“恥骨”ケア=ピュビスセラピーって何?顔や体の“下垂”にはこの座り方&ストレッチを心掛けて!
簡単なのにうれしい効果がたくさん!いいことずくめの恥骨ケア=“ピュビスセラピー”で、美人度アップを目指しましょ♪美コアピュビスセラピストの赤羽白彩艶さんにメカニズムと日常生活でのポイントを教えていただきました。
【メカニズム】まずは恥骨周りの構造と、顔・体との関係性を知ることが大切!
Point1 姿勢が悪いと骨盤が歪んで恥骨&尾骨が下がるため、顔や体の下垂につながります!
正常な骨盤周り
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歪んだ骨盤周り
正常な仙骨~尾骨
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下がった仙骨~尾骨
「恥骨が下がる最大の原因は姿勢の悪さ。PCやスマホを長時間使ったり、何かを集中して行う人ほど肩が内向き=巻き肩になりやすく、そうするとバスト→肋骨→ 内臓が下がり、恥骨の位置も下がるため、代謝の低下やさまざまな不調を引き起こします。恥骨結合も開き気味になるので尿もれ・尿失禁の原因にも。同時に尾骨の位置も下がるため、ヒップがたるんで 太ももとの境目が曖昧になり、全体的に老けた印象の体になってしまいます」(美コアピュビスセラピスト 赤羽白彩艶さん/以下同)
私の不調って恥骨の下がりが原因だったの!?
Point2 恥骨周りをケアすると、全身だけでなくフェースラインまでキュッと引き上がるんです!
全身
顔
「恥骨周りをケアすると、バストの位置が上がってくびれができ、ヒップも上向きになるので女性らしいカーヴィなボディラインが生まれます。さらに、恥骨周りとフェースラインには密接な関係が。恥骨=あご先、鼠蹊部(そけいぶ)=フェースライン、股関節=耳の下と対応しているので、恥骨を上げるだけで自動的にフェースライン全体がキュッと引き上がり、魅力的な小顔が手に入るんです♪」
【日常生活でのポイント】普段からこのふたつを心掛けましょう!
猫背&巻き肩予防のストレッチをこまめに行うべし!
「両手を体の後ろで組み、上を向いて首の前側を伸ばしながら、組んだ両手を上に上げるストレッチがおすすめです。2時間に1回ぐらい、こまめに行いましょう!」
座るときは座骨を立てるべし!
「両方のおしりそれぞれの真ん中にある、少し尖った骨が座骨。座骨を手で引き上げるようにしながら、ゆっくり腰を下ろすと座骨を立てて座れます。座っている間は姿勢にも気をつけて!」
座骨の位置を確認しながら…
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姿勢良く座って!
横向きに寝たり、脚を組んだりしないことも大切です!
教えてくれたのは…
美コアピュビスセラピスト 赤羽白彩艶さん
あかはね あやか/『美コア東京 スタジオ』所属の恥骨矯正&ボディケアのスペシャリスト。“ピュビスセラピー”を考案し、多くの女性の美と健康をサポート。
Instagramは@bcore.pubis
『美的』7月号掲載
撮影/藤巻亮平 ヘア&メイク/相馬久美子(for blast) スタイリスト/坂下シホ イラスト/サヲリブラウン 構成/内田淳子(本誌)
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。