ヘアアレンジ・髪型
2021.9.17

小顔みせアレンジは、この3つでうまくいく!【髪型例31】

小顔見えが叶う3つのアレンジテクをご紹介します。ちょっとしたポイントでいつものアレンジがグッと小顔見えに変わります!

テク1:「トップにボリューム」をもたせたアレンジ【6選】

【1】トップをふわっとさせた後ろ編み

GARDEN Tokyo トップスタイリスト

本木亜美さん

Point

360度どこから見ても可愛く仕上げるには、フォルムのバランスが重要。丸顔さんはトップをふわっとさせたり、エラ張りさんは後れ毛を多めにしたりと、顔型に合わせた工夫を。

\How to/

STEP1:後れ毛を残してまとめる
ラフ巻きにしてシアバターをなじませ、こめかみ、耳前、耳後ろの毛束を残して髪をまとめる。

STEP2:編み込みにする
まとめた髪は3束にわけ、大きく編み込みにしてバレッタで留める。ボブなら3回編む程度。

STEP3:表面をくずす
表面の髪を所々指でつまみ出す。面長さんは、横もふんわりさせるとGOODなバランス。


【2】ふんわりとした立体感のある低めポニー

美眉アドバイザー

玉村麻衣子さん

\How to/

STEP1:ハチくらいの高さまで髪をランダムに巻く
「毛先からハチくらいまで、コテでランダムに巻いていきます。ランダムに巻くことで、ポニーテールにした毛先に動きが出ます」(玉村さん・以下「」内同)

STEP2:髪全体にヘアワックスをなじませる
「ひとつにまとめやすいように、髪全体にヘアワックスを。ヘアワックスを手のひらに広げたら、髪をもみ込むようになじませます」

STEP3:逆毛を立ててトップにボリュームを
「ヘアゴムで結ぶ前にトップに逆毛を立てておくと立体感を作りやすいので、コームで逆毛に」

STEP4:髪全体にヘアスプレーをしてボリュームをキープ
「【STEP2】と【STEP3】で出したボリュームをキープするために、髪全体にホールド力のあるヘアスプレーを仕込みます。髪を潰さないように、遠目の位置からシューッとスプレーするのがポイント」

STEP5:結ぶ位置は耳下の高さの低い位置
「手ぐしで髪をまとめたら、ヘアゴムで結びます。結ぶ高さは耳下の延長線上。この高さは後頭部の髪を引き出しやすく、立体的に見えます」

STEP6:後頭部の髪を思いっきり引き出す
「横から見たときに後頭部に丸みが出るように、髪をたっぷりとつまみ出します。つまみ出したあと、もう一度後頭部にヘアスプレーをしてホールドを」

STEP7:顔まわりの髪はつまみ出しながらヘアスプレーを
「顔まわりのふんわり感は、髪をつまみ出したときにヘアスプレーをして作ります。これで引き出した髪をしっかりホールドできます。仕上げに結び目にヘアカフをして、ヘアゴムを隠します」

