黒髪・暗髪に、似合う!「ショート&ボブ」スタイル・アレンジ【20連発】

落ち着きとピュアさが感じられるノンカラー、ダーク系カラーのショートボブを『美的.com』の連載で好評だった髪型からご紹介します。
黒髪ショート&ボブの魅力
- 黒髪は清楚で落ち着きのある大人っぽい印象に。
- ノンカラーなので、ダメージ知らずの美髪をキープできるのも魅力。
- また、ショートボブは耳かけですっきりとした印象と、下ろしてフェミニンな印象の2パターンを楽しむことができるヘアスタイル。
さらさら「ストレート」の【スタイル4選】
【1】グラデーションカットがクールな印象の洗練スタイル
【how to“ベース&カラー”】
- 襟足の長さをアゴラインで設定し、グラデーションでカット。
- 前髪も襟足と同様に、アゴラインでカットする。全体にしっかり量感を調整して、束感をつくりやすくする。
- カラーリングは、6レベルのダークアッシュに。赤みがなく、暗めのカラーリングでクールな印象を与えてくれる。
【how to“スタイリング”】
- ドライヤーで乾かすだけで決まる、お手軽スタイリング。襟足が浮きやすい人は、ドライヤーの風を上から当てて、手で抑えながら乾かすと◎。
- さらに、センスアップするなら、32mm のアイロンで、前髪を顔の前に集めてワンカールさせて。
- 最後に、保湿力のあるヘアオイルを全体的に馴染ませて、艶っぽく仕上げたら完成。
担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン) 今野佑哉さん
【2】ノンカラー・ノンパーマのタイトなショートボブ
【how to“ベースカット”】
- リップラインのショートボブにカット。王道の小顔バランスでカットすることで、美シルエットにも。
- 前髪は薄めのウザバングとすることで、左右に分けても、流しても、かき上げにもとアレンジが可能。
- 今回、ノンカラー、ノンパーマなので、ダメージ知らずの美髪をキープできる。
【how to“スタイリング”】
- ドライ後、ストレートアイロンを使って内巻きに緩やかな丸みをつける。カールづけは毛流れをつくる程度にし、巻き過ぎないことでシックで今どきな仕上がりに。
- スタイリング剤はオイルをチョイスし、もみ上げのおくれ毛と前髪にしっかり馴染ませ、ウェットな束感をメイク。手に残ったオイルをサイドやバッグにも塗布し、毛束感を整える。最後におくれ毛を残し、両サイドの髪を耳にかけたらフィニッシュ。
担当サロン:Laf from GARDEN (ラフ フロムガーデン) 津田恵さん
【3】柔らかな印象の丸みシルエット
【how to“ベース&カラー”】
- ベースは前下がりのグラデーションボブでカット。前下がりを強調するとクールなイメージを与えるので傾斜は緩やかにして、顔まわりの角を削って丸くやわらかい印象に。
- 前髪は流しも下ろしも2WAYを楽しめる、眉が見え隠れする長さにカット。カラーは8レベルのウォームブラウン。ツヤ感がある暖色系で、伸びた時も根元が気にならない明度と色味。
【how to“スタイリング”】
- ドライヤーで乾かし、ヘアオイルを付けたら完成の時短ヘア。ウェットな質感がシャレ感をプラスするので、オイルは必須。
- スタイリングはオイルを手に取りまず毛先に、そして手に残っているものを表面に、前髪は毛先のみに塗布。髪質によっては表面にストレートアイロンを使って、ツヤとまとまり感をアップさせても。
担当サロン:MINX 銀座中央通り店(ミンクス ギンザチュウオウドオリテン) 山口アリサさん
【4】すっきりとした印象の大人ショート
【how to“ベース&カラー”】
- バックは襟足を首に沿わせるよう短めにカット。耳のすぐ前のサイドの毛束は長めにし、やや前下がりにカット。
- 前髪は耳かけができる頬にかかる長さでスライドカットし、自然とサイドに繋げる。ショートのシルエットを丸くするため全体はグラデーションカットに。トップをふんわりさせ、耳周りにはニュアンスが出やすくなるようレイヤーもプラス。
