ヘアスタイル・髪型
2023.10.12

黒髪ショート【実例27選】今どきにおすすめしたいハンサム・モードなヘア

明るめカラーも可愛いですが、やっぱり日本人には黒髪がぴったり!人気の地毛風カラーなら透明感もあるので重くならずこなれた仕上がりに!『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルから黒髪系ショートをご紹介します。

黒髪系ショートの【魅力】

黒髪系ショートは凛とした女性の強さを感じさせるハンサムショートに。
マッシュショートなら、大人っぽいモードスタイルへ昇華させ、地味に見えがちなダークカラーでも一気にお洒落感がUP。
また、地毛風カラーなら地毛では味わうことのできない絶妙な透明感のあるカラーで、お洒落感をUPさせます。


「顔型別」に似合う黒髪系ショート【3選】

【1】「丸顔さん」向け黒髪系ショート

Point

人気の顔まわりレイヤーを入れたショートヘア。タイトなシルエットながら、透け感があるので、重い印象にならずにカジュアルなモード気分を楽しめます。丸顔さんでもチャレンジしやすいショートデザイン。

ショートヘア

【how to“ベース&カラー”】
えり足を首元がすっきり見える長さでカット。バックのウエイトは、若見え、柔らか印象を叶える低めに設定します。顔まわりはレイヤーを入れ、前髪は長めのシースルーバングに。顔まわりにレイヤーを入れることで、大人っぽさを感じられるスタイルになります。

カラーは、5レベルのアッシュベージュをチョイス。地毛では味わうことのできない絶妙な透明感のあるカラーで、お洒落感をUPさせます。

ショートヘア

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、全体をシャープに仕上げ、顔まわりのみ軽く内巻きにします。最後に軽めのオイルで、エアリー感を出すようになじませたら完成です。

担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン) 渡邉由理さん

【2】「面長さん」向け黒髪系ショート

Point

短すぎると面長が強調されるので、顎より少し上くらいの長さにし、横にボリュームを出し骨格をカバーします。

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【how to“ベース&カラー”】
カットは軽く全体にレイヤーを入れて、動きが出るようにしています。カラーは暗髪色として人気の5トーンのブルーブラック。

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【how to“スタイリング”】
26ミリのコテでハチ下はワンカール、ハチ上をミックスで中間巻きにしています。こめかみ辺りにカールを持ってきて、横の幅を出すのが面長ショートさんには重要。ワックスとバームをミックスして下から揉み込むようにスタイリングします。コテで巻くのが面倒な方は、緩くパーマをかけるのもおすすめです。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 畑中正敏さん

【3】「ひし形さん」向け黒髪系ショート

Point

ひし形さんはもともと、黄金比のシルエットなので、顔にそってサイドや後頭部に丸みを出して小顔にみせます。サイドや顔周り、後頭部に段が入り、真ん中にボリュームがでるので、柔らかく見えます。

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【how to“ベース&カラー”】
ひし形顔さんはシルエットはきれいなので、それに沿ってカットをしていきます。ベースカットは襟足はタイトに、トップにレイヤーを入れてひし形にカット。

カラーは8トーンのグレーアッシュカラーで全体に透明感をだしてくれます。

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【how to“スタイリング”】
表面のみ26ミリアイロンで平巻きにまきます。トップの方にボリュームが行きすぎないようにすることがポイントです。
スタイリング剤はバームとオイルを混ぜて、全体的に揉み込みながらトップから束間をだします。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん

「ハンサム」トレンド感のある黒髪系ショート【5選】

【1】トレンドのライン感を出したハンサムショート

Point

トレンドのライン感を出し、カジュアルながら、ちょっぴり攻めたおしゃれ上級者におすすめのスタイルです。

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【how to“ベース&カラー”】
ベースのカットは、前髪を目の下に設定し、サイドから前上がりにつながるハンサムショート。後ろは丸みシルエットになるよう、サイドから緩やかなラウンド状にカットします。

カラーは4レベルのブルーアッシュに。地毛では表現できない透明感を出し、垢抜けた印象を与えます。

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【how to“スタイリング”】
スタイリングのポイントは、顔まわりをストレートアイロンで内巻きにすること。ゆるめのニュアンスがつくことで、おしゃれ感に差がでます。重めのオイルを根元近くから全体になじませ、ライン感を強調したらフィニッシュ。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん

 

