ヘアスタイル・髪型
2023.5.5

40代のためのショートボブ【16選】大人の素敵スタイル

落ち着いた印象もあり、こなれ感も出るショートボブを『美的.com』の連載で好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。40代女性に似合うショートボブのポイントもご紹介!

40代女性に似合うショートボブの【ポイント2つ】

【ポイント1】えり足すっきり&前髪長め

丸みのあるシルエット&えり足すっきりで、後頭部ふんわりの骨格美人ヘアに。また、ボリュームラインを低めにしているため若見え効果も抜群です。さらに、表面に長さを残すことで、大人女性に必須のツヤ感のある仕上がりを叶えます。

担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン)  大山幸也さん

 

【ポイント2】レイヤーで美しいシルエットを出す

かわいく、時に子供っぽくなちがりなショートボブをおしゃれな旬顔に変える秘訣は、技ありレイヤーにあり。顔まわりの軽さ&襟足のくびれが、ナチュラルの中にキレイをプラス。厚みのあるデザインでも、シースルーバングとの組み合わせで抜け感もプラス。また、フェイスラインを覆うように髪が落ちることで、骨格を補整して小顔効果もかなえてくれます。

担当サロン:Violet 表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) 内田圭悟さん

 

「前髪あり」40代におすすめのショートボブ【4選】

【1】ジグザグバング×ウェーブのふんわりショートボブ

Point

カラーにハイライトを少量入れると、白髪と馴染んで目立たなくなります。前髪は少し、ジグザグにしておでこになじませると小顔に。

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【how to“ベース&カラー”】
前髪とサイドは弱く、後頭部はややしっかりとパーマでウェーブにしてます。そうする事で、トップが潰れずに、ふんわりしますし、スタイリングも楽に。
前髪は、少しジグザグに毛先をすることでおでこになじんで小顔効果が◎。
カラーは、根元6トーン、中間から毛先は9トーンのナチュラルブラウンに、細めのハイライトが、表面に少し入っていて白髪となじんでいます。

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【how to“スタイリング”】
パーマがかかっているので、コテなどは不要。水スプレーで、全体を湿らせたあと、保湿のアウトバストリートメントを馴染ませてから、ワックスムースをたっぷりつけます。
その後は、自然乾燥で大丈夫です。前髪の毛先は、ワックスを少量つけて、束感を出しています。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢 ゆりこさん

 

【2】ウザバン×ハイトーンのハンサムヘア

Point

えり足をきゅっとタイトにした丸みシルエットのショートボブ。カジュアルを楽しみたい大人世代にもイチオシです。

【how to“ベース&カラー”】
えり足をすっきりカットしたグラデーションスタイル。前髪は目がすっかり隠れるウザバングにし、サイドと緩やかに繋げてマッシュラインにします。重めシルエットと前髪のシースルー感のコントラストが鍵となっています。
カラーは、8レベルのアッシュベージュをセレクト。アッシュらしさを感じられ、しっかり赤みを押さえつつ、色持ちが抜群で長くツヤ感を楽しむことができます。

【how to“スタイリング”】
全体に軽く丸みがつくようにストレートアイロンを通します。前髪は前に下ろして、ストレート感を出すのがポイント。重めのヘアオイルで、サイドをタイトに仕上げ、前髪をつまんで束感を整えたら完成です。

担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン)  和田流星さん

 

【3】レイヤーで作るひし形ショートボブ

Point

・前下がりのワンレングスボブベースに、レイヤーをいれて、軽さをだします。
・触ると軽く、動きの出る束感をスライドカットで作り質感を調節。
・前下がりベースにカットし、襟足はタイトにアウトラインはチョップカットで束間を出す。
・表面に軽さを出しレイヤーを入れます。

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【スタイルのポイント】
大人かわいいひし形ショートボブ。
重たくなりすぎないように質感を調節。
手櫛を通してできる毛束感を作る。
表面付近は軽くレイヤーを入れてシルエットを菱形に調節、柔らかな動きを出しやすくする

