黒川智花さん風に近づく【15の髪型実例】大人上品ヘア
女優の黒川智花さん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。色白肌がさらに引き立つ暗髪のセミロングとシルエット綺麗なショートボブを集めました。
黒川智花さん風の髪型って?
黒川智花さんといえば暗髪の巻き髪ミディアム~セミロングの印象が強いです。前髪はあり・なしどちらも似合います。大人上品なスタイルが本人のイメージにぴったり。ドラマ「愛しい嘘~優しい闇~」では前下がりのショートボブ~ボブが印象的でした。
定番は暗髪の巻き髪「ミディアム~セミロング」【10選】
【1】肌写りをキレイに見せる髪色のウェーブミディ
【how to“ベース&カラー”】
- ベースを鎖骨下の長さでやや前上がりにカットし、顔まわりとトップにレイヤーを入れて軽さを表現。
- 前髪は目にかかるギリギリの長さで薄めにとり、スタイリングによってはかきあげでも、下ろしてもOKな長さにする。
- カラーリングは、7レベルのラベンダーベージュに。日本人特有の髪の赤みを抑えつつ、透明感と柔らかさを演出する色味で、肌写りをキレイに見せる効果も。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは20~22mmのロッドで毛先を一回転半巻く。表面は毛先巻きでなく中間巻きにして柔らかいニュアンスに。
- スタイリングは、髪が乾いている場合はスプレーなどでセミウェットな状態にしてから、シアバターやオイルクリームを毛先から根元まで塗布。キレイに仕上げるコツは、スタイリング剤を手に取ったら、手の平だけでなく指先や指の間までまんべんなく伸ばし、髪にしっかり揉み込みながらつけること。
- 前髪は軽く濡らしたら根元が立ち上がるようにドライヤーの風を当て、ふんわり仕上げる。パーマスタイルなので、スタイリング剤は必須であることをお忘れなく!
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん
【2】柔らかい雰囲気のゆるふわモテミディ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨と胸の間くらいの長さでワンレングスにカットして、ローレイヤーを入れる。顔まわりには軽さと束感をメイクするスライドカットを。
- 前髪は目にかかる長さのシースルーバングで、骨格を見極めながらにデザインする。
- カラーはツヤ感のあるパールベージュに。褪色しても綺麗な色をキープできるので、日差しが強くなる季節におすすめ。
【how to“スタイリング”】
- スタイルのポイントとなる前髪と顔まわりから乾かし、7割程度までざっとドライする。その後、キューティクルを整えるようにドライヤーの風を上から当てて乾かす。
- 太めのロールブラシか、デンマンブラシで軽く内巻きにブローする。
- オイルを塗布して、束感をほぐすように整えたら完成。32mmのカールアイロンやストレートアイロンで仕上げても◎。
担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 樋山俊平さん
【3】色っぽさもあるゆるカールミディ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨下くらいのレングスでカットし、顔まわりにレイヤーを入れる。
- 前髪はアゴ下の長めに設定して、サイドに繋げて流れるようにカットすることで、髪をアップにした時、大人っぽく下ろしても一緒にまとめることもできる。
- カラーは柔らかさとツヤ感のあるアッシュベージュに。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- 硬毛やアイロンカールがとれやすい人は、太めロッドでデジタルパーマをかける。
- ドライ後、32mmのアイロンを使い、全体を外ハネに巻いてから、中間をフォワード&リバースのミックス巻きに。顔まわりと前髪はリバースに巻いてふんわり華やかさをプラス。
- ややキープ力がありセミウェットな質感のバームを中間~毛先に塗布。手に残っているスタイリング剤を前髪の中間~毛先につけたら完成。
担当サロン:MINX 銀座店 田中柚衣さん
【4】骨格カバーが叶うレイヤーヘア