【2】ランダムカールのほの甘ハンサムショート

Point

トップから前髪に長さとボリュームがある短めの前下がりショート。耳が出る短さのハンサム感とのコントラストでかえって女らしさが匂い立つ。

〈カット〉
目の下の長さの前髪から前下がりのショートカットに。全体に少しレイヤーを入れて毛量調節を。もみあげ部分と襟足は深めに切ってすっきり。サイドにはボリュームをもたせ、顔周り~もみあげはスマートにすると小顔感が出る。

〈スタイリング〉
細めアイロンでランダムにカール。柔らかなバームで束感を出すだけの簡単スタイリング。

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担当サロン:SIX. シックス MIHOさん

 

【3】えり足・耳まわりすっきりなミニマムシルエットショート

Point

えり足はすっきり短くした方が、コンパクトにまとまり可愛くなります。凛とした芯のある女性を連想させるショートヘア。セット剤をつけた後、くしでとかすと、お洒落感が出るのでおすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、サイドグラデーションがベース。サイドは、耳たぶが隠れるギリギリの長さに設定し、えり足は短めにします。

カラーは、4レベルのオリーブグレージュに。5レベルと4レベルの薬剤をミックスするのがポイント。発色がキレイになり、地毛感とは違った柔らかさと透明感を感じられます。

【how to“スタイリング”】
全体にオイルを軽くつけてから乾かします。ドライ後、ツヤ感を出すヘアバームをつけたらコームスルーを。タイトに仕上げつつ、キレイな面をつくります。最後に顔まわりの髪をほぐし、毛束のニュアンスを整えたら完成です。くせ毛や硬毛の人は、コスメストレートなどをかけても。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 古谷貴洋さん

 

【4】地毛風グレーアッシュのウェットショート

Point

おしゃれポイントは、長め前髪とカットラインを残している点。クールな印象で、ちょっぴり個性的なところも◯。

【how to“ベース&カラー”】
前髪は目にかかる長めでカット。えり足はハイグラデーションの上にグラデーションを重ね、丸みのあるラインをつくります。サイドは頬の長さにカット。全体的にライン感を出すようにするのがポイントです。

カラーは、5レベルのグレーアッシュに。自然光に当たった時の透明感が秀逸で、赤みやオレンジっぽさを完全に消したい人におすすめ。

【how to“スタイリング”】
クセが気になる人はストレートアイロンをさらっと通してから、ジェルを全体的になじませウェット質感をつくります。ジェルは固まらないタイプがおすすめ。タイトに仕上げて、前髪は少しほぐすようにつまみ、パラっと下ろすとこなれ感がプラスされます。

担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン) 和田流星さん

【5】チークバングのくせも活かせるハンサムショート

Point

チークラインにパラっと毛束がかかることで骨格をカバーし、小顔効果も。柔らかい雰囲気で、顔まわりに抜け感のある今年顔のハンサムショート。くせ毛も活かせる優秀デザインです。

【how to“ベース&カラー”】
前髪をほおの長さに設定した前上がりのハンサムショート。バックに重さと丸みが出て、女性らしい美シルエットをつくります。また、サイドの髪が自然に流れるようにカット。丸みのあるフォルムなので、クセによるボリューム感も活かすことができます。

カラーは6レベルのブルージュをチョイス。アッシュ系の色味できれいめ印象を与え、地毛では表現できない透明感と抜け感のある仕上がりに。また、暗髪は伸びてもプリンにならないのも嬉しいポイントです。

【how to“スタイリング”】
ハンサムショートでも、乾かす時にオールバックにしないのが鍵。後ろから前に向かって、前髪は前に下ろすようにドライヤーで乾かします。乾いたらストレートアイロンで、抜く時に後ろにすっと流すようにワンカール。
束感の出るオイルを全体につけてから、オールバックにかき上げます。前髪が自然に立ち上がることで、柔らかい髪の動きに。立ち上がりが足りない場合、ドライヤーで調整を。

担当サロン:lora.garden (ロラ ドットガーデン) 井上珠実さん

「マッシュ」丸みが可愛い黒髪系ショート【3選】

【1】耳かけが可愛いフェミニンマッシュショート

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Point

わざと重さを残すことで、まとまりやすくスタイリングも簡単に。透け感のある前髪が軽やかな印象。前髪を目尻から長めにサイドにつなげることで顔周りがひし形になり、小顔効果もアップ!