【前髪カットのポイント】
シースルーバングでおでこを隠して小顔効果。
扱いやすく、薄すぎず厚すぎず、流しやすいように調節するのがポイント。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 菅原 英さん

 

【4】優しい印象のふんわりショートボブ

Point

今回の大人ヘアの黄金デザインはひし形シルエット!!前、横、後ろ、どの角度からも綺麗なひし形に見せることにより洗練された華やかさを演出できます。

【how to“ベース&カラー”】
グラデーションベースのカットに、トップだけ表面に毛流れを見せるようにレイヤーを入れます。顔周りは少し短めにするとふんわり感が出る。
前髪は少し厚め&長めに取り、流せるようして動きを。直毛さんは、必ずパーマもしくはアイロンで毛先にカールを。
カラーは、ハイライトを仕込んだ7レベルモーブピンク。肌が綺麗に見えるから肌艶アップ効果があると共に、トレンドカラーをさりげなく明るすぎないレベルで入れることでやりすぎ感もなくおしゃれ度アップのメリットも。

【how to“スタイリング”】
乾かす際に、必ず毛穴を起こすように(軽く引っ張りながら)乾かす事でひし形のふんわりメリハリを引き出します。毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できます。
前髪もふんわり横から見たときに厚みが出るようにスタイリングすることで、全体的に動きが出る。耳に片方かけることでこなれ感も出て大人らしさもアップ。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

 

「前髪なし」40代におすすめのショートボブ【5選】

【1】細毛さんにおすすめなワンレンショートボブ

Point

つるんと丸く内に入ってほしいので、毛先はさくさくぼかしつつ、表面も少し短く切り、丸みをだす。

【how to“カット”】
軟毛でトップがぺたんとしやすい細毛さん。ボブベースで地面と平行に全体をカット。顔まわりは鼻の下位から横に流れるように繋げてカット。6トーンで暗めだけど柔かく見えるグレージュに。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで軽く表面を内巻きに。ボリュームが出やすい人はわけとって、根本の方から軽くアイロンをいれるといいです。前髪は、かきあげるように乾かし、後ろに流すようにアイロンを入れます。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟(おがたそうい)さん

 

【2】耳掛けが似合う大人のハイトーンショートボブ

Point

顔周りに短めの束を作る事によって、顔を少し隠します。小顔効果もありますし、生え際に白髪があった場合も隠せます。また、目尻などにシワがあった場合もカバーできるのでおすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
顔周りを短めにカットしたミニボブスタイル。ワンレンのセンタパートボブなのであまりレイヤーを入れず、切りっぱなしにしています。
カラーはブリーチ2回で16から17トーンまで明るくした後に、ベージュ系をオンカラー。大人にもおすすめなハイトーンカラーにしました。

【how to“スタイリング”】
全体を少し引っ張りながら、生え癖もきちんと伸びるように乾かしたら、ストレートアイロンで、軽く表面に艶を出した後、ブリーチをしているのでオイルをつけるとパサつきが抑えられるので、まずは全体になじませます。
そのあと、バームを重ねて馴染ませるとウェット感がキープされます。耳掛けも可愛いショートボブが完成します。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

 

【3】ハイライトで白髪カバーが叶うローレイヤーヘア

Point

表面に入れたハイトーンのハイライトが、白髪を目立ちずらくします。ひとつに結ぶ時も、表面に入っているので、コントラストが出て、のっぺりとした印象にはなりません。

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【how to“ベース&カラー”】
前下がりのローレイヤーボブ。髪がペタンとしやすく毛量も少なめなので、レイヤーは多くは入れないのが重要。
カラーはブリーチで、細めにハイライトを入れてから、上からカラーをのせるwカラーにしています。ハイライトは、13トーンくらい、ベースは、9トーンくらいになるように設定しています。色味は、ハイライト部分はベージュ、ベースはアッシュブラウンにしています。ハイライトを細く入れたことで、白髪となじみきれいに仕上がります。