完成!
顔まわりに引き出した髪がふんわりと柔らかい印象に。ヘアワックスとヘアスプレーのW使いで、このふんわり感を1日中キープ。

横から見ると…
たっぷりと引き出した後頭部の髪のおかげで、絶壁感ゼロ。美しい立体ヘアに仕上がっている。


【3】トップの毛束を引き出した大人の高めポニー

GARDEN Tokyo 副店長

津田 恵さん

Point

・下をあえてたるませルーズにまとめる。
・はらりと落ちたようなナチュラル後れ毛。

\How to/

STEP1:後れ毛を残してまとめる
耳後ろの髪を後れ毛用に細く分け取る。下をたるませながら全体をまとめ、後頭部の位置で結ぶ。

STEP2:トップの毛束を引き出す
結び目を手で押さえながら、トップの毛束を細く引き出す。ハチが張り気味な人は、やや高めに引き出して。

STEP3:ゴムに毛束を巻きつける
ポニーテールから毛束を1本取り、ゴムに巻きつける。最後はゴムの下でピンを挿して固定。

【SIDE】

【BACK】


【4】ハチ上を抑えて頭も小さく見える効果のあるハーフアップ風

Point

・広がりやすい髪をボリュームとして利用し、華のあるアレンジに。
・ハーフアップにすれば、膨張しやすいハチ上もスマートに抑えられ、頭が小さく見える。

\動画で詳しくやり方をチェック!/

\How to/

STEP1:まずは、コームを使って分け目をジグザグにとり、顔周りの毛束がペタッとつぶれるのを予防。


STEP2:その後、顔周りの毛束を残してハーフアップにし、大きめのクリップで留めて。仕上げに、毛先中心にソフトワックスを薄くつけ、自然な毛流れをメーク。


【SIDE】

【BACK】


【5】トップふんわりで横顔も小さく見えるポニー

\動画で詳しくアレンジ方法をチェック!/

\How to/

STEP1:オールバックになるよう手ぐしで高い位置にひとまとめに。少しだけ前髪を引き出します。

STEP2:髪を手でまとめた状態で、トップの毛束を細かく引き出す。立体的なシルエットを作っていきます。

STEP3:高すぎる位置で結んでしまうと、ポニーの長さが短くなりボリュームを出しづらくなる。後頭部上め辺りが◎。

STEP4:ゴムは毛束でキレイに隠して。毛束はポニーの下から取って結び目に1周させ、下でこっそりピン留めしましょう。

STEP5:ポニーに弾むようなリズムをつけるには逆毛が必要!クマの手で下から上へざくっとたっぷり逆毛を立てて。

完成!


【6】ゆるんと膨らみをもたせたひとつ結び

\動画で詳しくアレンジ方法をチェック!/

\How to/

STEP1:ベース巻きをする。フェイスラインの毛束をリバース(後ろ向き)に巻く。その後ろの毛束はフォワード(前向き)に巻く。さらにその後ろはリバース、その後ろはフォワードと交互にくり返して巻く。

STEP2:全部を巻き終えたら手ぐしでざっくりほぐす。

STEP3:ソフトワックスを手に広げ、下から手を入れてなじませる。カールをほぐしながら全体にワックスを行き渡らせる。

ベース巻き完成。

STEP4:トップの髪を持ち上げて、ブラシで内側に逆毛をつくる。

STEP5:顔周りの髪を残して、耳を隠しながら後ろでふわっとまとめてゴムで結ぶ。

STEP6:キュッとしごいて、結び目を押さえながら、髪をところどころつまみ出す。襟足の髪もつまみ出しゆるめる。

STEP7:毛束の一部をゴムの上に巻きつけ、ピンで固定。結び目の上にバレッタを飾る。

 

STEP8:顔周りの髪をリバース(後ろ向き)に巻いて完成!


テク2:「後れ毛」でフェイスラインをカバー【6選】

緩んだフェースライン、エラ張り…隠したいあれこれを華麗にカムフラージュしてくれるのが後れ毛の存在です。放っておくとすぐに伸びがちですが、リップ~あごにかかるラインは死守したい所。

ダウンスタイルでも、アップスタイルでも、不意にはらりと顔に落ちるこの長さは、ときに輪郭をシャープに見せてくれたり、顔にメリハリを与えてくれたり…わざとらしさなくして、シェーディングの役割を果たす武器にサロンでのオーダーはマストです。


【1】後れ毛&外ハネがポイントの1/3アップヘア

トップがペタッとすると小ダサく見えるので、しっかり立体的に。

Point

結び目上に立体感を出して程よい抜け感を


こめかみ下の髪の毛先を軽くカールさせて華やかな印象に仕上げる。

Point

毛先を外ハネにして、表情あるスタイルに


【2】後れ毛多めのボブのひとつ結び

【Before】

【After】

結び方はロングの基本と同じ。後れ毛の量感を少しだけ増やしつつ、毛先にはさりげなく揺れるニュアンスを添えて、華やかな表情に。

首周りがスカッとしないよう、襟足の後れ毛でバランスをとる。

Point

襟足の後れ毛で首周りをぐっと華やかに

巻くと途端に古くさくなるので、軽く外にハネさせる程度に抑えて。

Point

毛先だけをゆるっとカールさせる

完成。


【3】大人美人見えが叶うまとめ髪

N.Mist ヘアスタイリスト

工藤由布(YU-U)さん

Point

・「縛っただけ」にならないためには、前から見てトップとサイドを引き出し全体的にひし形になることを意識して。
・分け目をコームの柄でギザギザにするところは、幅広く、細かくギザギザを描くのがコツ!