<カット方法>
・前髪は眉にかかるシースルーバング
・襟足はリップラインまで長めに残す
・全体的にレイヤーを低く入れ重めのシルエットに

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担当サロン:GARDEN W. スタイリスト 児玉善央さん

【2】長め前髪のマッシュショート

Point

耳にかければすっきり凛とした表情になり、印象をコントロールすることができます。前髪を長めにしているため、マッシュラインでも幼く見えません。また、えり足は、首に添わせて馴染むようにカットするのがポイントで、横顔美人を叶えます。

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【how to“ベース&カラー”】
カットベースはマッシュショート。トップにレイヤーを入れます。顔まわりを骨格に合わせてカットすることで、顔型を問わないマルチデザインです。前髪は、長めのシースルーバングに。

カラーは、8レベルのアッシュブラウンをチョイス。髪の赤みを消しながら、透明感のある髪色に。自然光に当たった時の透け感が秀逸です。

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【how to“スタイリング”】
髪を乾かし、前髪とトップの髪をストレートアイロンで軽く内巻きに。毛先にカールが出るように巻くのがコツ。ツヤ感と束感を出すスタイリングバームをえり足から、サイドの毛先、全体、前髪の順番でつけたら完成です。

担当サロン:apish kokubunji (アピッシュ コクブンジ) 長谷川祐三さん

【3】ちょっぴりモードな丸みショート

Point

マッシュショートとのコンビネーションにより、大人っぽいモードスタイルへ昇華させ、地味に見えがちなダークカラーでも、一気にお洒落感がUP。

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【how to“ベース&カラー”】
えり足は、短くするのがトレンド傾向でもあり、後頭部に丸みを持たせることもできます。サイドは、耳が隠れる長さでカット。前髪は目ギリギリでカットし、表面の髪でマッシュラインを表現します。

カラーは5レベルのマットブラウンに。落ち着きがあり、光にあたると絶妙な透け感のある色味です。

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【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで前髪からサイドまで毛先をワンカールさせて、毛流れをつくります。毛量が多い人は、束感メイクできる重めのオイルを内側と毛先につけます。サイドの内側だけ耳にかけ、表面は耳にかけずにセットすれば垢抜けマッシュショートの完成。

担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 杉本佳恋さん

「パーマ」ゆるふわの黒髪系ショート【4選】

【1】S字ウェーブのジェンダーレスショート

Point

シャープなフェイスラインをより引き立てるデザインで、S字カールのパーマが顔まわりのニュアンスをつくります。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、ワンレングスボブ。アンダーは低めに、トップにはウルフっぽいレイヤーを入れます。前髪は、目の下2cmで長めにカットします。

カラーは、6レベルのナチュラルブラウンに。ほんのりブラウン味が出るカラーで、パーマの質感をキレイに見せることができます。また、暖色にすることで女性らしさをプラス。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、S字ウェーブになるよう20〜23mmのロッドをメインに、スパイラル巻きにします。コールドパーマなので、抜け感のあるナチュラルな仕上がりに。スタイリングは、パーマのカール感が出るクリームワックスがおすすめ。オールバックにかきあげるようになじませたら、指先でカールを散らすようにセットしたら完成です。

担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 金澤侑さん

【2】おしゃれに差が付くウザバンパーマショート

Point

ダークグレージュカラー。暗くても透明感が出て、透け感のある寒色カラー。透明感のあるグレージュは肌のくすみを飛ばしてくれます。

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【how to“ベース&カラー”】
全体はマッシュウルフのベースで、襟足を外ハネ、全体的に柔らかく動くパーマをかけて雰囲気を出しています。ウエーブパーマ、もしくはくせ毛を活かして髪の動きを出します。

カラーは明るく抜けたベース(ブリーチなし)に7トーンのグレージュを乗せて、透明感のある地毛風カラー「ダークグレージュ」に!

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【how to“スタイリング”】
まず全体的に水分を入れて、パーマを戻します!その時はスプレーがあると◎。全体的に水分を揉み込んでカールを出したら、トラックオイルのno.3とオーバームを1:1でMIXして、それも毛先を揉み込むように全体へつけます。顔まわりや襟足はわざとはねさせるのがポイントです!

