【2025最新】大人のショートボブ「17のスタイル」
大人女性に似合うショートボブを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからお届けします。どんなスタイルが大人なショートボブになるか、押さえておきたいポイント2つをはじめにご紹介します。
こんなショートボブが大人女性に似合う!
技ありレイヤーを入れる
人と差がつく大人カジュアルヘアに注目! かわいく、時に子供っぽくなちがりなショートボブをおしゃれな旬顔に変える秘訣は、技ありレイヤーにありました。顔まわりの軽さ&襟足のくびれが、ナチュラルの中にキレイをプラス。厚みのあるデザインでも、シースルーバングとの組み合わせで抜け感もプラス。また、フェイスラインを覆うように髪が落ちることで、骨格を補整して小顔効果もかなえてくれます。
担当サロン:Violet 表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) 内田圭悟さん
タイトなシルエットにする
シンプルなミニボブに顔まわりデザインをプラスしたこちら。ほお骨を覆うようなサイドバングがデザインのポイントとなり、小顔効果を狙えます。また、首元をすっきり見せられ、前髪ありでもタイトなシルエットにすることで、大人っぽい印象を与えてくれます。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 尾山貴教さん
「顔型別」おすすめの大人のショートボブ【3選】
【1】「面長さん・丸顔さん」におすすめの大人なショートボブ
Point
シースルーバングで、縦長を強調し、丸顔をカバー。さらに、前髪をワイドにつくり、サイドバングに繋げているので、面長さんの補正もできる優秀デザインです。【how to“ベース&カラー”】
えり足の長さをリップラインにカットしたショートボブ。全体を前下がりラインにすることで、すっきりとした印象に。前髪は、眉下でシースルーにカットします。
カラーは、8レベルのモノグレージュに。グレーとベージュのいいとどりをしたヘアカラーで、くすみ感がなく、柔らかく透明感のある仕上がりを叶えます。
【how to“スタイリング”】
全体をハンドブローで乾かし、前髪だけ真下に下すイメージでブローできるとグッド。ブラシは、デンマンでもパドルでも手持ちのものでOK。
スタイリング剤は、髪質に合わせて、細毛さんは軽め、広がりやすい人は重めのオイルを。中間から毛先中心になじませ、サイドの髪を耳にかけたら、ワンポイントとなるもみ上げを引き出し、洒落感をプラスしたら完成。
担当サロン:joemi by Un ami(ジェエミ バイ アンアミ) 小倉太郎さん
【2】「丸顔さん」におすすめの大人なショートボブ
Point
ワンレングスのボブベースにグラデーション&レイヤーを入れた長めレングスなので、ショートボブに初挑戦という人に一押しのデザインです。また、長めのうざバングにすることで、大人っぽく女性らしい印象を与え、丸顔さんのカバーにも。【how to“ベース&カラー”】
カットは、前下がりベースのグラデーションボブにフェイスレイヤーをプラス。すっきりとした印象となり、耳まわりももたつきません。前髪は、ほおにかかる長さでカットします。
カラーは10レベルのサンドベージュをチョイス。ベージュならではの透明感を楽しめ、オールマイティーな肌色にマッチします。
【how to“スタイリング”】
柔らかい質感を目指すなら、アイロンよりブロー仕上げを。全体をハンドブローで乾かしてから、ツヤ感を出すために軽くブローをします。動きと束感の出るバームを全体にも馴染ませ、えり足は首に沿うように外ハネにしたら完成です。
担当サロン:Joemi by Un ami(ジェエミ バイ アンアミ) 小倉太郎さん
【3】「面長さん」におすすめの大人なショートボブ
Point
柔らかい毛流れとヘルシーな大人っぽさがポイントのショートボブ。ひし形の美シルエットなので、面長さんのカバーも。【how to“ベース&カラー”】
グラデーションがベースのショートボブスタイル。後ろから顔まわりにかけて前下がりにカットし、すっきりとした印象に。顔まわりにレイヤーを入れて、後ろに流れる柔らかい動きを出しやすくします。前髪は、目にかかる長めにすることで、大人女性に似合うヘルシーな印象に。
カラーは、ベージュ系のイヤリングカラーと全体を8レベルのカカオブラウンに。イヤリングカラーは、チラ見せで控えめにするのが鍵。また、カカオブラウンは、ほんのりアッシュを加えているので、艶感が欲しいけど赤みはおさえたいという人に◯。
担当サロン:Violet(バイオレット) 若井友紀さん
「前髪あり」大人のショートボブ【7選】
【1】チークラインバングの大人のショートボブ
Point
スタイルのポイントは、チークラインで切った長めの前髪。トレンドでもある流しバングで、スタイリッシュな雰囲気を演出します。丸みのあるショートボブなので、女性らしさもプラス。【how to“ベース&カラー”】