\How to/

STEP1:分け目で細かくジグザグを描いて髪を持ち上げる。

STEP2:起こした髪をキープしつつ後ろをざっくりまとめる。

STEP3:後れ毛をこめかみ、耳上、もみ上げ、耳後ろに出す。

STEP4:襟足がたるまないようにあごを上げてゴムで結ぶ。

STEP5:結んだ毛束の下側を左右に引っ張って締める。

STEP6:結び目を押さえながらトップに高さを加える。

STEP7:頭がひし形になるようにサイドの髪を引き出す。

【Side】

【Back】


【4】ルーズさがキモ!アンニュイ三つ編み

\動画で詳しくアレンジ方法をチェック!/

STEP1:トップを中心にブラシで表面に逆毛を立てる。

STEP2:耳上の毛束を後頭部までねじってピンで留める。

STEP3:反対側もおなじようにねじってピンで留め、トップをつまみ出してボリュームをつける。

STEP4:1段下の毛束も後ろまでねじってピンで留める。 残った髪はうなじまで編み込んで、そこから3つ編みをする。

STEP5:ゴムをしたにずらしながら先端を結ぶ。ところどこと毛束を引き出してほぐし、前髪は揉んで動きをつける。

完成。



【5】ゆるっと感で顔をナチュラルにカバー

ヘアサロン『K.e.y』プレス

田中亜希子さん

\動画で詳しくアレンジ方法をチェック!/


\How to/

STEP1:前髪も含め高い位置に髪全体を集める。

STEP2:毛束を折り、ゴムで束ねてお団子にする。

STEP3:こめかみから毛束を細目に引き出し、後れ毛を作る。

STEP4:両側の後れ毛をヘアアイロンで巻き、緩い動きをつけて完成。


【6】たっぷりの後れ毛でフェースラインをカバーざっくりシニヨン

\How to/

STEP1:全体を外巻きにする
細めに毛束を取って外側にねじり、コテで挟んで外巻きに。ニュアンスをつけるだけなので、キレイに仕上げなくてOK。多少巻いていない毛束があっても大丈夫!

STEP2:トップの表面を軽く巻く
せっかくのアレンジも、トップがペタっとしていると完成度が急降下。ふわっとボリュームを出すために、ガイド部分の毛束を細かく取り、写真のようにひと巻きして!

巻き終わるとこんな感じ!

STEP3:セミウエットスプレーを振る
アレンジをおしゃれに見せるキモは、後れ毛&結んだときに表面に出る毛束感。必ずスタイリング剤を仕込むのを忘れずに。表面だけでなく、内側からもスプレーを。

STEP4:くしゃっともみ込む
STEP3のスタイリング剤を髪全体になじませるように、くしゃっともみ込む。これをすることで、ゴムやピンの留まりが良くなり、アレンジに適した質感に。

STEP5:高い位置で輪っか結びに
顔周り・襟足の後れ毛を分け取りつつ、全体を高い位置でまとめる。ゴムで結ぶ際、毛先を抜き切らず輪っかの状態に。きつく結んでおくと安定感が増します。

STEP6:抜き切らなかった毛束をねじる
抜き切らなかった毛束をねじったら、ランダムに細かい毛束を引き出しボリュームをつける。引き出す過程でぴょこっと髪が飛び出してもOK。この無造作感がカギになる。

STEP7:毛束をゴムに巻きつける
毛束の先端を持ちながらゴムにぐるりと巻きつけ、3か所程ピンを挿して固定する。無造作な動きのある毛束でゴムを隠すことで、カジュアルなおしゃれお団子に。

STEP8:全体の毛束を引き出す
お団子がくずれないようゴム付近を手で押さえながら、全体の毛束をざくざくと引き出し立体感をつける。写真のように、後ろをゆるっとたるませるのもポイント。

STEP9:後れ毛にワックスをつける
STEP5で残した後れ毛は、そのまま放置してしまうとただの“ボサボサ”に見えがち。ワックスをもみ込んできちんと毛束にする。これだけで仕上がりに雲泥の差が生まれます。



テク3:「前髪」で小顔見え【5選】

【1】小顔効果もある束感前髪

Point

伸ばしかけや前髪なしの人は、軽めのオイルで前やサイドに自然に毛束を散らすのが推し。ウェット質感で髪のボリュームが抑えられ頭が小さく見え、散らした前髪風毛束で顔に奥行きが出て小顔効果につながります。

STEP1:ヘアオイルを3~4プッシュたっぷり手のひらにとる。重めのオイルの場合は少なめに。

STEP2:毛先からもみ込む。このとき、手のオイルがなくなっていたらもう1プッシュプラス。

STEP3:中間から毛先に向かって手ぐしでなじませる。内側にもしっかりとつけて。

STEP4:手の残りでトップから顔周りの髪につける。毛束をつまんでランダムに散らして完成。

\使用アイテム/

■アリミノ ダンスデザインチューナー フラプライマー

価格容量
¥2,750 120ml 

ツヤ感を出しながら重くならず、さらりと仕上げるオイル。

 

【2】即・小顔!透け束バング

Point

例えば、ストライプ柄やリブ素材の服が着やせして見えるように、縦のラインを取り入れると、それだけでシルエットがシャープに補整されます。この理論を、顔の中で堂々と取り入れられる唯一のパーツが、ずばり前髪。ただ下ろすのではなく、ぜひワックスで束感を作るひと手間を!顔がシェイプされる上、適度な抜け感がおしゃれなムードも醸します。

\パールひと粒大のワックスをなじませる/

  1. 前髪にベタつき感があると悪目立ちするため、あくまでさりげない束感を目指して。
  2. パールひと粒大の少量のワックスを指先にのばし、細かい束を作るようになじませる。

\使用アイテム/

■コーセー スティーブンノル ディファイニング バーム

価格容量
¥1,595(編集部調べ) 50g

余ったらハンドクリームとして無駄なく活用を。

 

【3】面長さんは前髪を下ろして面積を小さく!

