ストレート×ショートの魅力を引き出す、18の髪型
アイロン巻き不要の簡単ショートの他、軽くストレートアイロンを通すだけで決まるショートを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。楽ちんなのにおしゃれなスタイルです。
楽ちんセットのストレートショート【6選】
【1】ハンドブローでひし形シルエットを意識した美ショート
【how to“ベース”】
- カットは、何と言っても黄金比のひし形シルエットになるように前上がりのレイヤーカットで、どの角度から見てもフォルムがきれいに見えるようにしている。
- トップ、サイドにボリュームが出るようにレイヤーの高さを決めるのがポイント。
- カラーは暗髪透明感が抜群に出る、6レベルのアッシュグレー。この色は暗すぎず、明るすぎないので大人ヘアとしても、お子さんがいて派手すぎないスタイルがいいママさんにもおすすめの色。
【how to“スタイリング”】
- スタイリングは、ミルクタイプの洗い流さないトリートメントをなじませて、トップを上に引っ張りながら乾かす。
- 襟足は首に沿わせるように。ハンドブローだけでひし形シルエットを意識して乾かすのもポイント。
- 前髪の表面をサイドに流して軽めにして、お顔の印象を明るくする。
- 最後にバーム系トリートメント大豆1粒分ぐらいを、手のひらにしっかり伸ばしてから髪全体に優しくなじませ、整えたら完成。
担当サロン:TheC omotesando(ザ シー オモテサンドウ) Meguさん
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【2】スタイリング剤だけで決まるグロッシーショート
【how to“ベース&カラー”】
- グラデーションベースの丸みショート。ツヤ感を出すため、ノンレイヤースタイルに仕上げている。
- 前髪は目ギリギリの長さで、バランスよく透けるよう狭めに設定。
- カラーは、ツヤ感と柔らかさを表現するトパーズブラウンに。落ち着いた色味で暖かみを感じるので冬にもオススメのカラーリング。
【how to“スタイリング”】
- 髪を乾かし、オイル、もしくはヘアバームをなじませる。ウェットな質感にするとツヤ感が出ておしゃれに。全体の質感が同じになるようにつけるとグッド。
- よりツヤ感や後頭部の丸みは欲しい場合は、ストレートアイロンをさらっと通しても◯。
担当サロン:S.HAIRSALON kitahama(エス ヘアサロン キタハマ) 石塚大輔さん
【3】バームをくしゃっと馴染ませた束感ショート
【how to“ベース&カラー”】
- 丸みのあるマッシュレイヤーショートを作るために、トップはボリュームレイヤー、ベースはグラデーションカットで全体に動きを出すようにカット。
- 元々少し癖がある髪質なので、それを活かすために束間を出すようにしている。
- カラーは、根元は7トーン毛先は9トーンのインディゴブラウンで赤みが出にくい優しいブラウン。洋服との相性もいいのでおすすめ。
【how to“スタイリング”】
- バームを大豆1粒ほどを手に取り、手のぬくもりでしっかりと温めて手のひら全体に伸ばす。
- それを、髪にくしゃっと馴染ませて、顔周りの毛先をすっと前に流すようにつけてあげると束間が出て、シルエットのきれいな動きのあるスタイルが出来上がる。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 斎藤美紀さん
【4】巻かなくてもスタイルが決まるお手軽短めショート
【how to“ベース&カラー”】
- トップに分け目がない、ショートスタイル。
- カラーは、まず全体が14トーンになるように、明るくし、そのあと、ブリーチで17トーンになるくらいのハイライトを入れながら、ベースとなる部分には10トーンのグレージュをのせる。ハイライト部分には、最後に、ベースベージュをのせて、透明感を出す。ハイライトも細かく入れることで、目立ちにくく白髪がなじみ、全く気にならない状態に。
【how to“スタイリング”】
- しっかり髪を濡らし、保湿のトリートメントをつけた後、ドライヤーで、後ろから風をあてて、トップがふんわりするように、乾かす。
- バームにオイルを少し足して、よく混ぜてから、髪全体になじませて、終了。アイロンなどで巻かなくても、スタイルが決まるのでお手軽なスタイル。
担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
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【5】簡単で若返りが叶うミセスショート
【how to“ベース&カラー”】
