ヘアのお悩み
2024.4.4

シャンプーが泡立たない原因と洗い方【3ステップ】

毎日洗ってるのにシャンプーの泡立ちが悪い…。そんな時の原因を追究。泡立たせる方法と髪の洗い方もご紹介します。

シャンプーが泡立たない原因【2選】

【1】髪と頭皮の汚れが残っている

ミルボン 研究開発部 研究員

菊地哲宏さん

「シャンプー前に予洗いをすることでスタイリング剤以外のほとんどの汚れが落ち、シャンプーによる洗浄効果が高まります。その後は、頭皮用エッセンスやヘアオイルをつけ、早めにしっかり乾かし、常在菌の増殖を防ぎましょう」(菊地さん)

【2】泡立ちにくいシャンプーを使っている

美容好き芸人

あきば美容研究生さん

どんなアイテムでも誰にとっても100点のものはなかなかなく、弱点はあります。やさしいイメージのあるアミノ酸系シャンプーももちろんそうです。1つめは泡立ち。
洗浄力の強いものは泡立ちがすごく良かったりします。アミノ酸系など、やさしい洗浄力のものはそれに比べると泡立ちが劣ったりします。なんとなくきちんと洗えていない気になって必要以上の量を使ってしまえば洗い流し残りが発生しやすくなったり、強くガシガシ洗ってしまうと頭皮が傷む原因になってしまいます。

シャンプーを泡立てる方法【3選】

【1】ブラッシングで汚れを落とす

美容エディター、毛髪診断士

伊熊 奈美さん


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ヘア&メイクアップ アーティスト

NADEAさん

ブロッキングして根元からとかす

「ブラッシングにより頭皮の皮脂や不要な角質を浮かすことができます」(NADEAさん)
「シャンプーブラシで洗うと余分な皮脂をしっかり落とせるので、夏は特にオススメ」(伊熊さん)

\伊熊さんオススメ/
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¥3,080

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【2】お湯で汚れを落とす

ミルボン 研究開発部 研究員

菊地哲宏さん

STEP1:約38℃のぬるま湯で髪を90秒程流す
濡らす前にブラッシングをして髪を扱いやすくする。低めの温度でシャワーを頭皮に当て予洗いを行う。髪と頭皮の汚れを流すと、シャンプーの泡立ちも、皮脂の落ちやすさもUP。

STEP2:泡立てたシャンプーで頭皮をもみ洗いする
髪の水気を軽く切り、シャンプーを軽く泡立ててから頭皮と髪につけ、指の腹で頭皮をもむように洗う。皮脂がたまりやすい頭頂部、つむじ、耳後ろ、襟足は念入りに。

【3】落としやすいスタイリング剤を使う

美容好き芸人

あきば美容研究生さん

ヘアワックス、ジェリー、ムース…など、様々なスタイリング剤がありますが、僕はセット力よりも落としやすいか否か、でスタイリング剤を選んでいます。そして、もし夜忙しくて2度洗いするなどしっかり落としきれなさそうだなーという予定だったら、落としにくいオイルペーストのワックスなどは避けるようにしています

夜が忙しい日は落としにくいアイテムを使うのは避けるのがベター。落としきれないスタイリング剤は頭皮の毛穴に詰まったり、汚れとして蓄積して、ダメージとなります。すると今度は髪質が落ちてスタイリング剤を使ってもうまくセットできなくなり、より強い落としにくいアイテムを使う…という嫌な循環に入ってしまいます。

シャンプーが泡立つ洗い方

毛髪・美容皮膚科医

高橋栄里先生

美髪アドバイザー

田村マナさん

STEP1:乾いた状態でブラッシングして汚れを浮かせる
まず乾いた髪の状態で、頭全体をブラッシングしておきます。すると、余分な皮脂や汚れが浮き上がり、シャンプーがごく少量ですみます。

STEP2:ぬるま湯を1~2分間かけて予洗いしておく
汚れを落ちやすくするための一手間。シャンプー前に38~40℃の湯で1~2分間、髪と頭皮をすすぎます。これで汚れの8割は落ちます。

STEP3:シャンプーを、同量の湯で泡立てる
頭皮を優しく洗浄するためにも、シャンプー剤を手のひらで泡立ててからのせます。指の腹で頭皮をまんべんなく洗い、しっかりとすすいで。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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