カットのポイント
- 鎖骨レングスのレイヤーカット
- 顎ライン位からレイヤーをいれてボリュームを出すことで骨格をカバー
前髪カットのポイント
- 目にかかるくらいの長さに設定
- 間引いて軽めにしてあげることで流しても、センターパートにもできる2WAY前髪に
担当サロン:Surpass 星 晃介さん
【5】顔まわりに動きをつけたふわっとミディ
スタイルのポイント
- 顔まわりに動きのあるミディアムスタイル
- 適度な重さのオン眉とロングレイヤーの毛先の動きで全体のバランスをとりました
- 毛先をランダムに巻いた後バームとオイルを1:1で混ぜて全体に馴染ませて艶感と束を出しています
前髪カットのポイント
- 前髪をやや厚めな分、前髪の幅を狭めに設定してバランスを取ったオン眉に
- スタイリング剤をつけて束間を出すのを想定して、カットの段階で毛先を崩し過ぎないのも扱いやすさのポイントになります
担当サロン:SHEA(シア 表参道) 千代間勇翔さん
【6】毛先を巻いた大人のエアリーセミロング
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪からサイドに繋がる毛流れがある、ロングレイヤースタイル。
- 極細のハイライトがたっぷり入ってる事で、自然なコントラストが付き、エアリー感が増す。ブリーチハイライトを全体的に細くたくさん入れ、流した後に、オンカラーをのせるWカラーになる。全体が9トーンのグレーブラウンになるようにオンカラーする。白髪ぼかしにもなるオススメカラー。
【how to“スタイリング”】
- 38ミリのカールアイロンで毛先を巻いた後、サイドのハチ上の髪をリバースに巻く。
- 前髪もリバースに毛先のみ巻く。ふんわりエアリー感が出て優しいシルエットに。
- ワックスを揉み込んで完成。
担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【7】カジュアルフェミニンなウェット質感ヘア
【how to“ベース&カラー”】
- ベースを鎖骨下3cmの長さで切り揃える。顔周りからバックにかけてしっかりとレイヤーを入れることで動きのあるスタイルに。
- 前髪は目にかかるギリギリの長さで、厚くも薄くもない絶妙なバランスでカットすること。
- カラーリングは、8レベルのナチュラルブラウンに。日本人のスキントーンに似合う暖色系の色で、フェニミンなイメージに仕上げてくれる。
【how to“スタイリング”】
- 前髪がパカッと分かれないように髪をドライしたら、32mmのアイロンで外ハネに巻き、トップのレイヤー部分はフォワードとリバースをミックスで巻く。カールは緩めに巻いて、カジュアルな表情に仕上げること。
- カールが強くなる場合、アイロンの太さを38mmにするなど調整しても。スタイリング剤を塗布する前に、空気を入れるように手ぐしを入れてながらカールをほぐす。
- その後、ツヤ感と柔らかな質感を叶えるオーガニックバームを全体になじませる。最後に、表面から縦に手ぐしを入れて、束感を整えたら完成。
担当サロン:MINX 銀座二丁目店(ミンクス ギンザニチョウメテン) 橋口建太さん
【8】流しシースルーバングの大ぶりカールヘア
スタイルのポイント
- 全体は胸下あたりでカットし、表面ローレイヤーで巻いた時ふんわりと軽い仕上りに。
- スタイルのカギとなるおくれ毛はリップラインで調整し輪郭をカバー。
前髪カットのポイント
- 目にかかる前髪パーマでふんわり可愛い印象に。
- 根元をブローでふんわりさせ、縦長シルエットを作り、小顔効果(分け目を見せないのがポイント)。
担当サロン:XELHA (シェルハ) 斎藤 詩歩さん
【9】女神風柔らかいウェーブのセミロング
スタイルのポイント
- 頬骨に沿わせることで隠しすぎない小顔効果がでて、結んでもこれがあるとかわいい♪
- 全体はあまり段を入れすぎずパーマで柔らかな動きを出すのがポイント
- 櫛でとかすと女神さま(ヨシン)のような柔らかいウェーブが簡単に出る
前髪カットのポイント
- 前髪の横のおくれ毛(エギョモリ)を作って毛流れを立体的に出すのがポイント
- 韓国ヘアなので前髪は比較的薄め
- 自然に毛流れがでるように黒目の位置からやや斜めに切ってアシメに
- 直毛の方は前髪パーマもオススメ!