- カラーは7トーンのブラウンベージュ。ツヤがしっかり出るカラーで、落ち着いた大人の雰囲気を出します。
【how to“スタイリング”】
- ショートのスタリングは乾かし方で決まるといっても過言ではありません。トップをまず右側に寄せて乾かし、それから左側に寄せて乾かします。左右両方から風をあてることでトップが立ち上がりふんわり。
- ストレートアイロンで、前髪の毛先が軽くワンカールするように滑らせる。直毛やボリュームが出にくい人は、全体の毛束の中間から毛先に向かってアイロンを滑らせ丸みをつけても◎。
- 柔らかめのワックスを毛束の中間から毛先になじませる。襟足は首に沿わせるように整え、前髪は毛先のみワックスをなじませサイドに流せば完成。
担当サロン:GARDEN harajuku(ガーデン ハラジュク) 髙橋 苗さん
柔らかい動きが出る「パーマ」の【スタイル3選】
【1】ニュアンスパーマのナチュラルなショート
【how to“ベース&カラー”】
- ベースは前下がりのショートボブにカット。顔まわりトップには軽さが出るようにレイヤーを入れる。
- 前髪は目の上ギリギリの長さで切り、サンドバングとマッシュラインで繋げて丸みのあるスタイルに。量感を調整して、重すぎない印象としている。
- カラーは6レベルのアッシュグレーに。ダークカラーでありながら、透明感があり重さを感じさせず、屋外で太陽の光に当たった時には透けたように見える色味。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- 23~25mmのロッドを使い、襟足以外に毛先ワンカールのパーマをかける。スタイリングは、キレイにまとめようとせずに、ドライヤーでざっと乾かすだけでOK。
- 乾いたらミルクやバターなどウェットな質感に仕上がるスタイリング剤を全体的に揉み込み、毛束感を整えたら完成。
担当サロン:Sui(スイ) 新地琢磨さん
【2】ボリューム感のあるふんわりマッシュヘア
【how to“ベース&カラー”】
- ベースのカットはショートボブに。動きを出すため、トップにはレイヤーを入れる。襟足はすっきり切り込む。
- 前髪はワイドバングでカットし、サイドとマッシュラインで繋げる。また、スライドカットで調整をして涼しげな抜け感に。
- カラーリングは、8レベルのラバージュに。ラバージュとは、ラベンダー+アッシュ+グレーをミックスした色味で、顔色をキレイに見せながら、髪の透明感をアップさせる。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- 26mm~32mmの細めのロッドを使い、ふんわり感が出るようにパーマをかける。もみ上げはより細めのロッドをセレクトし、襟足は首元になじむようにピンパーマを。
- スタイリングは、ボリュームと動きをだすように根元からドライヤーの風を当てながら乾かす。
- 8割ほどドライしたら、セラムとオイルをブレンドし、内側から揉み込むように塗布。最後に表面と前髪の束間を整えたら完成。
担当サロン:joemi by Un ami(ジョエミ バイ アンアミ) 大久保瞳さん
【3】切りっぱなしとスパイラル巻きで作るおしゃれワンレンボブ
【how to“ベース&パーマ”】
- あごラインのワンレンベース。レイヤーは入れず、裾を一直線の切りっぱなし風にすることで今っぽい仕上がりに。
- 表面に細めのロッドでスパイラル巻きのパーマをかけて。ワンカール以上の動きが出るように巻くと猫っ毛でもボリュームが出やすくなる。
- カラーは6トーンのブルーアッシュ。落ち着いたトーンの中に透明感がプラスされ知的な印象に。パーマの軽やかさとカラーの落ち着き効果で、どんなシーンでもサラッと決まる今旬のボフスタイルが完成。
【how to“スタイリング”】