担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン)  原菜摘さん

 

【3】ふんわり動きのあるハンサムショート

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Point

パーマで動きを出しているので、簡単におしゃれなスタイリングがかなう。毛量が少なめで、ボリュームアップさせたいけれど、軽やかさを見せたい人に特にオススメ。

<カット方法>
・マッシュショートをベースに、緩くパーマを
・前髪の中間からワンカールパーマをかける
・襟足は首に沿うようにリップラインまで残す

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担当サロン:THE GARDEN Tokyo エリアマネージャー 西川真矢さん

 

【4】猫っ毛さんにもおすすめなカーリーショート


Point

一見難しそうに見えて誰にでも似合いしゃれ見えするパーマショート。耳前にもみあげっぽい毛を作り顔周りに奥行きを出してシュッと小顔に。

〈カット〉
前髪を目の下の長さからサイド・バックに斜めにつなげる長めのマッシュ。

〈パーマ〉
根本から太めのロットで1回転半巻いてしっかりパーマをかけ、大きなくせ毛風ウェーブを作る。サイドは抑えてトップと後頭部に高さを出すのがポイント。

〈スタイリング〉
パーマのおしゃれ感でスタイリングいらず。柔らかなくせ毛や猫っ毛でボリュームを出したい人に特にオススメ。

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担当サロン:SIX. シックス 久保雄司さん

「前髪あり」黒髪系ショート【5選】

【1】シースルーバングのナチュラルショート

Point

前髪の長さはギリギリ目にかからないように、薄めでもぷつっとした質感にしました。パラパラっとさせたいので三角ベースはやや小さめに、綺麗に放射状におろしてワンレングスに。

【how to“カット&カラー”】
ショートヘアで縮毛矯正、ストレートパーマで再現できる。襟足は指一本分よりやや長めに設定してカットしています。襟足に浮き癖があるので浮く分長めにカット。サイドはリップラインに合わせて設定、バックからサイドは45度位のレイヤーを入れて少しシャープになる様に。トップを繋げていくと短くなりすぎてしまうのでハチより上の髪はツーセクションとしてあえて繋げず鼻下の辺りに設定。

暗髪カラーの5トーングレーに設定で地毛っぽく。赤味オレンジ味を感じさせない様にブルー、グリーンなどの補色をいれてグレー味が引き立つ様にしました。肌の透明度が上がるオススメ暗髪カラーです。

【how to“スタイリング”】
全体に柔らかいストレートパーマをしているのでアイロンはなし。オイルを襟足、サイド、トップ、前髪の順につけて適度なオイリー感を。

担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン)  徳崎 ヨシヒデさん

【2】パーマを使ったふんわり前髪のショート

Point

ペタンとしがちな方は、前髪にパーマをかけて、毛流れを作る事で、柔らかさとボリュームが出たスタイルに。ニュアンスを出して、子どもっぽくならないようにしてます。

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【how to“ベース&カラー”】
襟足、耳周りまわりをスッキリ短めにしたショートスタイル。前髪のみに、パーマをかけて毛先に流れを出しています。そうするだけでもボリュームアップしたような、シルエットがきれいなショートができます。

全体は、7トーンのココアブラウンで染めてます。暗髪ですが、落ち着いた大人っぽさには◎。

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【how to“スタイリング”】
全体を水でぬらし、ドライヤーで分け目がつかないようにか乾かします。バームをパール1つ分位取り、手のひらによく伸ばしてから、髪全体になじませて完成です。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

【3】知的モードなストレートショート


Point

全体に丸く作ったカットラインで女らしさを出しながら、耳は半分出してすっきりと見せる。このバランス感が甘くなりすぎない知的さの秘密。

〈カット〉
長めのマッシュべース。目の高さギリギリの前髪はシースルー感を出し、重めのラインで切りそろえて丸みを出して女性らしく。もみあげと襟足はすっきり短くして上から髪をかぶせて。

〈スタイリング〉
毛先だけストレートアイロンで巻き、オイルとバーム1:1で混ぜて全体に塗布するだけ!

