ヘアスタイル・髪型
2023.11.16

前髪あり×黒髪のショートスタイル【実例21】

前髪ありの黒髪ショートヘアをたっぷりとご紹介!丸顔、面長さんに似合うスタイルから30代〜の大人女子向け、パーマ、ストレート、かわいい雰囲気別に。『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからお届けします。

「丸顔」に似合う前髪ありショートヘア【3選】

【1】首元すっきり「レイヤー」を入れたショートヘア


【How to“ベース&カラー”】
えり足を首元がすっきり見える長さでカット。バックのウエイトは、若見え、柔らか印象を叶える低めに設定します。顔まわりはレイヤーを入れ、前髪は長めのシースルーバングに。顔まわりにレイヤーを入れることで、大人っぽさを感じられるスタイルになります。
カラーは、5レベルのアッシュベージュをチョイス。地毛では味わうことのできない絶妙な透明感のあるカラーで、お洒落感をUPさせます。


【How to “スタイリング”】
ストレートアイロンで、全体をシャープに仕上げ、顔まわりのみ軽く内巻きにします。最後に軽めのオイルで、エアリー感を出すようになじませたら完成です。

担当サロン:MINX shibuya smart salon(ミンクスシブヤスマートサロン) 渡邉由理さん

【2】「ミニマムシルエット」で骨格を補正


【How to“ベース&カラー”】
カットは、サイドグラデーションがベース。サイドは、耳たぶが隠れるギリギリの長さに設定し、えり足は短めにします。
カラーは、4レベルのオリーブグレージュに。5レベルと4レベルの薬剤をミックスするのがポイント。発色がキレイになり、地毛感とは違った柔らかさと透明感を感じられます。


【How to “スタイリング”】
全体にオイルを軽くつけてから乾かします。ドライ後、ツヤ感を出すヘアバームをつけたらコームスルーを。タイトに仕上げつつ、キレイな面をつくります。
最後に顔まわりの髪をほぐし、毛束のニュアンスを整えたら完成です。くせ毛や硬毛の人は、コスメストレートなどをかけても。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス ヘアサロン) 古谷貴洋さん

【3】ぷつっとしたライン&顔周りレイヤーの「すっきりシルエット」


【How to“ベース&カラー”】
カットは、首の真ん中くらいの長さで平行ボブに。顔まわりに覆うようにレイヤーを入れます。こめかみが隠れる長さでサイドバングを切り、前髪は、長めの目にかかる長さでカット。
カラーは、6レベルのダークブラウンをチョイス。少しだけグレーを加えることで、落ち着いた印象の地毛風カラーに。肌なじみがよく、柔らか見せを叶えます。


【How to “パーマ&スタイリング”】
スタイリングは、ストレートアイロンで。内巻きではなく、表面にアイロンを通してツヤ感を出します。顔まわりのみ少しだけ内に入れるとグッド。
軽めのオイルを内側からなじませ、手に残っているものを表面につけます。両サイドのもみ上げを一束ハラリと出して整えます。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 金井悠華さん

「面長」に似合う前髪ありショートヘア【3選】

【1】ぷつっとラインの「コンパクトショートボブ」


【How to“ベース”】
あご上の短めに設定し、水平になるようにカット。内巻きも外巻きもいけるように、ぷつっとラインは残しつつも、馴染むように毛先もカットしています。前髪は浅めに分けとり、薄めにつくります。

【How to “スタイリング”】
毛先のみハネさせすぎず、ストレート気味の外ハネに巻く。毛先を中心に、全体にオイル揉み込んで完成。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟さん

【2】モードスタイルの「マッシュスタイル」


【How to“ベース&カラー”】
えり足は、短くするのがトレンド傾向でもあり、後頭部に丸みを持たせることもできます。サイドは、耳が隠れる長さでカット。前髪は目ギリギリでカットし、表面の髪でマッシュラインを表現します。
カラーは5レベルのマットブラウンに。落ち着きがあり、光にあたると絶妙な透け感のある色味です。


【How to “スタイリング”】
ストレートアイロンで前髪からサイドまで毛先をワンカールさせて、毛流れをつくります。毛量が多い人は、束感メイクできる重めのオイルを内側と毛先につけます。サイドの内側だけ耳にかけ、表面は耳にかけずにセットすれば垢抜けマッシュショートの完成。

担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ザガーデントウキョウ) 杉本佳恋さん

 

