健康・ヘルスケア
2020.8.22

1週間で体重を3キロ落とせるダイエットメニューがあるってホント?真相を管理栄養士の大柳珠美さんに直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】

日常に潜む美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は“1週間の短期ダイエット”について。短期間で成果を出したい! そんなとき、1週間で3キロ減できる食事メニューがあるって…ウソ? ホント? 管理栄養士の大柳珠美さんにお答えいただきます。

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Q:1週間のダイエットで体重を3キロ落とす食事メニューがあるってホント?

夏までにマイナス3キロ痩せる!なんて思っていたのにあっという間に8月もすでに後半…。そもそも短期間で痩せられる方法ってあるの? と思ったら1週間ダイエットなるワードがネットで飛び交っていて…。これって可能なんでしょうか。もしそうだったら今すぐトライしたいところ。さっそく、この疑問を大柳さんに聞いてみました!

A:本当です

「1週間という期間限定であれば、糖質制限ダイエットがおすすめです。糖質制限ダイエットは取り組みやすく、さまざまなダイエット法の中でも比較的結果も早く出るダイエット方法。もともと痩せている人は別ですが、コロナ禍でうっかり理想体重をオーバーしてしまったといった場合などには、1週間でマイナス2〜3キロの体重(体脂肪)は減りやすいです。

具体的には血糖値を上げるエネルギーとなる主食を抜いて、タンパク質と食物繊維のおかずだけで栄養を摂り、お腹を満たすという方法です。炭水化物は1グラムにつき3グラムの水をいっしょに溜め込むのです。なので、糖質を減らすとむくみが取れて体重がストンと落ちていきます」(大柳珠美さん・以下「」内同)

食べてOKなものとNGなものは?

「1日3食の食事で抜くべきものは主食となるお米やパン、パスタ、そば、うどんなど。ただし、体脂肪を燃焼するにもビタミンやミネラルなどの栄養が必要です。そのため、主食を抜く代わりに野菜、海藻、きのこ、こんにゃくなどの食物繊維を毎食しっかり確保しましょう。さらにタンパク質のおかずは肉だけに偏らず、魚、貝類、大豆製品も組み合せてオメガ3系脂肪酸(魚の油)やミネラルの不足がないようにします。活動するためのエネルギーは自身の体脂肪があるので、糖質から摂取する必要はないはずです」

ダイエットに有効な調理法や調味料

「高温で油脂を加熱する、焼いたり揚げたりという料理法は食材を酸化させてしいます。ダイエットの効果をてきめんに出すポイントとして、おかずの調理法は蒸す、煮るなどがおすすめです。また、調味料は、みそ、しょうゆ、酢など発酵食品に、添加物の少ないコンソメや鶏ガラだしの顆粒なども使っていきましょう」

糖質制限はいつまで続けてよい?

「健康のためには肥満も良くありませんが、痩せも良くありません。目安になるのは体重ではなく、体脂肪レベルです。痩せに入る人はやらないこと。男性は10%未満、女性は20%未満が痩せになりますので、体脂肪レベルが痩せにならない程度には続けても問題ないでしょう」

管理栄養士

大柳珠美さん

糖質制限、栄養療法、腸内環境など機能性栄養医学の理論をもとに、肥満や糖尿病など生活習慣病の根本解決を目指す食事指導を行うエキスパート。都内のクリニック(内科、心療内科、肥満外来)で食事指導を担当。ダイエットジム「ライザップ」の食事ガイドブック監修。「糖質制限食その食べ方ではヤセません」(青春出版社)など著書多数。

文/土屋美緒

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