食・レシピ
2015.2.12

外側からのケアだけじゃ、やっぱり足りない! 食べて潤う「うるぷる美人」レシピ

大人の女は、体の中から潤いチャージで差がつくんです。毎日手軽にとれるたんぱく質+野菜メニューで、保湿力UP↑!

 

体の中から潤いチャージするには、細胞の土台・たんぱく質をしっかりとる!
タンパク質

たんぱく質食材は潤い成分の宝庫!
「乾燥が気になる季節、潤いを保つには肌の新陳代謝が大切です。それに欠かせないのが、皮膚や髪の主成分となるたんぱく質です」と管理栄養士の牧野直子さん。
「しかも、たんぱく質源となる食材には、肌の潤いを助けるほかの栄養素や成分も含まれています。いろいろな種類の食材から毎日しっかりとりましょう」

たんぱく質食材に含まれているのは
■コラーゲン=細胞にハリを与える。
■ヒアルロン酸=細胞内の水分を保持する。
■イソフラボン=女性ホルモン・エストロゲンと似た働きがあり、コラーゲンの生成を助ける。
■ビタミンB6=細胞の代謝を助け、肌あれを防ぐ
■ビタミンB2=脂質の代謝を助け、皮膚を健康に保つ
■ビタミンA=粘膜を保護して皮膚や髪を丈夫にする。

「コラーゲンは皮や骨に多いので、手羽先など皮つきの鶏肉や、魚の水煮缶詰がおすすめ。イソフラボンは大豆製品、ビタミンB6は青背魚やマグロに豊富。乳製品からはビタミンA・B2がとれます」 さらに野菜を少しプラスすればグンと効果がアップ。
「ビタミンCはコラーゲンの合成を促します。抗酸化ビタミン(ビタミンA・C・E)の多い野菜をとれば、より潤い成分のサポートができます」

水分と脂質の補給も忘れないで
「水分と脂質の補給も大事です。冬でも肌から水分は蒸発しますし、体内での代謝に使われるため1日に約2・5ℓの水分が失われています。食事とは別に、1日1・5ℓはとるようにしましょう。また、脂質も水分と混ざって皮膚のクリーム代わりになる存在です。食品に含まれている脂質とは別に、最低でも1日20g(約小さじ5)の油が必要です。ローカロリーを心掛けつつ、良質な油を使った調理も潤いのためには大切ですよ」

 

潤い成分について教えてくれたのは、
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管理栄養士・ダイエットコーディネーター
牧野直子さん
まきのなおこ/テレビやラジオ、雑誌などで活躍。生活習慣病やダイエットを中心にセミナーなどで栄養指導やレシピ提案を行っている。

 

潤いレシピを教えてくれたのは、
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料理研究家
藤井 恵さん
ふじいめぐみ/作りやすくておいしい、栄養バランスのとれた料理をテーマにテレビや雑誌などで活躍。素材の組み合わせのセンスの良さにも注目したい。

 

 

食材

 

 

 

撮影/三村健二 スタイリスト/久保百合子 デザイン/最上真千子 構成/岡村理恵

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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