ボディケア
2017.8.9
オフィスでのむくみ対策にオススメな方法とは?
Q.オフィスでのむくみ対策におすすめな方法を選んで!
A 腹式呼吸 /B トイレで屈伸運動 /C デスクで足首ストレッチ
〈Answer〉 すべて正解
血中の吸収・排出機能がカギ!
「すべておすすめです。腹式呼吸で横隔膜が上下に動くと、胸腔と腹腔内圧が変化して下半身の血液やリンパ液が上方へと流れ、水分が回収されます」(池谷先生)、「屈伸運動は脚にたまった老廃物や余分な水分を流すのに最適です」(宮澤さん)、「むくみケアには適度な運動と冷えを防ぐこと。足首ストレッチで脚全体の血行も促しましょう」(玉田先生)
おなかを膨らませるイメージで
腹式呼吸は体内の循環を促すのにぴったり。背筋を伸ばし、鼻でゆっくりと息を吸う。このとき、おなかが膨らむことを意識して。そして口からゆっくり吐き出す。5回繰り返す。自律神経を整える効果も。
3時間置きに行うのがベスト!
座ったまま、立ったままだと巡りが悪くなり、ふくらはぎがパンパンに。屈伸運動は滞りがちなリンパの流れを促すのでトイレに行く度に5回は行って。3時間以上、尿意がないなら白さ湯ゆを飲むのも◎。
仕事中の〝ながらケア〟に最適!
座ったままの状態でOK! 片足を浮かせて足首をくるくると円を描くように右回し、左回しをそれぞれ10回。反対の足首も同様に行う。脚全体がポカポカと血行が良くなるまで行いましょう。
《夏のむくみについて教えてくれたのは》

池谷医院 院長
池谷敏郎先生
いけたにとしろう/東京医科大学循環器内科客員講師。日本内科学会認定総合内科専門医・日本循環器学会循環器専門医。血管や血液、心臓など循環器系のエキスパート。著書も多数。

麻布ミューズクリニック 院長
玉田真由美先生
たまだまゆみ/自治医科大学非常勤講師。総合内科専門医・漢方専門医・消化器内視鏡専門医。自らの不調をきっかけに漢方に出合う。西洋医学に漢方医学を取り入れた治療に定評がある。
『美的』8月号
撮影/河野 望(静物)、山下忠之(料理) スタイリスト/シダテルミ レシピ・調理/今泉久美 イラスト/酒井マオリ デザイン/Beeworks 構成/むらなかさちこ、金子由佳
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。