40代にこそ、おすすめしたい!ショートボブ【20連発】

ショートボブは40代大人の女性に似合うおしゃれな髪型の代表! 『美的.com』の連載で好評だった人気サロンのスタイルからおすすめの髪型をご紹介します。
「若々しい印象」になる40代におすすめのショートボブ【2選】
【1】分け目を消して若々しさアップ!
【BEFORE】
分け目がパッカリしやすいワンレングスのボブ。「そのために頭のハチが強調され、フェースラインまで下がって見えます」と薫森さん。まずは、顔を大きく老けて見せる原因の分け目を逆サイドに変えて。さらに前髪を作り襟足のシルエットを変えたら、ぐんと小顔に!
【AFTER】
サイド
バック
- 左にあった分け目を右側に変え、前髪のあるグラデーションボブにチェンジ。元々毛量は多いので、分け目の地肌は完全に消去。
- 襟足のラインをレイヤーで締めたことで、後ろから見たときも小アタマを実現!
(1)分け目を反対側にする
「分け目はつむじの延長。毛流れどおりの自然な分け目はくせで、ペタンコになっても当たり前。逆側にすることで根元が反発して、立ち上がりがつきます。乾かすとき、下の写真のように引っ張りながらドライヤーをかけて」(薫森さん/以下「」内同)
\自然乾燥だと分け目パッカリになりがちです!/
(2)厚みのある前髪を作る
元々前髪はあったものの、薄くて量も少なく少し中途半端。「たっぷり厚みのある前髪にして、額の部分を隠しながら、つむじを奥にすることで、大顔に見えやすい面長が丸顔に近づき、一気に小顔バランスになります」
(3)襟足のシルエットを締める
ストンとしたストレートラインのボブを、襟足に向かって締まるグラデーションボブにすることで、自然なひし形に。「顔の面長感がなくなり、フェースラインの丸みも強調されます。毛量も生きて若々しい雰囲気です」
【2】若々しさのポイントはバックのウェイトラインを低めに
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪の長さをリップに設定し、サイドから前髪にかけて前下がりにカット。
- バックの毛量調整では重さを残しつつ、ラインを見せるスタイルに仕上げる。また、バックのウェイトは低く設定して、若見えヘアに。
- カラーは、10レベルのフォギーベージュでハイライトを入れながら、ベースを6レベルのアッシュブラウンに染める。アッシュブラウンは、肌色をキレイに見せてくれる赤みを抑えたブラウン。
【how to“スタイリング”】
- ハイライトがキレイに見えるところで分け目をつけて髪を乾かす。
- ドライ後、ストレートアイロンでさらっと通すようにプレス。
- スタイリング剤は重めのヘアオイルをセレクトし、髪全体に塗布したら両手で髪を挟んでカットラインをしっかり出す。前髪にもスタイリング剤をつけて、束感をつくりウェットな質感に仕上げたら完成。
担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 原倫子さん
「白髪」が気になりはじめた人におすすめのショートボブ
Point
・外ハネのアクセント+丸みシルエットの好バランスがおしゃれっぽさを高めてくれるショートボブ。・顔まわりのみにハイライトを入れているので、ダメージが少なく白髪が気になりはじめた人にもおすすめ。
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪は巻いて目にかからない長さに設定し、幅とのバランスを見ながらシースルーに。サイドは頬にかかる長さにすることで小顔効果も狙える。
- 襟足は首にフィットするようにカットすることで“くびれ”をつくり女性らしい雰囲気に。
- カラーは全体を6レベルのグレーアッシュに染めながら、顔まわりにハイライトを入れる。さらに、ハイライト部分にはミルクティーベージュをオンカラー。
【how to“スタイリング”】
- ナチュラルなふんわり感を出すため、前髪とトップはマジックカーラーで巻いておく。顔まわりの毛先を外ハネに、そのほかは軽く内巻き1カールに。
- スタイリング剤はツヤ感のあるバームをチョイス。空気を含んだようにふわっと動きをつけるとおしゃれになるので、下から上にかき上げながら塗布。襟足は浮かないようにしっかりめに。前髪の束感を整えたらフィニッシュ。
担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン) 佐伯美祐さん
「丸顔・面長」をカバーしてくれる小顔見せショートボブ【5選】
【1】シャープなシルエットで「丸顔」をカバー
Point