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【how to“スタイリング”】
濡れた状態で、アウトバストリートメントをなじませて、ドライヤーで、乾かします。その時、風を後ろから当てて、根元がお顔の方向にいくように、乾かしていきます。そうすることで、はねずらくなります。
ロールブラシで、顔まわりを内巻きにすると、なお良いです。
仕上げに、オイルを中間から毛先に馴染ませれば完了です。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

【4】センターパートの美人見えショートボブ

Point

アゴ上の絶妙な長さ設定と頰に落ちる前髪をつくることで、美ヘアのひし形シルエット&小顔効果を叶えます。

【how to“ベース&カラー”】
全体をアゴ上の長さで、やや前下がりラインにカット。トップにレイヤーを入れ、毛先が先細になるよう質感を調整します。
前髪は、小鼻の位置に設定することで、巻いて頰にかかるため骨格のコンプレックスをカバーしてくれます。
カラーは、寒色系のアッシュブラウンに。ブラウンの艶やかさがありつつ、赤みをしっかりおさえて柔らかい印象を与えます。

【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで、サイドは毛先ワンカール巻きます。後ろは、耳上の髪のみ同様に毛先ワンカール。アイロンを軽く通して、ナチュラルなカール感にするのが柔らかさのポイント。ただ、前髪はしっかりワンカール巻いて、動きを出します。
スタイリング剤はトリートメント効果のあるバームをえり足→顔まわり→全体→前髪と圴一になじませたら完成です。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん

 

【5】ゆるっとしたパーマの柔らかショートボブ

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サイドに流した前髪は耳にかけるとショートっぽく、下ろすとボブっぽくなるので、ショート初心者にも◎。顔周りに動きを出すためのゆるっとしたパーマで、柔らかい甘めの雰囲気も演出。

Point

・前下がりのショートスタイルがベース
・緩くウエーブが出るように表面全体にパーマ
・前髪はリップラインまで、長めに残す

Side

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Back

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担当サロン:Cocoon コクーン 表参道店 副店長 かえでさん

 

「黒髪系」40代におすすめのショートボブ

Point

ナチュラルとモード感を両立させたこちらのショートボブ。ほつれ感があり柔らかく落ちるバングがポイントとなり、女性らしい優しさのあるスタイルに。また、洗練された雰囲気を与えつつ、アンニュイなイメージもある美人ヘア。カラーは、暗髪で地毛風のクールなアッシュブラウンが好相性です。

【how to“ベース&カラー”】
ベースカットはグラデーションを入れたショートボブ。表面に軽くレイヤーを入れます。顔ぎわの柔らかニュアンスのコツは、レイヤーとも違う内側の角を削るカットにあり。ほんの少し動きが出るだけでお洒落感がUPします。
カラーは、地毛風に5レベルのアッシュブラウンをチョイス。透明感があり、光に当たった時に柔らかく見えるので、ダークカラーはアッシュ系がイチオシです。

【how to“スタイリング”】
前髪はセンターパート(6:4でも)にし、ふわっとした立ち上がりがつくように乾かします。
前髪を顔側に引き出し、ストレートアイロンで軽ーく丸みをつけるように通し、その後、オールバックにするようにかき上げます。ツヤ感の出るオイルorバームを馴染ませて、束感を整えたら完成です。スタイリング剤は、軽めのタイプを選んで。

担当サロン:grico(グリコ) 寺尾 フミヤさん

 

「顔型別」40代におすすめのショートボブ【3選】

【1】「丸顔さん」向けショートボブ

Point

・丸顔はシルエットを間違えると、顔が大きく見えるの要注意。
・菱形を意識してレイヤーを入れるのがポイント。

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【スタイルのポイント】
顎ラインのショートボブに設定。
全体的に動きを出して、程よく骨格や顔周りをカバーするスタイルにして小顔に見せる。

【前髪カットのポイント】
目にかからないギリギリのシースルー長さで設定。
中間から毛先にかけて均等に毛量調整する。
少し横流しにして、おでこをカバーして顔を小さく見せる。

担当サロン:Surpass 星 晃介さん

 

【2】「面長さん」向けショートボブ

Point

・顔の中心よりやや下で髪の重心を設定して横のボリュームを強調。
・トップにレイヤーを入れて、自然なボリュームと動きが出やすいようにカット。
・空気感がでるように質感カット。
・前髪を大胆に流れるようにカットして、全体のシルエットを調節。

