パーマとカラーって同時にしていいの?長持ちさせるヘアケアテク
パーマとカラー、一緒にかけてもいいの?そんな疑問をプロが解説。注意点や長持ちさせるための方法もご紹介します。
パーマとカラー同時に施術しても大丈夫?
それぞれが生かせないから別にするのがベター
「同時に施術するとパーマとカラー、それぞれのパフォーマンスを生かせないことがあるので、パーマ後1週間ほど間隔を空けてからカラーリングするのがベター。
ただ、みなさん忙しいので同じ日に両方行いたいですよね。その場合は、根元のカラーだけならカラーを先にしてパーマをかけます。全体に染めるなら、まず根元のカラーをしてからパーマをかけ、その後に全体にカラーをします。」(清左さん)
パーマとカラーをかける順番
HAIR SALON FOCUS マネージャー
篠塚 純さん
1990年茨城県生まれ。都内有名店勤務後、HAIR SALON FOCUSマネージャーとして日々サロン業務、セミナー講師など多岐に渡って活躍。特に骨格や雰囲気から導き出す360°似合わせカットには定評があり、SNSでは千葉で1番ショートが上手いスタイリストとしても話題を集めている。
パーマが先
「ヘアカラー後のパーマは避けて。せっかくのカラーの色素がパーマの薬剤で抜けてしまうのです。もし仮に、先にヘアカラーをしていて、これからパーマをかけたいという場合には、最短でも1週間程度空けるのがよいですね」(篠塚さん・以下「」内同)
パーマを長持ちさせる方法【3選】
【1】シャンプーは軽めにする
「カラー剤やパーマ剤は定着するのに時間がかかるため、最低でも24時間は髪を濡らしたり、シャンプーをしないほうがよいとされています。とはいえ、サロン帰りでもセットしたときのスタイリング剤が気になるからシャンプーするという人も多いです。
自宅でシャンプーをする場合は、スタイリング剤を落とす程度に軽くシャンプーをし、お風呂から出たら濡れたまま放置せずに、すぐにドライヤーで髪を乾かせば大丈夫ですよ」
【2】こまめにヘアサロンへ行く
「1か月に1回はヘアサロンでメンテナンスをすることをおすすめしています。白髪染めの場合は、3週間ごとでもよいかもしれません。
とはいえ、実は多すぎてもNG。例えば、仕上げにトリートメントの施術をした場合、髪にトリートメント成分が浸透しているのに、さらにトリートメントをすると、髪のべたつきなどの原因になるのです。直近で行うにしても、2週間はあけたほうがいいと思います」
【3】タオルドライをしっかりする
LETTER hiroshima代表 /トップスタイリスト
平岡 健太さん
お客様のライフスタイルやファッションに合わせたスタイル提案を心がけパーマやレイヤーカットなどで簡単にオシャレに決まるヘアースタイルを提供し支持されている。
「パーマをキープするためのスタイリングのポイントは、一般的なコールドパーマの場合は濡れた状態でしっかりタオルドライすることが大切です。タオルドライ後は、スタイリング剤をつけて自然乾燥しましょう。」(平岡さん)
カラーを長持ちさせる方法【4選】
【1】お湯の温度をさげる
シャワーのお湯は38〜40℃。
お湯が熱すぎると色落ちが速まるだけでなく、頭皮にも負担がかかります。
【2】髪をすぐに乾かす
洗髪後はすぐに乾かすのが色落ち予防に
濡れた髪はキューティクルが開き色素流出の要因にもなるため、即ドライが肝心。
【3】紫外線ケアをする
例えば衣類でも直射日光に当たると色褪せするように、ヘアカラーも退色します。また、髪が乾燥して色落ちが速まるためUVケアは必須。肌と同じように毎日予防を。
【4】2週間はカラー専用のアイテムを使う
カラー当日は洗わないこと! 染まっているように見えても、髪内部の結合が終わっていないためです。その後2週間はカラー用アイテムを使うと、退色スピードが緩やかに。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
髪質、ライフスタイルなどに合ったオンリーワンなヘアスタイル診断を心がけ、お客様が自宅でもスタイリングしやすい再現性のあるスタイルを常に提案。やわらかナチュラルなスタイルが得意。