お悩み別ケア
2024.6.19

顔痩せ筋トレは、このやり方が効く!すっきり小顔に導く【9つのメニュー】

二重あごやフェイスラインのたるみに、さようなら! 『美的.com』で好評だった、顔痩せ効果をすぐに実感できる顔痩せ筋トレ方法をおさらい。

顔が大きく見える4つの「原因」

ICHM・REPs公認フェイスエクササイズインストラクター/歯科衛生士

高橋 裕美さん

  1. 顔の筋肉の筋力が低下して緩む
  2. 顔に脂肪がつきやすくなる
  3. あご周辺の筋肉の肥大化やコリ
  4. 水分取りすぎや血行不良による顔のむくみ

【原因1】顔の筋肉の筋力が低下して緩む

顔の筋肉の多くは、咀嚼や表情形成をするためにある。そのため、普段からやわらかいものばかり食べたり、喜怒哀楽を表現しないで表情があまり変わらないような人は、顔の筋肉に刺激が少ないため、筋力が低下して緩んでしまう。

【原因2】顔に脂肪がつきやすくなる

原因1の筋肉の緩みにより、脂肪を燃焼する能力も衰え、顔に脂肪がつきやすくなってしまう。

【原因3】あご周辺の筋肉の肥大化やコリ

私たちは無意識に歯を食いしばったりすることが多いものですが、そうするとあご周辺の筋肉にコリが生じ、張ってしまう。

【原因4】水分取りすぎや血行不良による顔のむくみ

むくみは、動脈の血管に含まれる水分が血管の外ににじみ出し、血管外の細胞に溜まることで生じる。健康な状態であれば、にじみ出た水分は、動脈の血管やリンパ管に再吸収されるのですが、水分を取り過ぎたり、血行不良になるとむくんでしまう。

顔の印象が変わる!筋肉に効くメニュー【4選】

【1】顔印象がぐんと変わる!『表情筋ヨガ』

表情筋トレーナー講師

ひがかなえ

「体の筋肉と同じで、顔の表情筋も使わないとどんどん衰えてしまいます。さらに無意識に眉間を寄せたり、口角を下げていたり…と自分では気がつかない表情グセが、シワやたるみを加速している場合も。『ひが式表情筋ヨガ』は、顔の筋肉を正しく使うことで表情グセを上書きしながら、表情筋を育てていくメソッドです。顔の動きがスムースになり、全体の印象も引き締まって“いい顔”になっていきます。私自身、コンプレックスだらけだった自分の顔が好きになれたし、内面からも自信がもてるようになりました。道具もいらず、いつでも手軽にできるのでぜひやってみてください!」(ひがさん)

「ひが式表情筋ヨガ」の心得

Point

・ひとつひとつのポーズを丁寧にゆっくりと!
筋肉が使えているのを確認しながら、恥ずかしさを捨てて思いきり大きく動かすのがコツ。
・1日5分でOK!毎日続けることが大事!
表情筋は体の筋肉に比べてすごく小さいので効果を感じやすい。続けることで必ず変化が。
・とにかく楽しく!遊びながらキレイになろう
悩みながらキレイになれるわけがない!音楽に合わせてポーズを決めたり、楽しんで続けて!

