食・レシピ
2008.7.2

北の国から美的通信#11 北海道ならではの旬の素材が続々と到着!

1:朝市のいけすに入っていた“するめいか”。少し寂しいいけすですが、味はやっぱり最高! その場でさばいてもらい、たっぷりの生姜醤油で食べるのが定番です。
2:スーパーに並べられたするめいか。5ハイで¥398です。私的には“安いっ”って思うのですが、地元の人からするとそうでもないようで……。
3:赤肉メロンがズラリ! ちなみにこれは、いかめしで有名な森町で収穫されたもの。けっこうな大きさで1玉¥780!
4:通常の桃太郎トマトにミニトマト、フルーツトマト、イエロートマト……と種類も豊富。7月、8月もまだまだ採れるそうです。

一年中、おいしいものがそろう北海道ですが、やはり旬のものを食べるのがいちばん! 体への吸収も旬のもののほうが断然いいそうです。そこで今回は、今まさに旬の食材をご紹介しようと思います。

まず、函館と言えば“いか”の街。ところがその“いか”は、ちょっとした問題で今年は収穫量がかなり減っているようです。ニュースで耳にしている方も多いかと思いますが、燃料費高騰のこのご時世、なんとイカ釣り漁船が出航できないというのです。

厳密に言えば、高い燃料費を出して出航しても、いかそのものの価格は例年よりもさほど高くならない……つまり、漁師さんにとっては赤字になるだけ。

つい2週間前には、イカ釣り漁船の方たちのストライキもありました。私たち消費者はおいしいいかを食べたいのはやまやまなんですけどね……。

ちなみに朝市を覗いて来たのですが、いかに関してはやはり品薄状態。活いかが入っているいけすは、なんだか少し寂しかったです(写真1)。でも、私たち庶民向けにと、スーパーでは朝漁りのするめいか(写真2)がリーズナブルな価格で売られています。

これから夏に向けては、するめいかをはじめ、柔らかい“あおりいか”が最も旬な時期。函館に来たらスーパー巡りをするのもおすすめですよ!

そして次なる旬の素材は、メロン★
北海道と言えば、夕張メロンが有名ですよね。今年の初物は、1玉なんと300万円で取引されたとか。しかし、残念ながら購入者はおらず、そのスーパーで一口1000円で販売したそうです(笑)。笑っちゃいけないけど、一口1000円もスゴイ価格ですよね。

でもおいしいのは夕張メロンだけではありません。同じく果肉がオレンジの“赤肉メロン”は、6月末から8月にかけて徐々に出回る時期。贅沢な食べ方ですが、私は1玉食べちゃいます。真っ二つにカットして種を取ったら、まずはそのまま食べ、残りの半分は牛乳をかけて食べます。いちごミルクならぬ、メロンミルクはかなりおすすめ!

最後にトマトをご紹介。これ、スーパーで撮った写真なのですが(写真4)、あまりにインパクトがあってついつい激写! いろんな種類のトマトがズラリと並べてあるのですが、北海道ならではの並びっぷりだと思いませんか? 私は毎日、丸かじりをして食べています。ちなみに、トマトが苦手な人は皮を湯剥きして細かく刻み、牛乳を入れてミキサーにかけるとすごくおいしくなります。お好みで蜂蜜やオリゴ糖を加えてもおいしいですよ!

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事