ボディケア
2017.4.4

フェイスラインのむくみの原因「肩甲骨の凝り固まり」ほぐし方3つ

どっしりとボリュームのある背中にブラジャーの上に乗ったハミ肉。それだけではなく、「フェイスラインのむくみも気になる」という女性のみなさん。それ、“ただ太った”だけではなく、体の背面にある“肩甲骨”の凝り固まりのせいかも。

ここでは、ヨガインストラクターの筆者が、「肩甲骨の凝り固まりが引き起こす症状と改善法」をお伝えしていきたいと思います。

 

■肩甲骨が凝り固まるとどうなる?

肩甲骨は、日頃意識をして動かすことが少ないパーツ。それゆえ、ガチガチに凝り固まっている方が非常に多いです。

肩甲骨が凝り固まると、その周辺の首や肩、腰が凝って痛んだりするのはもちろん、代謝が悪くなって脂肪を蓄えやすい体へと変わってしまいます。背中周りにお肉がつくだけではなく、そこから連なるフェイスラインまでむくんだりするようになるので、放ってはおけませんよね。

では、肩甲骨周りをほぐすにはどうしたら良いのでしょうか?

 

■肩甲骨周りをほぐす方法1

ここからは、肩甲骨周りをほぐす簡単なエクササイズ・ヨガポーズを紹介します。

(1)床に四つ這いの姿勢になる。

(2)息を吸いながら骨盤を前傾させる。肩甲骨を寄せるように意識して。

(3)息を吐きながら骨盤を後傾させる。両手でしっかりと床を押し背中を高く持ち上げ、肩甲骨を離すように意識して。

この動きを5~10回繰り返します。立位や座位でおこないたいときは、肩を内側に丸めたり、外側に開いて肩甲骨を寄せるようにしたりするのも良いですよ。

 

■肩甲骨周りをほぐす方法2

(1)床にあぐらの姿勢になる。

(2)息を吐きながらゆっくりと前屈し、お尻の上で両指を組む。

(3)息を吸いながらその手を上に持ち上げて、鼻呼吸を5回繰り返す。

この動きは、あぐらの姿勢にならなくても立位や座位でもおこなえます。

 

■肩甲骨周りをほぐす方法3

(1)息を吸いながら右手を上げ、吐きながら肘を後方に曲げる。

(2)左手を下からまわして右手と手をつなぎ、鼻呼吸を5回繰り返す。

(3)反対側も同様におこなう。

この動きは柔軟性や肩関節の動きも関わってくるので、無理に手をつなぐ必要はありません。届かない方は、その位置でキープしましょう。

 

肩甲骨がほぐれると、体の痛みや不調、むくみもスッキリとしてきます。どれも比較的簡単なエクササイズ・ヨガポーズなので、毎日の習慣にしてみてはいかがでしょうか。

 

初出:美レンジャー  ライター:高木沙織

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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