サイドの長さをリップラインで切ったショートボブ。えり足は、ギリギリの長さまでつめて、低めのウェイトラインでカット。前髪は、ほおの長さでサイドに流れるようにカットします。
カラーは、5レベルのダークアッシュに。地毛風カラーが人気ですが、透明感が欲しいならアッシュ系が必須です。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで前髪をワンカール巻いてから、毛流れがでるように分けます。表面もワンカール巻き、最後に重めのオイルを全体にもみ込んだら出来あがり。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
【2】フルバングの今どきミニボブ
Point
トレンドのフルバングで、程よく個性的な印象に。コンパクトなシルエットで、ぷつっとしたライン感がお洒落なミニボブ。コロンとまとまりがいいのもポイント。【how to“ベース&カラー”】
あごとリップラインの間の長さのボブ。前髪は、ワイドバングより幅が広めのフルバングに。重めのスタイルなので、シースルーバングで抜け感を出します。
カラーは、深みのあるピンクラベンダーに。きれいな髪色を演出しながら、血色よく肌もきれい見せ。ツヤ感があり、上品な仕上がりとなっています。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先をやや内巻きに。クセが気になる人は、うねりなどを伸ばすイメージで通すとグッド。前髪は、熱を通す程度にさらっと。ボリュームが出やすい人は、オイルをなじませてからアイロンを通すとボリュームをおさえられます。最後に、重めのオイルを少量つけたら完成です。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 津田遥香さん
【3】前髪ありでも幼く見えない耳かけミニボブ
Point
ミニボブは耳にかけてもかわいく、毛先のハネが気になる人や、絶壁をカバーしたい人にもおすすめ。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、リップと顎の間の長さで、やや前下がりのワンレングスに。前髪は、巻いて目の上ラインになるように。また、耳後ろの毛量を調整することで、耳掛けしてももたつき知らずです。
カラーは、9レベルのココアブラウンをチョイス。ツヤ髪はもちろん、暖色系でも透明感が出やすく、肌色もきれいに見せてくれます。
【how to“スタイリング”】
根本を中心にブローしてから、ストレートアイロンを通すとグッド。毛先を内巻きにしすぎないのが、今っぽく仕上げるコツ。また、アイロンはナチュラルな質感にするため、120〜140℃の低温に設定して。軽めのオイルを全体になじませます。表面のツヤ感も大事なので、毛先から根本付近まで満遍なくなじませ、均一なツヤ髪に仕上げます。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 尾山貴教さん
【4】流し前髪のふんわりショートボブ
Point
前髪は巻いたときに流れやすくなるようにカットしています。【how to“ベース&カラー”】
カットはレイヤーを入れてふんわりボブ。レイヤーカットで絶壁もカバーし、360度どこからでも美シルエットに。
カラーは、暗め6-7トーンのほんのりピンクを混ぜたショコラピンクに。
【how to“スタイリング”】
26ミリのカールアイロンで毛先を外ハネにしてボブでもトレンドのくびれへアに。バームとオイルを8:2くらいで分けとり、手のひらになじませて毛先から全体につけていきます。最後に流し前髪の先端部分にだけちょんちょんとつけて完成です。
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 矢田菜津紀さん
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ふんわり360度シルエットで絶壁カバーのショートボブ
【5】ベビーバングの大人ショートボブ
Point
人とはちょっと違う大人ボブにしたい方におすすめのスタイルは、オン眉ギリ上の「ベビーバング」。可愛すぎず、お洒落に決まるので個性的すぎなく決まるのがポイントです。【how to“ベース&カラー”】
肩上~顎下の切りっぱなしショートボブ。人気のボブヘアも前髪をオン眉ギリギリのベビーバングにすることで、一味違うスタイルになります。薄めで、ちょい眉上ならやりすぎ感もでないお洒落前髪に。
カラーは12トーンのアンバーベージュでナチュラルな透明感カラーに。
【how to“スタイリング”】
26ミリのコテで全体を外ハネにして、顔周りをリバースで巻くことで小顔効果に。切りっぱなしボブも、毛先に動きを少しつけることで大人っぽく決まります。スタイリング剤はオイルでサラッと。前髪はバームでしっかり束感を出すのがポイントです。