前髪を作らず顔周りに縦のラインを作る、頬ラインにボリュームを出しあごラインに沿ってシャープになるようひし型にカットする、などを考慮すれば、丸顔をカバーし小顔効果にも期待大。【how to“ベース&カラー”】
- 全体をあごとリップラインの間の長さでカット。サイドはやや前下がりで、顔周りに長さを残す。
- 襟足には厚みを残しつつ、頬からあごラインに向かってシャープな毛流れになるようグラデーションカット。
- 表面に動きを出しやすくするためレイヤーを入れ、リップラインでカットした長めの前髪を作る。正面から見たときは毛束がなじむので前髪なしの印象に。この毛束により顔周りに動きが出て、表情が明るく見える。
- カラーは8トーンのブラウンベージュ。好感度の高いツヤのある落ち着いたカラーです。短くても軽く見えず上品な印象に。
【how to“スタイリング”】
- トップを乾かすとき、まず毛束を右に寄せながら乾かし、次に左に寄せて乾かす。左右に揺さぶるように乾かすことでトップが潰れなくなり、センター付近で分けたとき立ち上がりやすくなる。分け目はセンターではなく6:4に。ちょっとずらした方が今っぽくおしゃれに見える。全体はハンドブローしたあと、手ぐしで毛流れを整えるとまとまりやすくなって◎。
- 表面の毛束にアイロンを挟み、毛先が軽く内巻きになるように滑らせる。
- 全体の毛先にシアバターをなじませ、頬ラインに立体感が出つつあごラインに沿って毛先がキュッとシャープになるように整える。顔周りの毛先に束感を作り軽く動かせば完成。
担当サロン:GARDEN harajuku(ガーデン ハラジュク) 髙橋 苗さん
【2】丸顔・面長両方におすすめの外ハネミックスヘア
Point
・ナチュラルな透け感と束感がポイントのボブスタイルは、骨格補正ができるので丸顔さんにおすすめ。・面長さんや髪がペタンとしやすい人でも、外ハネと内巻きカールをミックスすることで横幅のボリュームが出て、バランスが取りやすいデザインとなっている。


【how to“ベース&カラー”】
- アゴラインのワンレングスベースでカット。トップに角を落とす程度のレイヤーを入れる。耳後ろなど毛量調整はしっかりめにして動きが出やすいようにする。
- 前髪は黒目と黒目を結ぶ三角ベースでつくり、幅が狭めのシースルーバングに。
- カラーリングは、8レベルのブラウンベージュに。赤みを抑えるためにベージュのニュアンスを加え、暖かみがありツヤっぽいナチュラルな印象を与える。
【how to“スタイリング”】
- ドライ後、26mmのアイロンを使い、外ハネワンカールを巻く。所々に内巻きをミックスさせますが、外ハネ:内巻き=8:2がベストバランス。
- スタイリング剤は、シャンプーをするように髪を動かしてカールをほぐしてからつけること。毛先のパサつきを抑えてくれるバームを毛先→中間→前髪の順番で塗布。スタイリング剤は、ツヤ感を与えサラっとした仕上りのオーガニック系やナチュラル系がおすすめ。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん
【3】計算された小顔に見せるための錯視ショート
Point
・トップにボリュームを出したひし形のショート。ふわっとしたひし形ヘアで輪郭を包むと、顔はキュッと小さく見える。・トップのボリュームだけでなく、前髪や襟足の作り方にも秘密あり。目尻を隠すように前髪を流すと顔の面積が必然的に小さくなるし、襟足をタイトに作ると顔周りのふわっと感が際立ち顔がスッキリ見える。
【how to“ベース&カラー”】
- サイドはあご下、やや前下がりにカット。前髪はリップラインからサイドに繋げてカット。
- 長め前髪でおでこにヌケ感を作ると重たくならず、大人かわいい印象に。トップにボリュームが出るようにレイヤーを、襟足をタイトにカットするとひし形シルエットが作りやすくなる。
- カラーは9トーンのフォギーベージュ。にごりのない透明感のあるカラーなので肌が健康的にキレイに見えます。また落ち着いたカラー色なので輪郭が膨張して見えません。
【how to“スタイリング”】
- 分け目がパカッと割れないように、トップを乾かすときは毛束を手前に引き出し指の腹で地肌をこすりながら乾かす。
- 表面がふわっとするようにトップと前髪の毛束に太めのマジックカーラーを根元から巻き付けて。5分くらい経つと自然なカールに。クセがつきにくい人は、ドライヤーをあてながらロールブラシでワンカール巻いても◎。
- ソフトワックスを全体にもみ込み、襟足はタイトに、トップの毛先は後ろに流れるようにする。前髪は目尻を隠しつつ、毛先はトップのふわっと感に繋がるように流せば完成。