- カットは、大人の華やかさを出すために毛流れをキレイに見せるレイヤーを。耳かけをする前提で耳周りをスッキリカットしておく。
- カラーは、8レベルのグレーカラーに12~14レベルのハイライトで。白髪世代がハイライトやダブルカラーを楽しむ方が増えている。1年に渡り、3週間に一度リタッチ→リタッチ+ハイライト→全体を繰り返すと、今まで真っ黒しか選択肢が無かった方がここまで透明感が作れるようになる。
【how to“スタイリング”】
- 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせる。
- 毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調でき、大人のショートの完成。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
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【6】根元を立ち上げながら乾かした毛流れショート
【how to“ベース&カラー”】
- 黒髪だと重たくみえるし、明るすぎてもお仕事や、学校ではダメという方、暗いけどほんのり色味が入っておしゃれな明るさが人気!8トーンのココアラベンダーカラーで艶感をたっぷり出し、落ち着いた大人ヘアに。
- カットは全体的に丸みを作りながら、動きも出るようにレイヤーを入れて、多少長さにばらつきを出しますが、まとまり感も出したいのでほどほどに。
- 前髪は目の上ギリギリのシースルーが大人っぽさが出るのでオススメ。
【how to“スタイリング”】
- 乾かす際に、分け目をぼかすように根元を立ち上げながら乾かす。
- スタイリングはヘアバーム、オイルを使い、もみあげ、襟足はたっぷりと付け、トップは根本からふんわりつけます。毛先を摘んで毛流れを作ると動きが出てメリハリがつく。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 菅原 英さん
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「顔型別」に似合うストレートショート【3選】
【1】「面長さん」に似合うストレートショート
Point
・レイヤーマッシュベースですが、表面にはあまりレイヤーは入れ過ぎない方がバランスを崩さず作れます。・重い所にはしっかり量感調整して、襟足はスッキリ見えるように。
・前髪は束感が出やすいように。
スタイルのポイント
- 耳掛けショートでスッキリ美人
- 丸みを上に持ってきたレイヤーマッシュで面長解消ヘア
- 丸くなりすぎないようにハチ周りから下にはレイヤーを入れてシャープに頭に沿わせて小顔見せ
前髪カットのポイント
- 薄めに作ったシースルーバングが全体のシルエットを程よく強調してくれます
- サイドバングは横と馴染むようにカットしてあるので目尻に沿わせても、サイドの流れに合わせてもOK
担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ) 山口雄也さん
【2】「丸顔さん」に似合うストレートショート
Point
・顔の輪郭、頭の形の凹凸にあわせてボリュームの位置をコントロール・ひし形を作りメリハリと奥行きのある印象に
・髪のはえぐせ、髪質を見極めて適切な毛量の調整方法をチョイス
・くせ毛で広がりやすい髪質はスライドカットで空間をつくるようにカットしクセを活かす
・細毛でペタンコになりやすい髪質は根元に立ち上がりをつけるようポインティングカットで毛束の中に短い髪をつくる
スタイルのポイント
- フェザーマッシュひし形シルエット
- ひし形シルエットで後頭部の高さもキレイに見えトップのボリュームもだしやすく骨格に合わせて欲しいところにヘアでボリューム調整ができる黄金比のショートボブなので丸顔もカバーできる
- 10トーンのアッシュグレージュ 外国人の地毛のような 赤みのない透明感ある髪に
- 髪質、履歴によっては一度明るくしてから色味を入れないとでないのでご相談を
- 束感があるときちんと感がでるのと艶感が大事なのでバームをつけるのをオススメ
前髪カットのポイント
- あまり重くならないよう眉ラインでカットしてオン眉に
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 鳥居菜美子さん
【3】「エラ張りホームベースさん」に似合うストレートショート
Point
・縦シルエットを意識して、横幅を緩和するようにバランスを見てカット。・2wayだと長めの前髪なのでクールな印象にしたい場合はストレート、ガーリーにしたい場合は毛先カールが◎。
・エラ張りベース顔さんは前下がりボブで輪郭をカバーしトップにボリュームをもってくることを意識して!