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担当サロン:SIX. シックス 小菅裕輝さん

 

【4】美人印象のインテリショート

Point

ひし形シルエットの耳かけ丸みショート。目にかかる長めのシースルー前髪が、今回の大人色っぽヘアのポイント。

【how to“ベース”】
カットは、何と言っても黄金比のひし形シルエットになるように前上がりのレイヤーカットで、どの角度から見てもフォルムがきれいに見えるようにしています。トップ、サイドにボリュームが出るようにレイヤーの高さを決めるのがポイントです。

カラーは暗髪透明感が抜群に出る、6レベルのアッシュグレーです。この色は暗すぎず、明るすぎないので大人ヘアとしても、お子さんがいて派手すぎないスタイルがいいママさんにもおすすめの色です。

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、ミルクタイプの洗い流さないトリートメントをなじませて、トップを上に引っ張りながら乾かします。襟足は首に沿わせるように。ハンドブローだけでひし形シルエットを意識して乾かすのもポイントです。前髪の表面をサイドに流して軽めにして、お顔の印象を明るくします。

最後にバーム系トリートメント大豆1粒分ぐらいを、手のひらにしっかり伸ばしてから髪全体に優しくなじませ、整えたら完成です。

担当サロン:TheC omotesando(ザ シー オモテサンドウ) Meguさん

 

【5】ストレートタッチのグロッシーショート

Point

前髪は目ギリギリの長さで、バランスよく透けるよう狭めに設定します。

【how to“ベース&カラー”】
グラデーションベースの丸みショート。ツヤ感を出すため、ノンレイヤースタイルに仕上げています。

カラーは、ツヤ感と柔らかさを表現するトパーズブラウンに。落ち着いた色味で暖かみを感じるので冬にもオススメのカラーリングです。

【how to“スタイリング”】
髪を乾かし、オイル、もしくはヘアバームをなじませます。ウェットな質感にするとツヤ感が出ておしゃれに。全体の質感が同じになるようにつけるとグッド。よりツヤ感や後頭部の丸みが欲しい場合は、ストレートアイロンをさらっと通しても◯。

担当サロン:S.HAIRSALON kitahama(エス ヘアサロン キタハマ) 石塚大輔さん

「前髪なし」黒髪系ショート【3選】

【1】くせ毛を活かしたおでこ出しショート

Point

くせ毛は悩まず、カットでまとまりをよくすることでパーマをかけたようになるのが最大のメリット。スタイリングも楽になるので悩まないで。

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【how to“ベース&カラー”】
前髪からサイドにかけてレイヤーを入れています。顎から襟足にかけて、ざっくりレイヤーを入れるのがポイントです。元々の癖を活かしているので、カット後にきれいなまとまりが出てパーマをかけたようになります。

カラーはせずに地毛の黒髪のままにしています。癖がなくパーマでこのスタイルを作る場合は、襟足は外巻きでミドルはスパイラル、トップと前髪は円錐ロッドをスパイラルで巻いてウエーブを作りましょう。

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【how to“スタイリング”】
全体をしっかり濡らして、タオルドライします。ムースを全体に馴染ませたら毛先にバームをつけて動きをつけたら完成です。

担当サロン:NiL(ニル) 大石真里奈さん

【2】ウェット質感のセンターパートショート

Point

柔らかな丸みを描く重めのAラインシルエットと、センターパートの前髪が醸し出す中性的な雰囲気が魅力。あえての黒髪でピュアさを、ちょいウエットな質感でこなれ感を。

〈カット〉
丸みのあるフォルムのショートがべース。前髪~サイドがつながるようにレイヤーを入れる。

〈パーマ〉
硬いorぺったりしやすい髪質の場合、ワンカールのパーマをかけるとスタイリングが楽に。

〈スタイリング〉
クールな印象のショートヘアだけれど、ゆるっと流れる前髪の隙間から見える横顔が色っぽい。 26mmのコテで毛流れに丸みをつけるように内巻きにして、軽め質感のオイルをなじませてツヤをON。

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担当サロン:FILMS Tamachi Shibaura 影山夏美さん

【3】大人女性におすすめのエレガントなノーカラーショート

Point

ウェーブショートスタイル。トップにボリュームが出るように、根元からの緩めウェーブがかかっていて、毛先もランダムに動きます。

【how to“ベース&カラー”】
長めの前髪とトップのボリュームがエレガントに見えるスタイルで、大人の雰囲気を出してくれます。前髪を長めに設定して、顔まわりは前髪に繋がるようにカットします。トップも、前髪に繋がるようにカットすることで、分け目がハッキリつかないようになり、ボリュームアップのヘアが完成します。