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【スタイルのポイント】
ひし形ショートスタイルにすることで面長を払拭。
フェイスラインに沿ったカットで小顔効果。
髪の毛が柔らかくふんわり見えるように質感カット。
アシンメトリーな前髪で抜け感とカジュアル感を。

【前髪カットのポイント】
やや斜めの前髪にして流しやすく、伸びてきても扱いやすいようにカット。
サイドバングを頬辺りに設定して、小顔効果を出します。

担当サロン:AFLOAT SHONAN(アフロート ショウナン) 野呂祐太郎さん

 

【3】「エラ張りホームベース」向けショートボブ

Point

・抜け感のある毛先の束間とレイヤーをいれてふんわりと動きのある質感に。
・マッシュラインにカットして小顔に。
・前髪が流れるように少し長めにカットしてシースルーにして垢抜け感を。
・トップにレイヤーをいれてふんわりと束間を。
・シースルー感をだして抜け感を。

【スタイルのポイント】
小顔ショートボブシースルーレイヤー。
ショートボブで少し前下がりにカットして小顔効果とエラカバーを。
レイヤーを入れてふんわりとした柔らかいショートにすることで優しさを演出。

【how to “スタイリング”】
シースルーの前髪は流しめにカットして小顔に。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 鳥居 菜美子さん

 

「スタイル別」40代におすすめのショートボブ【3選】

【1】ウルフショートボブ

Point

艶があり滑らかな毛流れを作れることで、2023年冬のトレンドヘアになること間違いなしのスリークボブ。くせ毛を活かしたウルフヘアに仕上げることできれいヘアが完成します。

【how to“ベース&カラー”】
裾は軽めに長さを残してウルフっぽく。クセを活かした動きをだしやすいようにレイヤーをたっぷりいれています。トップにもしっかりレイヤーを入れ、パーマでふわっと高さも出る様に。パーマは癖の強い方、くせ毛を十分に活かせるためしなくてもOK。顔まわりは輪郭に沿わせて小顔に見えるように。
前髪は束感をだして流れやすくなる様に眉の長さでカットして、流し前髪に。
カラーは12トーンのフォギーベージュ。表面に細かくハイライトも入れて立体感と透明感が出やすい様にしています。

【how to“スタイリング”】
襟足はタイトに乾かし、トップは少し持ち上げてパーマを活かし動きを出しやすくする。バームでツヤ感と束感が出るようにスタイリング。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん

 

【2】パーマをプラスしたウルフショートボブ

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Point

顔周り短め、後ろ長めのカットで、伸ばしかけの人にもオススメ。毛先にワンカール軽いパーマをかけているため、アイロンなし、スタイリング剤だけでもセット可能なのがうれしい。

<カット方法>
・前髪は透け感のあるぱっつんに!
・顔周りだけリップラインまで短くする
・ホットパーマで全体の毛先をワンカール

Side

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Back

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担当サロン:Cocoon コクーン 表参道・銀座店 スタイリスト 中村マサアキさん

 

【3】外ハネショートボブ

Point

白髪は隠さずに、ダブルカラーでお洒落に活かすのが最近のトレンド。ワンレンボブも外ハネにして大人かっこよく。大人ヘアに人気の外ハネショートボブと合わせたミセスヘア。

【how to“ベース&カラー”】
ワンレンの外ハネショートボブにするために、レイヤーはほとんど入れていません。カラーはブリーチで細かくハイライト(白髪がある方はブリーチせずにそのまま白髪を活かせます。)8トーンのモーブグレージュを入れています。モーブカラーを入れることで、少し透明感が増します。

【how to“スタイリング”】
乾かす際に、必ず前髪の毛穴を起こすように乾かし毛流れを浮き立たせます。この時は手櫛でざっくりで大丈夫です。最後に毛先をアイロンで少し外ハネにします。トリートメントバームをつければ、ウェット感も毛流れも強調できるのでおすすめです。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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