- スタイリングはパーマをかけた部分を水で濡らし、セミウエットなスタイリング剤を軽くもみむだけでOK。あえてスタイリングを頑張らないことでパーマのラフな質感を楽しめる。
- ボリュームダウンが気になったらかき上げるようにバサバサッと崩せばふんわり感が復活しこなれ度もアップ! また、湿気により逆にボリュームが出過ぎる人はバームなど重めのスタイリング剤で抑えると◎。
担当サロン:S.HAIRSALON(エス) 宮澤卓也さん
大人可愛い「前髪あり」【スタイル3選】
【1】暗髪と相性の良い長めバングのカッコ可愛いヘア
【how to“ベース&カラー”】
- サイドは耳が半分くらい出る長さでサイドグラデーションにカット。襟足はすっきりくびれを作るようにし、トップに少しだけレイヤーを入れます。
- 前髪は目にかかる長さでシースルーに。
- カラーは7レベルのブランジュをチョイス。ブランジュは、透明感と柔らかさを兼ね備えた今年っぽいカラーリングで、色落ちしてもキレイ色をキープ。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- トップをふんわり仕上げたい人や直毛の人は、太めのロッドでパーマをかけるのがおすすめ。パーマなしなら26mmのアイロンで内巻きにさらっとワンカール巻いて、丸みのあるシルエットをつくる。
- 前髪はマジックカーラーでナチュラルに仕上げて。
- スタイリング剤は、ウェット感と束感のでるオイルを全体的に塗布。前髪は毛先のみでOK。耳にかければすっきりとした雰囲気になるのでアレンジも楽しめるデザイン。
担当サロン:MINX 銀座店 大内ミカルさん
【2】まっすぐ前髪が可愛らしいナチュラルボブ
【how to“ベース&カラー”】
- フェイスラインに沿うよう、アゴラインの長さでやや前下がりにカット。トップの動きが出るようにレイヤーを入れ、質感調整をします。
- 前髪は、目と眉の間の長さで、重すぎず、薄すぎないバランスでまっすぐカット。毛量調整をして馴染ませます。
- カラーは、透明感のある7レベルのアッシュベージュに。寒色系に寄り過ぎない絶妙な色合いで、透け感があり、やさしい印象のカラーになる。
【how to“スタイリング”】
- ドライ後、軽くストレートアイロンを通して自然な丸みをつける。
- スタイリング剤は、オイルクリームなどのウェットな質感になるものをチョイス。手にスタイリング剤を伸ばしたら、バックから指を通すように塗布。もみ上げにも忘れずにつけるのが、スタイルを決めるコツ。
- 最後に残っている程度のスタイリング剤を前髪につけ、全体的に束感を出すように整えたらおしゃれヘアの完成。
担当サロン:Laf from GARDEN (ラフ フロムガーデン) Ayukaさん
【3】目の上ギリギリのフルバングがかわいい
【how to“パーマ&カラー”】
- あごラインでカット。トップと正面にレイヤーを入れ、丸さとふんわりした立体感を出しやすくする。襟足は長めに残さずすっきりさせ、丸いシルエットを強調。また襟足はくびれさせるとクールに見えがちなので、丸みを出すグラデーションカットに。
- 前髪はかなり深めからフルバングで取り目の上ギリギリでカット。サイド表面の毛流れと自然と繋げる。
- カラーは8トーンのアッシュグレージュ。落ち着いたカラーですが透明感があるので重たくなり過ぎず、ふんわりした質感を演出しやすい。


【how to“スタイリング”】
- 髪を乾かすとき前髪に分け目がつかないように、かなり後ろから前髪を持ってきて指の腹で根元をジグザグこすりながら乾かす。
- トップの毛束を真上に持ち上げ、32㎜のアイロンで根元付近に押し当て、挟まずにそのまま毛束がふんわりするよう毛先まで滑らせる。挟むとカールがつき過ぎるので注意を。
- アイロンが苦手な人はトップを額から後頭部に向かって3つに分け、マジックカーラーで手前から内巻きふたつ、リバース巻きひとつ巻いてもOK。