カラーはせずに地毛で。パーマは毛先に緩めのウエーブを軽くつけるだけでOK。パーマに抵抗がある方はアイロンで最後に巻いても大丈夫です。

【how to“スタイリング”】
髪全体を水で濡らしたら、洗い流さないトリートメントをつけて、ドライヤーの弱風で乾かします。8割乾いたら、ワックスムースを揉み込んで、自然乾燥させれば完了です。より、トップにボリュームを出す為に、分け目をはっきり作らないように、7:3に分けて、片耳かけるとよいです。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

「少し長め」黒髪系ショートボブ【4選】

【1】黒髪系×イヤリングカラーの耳かけショートボブ

Point

ベースは5トーンのダークアッシュな暗髪に設定し、もみあげ部分をダブルカラーし、チラ見せするイヤリングカラーを入れてベースの暗髪とコントラストをつけ、耳かけしたときにオシャレな印象をつくります。

【how to“ベース”】
ショートからこれから伸ばしていきたい!という方に人気のスタイル。顎ライン~首の中間あたりでワンレンに切り揃えてカットし、毛先に流行りのぷつっと感をつくります。あわせてサイドバングもつくることで小顔効果◎。

【how to“スタイリング”】
オイルをつけ大人っぽさを高めていきます。全体につけたあと、顔まわりやインナーカラー部分にもつけたすことでトレンド感がでます◎。暗めながらも流行りを抑えたい、イメチェンしたい、垢抜けたいという方にオススメ。

担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 峯ともやさん

【2】くびれニュアンスの外ハネショートボブ

Point

外ハネにすることでメリハリが生まれ、小顔効果まで望めます。また、くびれで引き締めて、頭の丸さを強調するので、ナチュラルなボリュームUPにも。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、ショートボブをベースに顔まわりにレイヤーをプラス。顔まわりレイヤーは、ニュアンスを出し、小顔に見せるメリットも。前髪は、幼く見えないよう長めにつくり、ラウンドさせながらサイドバングにつなげます。

カラーは、落ち着いた印象を与えるシナモンベージュに。バイオレットを加えたベージュで、黄味をおさえて柔らかい質感と透明感を引き出します。

【how to“スタイリング”】
細めの25mmもしくは、幅が狭いストレートアイロンで、えり足部分を外ハネにして、トップの毛先を内巻きにするだけの簡単スタイリング。スタイリング剤は、自然な動きを出せるタイプがおすすめで、全体にもみ込んだら、外ハネ部分は、カールに沿うようになじませます。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 横井七恵さん

【3】ウザバンがおしゃれなこなれヘア

Point

顔まわりを覆うようにレイヤーを入れることで、耳にかけてもぽてっとたまらず、すっきりシルエットに。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、首の真ん中くらいの長さで平行ボブに。顔まわりに覆うようにレイヤーを入れます。こめかみが隠れる長さでサイドバングを切り、前髪は、長めの目にかかる長さでカット。

カラーは、6レベルのダークブラウンをチョイス。少しだけグレーを加えることで、落ち着いた印象の地毛風カラーに。肌なじみがよく、柔らか見せを叶えます。

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、ストレートアイロンで。内巻きではなく、表面にアイロンを通してツヤ感を出します。顔まわりのみ少しだけ内に入れるとグッド。軽めのオイルを内側からなじませ、手に残っているものを表面につけます。両サイドのもみ上げを一束ハラリと出して整えます。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 金井悠華さん

 

【4】ランダムカールのハンサムショートボブ

Point

前髪なしですっきりきれいめな印象でありながら、大人カジュアルも楽しめるデザイン。柔らかさの秘密は、レザーカット使いにあり!程よい束感と抜け感のある仕上がりを叶えます。


【how to“ベース&カラー”】
ベースは、前下がりのグラデーションボブをアゴラインでカット。全体をレザーでカットすることで、毛馴染みがよく柔らかい動きを出しやすくします。後頭部は長さを残しながら軽さを出すよう、インナーにグラデーションを入れます。

カラーは6レベルのアッシュブラウンに。暗めの中にも透明感や柔らかさを感じられ、光に当たった時の透け感がキレイな色味です。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、16〜18mmをメインに、中間から毛先にデジタルパーマをかけます。スタイリングは、ラフに8割ほどドライした後、ソフトワックスとオイルを同量ミックスしたものを中間から毛先に揉み込みます。
オイルはツヤ感と束感を出してくれるので必ず混ぜて。最後に、髪を上につまみ上げ、パラパラっと散らすように落とし、シルエットを整えたら完成です。

担当サロン:Rougy (ロージ) 渡邊健太さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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