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 井上紗矢香さん
【4】骨格をカバーしてくれるハンサムショート
Point
長め前髪にすることで骨格をカバーするので小顔効果も望める。【how to“ベース&カラー”】
- サイドの長さを耳下に設定したグラデーションボブでカット。バックは後頭部がふんわり丸みを帯びるようカットする。襟足は首がキレイに見えるようにラウンド状に。
- 前髪は頬からサイドに流れやすいようにレイヤーを入れる。
- カラーは10レベルのマロンベージュに。寒色でも、暖色でもないニュートラルな淡い色彩で、どんな肌色とも合わせやすい万能カラー。


【how to“スタイリング”】
- ドライ後、26mmのアイロンで毛先にゆるくカールづけをする。この時、カール感が強くならないよう中間からアイロンを通すようにCカールを目指して。
- スタイリング剤は、手肌にも使えるヴナチュラルな仕上がりのポリッシュオイルで。根元から毛先まで全体になじませツヤっぽさを出します。後頭部の内側にもしっかり塗布するのがポイントに。軽く耳にかけて、シルエットを整えたら完成。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん
【5】長め前髪の大人カジュアルヘア
Point
・フェースラインにかかる長め前髪で小顔効果もあり。・耳かけしなければ、顔周りがすっきりして知的な印象に。こなれ感と知的さ。どちらも手に入る2WAYの長め前髪。


【how to“ベース&カラー”】
- バックは襟足を首に沿わせるよう短めにカット。耳のすぐ前のサイドの毛束は長めにし、やや前下がりにカット。
- 前髪は耳かけができる頬にかかる長さでスライドカットし、自然とサイドに繋げる。ショートのシルエットを丸くするため全体はグラデーションカットに。トップをふんわりさせ、耳周りにはニュアンスが出やすくなるようレイヤーもプラス。
- カラーは7トーンのブラウンベージュ。ツヤがしっかり出るカラーで、落ち着いた大人の雰囲気を出す。
【how to“スタイリング”】
- ショートのスタリングは乾かし方で決まるといっても過言ではありません。トップをまず右側に寄せて乾かし、それから左側に寄せて乾かす。左右両方から風をあてることでトップが立ち上がりふんわり。
- ストレートアイロンで、前髪の毛先が軽くワンカールするように滑らせる。直毛やボリュームが出にくい人は、全体の毛束の中間から毛先に向かってアイロンを滑らせ丸みをつけても◎。
- 柔らかめのワックスを毛束の中間から毛先になじませる。襟足は首に沿わせるように整え、前髪は毛先のみワックスをなじませサイドに流せば完成。
担当サロン:GARDEN harajuku(ガーデン ハラジュク) 髙橋 苗さん
ふんわり「パーマ」のショートボブ【3選】
【1】前髪やトップにボリュームが出る根元パーマヘア
【how to“ベース&カラー”】
- カットは低めのグラデーションを入れたショートボブに。
- 前髪は巻いてリップラインになる長さに設定。絶妙な動きや柔らかさを演出するために毛量調整をバランスを見ながら。
- カラーは11レベルのピスタチオベージュ。グリーン系カラーですが、クール過ぎず、赤みをおさえて透明感と柔らかい印象を与えます。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- 17~23mmのロッドで毛先ワンカール、顔まわりのみリバースに巻きデジタルパーマをかける。トップの立ち上がりが欲しい人は根元パーマを。
- スタイリング剤は、ソフトな仕上がりで自然なツヤ感の出るミルクタイプがおすすめ。毛先から全体的に揉み込んで、毛束を整えたら完成。
担当サロン:Violet 表参道店 若井友紀さん
【2】ニュアンスパーマで時短も叶える優秀ヘア
【how to“ベース&カラー”】
- えり足の長さを1~2cmくらいに設定し、後頭部にふんわり丸みのあるグラデーションでカット。サイドはやや前下がりに切る。
- 前髪はリップラインの長めに設定。
- カラーは光に透けるような軽さのあるフォギーブラウンに。ブラウンとグレーをミックスしたニュートラルカラー。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは18~24mmのロッドを使い、平巻きワンカールでゆるめパーマをかける。
- スタイリング時はツヤ感を出すため、乾かす前にヘアオイルorヘアミルクを塗布してからドライ。乾かす時、前髪だけかき上げるようにオールバックにすることに気をつけて。
- 最後に、少量のシアバターを中間~毛先にまんべんなくつけたらフィニッシュ。
