太った!? 思わず自分で二度見する「二重あご」を招く習慣&解消エクサ
心にズシっと響く「太った?」という恐怖のフレーズ。体重やスタイルは変わっていないのに……「おかしいなぁ」って、思わず鏡を二度・三度見してしまいますよね。
実は太って見える原因には、あご周辺のたるみに問題があるかもしれません。どんなに厚着しても隠すことができない顔は、スタイル維持よりも注意が必要な部分なのです。
そこで今回は美容ライターとして活動する筆者が、太って見える二重あごの原因と解消エクササイズをご紹介します。
■太って見える原因かも!? 二重あごをつくるNG習慣
二重あごは肥満が原因でできることが多いのですが、体重や年齢に関係なく、生活習慣が関係している場合があるのです。
(1)うつむき姿勢
スマートフォンやパソコンなどを使うとき、ついついうつむき姿勢になっていませんか? 背中が丸まった姿勢がクセになってしまうとたるみの原因になることがあります。また背中が丸く、首が前に出ている姿勢では血行も悪くなり、老廃物も溜まりやすくなります。
鏡の前で横向きに立った姿を写真に撮ってみてください。耳のラインが肩より大きく前に出ている方は要注意です。
スマホを使うとき、なるべく目の高さまで持ち上げるなど、首の位置を常に意識して改善しましょう。
(2)顔の筋肉を動かしていない
二重あごを防ぐためには、顔の筋肉を動かすことも重要です。
噛む回数が少なかったり、柔らかいものばかり食べていたり、表情を動かさずに会話をしていたり……。これらに心当たりがある方は、筋肉の緩んでいる可能性が。
理想の咀嚼(そしゃく)回数は、30回以上。しかし、30回以上も噛むのはなかなか難しいですよね。難しい場合は普段の咀嚼回数より5回多く噛むように意識するだけでも変わっていきますよ。
それでは、二重あご解消に効果のあるエクササイズをご紹介します。
■暇なときにすぐできる!たるみ解消エクササイズ3つ
二重あご解消に役立つ筋肉、顎舌骨筋(がくぜっこつきん)も鍛えられるエクササイズを3つご紹介します。下記の動作を毎日10回3セットを目安に行いましょう。
(1)アイーンエクサ
上を向き、あごを突き出して、“アイーン”をゆっくり行う。5秒キープをしたらゆっくり元に戻しましょう。
(2)あいうえおエクサ
上を向き、大きな口を開けて“あ・い・う・え・お”の形をつくりましょう(声は出さなくてOK)。顔の筋肉がゆっくり動いているのを感じながら行うのがポイントです。
それぞれ引っ張られる筋肉が違うので、顔全体に効果があります。
(3)舌伸ばしエクサ
上を向き、舌を鼻につけるように伸ばします。そのまま5秒キープをし、ゆっくり元に戻します。次に、舌をあごにつけるように下向きに伸ばし、5秒キープしましょう。
バスタイムやトイレに行くタイミングなど、人目のつかない場所で毎日行ってみてください。
二重あごがスッキリすると体重が減っていなくても痩せて見えます。
顔の筋肉は意識をしないとなかなか鍛えることができない部分なので、今回ご紹介したエクササイズを行い、姿勢や咀嚼回数などにも注意して二重あごを解消していきましょう。
初出:美レンジャー ライター:鈴木たかこ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。