担当サロン:ciel(シエル) sanaさん
【6】長めシースルーバングの大人ショートボブ
Point
前髪は長めのシースルーで絶妙な束感を出すのがポイント。【how to“ベース&カラー”】
ショートボブベースに、顔まわりを囲うようにレイヤーを入れます。また、バックは首を美しく見せつつえり足にくびれを出すように、レイヤーをオン。
カラーリングは落ち着いた色味の8レベルのブラウンベージュに、トップを中心にハイライトを入れます。細めのハイライトにより、赤みを打ち消し透明感のある仕上がりに。
【how to“スタイリング”】
分け目がつかないよう、トップのボリュームを出しながら乾かしてから、32mmのアイロンで毛先をワンカールするだけの簡単ヘア。ボリューム感をキープするスプレーワックスを全体につけてから、毛先にヘアオイルを重ねて束間を整えたら完成です。
担当サロン:Violet 表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) 内田圭悟さん
【7】流し前髪の丸みスタイル
Point
首が長く見えるから相対的に小頭に見え、頭身バランスも良く見えるのがショートマジック。襟足が短い分、前髪に長さを残せばボーイッシュにならず、どんなファッションにも似合います。【how to“カット”】
グラデーションボブで、前髪は目の下の長さにしてサイドにつなげる。後頭部の丸みに沿ってレイヤーを入れひし形に。
【how to“カラー”】
顔周りとトップにハイライトを細かめに入れ、明るめのブラウンベージュをかぶせる。ハイライト効果で白髪をごまかして。
【how to“スタイリング”】
前髪とサイドは前方に向け、トップは上にもち上げてワンカールの内巻きに。バームを内側からつけ、サイドを耳かけ。
担当サロン:EMMA GINZA NAOMIさん
「前髪なし」大人のショートボブ【4選】
【1】技ありカットのクールフェイスなショートボブ
Point
ナチュラルとモード感を両立させたこちらのショートボブ。洗練された雰囲気を与えつつ、アンニュイなイメージもある美人ヘア。前髪なしなので、スタイリングが簡単で朝の時短も叶えます。【how to“ベース&カラー”】
ベースカットはグラデーションを入れたショートボブ。表面に軽くレイヤーを入れます。顔ぎわの柔らかニュアンスのコツは、レイヤーとも違う内側の角を削るカットにあり。ほんの少し動きが出るだけでお洒落感がUPします。
カラーは、地毛風に5レベルのアッシュブラウンをチョイス。透明感があり、光に当たった時に柔らかく見えるので、ダークカラーはアッシュ系がイチオシです。
【how to“スタイリング”】
前髪はセンターパート(6:4でも)にし、ふわっとした立ち上がりがつくように乾かします。前髪を顔側に引き出し、ストレートアイロンで軽ーく丸みをつけるように通し、その後、オールバックにするようにかき上げます。ツヤ感の出るオイルorバームを馴染ませて、束感を整えたら完成です。スタイリング剤は、軽めのタイプを選んで。
担当サロン:grico(グリコ) 寺尾 フミヤさん
【2】優しい印象のワンレンショートボブ
Point
前髪は、かきあげるように乾かし、後ろに流すようにアイロンを入れます。【how to“ベース&カラー”】
軟毛でトップがぺたんとしやすい細毛さん。ボブベースで地面と平行に全体をカット。つるんと丸く内に入ってほしいので、毛先はさくさくぼかしつつ、表面も少し短く切り、丸みをだす。顔まわりは鼻の下位から横に流れるように繋げてカット。
6トーンで暗めだけど柔かく見えるグレージュに。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで軽く表面を内巻きに。ボリュームが出やすい人はわけとって、根本の方から軽くアイロンをいれるといいです。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟(おがたそうい)さん
【3】センタパートのハイトーンショートボブ
Point
顔周りに短めの束を作る事によって、顔を少し隠します。小顔効果もありますし、生え際に白髪があった場合も隠せます。また、目尻などにシワがあった場合もカバーできるのでおすすめです。【how to“ベース&カラー”】
顔周りを短めにカットしたミニボブスタイル。ワンレンのセンタパートボブなのであまりレイヤーを入れず、切りっぱなしにしています。
カラーはブリーチ2回で16から17トーンまで明るくした後に、ベージュ系をオンカラー。大人にもおすすめなハイトーンカラーにしました。
【how to“スタイリング”】
全体を少し引っ張りながら、生え癖もきちんと伸びるように乾かしたら、ストレートアイロンで、軽く表面に艶を出した後、ブリーチをしているのでオイルをつけるとパサつきが抑えられるので、まずは全体になじませます。そのあと、バームを重ねて馴染ませるとウェット感がキープされます。耳掛けも可愛いショートボブが完成します。