ヘア&メイクアップアーティスト

KUBOKIさん


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\動画で詳しくアレンジ方法をチェック!/

\How to/

STEP1:前髪の根元を水で軽く濡らし、生えグセを直す。

STEP2:前髪を放射状にブラシでとかしながら広げ、ドライヤーで乾かす。

STEP3:根元から毛先にかけてブローし、前髪に立体感を作る。

完成!

【4】センターパートは顔周りにニュアンスをつける

\変身してくれたのは…美的クラブ 山本梨絵さん

【Before】
堅めの職場なので安心感のある左分けが定番! 暗い髪色なので、重く平面的に見えがち。根元が立ち上がりにくく、髪が顔にかかりやすい。

【After】
根元をフワッとさせて、センターでナチュラルに分ける
ハードルの高いセンターパートは、顔周りにニュアンスをつけて小顔効果とカジュアル見えを狙う。フェースラインに陰影がつき、立体感も!

\How to/

STEP1:マジックカーラーで外巻き
中央でフワッと分けられるよう、モヒカンラインの髪をマジックカーラー2個で外巻きにして熱を当てる。

STEP2:毛先のハネをキープ
カーラーを外してセンターパートにすると、毛先に外ハネのうねりが生まれるので、スプレーでキープ。

【5】小顔見えが叶う斜め前髪

AFLOAT D’L(ディル)

井上紗矢香さん

\カットしたのは…『美的』クラブ 鈴木尚子さん

Point

・サイドにつながる斜め前髪は前髪は小顔の必需品。目尻を隠すようにサイドにつなげ、顔の面積をカバー。
・顔周りのロー&ハイライトカラーはローライトで顔周りを引き締めつつ、立体感を出すため所々ハイライトを。
・ひし形に見せるトップ&表面の浮遊毛はふんわりひし形シルエットにすると、顔がキュッと見えて小顔印象に。

軽く目にかかる長さで斜めにカット
前髪は軽く目にかかる長さで、目尻に沿って自然にサイドにつながるよう斜めにカット。

顔周りはやや前上がりにカット
顔周りはやや前上がりにカットし、内巻きカールが決まりやすくなるよう調整。


カットベース完成

Point

前髪でおでこと目尻横の肌面積を隠すと、グッと小顔に見えます。前髪に隙間を作ると、抜け感ができて子供っぽくない、今どき前髪に

\スタイリング/

STEP1:スタイリングの最初にカーラーで巻いておきます。アイロンで軽く巻いてもOK。

STEP2:トップの毛束を引き上げ、根元にアイロンを挟んで内巻きに滑らせると、ふわっ。

STEP3:顔周りの毛束は中間から軽く外巻きに。フェースラインがシュッと見えます。

STEP4:サイドの短いひと束を頬の上に落とし、頬の面積をさりげなくカバー。

STEP5:トップの浮遊毛をキープするため、根元にシュッと軽くスプレーを。
「カーラーで前髪に立体感を出すと、顔が後ろに下がったように見えて小顔印象に。全体の裾を内巻きにした後、トップや顔周りのスタイリングを。頬の上に落ちるひと束も重要ポイントです!」(井上さん)


「ショート・ボブ」の小顔見えアレンジ【4選】

【1】マスクとも相性抜群の小顔アレンジ

XELHA (シェルハ)スタイリスト

畑 美優さん

STEP1:26mmのアイロンでしっかり巻く
耳から上の髪を26mmのカールアイロンで根本からしっかり巻きます。この時にスタイリング剤をよくなじませます。オイル系だと艶が出てgood◎。

STEP2:ハーフアップする部分を結ぶ
耳前の髪を残して、少なめにとってハーフアップをしていきます。結んだあとにトップをしっかり引き出します。

STEP3:もう1段階結びくるりんぱ
先ほど残した耳前の髪を後ろで結んで、 STEP2で取った髪より1段階下の部分を結んでくるりんぱします。
※耳前の髪はほぐしません

STEP4:くるりんぱ部分をほぐす
くるりんぱした部分をほぐして、馴染ませていきます。

STEP5:結び目のゴムを隠す
ゴムを隠すため、結んだ髪のひと束を取り、ゴムの周りに巻きつけてピンで留めていきます。

完成。
全体の巻きを確認して足りないところは巻き足して、最後に顔周りの後れ毛を毛先が外ハネになるように巻き、全体のバランスを整えて完成です!マスクとも相性抜群の小顔アレンジです。


【2】生え際の髪を少し残すのがポイントの前髪アレンジ

Belle omotesandoスタイリスト

藤原愛莉さん

Point

目の下まで伸びた、中途半端な長さの前髪…。ショートの場合は、定番のポンパドールを避けて、横分けにしてねじって留めれば、スッキリ洗練された印象に!

