自分で髪を切る!前髪の切り方とセルフカットのコツ
ハードルの高い髪のカットですが、自分でできる前髪の切り方をSTEPでご紹介します。失敗しないコツもあわせてご紹介!理想のヘアになるためのサロンでのオーダーポイントもプロが教えてくれました。
髪を切る理想の頻度は?
Q.美しいヘアスタイルをキープするための理想的なカットの頻度は?
A.ショートなら1か月~1か月半、ロングでも3か月までに
「基本的に、髪が短ければ短いほど、メンテナンス期間も短くなります。特にショートへアは、髪が伸びてくるとすぐにシルエットが崩れてしまいます。カットしたてのスタイルをキープしたいのであれば、1か月~1,5か月の頻度がベスト。ボブは、1,5か月~2か月、ミディアムは、2か月。セミロング&ロングは、2か月~3か月くらいが目安となります。
ちなみに、髪を伸ばしている途中でも、数か月に一度毛先を整えることで、常にキレイなスタイルをキープできます。時々メンテナンスをしてくださいね」(いしまさん)
- ・ショートヘア…1か月~1,5か月
- ・ボブ…1,5か月~2か月
- ・ミディアム…2か月
- ・セミロング&ロング…2か月~3か月
前髪を切るのに【必要な道具】
kumu代表
松浦布右真さん
前髪とおくれ毛で小顔、ミディアム×レイヤースタイルが好評!スタイリングが苦手な方もそのままでも可愛く、簡単巻きも伝授するので、美容が好きになるサポートをさせて下さい。
用意するもの
- ケープ
- ハサミ
- スプレー水
- コーム
- ドライヤー
自分で前髪を【切る方法】
BEFORE
伸びてきたせいで生え癖が出てきて割れてしまう。
STEP1:スプレー水で前髪を濡らす
前髪を根元から濡らす。指先を湿らせて擦るだけでもOK。
STEP2:ドライヤーを当てながら水分を飛ばす
ドライヤーを当てながら指で擦るorコームで左右に前髪を揺らし水分を飛ばす。両側にしっかり振ることがポイント。
STEP3:真ん中からカットする
前髪を3分割にして真ん中からカット。髪を持つ指とハサミが地面と並行になるよう意識する事がポイント。
STEP4:両サイドもカットしていく
両サイドの髪の毛をカット。この時に真ん中よりも外側が2から3mm長くなるくらいに少しハの字の向きに切ることを意識すると、小顔効果と失敗防止になります。
STEP5:バランスを整えながらカット
顔にハサミを押し当てて4から5回に分けてちょっとずつガタがついてる部分をカット。押し当てる事でハサミが安定して真っ直ぐ切れます。前髪を巻く方は巻いてからこの工程をすると、切りすぎも防止できます。
完成
気分でオイルをつけてあげると束感ができてシースルー感もUPします。生え癖を直してから切る事が大事なのでポイントを押さえて切ってみてください。
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セルフで出来る「シースルーぱっつん前髪」のカット方法
失敗しない【コツ3つ】
【コツ1】前髪をセットしてから切る
ヘアメイクアップアーティスト
石川 ユウキさん
芯の通った女性らしさの表現に定評あり。韓国コスメ通で、韓国メイクを日本のメイクに落とし込んだ“ハニルメイク”が話題沸騰中。Three PEACE所属。
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「失敗するのは、そのまま切ってしまうので前髪があがってしまい、短くなりすぎるから。また、横に流したときに段差ができてしまいます。そこで、普段のように前髪をへアアイロンで丸めたり、流したりしてからカットしましょう。こうすることで、完成像が見えるのでどのくらい切るかが明確になります。それから少しずつ切っていけば、失敗しにくいです」(石川さん)
【コツ2】切りすぎない!を意識
美的専属モデル・美容研究家
有村 実樹さん
インスタグラムで公開する美容法が大人気。NHKカルチャーにて美容講座「幸せ美人になる方法」の講師も担当。プロ顔負けの知識を誇る。
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普段美容師さんにカットしてもらっている方は、前回切ってもらった美容師さんのカットを崩さないように、そのまま短くするつもりで切れば失敗を防げます。
自分で切ったらイメージが変わりすぎてしまった!など失敗した前髪は美容師さんでも直すのには限界があるので、とにかく切りすぎない!を肝に銘じてカットしていきましょうね。
【コツ3】セルフカットを助けするアイテムを使ってみる
1.コジット にゃんと簡単!前髪キャット
価格 |
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¥1,320 |
コームとかみそりとヘアポケットが一体化。挟んで下ろすだけで即カット。
2.フェザー安全剃刀 ヘアカットモンスター かんたん前髪セルフカッター
価格 |
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¥1,430(編集部調べ) |
パツンと切れず自然な仕上がり。
理想のヘアになるための【サロンでのオーダーポイント】
HAIR SALON FOCUS 南流山店 店長
いしま まりこさん
1989年新潟生まれ。女性ならではの空気感で、言葉では言い表せない絶妙なイメージを汲み取り、トレンド×ライフスタイルから提案する“まりこアレンジ”が多くの支持を集める。似合わせカットはもちろん、デザインカラーにも定評があり、遠方から通うお客様も多い。
Point
・理想のヘアカラーやスタイルを伝えるために、雑誌の切り抜きや画像を持って行くと◎・ここが好き、ここはダメ…など、好みのポイントをより明確にするために、数枚あるとベスト!
・新しいサロンへ行くときは、あらかじめHPやSNSをチェック
・自分の好きなスタイルと美容師が好き、得意とするスタイルが一致することが“理想のヘア”を手に入れるキーポイントとなる
「どんなヘアスタイルやヘアカラーが理想なのか、どんな雰囲気が好きなのかを分かりやすく伝えるためには、雑誌の切り抜きや画像を持っていくのがベストです。この画像の顔周りは好きだけど、前髪は好きじゃないというように、ここは好き、ここはダメと…ポイントがあると思います。そのため、数枚あったほうがベターです。
また、新しいサロンへ行く場合は、はじめにHPやSNSでどんなヘアスタイルをつくる人なのか? をチェックしてみてください。美容師にも好きなスタイル、得意とするスタイルがあります。自分の好きと、美容師の好き、得意が合致すれば、失敗する確率も低くなりますし、この人こそ! と思う美容師と出会えるきっかけにもなります。そのためか、担当の美容師のお客さん同士は、雰囲気が似ていることが多いんですよ」(いしまさん)
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
1989年新潟生まれ。女性ならではの空気感で、言葉では言い表せない絶妙なイメージを汲み取り、トレンド×ライフスタイルから提案する“まりこアレンジ”が多くの支持を集める。似合わせカットはもちろん、デザインカラーにも定評があり、遠方から通うお客様も多い。