- やわらかめのワックスを全体になじませ、前髪も毛先だけなじませサイドに流す。軽く耳掛けをし、耳上をふわっとさせ丸いシルエットを整えたら完成。
担当サロン:XELHA(シェルハ) 石橋千紘さん
美人印象の「前髪なし」【スタイル3選】
【1】クールな流し前髪がダークヘアにぴったり
【how to“ベース&カラー”】
- 前下がりのショートベースで、襟足は浮かないギリギリの長さにカット。トップには動きがつくようにレイヤーを入れる。毛先はドライ&スライドカットで、毛先をシュッと先細りにして、束感が出るよう軽くする。
- 前髪は、流した時に目の下になるように設定。
- カラーは、7レベルのブラウンベージュに。暗めの色味でも透明感があるので重さを感じさせず、大人っぽい印象に。また、日本人特有のオレンジ・赤味を抑え、ツヤ感を生むカラー。
【how to“スタイリング”】
- スタイリングを決めるコツは、分け目がパカッとしないように根元をこすりながら乾かすこと。襟足はキュッと締めて、ふんわり丸いシルエットに仕上げる。前髪を下ろし流しにする場合は、アイロンかホットカラーで。
- スタイリング剤は、バーム系を全体的に揉み込むように馴染ませる。馴染ませるだけだと、全体に動きが出ないので、最後に毛先を軽くねじって束感を作るのがポイント。
担当サロン:Sui(スイ) 中村育美さん
【2】顔周りで揺らぐ前髪がポイントのダーク系ショートボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 顎ラインの長さでカットしたグラデーションボブ。動きと軽さが出るように表面にはレイヤーを入れ、前髪は顔周りにニュアンスを加えるため、ベースの長さより短くカット。
- カラーは、6レベルのアッシュグレーに、4レベルのローライトをオンカラー。赤味を抑え柔らかい印象を与える色味にローライトを加えることで、陰影をつけながらクールな印象をプラスできる。
【how to“スタイリング”】
- ドライのポイントは、根元をしっかり立ち上げながら乾かすこと。また、センターパートでも、分け目はしっかりつけないように。乾いたら26mmのアイロンで全体を外ハネにカールを。表面は内巻きにワンカール。さらに、表面や中間で動きが欲しいところの毛束を取り、ランダムに縦巻きに。
- シアバターやミルクワックスなどのスタイリング剤を全体的に馴染ませたら完成。
担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン) 西川真矢さん
【3】大人っぽい長め前髪のひし形ボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪はあごライン、バックは長めに残しサイドに向かってやや前下がりにカット。かき上げたときにラフな毛流れができるよう、前髪にトップから軽くレイヤーを入れる。ふわっとしたひし形シルエットになるよう、後頭部にもレイヤーを。
- カラーは7トーンのアッシュブラウン。ベースは上品なブラウンですが、日本人の髪に出やすい赤みを抑えるアッシュ系をプラスすることでツヤ感や清潔感を演出。落ち着いたカラーなので短くても軽い印象は与えません。
【how to“スタイリング”】
- 顔周りは根元を立ち上げながら、後頭部は毛束を前に持っていきながら乾かすと立体感が出やすくなる。
- 全体の毛束の中間から毛先に向かって32mmのアイロンで軽くワンカール。やや低めのサイドでふわっとさせたいため、毛先でなく毛束の中間からアイロンを挟むのがポイントです。ワックスやオイルを毛先にもみ込み束感を出す。
- 前髪は根元をかき上げ内側からキープスプレーを。すぐにペタッとなりやすい人は、サイドを少し持ち上げキープスプレーを吹きかけてもOK。重たい印象が苦手な人は、片側だけ耳掛けを。よりスッキリ感が出る。長め前髪&ひし形シルエットで作る大人のボブ。