【3】すっきり印象の「マッシュショート」


【How to“ベース&カラー”】
カットベースはマッシュショート。トップにレイヤーを入れます。顔まわりを骨格に合わせてカットすることで、顔型を問わないマルチデザインです。前髪は、長めのシースルーバングに。
カラーは、8レベルのアッシュブラウンをチョイス。髪の赤みを消しながら、透明感のある髪色に。自然光に当たった時の透け感が秀逸です。


【How to “パーマ&スタイリング”】
髪を乾かし、前髪とトップの髪をストレートアイロンで軽く内巻きに。毛先にカールが出るように巻くのがコツ。ツヤ感と束感を出すスタイリングバームをえり足から、サイドの毛先、全体、前髪の順番でつけたら完成です。

担当サロン:apish kokubunji(アピッシュ コクブンジ) 長谷川祐三さん

「30代〜」大人女子に似合う前髪ありショートヘア【3選】

【1】「前髪パーマ」で全体的なボリューム感をプラス

  • ペタンとしがちな方は、前髪にパーマをかけて、毛流れを作る事で、柔らかさとボリュームが出たスタイルに。ニュアンスを出して、子どもっぽくならないようにしてます。


【How to“ベース&カラー”】
襟足、耳周りまわりをスッキリ短めにしたショートスタイル。前髪のみに、パーマをかけて毛先に流れを出しています。そうするだけでもボリュームアップしたような、シルエットがきれいなショートができます。
全体は、7トーンのココアブラウンで染めてます。暗髪ですが、落ち着いた大人っぽさには◎。


【How to “スタイリング”】
全体を水でぬらし、ドライヤーで分け目がつかないようにか乾かします。バームをパール1つ分位取り、手のひらによく伸ばしてから、髪全体になじませて完成です。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

【2】「長め前髪」で清楚かつクールに

  • 前髪を長めにすることで、アンニュイな雰囲気を出して、大人っぽく仕上がります。


【How to“ベース&カラー”】
前髪長めのショートボブ。サイドと襟足は、スッキリと短めにカットし、前髪とトップの長さは、長めにして、シャープな印象に仕上げてます。
カラーはあえてノーカラーで暗めに設定することで清楚さとクールさの両方を兼ね備え、落ち着いた雰囲気の大人ヘアに仕上がります。トップと前髪のみ軽くパーマをかけることで髪全体に動きが出て、ショートでも女性らしいスタイルになります。


【How to “スタイリング”】
トップの根元に、立ち上がりがつくミストスプレーをふり、ドライヤーで分け目がつかないように乾かします。セミマットな質感がでるワックスで、全体的に揉み込みボリュームを出します。
最後に前髪の毛先を摘んでワックスを少量つけて、束感を出します。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

【3】きっちり感のでる「インテリショート」

  • ひし形シルエットの耳かけ丸みショート。目にかかる長めのシースルー前髪が、今回の大人色っぽヘアのポイント。


【How to“ベース&カラー”】
カットは、何と言っても黄金比のひし形シルエットになるように前上がりのレイヤーカットで、どの角度から見てもフォルムがきれいに見えるようにしています。トップ、サイドにボリュームが出るようにレイヤーの高さを決めるのがポイントです。
カラーは暗髪透明感が抜群に出る、6レベルのアッシュグレーです。この色は暗すぎず、明るすぎないので大人ヘアとしても、お子さんがいて派手すぎないスタイルがいいママさんにもおすすめの色です。


【How to “スタイリング”】
スタイリングは、ミルクタイプの洗い流さないトリートメントをなじませて、トップを上に引っ張りながら乾かします。襟足は首に沿わせるように。ハンドブローだけでひし形シルエットを意識して乾かすのもポイントです。前髪の表面をサイドに流して軽めにして、お顔の印象を明るくします。
最後にバーム系トリートメント大豆1粒分ぐらいを、手のひらにしっかり伸ばしてから髪全体に優しくなじませ、整えたら完成です。

担当サロン:TheC omotesando(ザ シー オモテサンドウ) Meguさん

「パーマ」スタイルの前髪ありショートヘア【3選】

【1】しゃれ感たっぷりの「ハンサムショート」

  • パーマで動きを出しているので、簡単におしゃれなスタイリングがかなう。毛量が少なめで、ボリュームアップさせたいけれど、軽やかさを見せたい人に特にオススメ。


【How to“ベース&パーマ”】
・マッシュショートをベースに、緩くパーマを
・前髪の中間からワンカールパーマをかける
・襟足は首に沿うようにリップラインまで残す

【Side】


【Back】

担当サロン:THE GARDEN Tokyo エリアマネージャー 西川真矢さん

 

