健康・ヘルスケア
2023.6.8

プレコンセプションケアって何?|パートナーと一緒に必要な検査やワクチンを受けよう!

\"\"

自分の体のケアがすごく大事なのはわかるけど、必要な検査やドクターの探し方がわからない…知りたいポイントを荒田 尚子先生、竹元 葉先生に教えてもらいました。

パートナーと一緒に!必要な検査やワクチンを受けよう!

「性感染症や風疹など、妊娠中にかかると赤ちゃんに影響を与える病気には充分な注意が必要です。ワクチンで防げる病気は必ず接種して、リスクを減らしましょう。パートナーから感染する可能性もあるので、女性だけでなく男性の検査やワクチン接種も大事です。また、子宮頸がんは若い女性が命を落とす危険性のある病気。早期発見のためにも定期検診を」(荒田先生)

【男女ともに受ける検査&ワクチン】
性感染症の検査|不妊の原因に! 男女ともに検査してピンポン感染を防いで!


性感染症の中でも、性器クラミジアは放置すると不妊の原因に。男女ともに検査を受け、パートナー間のピンポン感染を防いで。近年、急増している梅毒にも注意。特に20代の女性が多く、妊婦が感染すると胎児にも影響が。全国の保健所では、無料かつ匿名で性感染症の検査、相談ができる。

 

【男女ともに受ける検査&ワクチン】
風疹ワクチン|妊婦の感染で胎児に影響がもたらされる可能性も…

妊婦が風疹にかかり、万が一、胎児に感染してしまった場合、目や心臓などに先天性の病気が現れるリスクが高くなることも。予防のために男女ともに風疹ワクチンを接種して、感染させない環境作りを(※接種後2か月間は避妊が必要)。特に、ワクチンを1回しか打っていない’90年3月以前に生まれた男女は要注意。ワクチンを接種したかわからなければ、まず抗体価検査を。

’62年度~’78年度生まれの男性は接種して
風疹ワクチンの定期接種がなかった世代に向けて、抗体価検査と予防接種を原則無料で実施中。自治体から届くクーポン券をチェックして。

 

【女性が受ける検査&ワクチン】
子宮頸がん検診|毎年、約3,000人が亡くなる子宮頸がん。20〜30代女性の罹患率が増加中!

子宮頸がんは子宮の入り口にできるがんで、20代から感染リスクが増える。原因のほとんどがヒトパピローマウイルス(HPV)によるもの。誰でもかかる可能性があるので、早期発見のため年に1度は検診を。市区町村で実施する子宮頸がん検診なら、無料(一部自己負担)で受けることが可能。

【女性が受ける検査&ワクチン】
糖尿病の検査|妊娠中の高血糖は、出産のリスクや胎児に合併症をもたらすケースも…

妊娠初期に高血糖状態になると、母親だけでなく胎児に合併症がもたらされることも。特に妊娠中は血糖値が上がりやすくなるので、平均よりも胎児が大きく育ち、帝王切開となる率も上昇。40歳未満の検診では尿糖のチェックのみとなるため、糖尿病の発症リスクが高い人は、積極的に糖尿病の検査を受けて。

パートナードクターを探して!


「婦人科医のほか、妊娠を希望する人は頼れる歯科医を探すことも大事。妊娠中はつわりで虫歯や歯周病が悪化する人もいるので、定期的なケアを」(荒田先生)

「婦人科医を探す際は、クリニックのホームページやSNSをチェックするのがおすすめ。ピルの処方、出産、更年期などの得意分野や、先生の人となり、考え方などを知る手がかりに。男性でも評判のいい先生はいますし、相性が大事」(竹元先生)

 

国立研究開発法人 国立成育医療研究センター 周産期・母性診療センター 母性内科診療部長

荒田 尚子先生

sowaka women’s health clinic 院長

竹元 葉先生

 

『美的』2023年5月号掲載
イラスト/本田佳代、きくちりえ 構成/青山貴子、 大瀧亜由美、有田智子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter Pocket

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事