\How to/

STEP1:前髪にワックスを揉み込む
「大豆ひと粒分のワックスを、両手によく伸ばしてから、前髪を持ち上げるようにしっかり揉み込みます」(藤原さん/以下「」内同)


STEP2:前髪を上向きにねじる
「前髪をざっくりと7:3分けにして、7側の髪を上向きにねじります。その際、生え際の髪を少し残しておくと、こなれた印象に。小顔効果もありますよ!」

STEP3:アメピンで固定する
「ねじった前髪の毛先近くをアメピンで固定します。コーディネートに合わせて、カジュアルな日はカラータイプを、フェミニンな日は黒いアメピンを選ぶのがおすすめです」

STEP4:逆サイドの髪は内側にねじる
「逆サイドの髪は、こめかみ上で内側にねじってアメピンで固定。同様に生え際の髪を少し残しておきます」

STEP5:トップの毛を引き出す!
「仕上げにトップ部分を少し引き出してねじり目をゆるませます。高さとルーズ感を出すことで、こなれた感がアップ」

完成!
中途半端な長さの前髪を快適に過ごせるねじりアレンジ。前髪の両端を残しておくことで、こなれた感と小顔効果をダブルで得られます。


【3】顔まわりの髪をあえて残して小顔効果を狙う

ヘアサロンtricca銀座店 アシスタント

高桑えむさん

Point

「特にハチの膨らみが気になるので、ハーフアップにしてボリュームを押さえています。このとき、顔まわりの髪をあえて残すと小顔効果も狙えますよ」(高桑さん/以下「」内同)

\How to/

STEP1:耳より1cm上から髪を取る

「耳上からサイドの髪をまとめるとフェースラインが強調されてしまうので、耳より1cm分の髪を残してハーフアップにします」

STEP2:ヘアゴムで結んでおだんごに

「【STEP1】で取った髪をヘアゴムで結びます。最後の毛束はヘアゴムを通し切らずに、おだんごに。毛先が下に向くようにして、後ろの髪となじませます」

STEP3:トップの髪をつまみ出してラフに

「片手で【STEP2】の結び目を押さえながら、もう片方の手でトップの髪を少しずつ引き出してラフに崩します」

STEP4:前髪の中央のみ後ろで留める

「前髪が目の下くらいの長さで邪魔になるので、中央部分の毛束のみ後ろに持っていきます」

「結び目の上で、前髪を留めるようにクリップピンを挟みます。もうひとつのクリップピンは飾りとして、結び目の横の位置に。ふたつのクリップピンの向きが揃わないようにするのが、後ろから見たときにこなれた感を出すコツです」

STEP5:顔まわりの髪を外巻き&縦巻きで動きを出す

「前髪は外巻きにすると、伸びかけでもうっとおしさが半減します」

「サイドに残した髪は縦巻きにして、顔まわりにふんわりと柔らかな動きをつけます」

完成!
ハーフアップにすることで、ハチの膨らみが気にならず軽やか。
顔まわりのゆるやかなウェーブのおかげで、余裕を感じるラフでおしゃれな仕上がりに♪

後ろから見ると…
ふたつのクリップピンがアクセントになって、後ろから見てもハーフアップが華やか。


【4】骨格・顔立ちカバーカチューシャ風ツイスト編み込み

DAMIAスタイリスト

増田怜奈さん

Point

骨格や顔立ちが強調されがちで、印象もマンネリになりがちなストレートボブ。たしかにロングに比べてアレンジのバリエーションが少ないボブは、顔まわりのあしらいが肝。

「ふつうの編み込みよりも簡単にできる“カチューシャ風ツイスト編み込み”なら、骨格&顔立ちカバーと脱マンネリが叶うんです!」(増田さん・以下「」内同)