スタイルのポイント
- 前髪長め、ストレートスタイリングでクールな印象に(お呼ばれ・二次会に◎)
- 前下がりボブにカットをし、輪郭と骨格をカバー
- トップの分け目をいつもとは逆にし、逆毛を利用してボリュームを出してあげるのがポイント
前髪カットのポイント
- 2WAYの前髪はそのまま輪郭に沿わせるも良し、少し前にもってきてシースルーでも〇
- 輪郭に沿わせるように作ることで小顔効果も生まれます
担当サロン:AFLOAT GINZA(アフロート ギンザ) 西本 悠さん
「前髪あり」のストレートショート【3選】
【1】シースルーの清楚なショート
なめらかなストレートラインと、透明感を感じさせるブルーアッシュの髪色で、ほっこりしがちなマッシュショートを洗練!清潔感と色気の絶妙なバランスは、大人にこそ似合う。
Point
印象の決め手となる顔周りを重視。レイヤーを入れて動きを出すことで、表情だけでなく内面の明るさも誘引。サイドの髪を下ろせばカジュアルに、耳にかけると女っぽくとイメチェンできるのも◎。〈カット〉
全体に丸みを出すようにカットし、顔周りにレイヤーを入れて小顔感を。襟足はシャープに。
〈カラー〉
ブルーアッシュに少量のラベンダーを加え、髪と肌の透明感をアップ。
SIDE
BACK
担当サロン:DIFINO aoyama 山本辰実さん
【2】斜め前髪のひし形ショート
【how to“ベース&カラー”】
- リップライン下のくびれショート。ひし形のシルエットなので毛量が多い、すっきり見せたいという方に人気。
- 全体のカラーは10トーンのグレージュ。激しくならないように表面に優しいブリーチで立体感が出るように細かくハイライトを入れる。育てるハイライトなので一度に数枚しか入れないので時間も短縮でき、徐々にライトで明るくなるのも楽しめる。
【how to“スタイリング”】
- 分け目が付かないように奥から持ってくるようにし、クセがあるようだったら軽くストレートアイロンを入れる。
- バームを襟足から全体に馴染ませます。トップが潰れてるとひし形のシルエットにならないので、わざとらしくならない程度でふんわりさせる。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 畑中正敏さん
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【3】アイロン無しでも決まる長めバングショート
【how to“ベース&カラー”】
- えり足は短めに設定し、バックからグラデーションでカット。重さのある丸みシルエットを残しつつ、毛量調整をしっかりして軽さを表現。後頭部を補整してふんわり美フォルムにも。
- サイドはすっきりめにカット。
- スタイルの鍵となる前髪は、目の下の長さで透け感が出るようにつくる。
- カラーは、9レベルのグレージュに。寒色寄りの色味で、グレーの落ち着いた雰囲気とベージュのツヤ感&透明感をMIXした人気色。
【how to“スタイリング”】
- カットで丸みが出るようにしているので、アイロン無しでも決まりまる優秀ヘア。クセが気になるなら、ストレートアイロンをスーッと通す程度でOK。
- 前髪のみ、毛先をややカールがつくようにするとグッド。
- お洒落な質感をつくる重めのオイルを全体的に塗布し、前髪はパラっと手ぐしを通すようにつける。さらに、指でつまんで束感をつくることで抜け感のある仕上がりに。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 和田流星さん
「前髪なし」のストレートショート【3選】
【1】おでこ出しのハンサムショート
柔らかな丸みを描く重めのAラインシルエットと、センターパートの前髪が醸し出す中性的な雰囲気が魅力。あえての黒髪でピュアさを、ちょいウエットな質感でこなれ感を。
Point
クールな印象のショートヘアだけれど、ゆるっと流れる前髪の隙間から見える横顔が色っぽい。 26mmのコテで毛流れに丸みをつけるように内巻きにして、軽め質感のオイルをなじませてツヤをON。〈カット〉
丸みのあるフォルムのショートがべース。前髪~サイドがつながるようにレイヤーを入れる。
〈パーマ〉
硬いorぺったりしやすい髪質の場合、ワンカールのパーマをかけるとスタイリングが楽に。
SIDE
BACK
担当サロン:FILMS Tamachi Shibaura 影山夏美さん
【2】クールなマッシュハンサムショート
【how to“ベース&カラー”】
- ベースのカットはマッシュスタイル。前髪を頬骨の高さに設定し、サイドと平行ラインで繋げる。
