健康・ヘルスケア
2021.4.7

巻き肩が原因で片頭痛が起こるってホント?真相を専門家に直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】

日常生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は、“体の歪み”について。巻き肩が原因で片頭痛が起こるって…ウソ? ホント? 美容矯正師の渡部剛志さんにお答えいただきます。

Q:巻き肩が原因で片頭痛が起こるってホント?

スマホ首と並び、急増しているという巻き肩。二の腕が太く見えるばかりでなく、片頭痛まで引き起こしてしまうのだとか。本当なのでしょうか。さっそく、この疑問を渡部さんにぶつけてみました! 果たして答えは…?

A:本当!巻き肩とは…?

「巻き肩とは、肩甲骨ごと前に出ている状態のこと。巻き肩になってしまうと、肩が本来の正しい位置から離れてしまうため、肩周りの血流が滞り、僧帽筋が張ってしまいます。すると、頭部への血流の流れも低下し、後頭筋群が圧迫され、頭痛を引き起こしてしまうのです」(渡部さん以下「」内同)

巻き肩になってしまうNG習慣

「長時間のデスクワークや、うつむいたままのスマホやPC操作が主な原因と言われています。早いうちに対処しないと、胸の前の筋肉が硬くなり、前述のような片頭痛や背中の痛みなどが生じてしまいます」

巻き肩の治療法とは?

「当サロンでは、まず骨盤の矯正をします。次に腕のねじれをとり、頸椎の歪みを矯正、小胸筋やわきの下の筋肉、お腹の筋肉なども緩めていきます。日常生活では、仰向けで寝る際には、手の平を上に向けて寝ることも、腕のねじれ解消に効果的です」

自宅で簡単!巻き肩解消ストレッチ2

PCやスマホの合間にストレッチを取り入れると、肩周りの血流が促され、巻き肩の解消や痛み軽減へ繋がります。簡単なので、朝晩ストレッチを取り入れてみてくださいね」

座ったままで簡単!ストレッチ

  1. 椅子に座り、両手を後ろで組む
  2. 組んだ手を上にあげて、肩甲骨を寄せるように3秒キープする
  3. (1)の姿勢に戻り、あと2回行う

壁を使ったストレッチ

  1. 壁と向かい合うようにして正立し、壁に右手をつける
  2. 息を吐きながら、上半身を左にひねって5秒キープ (胸元の筋肉・小胸筋が伸びていることを意識する)
  3. (1)の姿勢に戻り、あと2回行う

美容矯正師・美容矯正サロン「LELEPONO」(レレポノ)オーナー

渡部 剛志さん

 

文/木土さや

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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