\How to/

STEP1:トップの髪を少量とる
トップを7:3の位置でざっくり分けて、7側の毛束を少量とります。

STEP2:顔まわりをツイスト編み込みに
毛束を2分して、交差させツイスト編みにしていきます。

顔まわりの毛を少しずつすくい、交差させて前側にきた毛束と合わせて編み込み風に。

そのまま耳うしろまでツイスト編み込みを続けます。

「トップはゆるめに、サイドは少しタイトにツイストさせるのがコツです」

STEP3:トップの毛を引き出す
ツイストした毛先を片手でしっかり押さえ、もう片方の手でトップの毛を部分的に引き出して、ボリュームとルーズ感を出します。

STEP4:サイドの毛を引き出す
同様に片手でツイストした毛を押さえ、もう片方の手でサイドの編み目を少しずつ引き出してルーズ感を出します。

「サイドは引き出しすぎないのがポイントです」

STEP5:毛先をアメピンで固定する
ツイストした毛先をアメピンで固定します。

「大人っぽく仕上げたい場合は、小さめの黒いアメピンを目立たないように、カジュアル感を出したい場合は、色つきのアメピンを交差させてとめると◎!」

完成!
カチューシャのようなふんわりとしたボリューム感が可憐な“ツイスト編み込み”アレンジの完成です。

「トップをねじってふんわりとしたボリュームを出すことで、丸顔+地味顔をカバーしながら、優しい印象を醸し出すことができます。ふつうの編み込みは難しいですが、ツイスト編み込みなら不器用さんでも簡単にできるので、ぜひ試してみてくださいね!」


「ミディアム」の小顔見えアレンジ【4選】

【1】大ぶりスカーフでフェイスラインをカバーしたサイドアレンジ

\動画で詳しくやり方をチェック!/

\How to/

STEP1:ベースを巻く。フェイスラインの毛束をリバース(後ろ向き)に巻く。その後ろの毛束はフォワード(前向き)に巻く。さらにその後ろはリバース、その後ろはフォワードと交互にくり返す。

STEP2:全部を巻き終えたら手ぐしでざっくりほぐす。

STEP3:ソフトワックスはこのくらい。手に広げて、下から手を入れてなじませる。カールをほぐしながら、全体にワックスを行き渡らせれば、ベース巻きの出来上がり。

STEP4:左側の顔周りの髪を残して、サイドの髪を後ろ向きにねじる。

STEP5:左耳の下でピンで固定。

STEP6:右側は襟足の髪をねじり上げて、左耳の下でひとつに集めてゴムで結ぶ。

STEP7:結び目を押さえながら、髪をところどころつまみ出す。

STEP8:指にキープスプレーをつけて、前髪を横分けにして整える。

STEP9:2つ折りにしたスカーフを結び目の下に置き、輪にした方にもう片方を通し、キュッとしごく。

STEP10:リボン結びにして完成!


【2】程よく後れ毛を出した1/3アップ

N.Mist ヘアスタイリスト

工藤由布(YU-U)さん

Point

・ハーフアップこそ、分け目つぶしを徹底的にしておいて。
・最後に9でトップを引き出した後、両サイドのこめかみ上も2か所ずつ引き出すとさらにいい雰囲気に。
・後れ毛のスタイリング剤も忘れずに。

\How to/

STEP1:分け目にコームの柄で細かくジグザグを描く。

STEP2:グシャグシャでいいのでそのまま持ち上げる。

STEP3:持ち上げた毛を左右に開いて分ける。

ギザギザの分け目になり地肌の線が消える。

STEP4:こめかみ上に指を置き、下向きに髪を分け取る。

STEP5:髪を持ち上げ、下向きの線になっていればOK。

STEP6:分け目が見えないようにたゆませ低い位置で結ぶ。

STEP7:結び目を押さえ、頭頂の髪を内側から引き出す。

STEP8:多い髪は耳にかけ、後れ毛の量感を調整する。

【Side】

【Back】


【3】ふんわり前髪がこなれ感&小顔効果を発揮

\動画で詳しくアレンジ方法をチェック!/

\How to/

STEP1:前髪を上げたら、両端の毛束をほんの少し前に垂らしておきます。このワンポイントがこなれ感&小顔効果を発揮。

STEP2:前髪を後ろに流してゴムで結びます。ゴムを少し下にずらしてから結び目の上の髪に輪っかを作り、そこに毛先を通し切って。

STEP3:まだゆるっとした状態のくるりんぱをキュッと締めるように、毛束を左右に引っ張ってゴムをぐっと上へ押し上げます。

STEP4:くるりんぱしたゴムは見えない方が断然あか抜けます!結び目に毛束を巻きつけてピンでしっかりと固定して。

STEP5:耳上の髪を同じようにくるりんぱしてゴムを隠す。残った髪はまとめてゴムでひとつに縛り、1度全体をほぐします。

STEP6:最後に縛ったゴムも毛束で隠します。仕上げに全体のバランスを見ながら表面を引き出して。後ろの髪も忘れずに!

