ボディケア
2017.4.30

日常のこんなところでも!今日からできる小顔への近道とは

関係ないように見えるけれど、実は“デカ顔”を改善するのは、生活習慣も大事なんです!今回は、正しい立ち方&歯の食いしばり(歯のポジション)を歯科医師の宝田恭子先生に教えていただきました。

 

①口を閉じているときの歯のポジションが大切です。~歯の食いしばり~

歯を食いしばって頑張らないで!
「よく〝歯を食いしばって頑張る〟と言いますが、口を閉じているときに上下の歯が触れ合っているのはよくありません。長時間下を向いていると歯が触れ合いやすく、筋肉が常に緊張して、筋肉の疲労やあごの疲労感などが発生してしまいます。それがたるみの原因にも。正しい姿勢をとることで上下の歯に隙間ができるようになります」(宝田先生)

\OK/
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隙間があるのが正常な状態
上下の歯と歯の間が、2〜3mmあいているのが正常な状態。この隙間は〝安静時空隙〟といい、リラックスしたときの歯の状態を表します。

 

\NG/
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上下の歯が触れ合っている。

\豆知識/
ごはんを食べているときは食いしばりと関係ありません!
「実は、食事の際は歯と歯の間に食べ物があるため、ほとんど歯の食いしばりはありません。それよりも、上下の歯が合わさっている状態の方が顔はたるみます」(宝田先生)

 

②電車の中や仕事中の立ち方にも影響がありました。~立ち方~

姿勢を意識しすぎると腰を傷めることも
「巻き肩を改善するのに肩胛骨を寄せることはとてもいいこと。ですが、寄せすぎて反り腰になってしまうと、バランスをとろうとして顔が前に出て腰を傷めやすいです。上半身の上に口元がのっている、尿道口辺りは地面に向けてまっすぐのイメージ。重力に応じて立てると疲れないはず」(宝田先生)

\OK/
01
肩の力が抜けてリラックスした状態がベスト
正面は、①肩の力を抜き、②鎖骨の上のくぼみは浅い状態。横から見て、①肩は開いて肩胛骨は開く、②腰は反りすぎない、③骨盤を立てること
を意識しましょう。目線はまっすぐか斜め上!

\NG/
02
反りすぎている
姿勢を気にするがあまり陥りがちなのが反りすぎてしまうこと。反りは筋肉が張った状態になるので、疲労や腰痛を招きます。

 

教えてくれたのは…

宝田恭子先生
たからだきょうこ/歯科医師。宝田歯科院長。日本アンチエイジング歯科学会監事、睡眠改善インストラクター。歯
科医療に加え、口元の筋肉を中心に表情筋を鍛える健康法と美容法も人気。著書も多数。

 

 

『美的』2017年5月号掲載
撮影/フカヤマノリユキ ヘア&メーク/yum(i Three PEACE) モデル/土屋ひかる イラスト/Nobby デザイン/平田 毅 構成/むらなかさちこ

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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