- バックのウェイトラインは低めにして、丸みのあるシルエットに仕上げる。
- カラーリングは、8レベルのピンクブラウンに。ほんのりピンクを感じさせるブラウンが、肌を明るく見せながらツヤ感を引き出す。色落ちしてもキレイが続くので、リピーターの多い人気色。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで、全体を丸みがつかないように通し、前髪はリバースに流す。
- 重めのオイルを4プッシュほど、ボリュームダウンさせるよう内側からつける。スタイリング剤の塗布量が多めなので、必ず内側からつけるのがコツ。手に残ったものを前髪、表面になじませたら完成。髪がぺたんとしやすい人は、スタイリング剤をオイルとバームをMIXしたものに変えるとグッド。
担当サロン:GARDEN omotesando(ガーデン オモテサンドウ) 雲林院優さん
【3】耳かけモテショート
【how to“ベース&カラー”】
- リップラインの丸みショート。
- 襟足をタイトに作り、ウエイトを低めにすることで扱いやすさもある女性らしいシルエットに。
- 11トーンのオリーブグレージュに15レベルくらいのハイライトを入れます。赤味が出やすい方にはハイライトを入れると寒色系のカラーがしやすくなります。
【how to“スタイリング”】
- 前髪が長めなのでパカっと割れないように、濡れている状態から左右にしっかり振りながら乾かしましょう。
- ストレートアイロンを使い、自然な内巻きにします。顔まわりだけタイトなカールが欲しいので、前の方に引き、軽く内に入れます。
- スタイリングはオイルでツヤを出しましょう。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 畑中正敏さん
「カラー別」髪色で変わるストレートショート【3選】
【1】グレーアッシュの最旬暗髪ショート
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪は目にかかる長めでカット。
- えり足はハイグラデーションの上にグラデーションを重ね、丸みのあるラインをつくる。
- サイドは頬の長さにカット。全体的にライン感を出すようにするのがポイント。
- カラーは、5レベルのグレーアッシュに。自然光に当たった時の透明感が秀逸で、赤みやオレンジっぽさを完全に消したい人におすすめ。
【how to“スタイリング”】
- クセが気になる人はストレートアイロンをさらっと通してから、ジェルを全体的になじませウェット質感をつくる。ジェルは固まらないタイプがおすすめ。
- タイトに仕上げて、前髪は少しほぐすようにつまみ、パラっと下ろすとこなれ感がプラスされる。
担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン) 和田流星さん
【2】アッシュグレージュの肌見せ綺麗なショート
【how to“ベース&カラー”】
- 耳が出るくらいのハンサムマッシュショート。丸みを残しつつ襟足をタイトにし頭の形を綺麗に見せる。
- 10トーンのアッシュグレージュで赤味を抑えて透明感が出やすくなる。
【how to“スタイリング”】
- 全体がふんわりするように根元に風をしっかり当てながらドライ。
- ストレートアイロンをハチ上だけ入れる。
- 全体にバームを馴染ませるのですが、薄めの前髪なので一番最後に付けるのと、前髪の表面ではなく内側がら軽くかき上げるようにつける。すると、前髪が薄くてもぺたんこになりにくくなります。後は耳掛けなどをして全体のバランスを整える。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 畑中正敏さん
【3】ハイトーンカラーのグラデーションヘア
【how to“ベース&カラー”】
- グラデーションのボブベースで動きのあるショートボブを作る。
- カラーはブリーチをして明るめのベージュをかぶせている!濃く入れすぎない事が大人ヘアにはポイント。
- シースルー2WAYの前髪は左右に分けても、一方向に流すこともできて◎。
【how to“スタイリング”】
- ドライはトップがふんわりするように指でつまみながら乾かす。
- ストレートアイロンで毛先を軽くまるめてあげると大人可愛さアップ。
- 最後にバームをしっかり揉み込んで完成。
担当サロン:AFLOAT SHONAN(アフロート ショウナン) 赤荻 樹 さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。