担当サロン:Sui(スイ) 深瀬介志さん
面長さん・丸顔さんに似合う「顔形別」【スタイル4選】
【1】どんな顔型もカバーしてくれる地毛っぽカラーボブ
Point
・毛先がハネないように入れられたカットが、髪を顔の形に沿うようにするため、面長・丸顔のどんな顔型もカバー。・ぱっつん前髪ですが、シースルーバングにすることで、重い感じもなく、甘くもなりすぎません。
【how to“ベース&カラー”】
- あごラインでベースをカット。毛先がハネないように、イングラデーションを少し入れて、髪が顔に沿うように自然な丸みを持たせる。
- 前髪は目元の上くらいの長さで、重くならないように透け感を。
- カラーは7レベルのアッシュブラウンをチョイス。地毛っぽく見せてくれるカラーなので、自然体な印象で透明感を与えてくれる。
【how to“スタイリング”】
- 23cmのストレートアイロンで軽く毛先を内巻きにする。巻きすぎると横に広がってしまうので、顔に沿うスタイルを残すため、さらっと通す程度で。前髪も同様に。アイロンを使うことでツヤがアップし、よりキレイな髪に見せてくれる。
- 仕上げのオイルはあまりつけすぎないように、毛先や前髪に指先で塗布。全体に“ささっと”と仕上げるのが、ナチュラルさを演出するポイント。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 櫻田亜弓さん
【2】横に広がった裾で面長をカバー
Point
・面長がコンプレックスの人はおでこを出すことに抵抗があることも。そんな人におすすめしたいのが、こちらのサイドにボリュームを出した三角形のボブ。顔の中心付近で裾が横に広がっているので、顔全体が丸く見えて面長が気になりません。・耳を見せるのも輪郭を丸く見せるポイント。


【how to“ベース&カラー”】
- 前髪を6:4で分ける。裾はあごラインのやや前下がりのワンレンベース。顔周りの毛束をリップラインでカットしサイドと差をつけ、毛先の動きを見えやすくする。表面にグラデーションカットを入れ、三角形の角を取って柔らかい印象に。
- 全体の毛先に22mmのロッドでワンカールのデジタルパーマをon。デジタルパーマはアイロンで巻いたようなくりっとしたカールがつきやすく、忙しい朝でもしっかりボリュームを出すことができる。
- カラーは9トーンのシナモンベージュに透け感のあるブルーアッシュをMIX。落ち着いた中にも柔らかさと透明感のあるこなれカラー。
【how to“スタイリング”】
- 乾かすとき、まず分け目と反対側に髪を流しながら乾かし、7割乾いたら分け目に戻して乾かすと前髪が立ち上がりやすくなる。さらに前髪の根元を立ち上げなら、温風と冷風を繰り返しあてると◎。
- 裾は毛束を耳前、耳後ろ~後頭部のセンターに左右それぞれ分け、ねじりながら乾かすとデジタルパーマが復活します。
- ヘアバームを毛先にもみ込み、ふわっとした立体感を出せば完成。デジタルパーマは乾燥しやすいので、必ずバームやオイルなど油分の多いスタイリング剤やトリートメントを使ってホームケアすることが、長持ちをさせる秘訣。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 宮澤卓也さん
【3】ひし型カットで丸顔をカバー
Point
・前髪を作らず顔周りに縦のラインを作る。・頬ラインにボリュームを出しあごラインに沿ってシャープになるようひし型にカットする。丸顔をカバーし小顔効果にも期待大。
【how to“ベース&カラー”】
- 全体をあごとリップラインの間の長さでカット。サイドはやや前下がりで、顔周りに長さを残す。
- 襟足には厚みを残しつつ、頬からあごラインに向かってシャープな毛流れになるようグラデーションカット。表面に動きを出しやすくするためレイヤーを入れ、リップラインでカットした長めの前髪を作る。正面から見たときは毛束がなじむので前髪なしの印象に。この毛束により顔周りに動きが出て、表情が明るく見える。