【2】外国人の子供みたいな「無造作カーリーパーマ」

  • パーマのおしゃれ感でスタイリングいらず。柔らかなくせ毛や猫っ毛でボリュームを出したい人に特にオススメ。

一見難しそうに見えて誰にでも似合いしゃれ見えするパーマショート。耳前にもみあげっぽい毛を作り顔周りに奥行きを出してシュッと小顔に。


【How to“ベース”】
前髪を目の下の長さからサイド・バックに斜めにつなげる長めのマッシュ。

【How to“パーマ”】
根本から太めのロットで1回転半巻いてしっかりパーマをかけ、大きなくせ毛風ウェーブを作る。サイドは抑えてトップと後頭部に高さを出すのがポイント。

【Side】


【Back】

担当サロン:SIX. 久保雄司さん

 

【3】柔らかく動きのある「ウエーブパーマ」


【How to“ベース&カラー”】
全体はマッシュウルフのベースで、襟足を外ハネ、全体的に柔らかく動くパーマをかけて雰囲気を出しています。ウエーブパーマ、もしくはくせ毛を活かして髪の動きを出します。
カラーは明るく抜けたベース(ブリーチなし)に7トーンのグレージュを乗せて、透明感のある地毛風カラー「ダークグレージュ」に!


【How to “スタイリング”】
まず全体的に水分を入れて、パーマを戻します!その時はスプレーがあると◎。全体的に水分を揉み込んでカールを出したら、トラックオイルのno.3とオーバームを1:1でMIXして、それも毛先を揉み込むように全体へつけます。顔まわりや襟足はわざとはねさせるのがポイントです!

担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン) 原菜摘さん

「ストレート」スタイルの前髪ありショートヘア【4選】

【1】毛先だけストレートの「知的モードマッシュ」

  • 毛先だけストレートアイロンで巻き、オイルとバーム1:1で混ぜて全体に塗布するだけ!

全体に丸く作ったカットラインで女らしさを出しながら、耳は半分出してすっきりと見せる。このバランス感が甘くなりすぎない知的さの秘密。


【How to“ベース”】
長めのマッシュべース。目の高さギリギリの前髪はシースルー感を出し、重めのラインで切りそろえて丸みを出して女性らしく。もみあげと襟足はすっきり短くして上から髪をかぶせて。

【FRONT】


【BACK】

担当サロン:SIX. 小菅裕輝さん

【2】好感度アップ間違いなし「ナチュラルコンパクトシルエット」


【How to“ベース&カラー”】
フェイスラインに沿うよう、アゴラインの長さでやや前下がりにカット。トップの動きが出るようにレイヤーを入れ、質感調整をします。前髪は、目と眉の間の長さで、重すぎず、薄すぎないバランスでまっすぐカット。毛量調整をして馴染ませます。
カラーは、透明感のある7レベルのアッシュベージュに。寒色系に寄り過ぎない絶妙な色合いで、透け感があり、やさしい印象のカラーになります。


【How to “スタイリング”】
ドライ後、軽くストレートアイロンを通して自然な丸みをつけます。スタイリング剤は、オイルクリームなどのウェットな質感になるものをチョイス。手にスタイリング剤を伸ばしたら、バックから指を通すように塗布します。もみ上げにも忘れずにつけるのが、スタイルを決めるコツ。
最後に残っている程度のスタイリング剤を前髪につけ、全体的に束感を出すように整えたらおしゃれヘアの完成です。

担当サロン:Laf from GARDEN (ラフ フロムガーデン) Ayukaさん

 

【3】ウェットな質感の「タイトシルエット」


【How to“ベース&カラー”】
リップラインのショートボブにカット。王道の小顔バランスでカットすることで、美シルエットにも。前髪は薄めのウザバングとすることで、左右に分けても、流しても、かき上げにもとアレンジが可能。今回、ノンカラー、ノンパーマなので、ダメージ知らずの美髪をキープできます。


【How to “スタイリング”】
ドライ後、ストレートアイロンを使って内巻きに緩やかな丸みをつけます。カールづけは毛流れをつくる程度にし、巻き過ぎないことでシックで今どきな仕上がりに。スタイリング剤はオイルをチョイスし、もみ上げのおくれ毛と前髪にしっかり馴染ませ、ウェットな束感をメイク。
手に残ったオイルをサイドやバッグにも塗布し、毛束感を整えます。最後におくれ毛を残し、両サイドの髪を耳にかけたらフィニッシュ。

担当サロン:Laf from GARDEN (ラフ フロムガーデン) 津田恵さん

 