担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【4】エアリーなレイヤースタイル
Point
トップのふんわり感と顔周りの外ハネニュアンスで、シンプルなボブが女っぽく変化。軽やかさの立て役者はやっぱりレイヤー。エアリーな量感があると髪が顔に張りつかず、小顔効果も!【how to“カット”】
あごラインのボブベース。顔周りに、チークラインからのレイヤーを入れる。ハチ上にもレイヤーを加え、空気感をプラス。
【how to“カラー”】
明るめのサンドベージュ。根元は白髪染め、中間からは普通のカラー剤を使う。カラーに水素トリートメントを加えている。
【how to“スタイリング”】
根元が立ち上がるパーマをかけておく。ストレートアイロンで顔周りは外ハネ、毛先は内巻きにして、バームで仕上げる。
担当サロン:WAKU(ワク) 土屋佑児さん
「ストレート」大人のショートボブ
Point
長めに残した前髪の柔らかい動きで、こなれた女性らしさを感じられるキレイめショートボブ。優しく穏やかな雰囲気が漂う、丸みシルエットが特徴で、後頭部のふんわり仕上げも叶えます。【how to“ベース&カラー”】
前髪の長さは長めの鼻先でカット。えり足を短めに設定し、バックが重くなるようにグラデーションを入れ、サイドは前上がりにカットします。
カラーは、5レベルのアッシュグレーで地毛風カラーに。暗めカラーのメリットのひとつは、肌を白く見せられること。また、透明感重視の暗髪にすることで、キレイめな印象を与えます。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロン、もしくはカーラーで内巻きにスタイリング。アイロン仕上げは、熱でしっかり形をつくることができ、カーラーは柔らかい質感を実現するのでお好みで。オイルをしっかり揉み込みながらなじませ、最後に手ぐしでかき上げたら完成。オイルは、柔らかい動きを損なわないよう軽めのタイプを選んで。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 仙田辰弥さん
「パーマ」大人のショートボブ【2選】
【1】お洒落カールのショートボブ
Point
ゆるっとしたパーマで前髪ありも、無しも楽しめるショートボブ。クセ毛さんで扱いにくい前髪は、実はパーマをかけることでぐっと扱いやすくなり、かわいくお洒落なカール感を実現します。また、キメすぎないラフ感を演出して、ショートヘアでも柔らかい印象を叶えます。【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、ショートボブに。前髪は、眉下のラインで薄めに切り、サイドと繋げて、ナチュラルなマッシュラインになるようにします。
カラーは、8レベルのモカブラウンに。今季人気の暖色系ながら赤みをおさえ、女性らしさと深みをプラスします。
【how to“スタイリング”】
20〜32mmのロッドを使い、根本までパーマをかけます。前髪は、上下2段に分けて巻くことで、ラフな動きが出せ、2WAYバングのスタイリングもしやすくなります。スタイリングは、少しウェットでカール感のある状態に、スタイリング剤をもみ込みます。セット剤は、ややセット力のあるジェルタイプがおすすめ。前髪を下ろすとマッシュっぽい雰囲気を楽しめます。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【2】ナチュラルに立ち上げる根元パーマのショートボブ
Point
カジュアルでありながら女性らしさも兼ね備えたおしゃれヘア。前髪やトップにボリュームが欲しい人は、韓流ヘアで話題の“根元パーマ”がおすすめです。【how to“ベース&カラー”】
カットは低めのグラデーションを入れたショートボブに。前髪は巻いてリップラインになる長さに設定します。絶妙な動きや柔らかさを演出するために毛量調整をバランスを見ながらします。
カラーは11レベルのピスタチオベージュ。今季人気のグリーン系カラーですが、クール過ぎず、赤みをおさえて透明感と柔らかい印象を与えます。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマの場合、17〜23mmのロッドで毛先ワンカール、顔まわりのみリバースに巻きデジタルパーマをかけます。トップの立ち上がりが欲しい人は根元パーマを。アイロンの場合、26mmのカールアイロンでパーマと同様に巻きます。
スタイリング剤は、ソフトな仕上がりで自然なツヤ感の出るミルクタイプがおすすめ。毛先から全体的に揉み込んで、毛束を整えたら完成です。
担当サロン:Violet 表参道店 若井友紀さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。