担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン) 今野佑哉さん
【3】ハイトーンカラーの平巻きパーマボブ
【how to“ベース&カラー”】
- あごラインのグラデーションボブベース。
- 前髪を鼻ラインでカットし自然にサイドに繋げる。ひし形に見えるよう、耳下の毛束にはグラデーションカット、表面にはレイヤーを入れます。毛先は重たくなりすぎないよう毛量調整を。
- カラーは10トーンのウォームベージュ。黄みを押さえた赤み系ベージュで、ハイトーンでもキツくならず柔らかな印象に。ツヤ、があり肌に透明感を与えるカラー。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- ダメージが少なく柔らかなカールに仕上がる低音デジタルパーマを使用。全体の毛束を、襟足、中間、表面と3段に分け、それぞれ20mm、22mm、24mmのロッドで1回転半巻く。
- スタイリングは全体をぬらし、襟足からトップに向かい根元を立ち上げるように乾かして。さらに毛先を持ち上げ、指に巻きつけながら温風をあてカールを復活させる。
- パサつきを抑えてツヤをだすシアバターのスタイリング剤を毛先中心にもみ込み、カールをほぐしながらふわっと整えれば完成。
担当サロン:Ramie GINZA(ラミエ ギンザ) 加藤貴大さん
「前髪短め」で明るい印象になるショートボブ【2選】
【1】顔面積も小さく見せる柔らかショートボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 顔周りはリップラインよりも長めの前上がりショートベース。
- バックは丸みが出るように長さを残し、襟足はタイトにして丸みを強調。輪郭を包みやすくするため、もみあげより前の毛束にレイヤーを。さらにふわとしたひし形シルエットを作りやすくするため、ハチ上にもレイヤーを入れる。
- 前髪は目にかかる長さでカットし、サイドは自然に繋げて。
- カラーは8トーンのブルーアッシュにフォギーベージュを入れて、赤みを消しつつ柔らかな色味に。
【how to“スタイリング”】
- 顔周りの左右の毛束が内巻き、外ハネと、違った方向に流れやすい人は乾かし方に注意。つむじの毛流れにより外ハネになる側が出てくるので、外ハネになる毛束は乾かすとき、必ず根元をしっかり前に引き出しながら乾かして。根元の毛流れのクセを取ってあげると、自然と内巻きに流れやすい。
- 乾かしたら26mmのアイロンを毛束の中間から挟み、全体の毛先を軽く内巻きに。レイヤーが入っているので毛先に動きが出やすく、自然とひし形シルエットが作れる。
- ラフな質感がおしゃれなのでスタイリング剤はなくてOK。気になる輪郭をカバーしつつ確実に小顔を狙える、こなれ感のある大人ショート!
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 須藤直矢さん
【2】前髪のカール感と耳かけがポイントのショートボブ
【how to“ベース&カラー”】
- カットは首がキレイに見える顎ラインの長さでやや前下がりのグラデーションに。後頭部が女性らしくふんわり仕上がるようレイヤーを入れる。
- 前髪は眉が隠れる長さのおろし流しバングに。サイドバングをつくり骨格をカバーする。
- カラーは8レベルの柔らかい雰囲気のアッシュベージュに。日本人特有の赤味と黄味を打ち消し、透明感のある色味に仕上げる。


【how to“スタイリング”】
- スタイリングのコツは、襟足はすっきり首に沿うように、トップはふんわりボリュームが出るように乾かすこと。コツさえおさえていれば、アイロンなしでもスタイルがキマる。
- アイロンを使う場合、ストレートアイロンをさらっと通す程度でOK。前髪は少しカール感がつくようにストレートアイロンでカールづけを。
- スタイリング剤はツヤのでるオイルワックスを手にしっかりなじませてから、指を通すイメージで全体的に塗布する。最後に耳にかけてもみ上げを整えたらフィニッシュ。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 森一也さん
大人の「レイヤー」入りショートボブ【2選】
【1】トップにレイヤーを入れてふんわりアップ!
【BEFORE】
「横にボリュームが出ているわりに分け目でトップが平坦なため、顔が四角く大きく見えます」と松永さん。まずはトップにレイヤーを入れることでふわっとボリュームを出して。毎日のスタイリングでも立ち上がりをつければ、分け目の目立ちは解消できます!