Position
顔の力を抜いたニュートラルな状態でスタート。必ず鏡を見ながら行いましょう。

\まず指2本を縦に口に挟みます/

(1)頬の筋肉を使って口角を上げて
口をぽかんと開けて、人さし指と中指を縦に挟みます。歯をしっかり見せるように口角を上げてゆっくり指を離し、5秒キープ。

(2)今度は真横にグイッと大きく
上下の歯を軽く重ねた状態で、口角を真横にグイッと引きます。上の歯だけを全部見せるつもりで1mmでも大きく!5秒キープ。

(3)タコチュウのように口を突き出す
上下の唇で小指幅の丸い穴を作り、穴の形をキープしながら前へ前へと唇を突き出していきます。口輪筋をしっかり使って5秒キープ。

(4)「あ」より縦幅は小さめ
口を開けて人さし指を縦に挟み、上の歯8本が見えるように口角を大きく上げます。そのままゆっくり指を離して5秒キープ。

(5)最後は「やっほ~!」
鼻の下を思いきり伸ばすように「やっほ~!」。顔の下半分の筋肉をしっかり使って、口の形はОをキープしながら5秒キープ。

【2】舌出しペロペロで二重あごを改善

ボディワーカー

森 拓郎さん

舌の筋肉は年齢と共に衰え、あごの下がたるんで二重あごに。改善するには、普段は意識しない舌のエクササイズが大事。舌の筋肉に刺激が加わり、あご下のモタつきを解消。

【How to】

首を伸ばしてあごを上げ、舌を上向きに突き出す。そのまま舌を左右に30往復。できるだけ大きく、ゆっくりと動かすことがポイント。

【3】割り箸を使った口角で頬のたるみを改善

割り箸の真ん中辺りを前歯でかみ、そのままニコっと笑うように口角を上げる。口角の位置が割り箸より上になるようにすること。そのまま5秒キープして、その後は力を抜く。口角は横に広げるのではなく、キュッと上にもち上げるように。挟んでにっこり♪

【4】「ボールペン」があれば出来る!口周りを鍛えるエクササイズ

美容アナリスト

奈部川貴子さん

【How to】

鼻と上唇の間にボールペンを挟むのも有効。30秒間キープを3セット。フェースラインの筋肉が引き上がるので、気づいたときにトライ!

顔の強張った筋肉を解消!「コリ」をほぐすメニュー【3選】

カリスマエステティシャン

瀬戸口めぐみさん

筋肉が固くなると、その周りの血流が悪くなったり、老廃物が停滞しやすくなります。その状態が続くと、むくみやたるみの原因に。えら周りが張って、本来の骨格よりもひと周り大きな顔に見えてしまうこともあります。

【1】口周りをほぐす「あおあおういうい」体操

美的専属モデル・美容研究家

有村 実樹さん


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【How to】

口周りの筋肉を対極に動かしてほぐす「あおあおういうい」体操。
たった1分だけど終わった後は顔が温かくなります。

「あ」と「お」の口の形を交互に30秒間繰り返したら、「う」と「い」も同様に行って。

慣れるまではスピードよりも、正しく動かすことが大切です。

【あ】指3本が縦に入る程大きく口を開きます。目元に力を入れず下の歯も見せないで。

【お】口の中に大きな空間を作る感覚で、唇を軽くすぼませながら少しだけ突き出します。

【2】「あごスライド」で顎関節の筋肉をほぐして!

【How to】

顎関節をきちんと動かして筋肉をほぐして、エラ張りやたるみ、ゆがみをケア。まずは口を軽く開けて、あごだけ左右に5往復スライド。次に、下あごを前に突き出し、前後に5往復。これを3セット行う。

あごを左右に!

前後に!

最後に「あー!」と大きく口を開ける
3セット終えたら、「あー」の形で大きく口を開けてスッキリさせ、リセットする。

【3】「モダイオラス」をほぐすと顔瘦せ効果が

歯科医師

石井さとこさん

【How to】

エクササイズの最初に行うことで効果が。舌で法令線の裏側辺りをたどったとき、ぽこっとした膨らみを感じる部分が「モダイオラス」。口周りと頬の筋肉のつなぎ目。ここをなぞるように、舌を上下に動かす。×左右各10回。


スッキリ小顔に!「むくみ」解消メニュー【2選】

「首トレ」でリンパを刺激!

【How to】

肩に逆側の手を置く。頭は、置いた手と反対側に向け、下側に傾ける。こうすることで、まずは胸鎖乳突筋をしっかり伸ばす。

そのまま、首を下・中・上と動かす。その後、上・中・下と動かし往復5回。首筋がきちんと伸びていることを確認しながら左右行う。

むくみがとれる「イーウー体操」体操

美容研究家

樋口賢介さん

【How to】

STEP1:「イー」

STEP2:「ウー」
・簡単な顔のストレッチも効果的。「イー」「ウー」と発音しながら思いきり顔を動かして。
・30秒程行うと顔の血流が良くなって、温まってくるのが実感できる。たるみにも効果的。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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