読みたい
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
自分でもスタイリングしやすい顔周りのカットならお任せ! 再現性の高さに定評があり、セルフスタイリングやアレンジについても丁寧にアドバイスしてくれる。血色を意識した透明感のあるカラーの提案も。