完成!



【4】ほんの一手間で小顔に見せるざっくりハーフアップ

Point

・髪で輪郭を覆い隠すスタイルは、実は小顔を目指す上ではタブー。窮屈さがかえって重たく見えたり、首も短く見えたりと悪循環を生むから。顔周りには、むしろ空間を作って立体感を出す。これが小顔ヘアの基本。
・手ぐしでざっくり作るハーフアップなら、テクニックいらずですっきりした顔印象に。後ろをバレッタで留めると、きちんと手をかけたような仕上がりが叶う。

Point1:ワックスで耳周りをふわんとさせる
耳周りをふんわりセットすると、奥行きが出て小顔効果大。ワックスを手になじませたら、耳上の髪にもみ込んで根元を立ち上げて。最後にキープスプレーをかけるとシルエットが長もち。

Point2:トップにも立体感をもたせてバランス良く
トップに立体感をつけてニュアンスのある仕上がりに。後ろで留めたバレッタ部分を押さえながら、細めの毛束をランダムに引き出して。頭でっかちにならないよう、“適度に”が肝心。

完成!


「セミロング・ロング」の小顔見えアレンジ【6選】

【1】フェイスラインカバーが叶うシニヨン

tricca ginza ネイリスト

旭 美香さん

\How to/

STEP1:サイドの髪をつまみ出して女らしく
「サイドと後ろの髪をひとまとめにして持ち、ヘアゴムで結ぶ前にサイドの髪を少しつまみ出しておくれ毛に。これでアップスタイルの仕上がりが柔らかい雰囲気になります」(旭さん/以下「」内同)


STEP2:サイドの髪を耳にまたがせてひとまとめに
「サイドの髪を、耳をまたぐようにして後ろの髪とまとめて、ヘアゴムで結びます。サイドの髪をすべて耳にかけるとキリッとしてしまうので、これでルーズ感を。髪をまとめる高さは、襟足部分の低い位置にすると大人っぽい印象に」

STEP3:ヘアゴムを最後まで通さずシニョン風に
「STEP2でまとめた髪を、ヘアゴムで結んでいきます。最後にヘアゴムを通すときに、毛束を通しきらず、途中で留めるとシニョンっぽくまとまります」

STEP4:髪をつまみ出してふわっと柔らかく
「STEP3で結んだヘアゴムの結び目を押さえながら、トップやサイド、後頭部の毛を少しずつつまみ出してふんわりとさせます」

STEP5:毛先でヘアゴムを隠して完成!
「毛先の束を少しだけヘアゴムに巻きつけて、ヘアピンで留めます。ヘアゴムが見えなくなり、ルーズな印象をキープできます」

バックスタイルは… ゆるっと柔らかく、女らしい後ろ姿に!

完成
ヘアゴムひとつとヘアピン1本だけで、大人の余裕を感じる柔らかなシニョン風のアップスタイルに。毛先をまとめてしまうから、巻く手間いらずで手軽。


【2】小顔見せが叶う軽やかツイストハーフアップ

\How to/

STEP1:軽やかさを出すために毛先から中間まで巻く
「ハーフアップしたあとの毛先に動きを出して軽やかにしたいので、毛先から中間までをカールが大きめにつく32mmのコテで巻きます。巻き方は、内巻きと外巻きをランダムに。ランダムに巻いていくことで、エアリー感が出ます」(旭さん/以下「」内同)

STEP2:ツイストする髪をねじって膨らみを防止!
「ハーフアップする髪を左右に分けてツイストすると、ただねじるよりも頭がキュッとコンパクトに。トップから耳上の髪を取って上下に二等分し、上の髪は外巻きに、下の髪は内巻きにねじってからツイストします」

「ねじった毛束を、後頭部に向かってツイストしていきます。毛先近くまでねじったら、クリップなどで留めておき、反対側も同様に上下に分けてからツイストします」

STEP3:両サイドのツイストを結んでくるりんぱに
「ツイストした両サイドの毛束を後頭部に持ってきて、ヘアゴムでひとつに結びます。それからくるりんぱを。これで膨らみやすい襟足部分を自然に押さえられます」

STEP4:後頭部とツイストをほぐしてルーズに
「軽やかに見えるために、ツイストした髪と後頭部の髪を少しずつつまみ出していけば完成です」

完成!
ツイストしたことでハチの張りが目立たなくなったのと、ハーフアップで髪のボリュームも自然と抑えられて、すっきりとした印象に。ランダムに巻いた毛先も軽やかで好バランス。