【AFTER】
サイド
バック
骨格に合わせたひし形シルエットのショートボブ。やわらかくて細い髪、毛量少なめでも、カットとスタイリングでここまで ふわっとさせられる。ショートは髪の重さがない分、分け目を消すのは比較的簡単!
(1)トップにレイヤーを入れる
分け目のペタンコが気になるときは、まずは美容師さんにカット段階から相談を。「トップの髪が長すぎると、どうしてもペタンとつぶれてしまいがち。程よくレイヤーを入れることで、分け目に高さが出てふんわりさせられます」(松永さん/以下「」内同)
(2)分け目の根元に立ち上がりをつける
髪を乾かした後や、朝のメイクの間など、マジックカーラーを巻くと立ち上がりがつき、分け目が消えます。面倒でもこの一手間が印象を決めるので、大人はぜひ習慣に。「左右に分かれた髪を一緒に巻き込み、前方向に巻いて」
(3)ワックススプレーでふんわりをキープ
「スタイリング剤はなんでもオイルですませがちですが、ふんわり感をキープするにはワックススプレーが便利です」。セットスプレーのようにカチッと固まらず、くずれたら手ぐしで再生できるので、恐れずに使ってみて。
\使用アイテム/
細かいミストが髪にふわっと広がりエアリー感をキープするスプレーワックス。
ルベル|タカラベルモント トリエ スプレー 5
価格 | 容量 |
---|---|
¥1,600 | 170g |
【2】重めのレイヤーを入れた美シルエットショート
【how to“ベース&カラー”】
- 襟足をあご下1cmに設定し、グラデーションベースでカットし、重めのレイヤーを入れる。後頭部の丸みを強調させるよう、襟足は短め。また、すっきりとした襟足は、タートルといった襟元の高いファッションにもぴったり。
- カラーは9レベルのラベンダーアッシュをチョイス。黄色を打ち消すペールトーンのパープルをMIXすることで、ツヤと透明感のあるカラーリングとなる。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマをかける場合は17~23mmのロッドを使い、内巻きと逆巻きをランダムに巻く。アイロンで仕上げるなら、26mmのアイロンで内巻きと外ハネを無造作な動きとなるようランダムに巻く。
- ドライする時はトップが潰れないよう注意して。下を向いてラフに乾かすと簡単にボリューム感のある仕上がりに。
- 7割ほどドライしたら、ワックスクリームを全体にクシャッと揉み込みながら塗布。最後にハネ感を整えたらフィニッシュ。
担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 大竹祐紀さん
万人に似合う王道「ひし形」ショートボブ【3選】
【1】ボリューム感も出る厚め前髪×ひし形ショートボブ
【how to“ベース&カラー”】
- あごラインでカット。バックから耳上までレイヤーを入れ、耳下のラインをすっきり見せる。顔周りは前下がりにカットしレイヤーを。
- あごラインでカット。バックから耳上までレイヤーを入れ、耳下のラインをすっきり見せる。顔周りは前下がりにカットしレイヤーを。
- 前髪は目の上ギリギリで厚めにカットし、自然にサイドに繋げて。
- カラーは10トーンのフォギーベージュ。ショートボブは暗いと幼さや重たさを感じさせる。表面のふわっとした毛束が透けやすいカラーなので、重たくならず垢抜けた印象に。
【how to“スタイリング”】
- トップを持ち上げながら乾かします。また毛束を左右に動かすことで、分け目がパックリ割れるのを防ぐ。また全体の毛束を後ろから前に向かって乾かすとボリュームが出やすい。
- トップを前後ふたつに分け、それぞれ32㎜のアイロンでリバースワンカール。この毛束が表面にふわっとした立体感を出す。
- ややセット力のあるクリームワックスを手のひらに少量のばし、全体の毛先になじませ束感を作り、耳上をふわっとさせる。前髪の毛先にもなじませサイドに流して。トップの根元をつまんでキープスプレーを少し吹きかけると、ふんわりした毛束をKEEPしやすい。
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 斎藤詩歩さん
【2】王道ひし形の美人ヘア
【how to“ベース&カラー”】
- アゴラインの長さ設定で、前下がりのショートボブにカット。ウェイトラインを低めにして丸みのある後頭部帯にすることで女性らしさを演出。
- 前髪は目にかかる長さで下ろし流しに。
