食・レシピ
2010.6.16

石坂優子の「キレイを養う★美味旬★レシピ」(13)鮭と豆腐のふわふわ簡単パテ

鮭の赤い色素成分でもあるアスタキサンチン。最近になって注目されてきた栄養素で、化粧品やサプリメントにも主成分として使われるようになりました。
強い抗酸化作用があり、コラーゲンやエラスチンの生成を助け、肌が本来持っている力をサポートしてくれる栄養素です。また鮭にはDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などの成人病を予防する良質な脂質が多く含まれており、高タンパク低カロリーと美しい身体作りには絶対に欠かせない食材とも言えます。

しかし近年の食の多様化によって朝食には焼き鮭定食という伝統的なスタイルの食事が失われつつあり、鮭を始めとする魚を日常的に食べる人が減っていることも事実です。

今回はほとんどパン食という方や、焼き鮭にはもう飽きたという方にピッタリの鮭を使った簡単パテをご紹介します。鮭缶を使うことによってグリルで焼く手間を省き、豆腐でふわふわの食感に仕上げました。
ほとんどのパテは生クリームを使うのですが、今回は豆腐とオリーブオイルのヘルシーな組み合わせで代用しています。トーストしたパンに塗って食べてもご飯の上にかけてシソ、醤油と一緒に食べてもとても美味しいこの1品。これを機に、是非日常的に鮭などの魚を食事に取り入れるようにしましょう。

【材料】(2人分)
鮭缶…1缶(100g) / 豆腐(絹)…1/2丁(150g) / にんにく…40g / 玉葱…1/4個 / オリーブオイル…小さじ1 / 塩・コショウ…少々 / 飾り用ピンクペッパー…少々

【作り方】
(1)鍋にお湯を沸かし、豆腐、にんにく、玉葱を5分ほど茹でる。
(2)ザルにペーパータオルを敷いたところにお湯を切った?を上げ、重石をしてよく水を切る。
(3)フードプロッセッサーで?を滑らかになるまで撹拌したら、水を切った鮭缶、オリーブオイル、塩・コショウを入れ更によく撹拌する。
(4)滑らかなペースト状になったら1人前ずつココット型に入れ、ピンクペッパーを飾る。
ポイント

★ポイント★
鮭の皮や骨はとても柔らかいので、一緒に入れても全く気になりません。
パテがやわらかくなってしまうので、豆腐の水気をよく切りましょう。
鮭缶には塩分が含まれていることが多いので、味見をしながら塩を入れましょう。

♪ひとことメモ
缶詰は賞味期限が長く、完全に密封されている保存用食品。食品の品質が変わりにくいので、食品添加物等の余計なものがあまり入っていないことが特徴です。特に忙しくて時間のない方は、ストックしやすく手軽に使える缶詰を食事に取り入れることをおススメします。鮭缶を茹でた豚肉や鶏肉で代用してもとても美味しいこのレシピ。沢山の種類を作って、パテパーティーはいかがでしょうか?

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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