【4】「モード感」たっぷりのスタイリッシュヘア


【How to“ベース&カラー”】
平行ラインのボブにカット。襟足ギリギリの長さで切ることが可愛さの鍵。表面に少しだけグラデーションを入れます。前髪は目と眉の間の長さで、こめかみにかけてややラウンド状にカットします。
カラーは地毛より暗い4レベルのアッシュブラックに。モードな印象を与える色ですが、肌をキレイに見せ、アクセサリー映えも抜群です。


【How to “スタイリング”】
スタイリングは、乾かしてオイルをつけるだけのお手軽ヘア。髪のクセが気になる人やボリュームが出やすい人は、ストレートアイロンで仕上げても◎。
髪がパサついて見えないないよう、オイルは少し多めに塗布するのがポイントです。表面以外は根元からつけてOK。前髪はオイルで隙間をつくり、抜け感のある表情にします。

担当サロン:GARDEN omotesando(ガーデン オモテサンドウ) 雲林院優さん

「かわいい」雰囲気の前髪ありショートヘア【5選】

【1】透け感のある前髪の「フェミニンマッシュショート」

  • わざと重さを残すことで、まとまりやすくスタイリングも簡単に。
  • 透け感のある前髪が軽やかな印象。
  • 前髪を目尻から長めにサイドにつなげることで顔周りがひし形になり、小顔効果もアップ!


【How to“ベース”】
・前髪は眉にかかるシースルーバング
・襟足はリップラインまで長めに残す
・全体的にレイヤーを低く入れ重めのシルエットに

【Side】


【Back】

担当サロン:GARDEN W. スタイリスト 児玉善央さん

【2】媚びない雰囲気が今っぽい!「大人のほの甘ショート」

  • 細めアイロンでランダムにカール。柔らかなバームで束感を出すだけの簡単スタイリング。

トップから前髪に長さとボリュームがある短めの前下がりショート。耳が出る短さのハンサム感とのコントラストでかえって女らしさが匂い立つ。


【How to“ベース&カラー”】
目の下の長さの前髪から前下がりのショートカットに。全体に少しレイヤーを入れて毛量調節を。もみあげ部分と襟足は深めに切ってすっきり。サイドにはボリュームをもたせ、顔周り〜もみあげはスマートにすると小顔感が出る。

【Side】


【Back】

担当サロン:SIX. MIHOさん

 

【3】「シースルー前髪」でアンニュイな表情に

  • ショートならではの凜としたカッコよさに、緩やかなカールのニュアンスで物憂げなムードをプラス。
  • こっくり艶やかなマロンべージュで染め上げ、まろやかな女性らしさも添えて。


【How to“ベース&カラー”】
前下がりのショートボブをべースに、表面だけ前上がりにカットすることで、自然に動きが出るように調整。
赤みを抑えてツヤをもたらすマロンベージュに。

\ここがドラマティックポイント!/
アンニュイなシースルー前髪を作るコツは、繊細な束感とツヤにあり。ストレートアイロンを根元〜毛先に滑らせ、毛先をゆるっと内巻きに。オイルをなじませた指で毛束をつまみながら整えて。

【Side】

【Back】

担当サロン:Belle 銀座5丁目店 原口陽介さん

 

【4】気分によって楽しめる「2WAY前髪」


【How to“ベース”】
丸みのあるショートヘア。前髪に少しカールをつけて毛流れを作り、セミウェットのスタイリング剤をよく馴染ませる。コームで梳かしてツヤを出す。
襟足はタイトにして耳かけして、耳後ろの髪を少し出してボリューム感を出して完成。

【How to “前髪カット”】
目にかかる長さにカットした長めの前髪に。下ろしても流してもOKにしたいので長めに。シースルーも楽しみたいので前髪は軽めに。少しだけ前髪の幅は広くして似合わせる。

担当サロン:The C ebina  森谷やよいさん

【5】「グラデーションカット」で大人可愛く


【How to“ベース”】
普段はセンターパートのハンサム系前髪。大人可愛い雰囲気を楽しみたい時はカールをつけて毛束感のある前髪にするのがおすすめ。丸いシルエットのグラデーションカットでボリュームのあるショートに。トップを立ち上げ過ぎないのもポイント。

【How to “前髪カット”】
目にかかる長さにラウンドしてカット。かきあげ前髪、下ろし前髪ができるように毛流れを確認しながらカットする。こめかみ部分は、丸みを出したいので重さを残す。

担当サロン:The C ebina  森谷やよいさん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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