健康・ヘルスケア
2022.11.14

【マンガで読む】「全般不安症」とは?|とにかくなんでも不安で仕方がない…原因や対策法を女医が解説

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将来、体調、仕事…挙げだしたらキリがないくらい不安なことが多い人っていますよね。それ、あなただけではありませんよ。何もかも不透明な時代、実はみんなが抱えている 「不安」。知ることで、少し楽になる出口、探してみましょう。今回は、「全般不安症」について池袋オリーブメンタルクリニック 院長の松島幸恵先生に伺いました。

とにかくなんでも不安で仕方がない…「全般不安症」

体をほぐし、心を整えて、ムダな不安を解放!

将来が不安、病気が不安、仕事が不安、新型コロナウイルスにかかるかもしれなくて不安…。全般不安症は、自分を取り巻くいろいろなことがとにかく不安で仕方なく、夜も眠れなかったり、仕事に支障を来したりする状況です。『ぐるぐる思考』の人が陥りやすいのがこのタイプ。読者アンケートでは、不安が高じて理由もなく涙が出る、首が動かなくなる、いない虫が見える、耳鳴りが続いて眠れないなど、深刻な症状を訴える回答もありました。

「全般不安症は、自律神経のバランスが乱れていることが最大の要因です。交感神経が優位なため、動悸がしたり、眠れなくなったり、精神的にも不安定になったりします。

そこで、まず取り組むべきは、自律神経のバランスを整えること。ヨガやマインドフルネスがおすすめです。ゆっくりと呼吸をしながら全身を動かすヨガには、こり固まった筋肉をほぐし、全身に酸素をたっぷりと行き渡らせて、副交感神経を活性化させる働きがあります。

マインドフルネスとは、瞑想などを通して“心を今、ここに向けた状態”にし、脳を整える手法。今の自分に集中し、ただ受け止めるのが目的です。ただし、不安になりやすい人は、座って目を閉じる瞑想ではなく、動作を伴うものが有効。というのも、『ぐるぐる思考』タイプが瞑想だけを行うと、いろんなことに思考が飛んで落ち着きません。歩く、食べる、歯を磨く、皿を洗う…など、単純な作業の中で、一部始終に集中しながら心を整えていきましょう」

 

【対策1】ヨガで自律神経のバランスを整える

「ゆっくりと深く呼吸をしながら行うヨガの動きは、副交感神経を優位にし、過剰に働く交感神経を抑制します。1〜2ポーズずつでも習慣的に行うことで、自律神経のバランスUP、睡眠の質の改善に効果的」

おすすめポーズ(1)|チャイルドポーズ

正座をした状態から両手を床につけ、息を吐きながら手を前に滑らせて上半身を前に倒し、額を床につける。首や肩の力を抜く。

おすすめポーズ(2)|キャット&カウ

四つんばいになり、両手は肩の下、ひざは腰の真下に。息を吸いながらお尻を後ろ、胸を前に出して背中を反らす。息を吐きながらおへそをのぞき込んで背中を丸める。3〜5セット。

 

【対策2】動作を伴う瞑想(マインドフルネス)で、「今」の自分に集中


「例えばお皿を洗うとき、表、裏それぞれキレイになっていく様子、お湯が手にかかっている感覚、洗剤のニオイ…など、今、目の前で起きているひとつひとつのことに集中していると、不思議と心が整っていきます」

 

池袋オリーブメンタルクリニック 院長

松島幸恵先生

まつしまさちえ/聖マリアンナ医科大学卒。都内の病院勤務を経て現職。精神科専門医。産業医。精神保健指定医。

 

『美的』2022年12月号掲載
イラスト/Yumika 構成/つつみゆかり

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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