- カラーは8トーンのブラウンベージュ。好感度の高いツヤのある落ち着いたカラーです。短くても軽く見えず上品な印象に。
【how to“スタイリング”】
- トップを乾かすとき、まず毛束を右に寄せながら乾かし、次に左に寄せて乾かす。左右に揺さぶるように乾かすことでトップが潰れなくなり、センター付近で分けたとき立ち上がりやすくなる。分け目はセンターではなく6:4に。ちょっとずらした方が今っぽくおしゃれに見える。全体はハンドブローしたあと、手ぐしで毛流れを整えるとまとまりやすくなって◎。
- 表面の毛束にアイロンを挟み、毛先が軽く内巻きになるように滑らせる。
- 全体の毛先にシアバターをなじませ、頬ラインに立体感が出つつあごラインに沿って毛先がキュッとシャープになるように整える。顔周りの毛先に束感を作り軽く動かせば完成。
担当サロン:GARDEN harajuku(ガーデン ハラジュク) 髙橋 苗さん
【4】丸顔をカバーするシャープなシルエット
Point
・シャープなシルエットなので、丸顔をカバーして小顔効果もアリ。・耳にかけなければ、フェースラインをカバーすることもできる。
【how to“ベース&カラー”】
- 襟足ギリギリの長さでカットしたボブに、表面のみレイヤーを入れたスタイル。サイドはリップラインの長さで前下がりにカット。
- 前髪は、下ろすことも流すこともできる長さにして扱いやすく。サイドとの繋がりはやや長さを残し、黒目と黒目の間を軽くすることで今っぽいバングに。
- カラーは8レベルのフォギーベージュのベースに、表面に入れた13レベルのハイライトがアクセントとなり立体感をプラス。
【how to“スタイリング”】
- 前髪の分け目がつかないように乾かしたら、ストレートアイロンを使い丸みが出るようにさらっと通すだけの簡単スタイリング。硬毛の場合は、カールアイロンを低めの温度で使って軽くニュアンスをつけても。
- スタイリング剤は、オイルとシアバターを混ぜてから、全体に馴染ませたらフィニッシュ。襟足は浮かないようにしっかり押さえることも忘れずに。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) KOMAKIさん
黒髪ショートボブ向け【アレンジ3選】
【1】清楚ですっきり感のあるアシメフォルムアレンジ
\How to/
(1)ジェルをなじませる
ワンプッシュ分のジェルを手に広げ、フロントから髪をかきあげるようにしながら全体になじませる。
(2)フォルムを作る
9:1の横分けにして、髪が多い方はかきあげながらふんわり、少ない方はタイトに押さえてピンを飾る。
完成。
\使用アイテム/
ミルボン ニゼル ジェリー M
ぬれたような質感と動きのある束感を作るジェル。
価格 | 容量 |
---|---|
¥1,800 | 90g |
【2】黒髪にパールピンが映えるアレンジ
\動画で詳しくアレンジ方法をチェック!/
\How to/
(1)フェイスラインの毛束をリバース(後ろ向き)に巻く。その後ろの毛束はフォワード(前向き)巻きに。さらにその後ろはリバース、その後ろはフォワードと交互に巻いていく。
(2)全部を巻き終えたら手ぐしでざっくりほぐす。
(3)毛先をところどころ外ハネに。
(4)ソフトワックスを手にとり、下から手を入れてなじませる。
(5)分け目の横の毛束をとり、後ろ向きにねじる。地の髪を少し入れ込んでさらにねじる。
(6)後ろでピンで固定する。逆側も同様に。
(7)髪をところどころつまみ出す。
(8)顔周りの髪を残し、耳にかける。
(9)パールピンをランダムに飾る。
【3】重さも解消!“耳下プチ結び”
\How to/
- 前髪をざっくりとセンターで分ける。
- サイドの毛束を耳の後ろでタイトに押さえてちょこんと結ぶ。“いかにも”な結び目にならないように、地肌に沿わせながら結ぶこと。
*価格はすべて税抜きです。