【3】小顔効果も抜群のエレガントハーフアップ

Point

毛先に向かって広がるAラインスタイルには、顔をひと回り小さく演出する効果があります。ねじりを加えてハーフアップを立体的に作りスタイルにメリハリをつけると、小顔効果がアップ。

\動画で詳しくアレンジ方法をチェック!/

\How to/

STEP1:6:4の割合で分け目をとったら、顔まわりの毛束をねじる。

STEP2:ゴムで結んでハーフアップにする。

STEP3:毛束を結び目の奥へ入れ込みくるりんぱをし、毛束をしごく。

STEP4:両側の耳上の毛束を結び目より低い位置でゴムで結び、ハーフアップに。

STEP5:ふたつの毛束をまとめて、くるりんぱする。

STEP6:ゴムをバレッタで隠して完成!

【SIDE】

【BACK】


【4】すっきりした印象になる片寄せアレンジ

\動画で詳しくアレンジ方法をチェック!/

\How to/

STEP1:手ぐしでざっくり全体を9:1に分ける。

STEP2:少ないサイドの髪を1回外側にねじり、ピンで留める。

STEP3:コームを止めたい位置の5cm前からすっと差し込む。

STEP4:手ぐしで下から上に逆毛を立ててボリューム感を出す。

STEP5:顔周りの髪のボリュームを整えて完成。

【5】お団子はもみ上げをふわっで小顔効果をプラス

美眉アドバイザー

玉村麻衣子さん

\How to/

STEP1:髪全体にヘアワックスをもみ込む
「髪をひとまとめにしやすいように、ヘアワックスをなじませます。手のひらに広げてから、髪をくしゃくしゃっともみ込むようにすると、髪全体に均一にふわっとつけられます」(玉村さん/以下「」内同)

STEP2:髪をまとめる高さはあご~耳上の延長線上
「高い位置でまとめる場合は、襟足の髪を引き出して後頭部に丸みを出して絶壁をカバーします。襟足の髪をしっかり引き出せるように、まとめる位置はかなり高めに。あご~耳上の延長線上がベストです」

STEP3:結んだ最後の毛束はヘアゴムの途中でストップ
「【STEP2】でまとめた髪をヘアゴムで結びます。最後の毛束はヘアゴムを通しきらず、親指1本分が入る輪の状態にします」

STEP4:おだんご部分の髪をつまみ出してラフな印象に
「おだんご部分の髪を少しずつつまみ出し、ボリュームを出しておきます」

STEP5:ヘアゴム下の髪を引き出して丸みを出す
「ヘアゴムの結び目の下の髪を引き出して丸みを出し、絶壁をカバー。漢字の“小”の字をイメージして、ヘアゴムの真下はやや多めに、さらに左右の髪も少し引き出すと、キレイな丸みが出ます」

STEP6:毛先をヘアゴムに巻きつけてヘアピンで留める
「【STEP3】で残しておいた毛先をねじりながらヘアゴムに巻きつけたら、ヘアピンをヘアゴムの中に入れ込むように留めます」

STEP7:トップの髪ともみ上げの毛をつまみ出す
「トップの髪ともみ上げの髪を少しずつつまみ出してカジュアルダウンします。もみ上げをふわっと出すと、小顔効果にもなりますよ!」

大人の女性らしい愛らしさと柔らかさのあるおだんごスタイルが完成!
高めの位置でまとめても子どもっぽくならないのは、トップもおだんご部分ももみ上げもふんわりとラフに崩しているおかげ。

横から見ると…
結び目から襟足にかけて、キレイな丸みのある頭に。どの角度から見ても柔らかさのある女性らしいスタイル。


【6】ポニーは耳横に髪を少し残すことで小顔見せ

\玉村さんのヘアアレンジのコツ/
「耳辺りから毛先までを緩く巻いておくと、アレンジした際に柔らかいニュアンスのある仕上がりに。1本結びでもこなれて見えます」(玉村麻衣子さん/以下「」内同)

\How to/

STEP1:手ぐしでざっくり髪をまとめ、落ち着き感のある耳くらいの高さでひとつ結びに。ゴムを隠すように毛束を巻きつけてピンで留める。

STEP2:トップからサイドの髪を所々手で引っ張り出して、立体感&こなれ感をプラス。前髪も後ろに流してスプレーで固定して。

STEP3:指先にスプレーを少量とり、耳横にかかるように毛束を引き出して。耳横に髪を少し残すことでよりこなれ感が出て、小顔見せ効果も。

完成!
シンプルなひとつ結びこそ、高さやフォルムにこだわりを。落ち着いた雰囲気に見せたい日は耳くらいの高さ、程よいくずし&華美になりすぎないヘアアクセでおしゃれ感を。


※一部サロン専売品が含まれます。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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