- カラーは10レベルのベージュ系をチョイス。赤みやオレンジを抑えつつ、くすみ知らずで柔らかい印象に仕上げる。
【how to“スタイリング”】
- ドライ後、全体をストレートアイロンで仕上げる。表面をふんわりCカール風に仕上げると美シルエットに。
- ウェットな仕上がりのヘアオイルを全体的に馴染ませる。ポイントは内側にもしっかり塗布すること。内側にしっかりつければ膨らみも抑えられる。最後に、顔まわりの毛束感を整えたら完成。
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 井上晃輔さん
【3】小顔見え効果のある前髪ありひし形スタイル
- 襟足は内側を短くしたグラデーションにし、表面には少しだけレイヤーを入れることで、小顔に見えるひし形シルエットに。
- ハチ上に細かなハイライトを加え、程よい立体感を実現。
担当サロン:GARDEN Tokyo 津田 恵さん
「毛先をカール」させたこなれショートボブ【2選】
【1】ワンカール巻きで作る軽やかヘア
【how to“ベース&カラー”】
- ベースはベーシックなグラデーションで切る。
- 前髪をリップラインに設定し、前髪と表面のレイヤーを自然につなげて柔らかい仕上がりに。
- カラーは7レベルのベイクドブラウンに。少し赤みのある暖色で、こげ茶のようなまろやかな色味となっています。肌のくすみを消して、肌色に透明感をプラス。おしゃれ上級者にオススメのカラーリング。
【how to“スタイリング”】
- トップがふんわりと仕上がるよう、根元にドライヤーの風を当てて立ち上げるようにドライ。前髪はオールバックに乾かす。
- 全体的に乾いたら32mmのアイロンで毛先をワンカール巻きます。ラフな仕上がりにするため、シャンプーをするように手を動かしてカールを崩す。
- セミウェットな仕上がりになるセラムを毛先~中間に塗布し、毛束感を整えたら完成。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 金澤侑さん
【2】毛先の動きがポイントの大人ショートボブ
【how to“ベース&カラー”】
- サイドはあご下4.5cmの前下がり、動きが出やすいよう長めにカット。後頭部は目のラインにボリュームが出るようカットすると、毛量が少なくても気にならず頭の形がキレイに見える。
- 襟足は首に沿うようにカット。前から見たとき襟足が少し見えた方がおしゃれな印象に。
- 顔周りは小鼻と口の間でサイドに流れるようにカットし、長めの前髪を作る。
- カラーは8トーンのラベンダーアッシュ。落ち着いた色ですが、透明感があり重たく見えない。
【how to“スタイリング”】
- トップを乾かすとき、分け目がパカッとならいよう根元を持ち上げながら乾かす。後頭部も根元を立ち上げるように乾かすと、自然とボリュームが出てふわっとした仕上がりに。
- 外ハネスタイルにする場合は、28mmのアイロンで毛先のみ、内外ランダムに巻く。特に顔周りはしっかり外ハネにすると軽やかな印象に。前髪は軽くリバース巻きに。
- ワックスよりツヤ感の出るクリームタイプのスタイリング剤を毛先にもみ込み、軽く耳掛けをすれば完成。
担当サロン:MINX 銀座中央通り店(ミンクス ギンザチュウオウドオリテン) 小林篤史さん
「アイロン」を使ったショートボブのスタイリング方法
(1)前髪~トップをマジックカーラーで巻く
・大きめのマジックカーラーで、前髪を後ろ向きに巻く。
・その後ろの毛束も同様に巻いて。
・さらに、ハチ上の髪を分けて、クリップで留めておく。
(2)毛束を横に引き出して
・耳上の毛束を取り、根元をストレートアイロンで挟んで横向きに引っ張る。
・下向きに引っ張るとペタンとなり、上向きに引っ張ると広がるので注意!
(3)大きく内巻き
・中間まで来たら、手首を大きくカーブさせるように返して内巻きに。
・両耳の上、両耳の後ろ、真後ろの5つを目安に毛束を分けて巻くとちょうどいい。
(4)シアバターを手にとる
・すべて巻き終わったらマジックカーラーを外す。
・シアバターをほんの少し指先にとって、手のひらから指の間にまで薄く広げておく。
(5)シアバターを髪になじませて整える
・前髪をかきあげるようにしながら、手に広げたシアバターをなじませる。
・その後、手グシを通しながらフォルムを整え、毛先を軽くつまんで束感を。
出来上がり! ふんわりエアリーなストレートタッチに
※価格はすべて税抜きです。
※一部サロン専売品が含まれます。