担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノアトーキョ) 浅井 剛史さん
【10】大人ガーリーなウェーブパーマヘア
スタイルのポイント
- ウエーブパーマ透明感地毛風アッシュカラー
- 毛先に重さを残してパーマをかけることで自然なボリューム感に
- 大きめなウェーブのスタイルで大人ガーリーな雰囲気に
- ふんわり感のウエーブで骨格をカバー
前髪カットのポイント
- シースルーのアシメバングでほどよい抜け感を
- 眉の位置で幼くなりすぎない印象にするため、やりすぎないアシメで斜め感をだす
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 藤間帆乃夏さん
ドラマ「愛しい嘘~優しい闇~風」前下がりショートボブ~ボブ【5選】
【1】フェースラインを包むシルエットのふんわりヘア
【how to“ベース&カラー”】
- あごラインでカット。バックから耳上までレイヤーを入れ、耳下のラインをすっきり見せる。顔周りは前下がりにカットしレイヤーを。
- 前髪は目の上ギリギリで厚めにカットし、自然にサイドに繋げて。
- カラーは10トーンのフォギーベージュ。ショートボブは暗いと幼さや重たさを感じさせる。表面のふわっとした毛束が透けやすいカラーなので、重たくならず垢抜けた印象に。
【how to“スタイリング”】
- トップを持ち上げながら乾かす。また毛束を左右に動かすことで、分け目がパックリ割れるのを防ぐ。また全体の毛束を後ろから前に向かって乾かすとボリュームが出やすい。
- トップを前後ふたつに分け、それぞれ32mmのアイロンでリバースワンカール。この毛束が表面にふわっとした立体感を出す。
- ややセット力のあるクリームワックスを手のひらに少量のばし、全体の毛先になじませ束感を作り、耳上をふわっとさせる。前髪の毛先にもなじませサイドに流して。トップの根元をつまんでキープスプレーを少し吹きかけると、ふんわりした毛束をKEEPしやすい。
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 斎藤詩歩さん
【2】毛先を外ハネにした前下がりショートボブ
スタイルのポイント
- 肩上の前下がりショートボブ
- 毛流れを外やサイドにもっていき、ワイド感を出す
前髪カットのポイント
- シースルーは前髪を伸ばしたい人におすすめのスタイル
- 目にかかる位だけど巻いて少しだけカールをつけてあげる 少し流すように
担当サロン:Surpass 星 晃介さん
【3】前下がりの大人っぽい毛流れヘア
スタイルのポイント
- このモデルさんは顔周りを隠す毛流れを作ったので、ガーリーな服装に合わせてナチュラルな雰囲気にしています
- 襟足スッキリな前下がりショートにカットをし、トップからの髪は流しやすいように量を梳いて調節して四角顔もカバー
- 毛先は少し重さのあるスタイルなので、耳にかけたり強めに巻いてあげると女っぽい印象になります
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 井上 紗矢香さん
【4】くしゃっと動きを付けたカジュアルボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 襟足5cm、肩に触れるぐらいの長さでやや前下がりにカット。基本はワンレングスですが、毛先に動きを出しやすくするため顔周りと表面に軽くレイヤーを入れる。
- 前髪は隙間ができるように薄めに取り、目の上で毛先が流れるようにカット。
- カラーは好感度の高い9トーンのアッシュベージュ。動きのある毛先が軽やかに見えるように、ところどころハイライトを入れる。ハイライトは明るくし過ぎず、ベースのカラーとなじみませるのがおしゃれに見せるポイント。
【how to“スタイリング”】
- トップを左右にくしゃくしゃっと掻き上げながら乾かすと、トップがペタッとならずふんわりする。
- 150℃くらいの中温に設定したストレートアイロンで裾を外ハネに。さらに表面の毛束を少量取り、ところどころ外ハネをプラス。アイロンの温度を上げ過ぎないことでクセがつきにくくなり、今っぽいラフな毛先に。
- ハネた毛先にスプレーワックスを吹きかけてから、バーム系のワックスを全体にもみ込み束感を出す。スプレーワックスを吹きかけておくと軽くゴワついた質感になり、立体感をKEEPしやすくなる。
- 前髪は内側の根元にドライヤーをあてながらハンドブローで乾かし、毛先を軽くサイドに流して。顔周りの毛束をフェースラインにかけつつ、片側だけ顔周りの後れ毛を残して軽く耳掛けをすれば完成。
担当サロン:Sui(スイ) 深瀬介志さん
【5】美シルエットの美人見えスタイル
【how to“ベース&カラー”】
- アゴラインの長さ設定で、前下がりのショートボブにカット。ウェイトラインを低めにして丸みのある後頭部帯にすることで女性らしさを演出。
- 前髪は目にかかる長さで下ろし流しに。
- カラーは10レベルのベージュ系をチョイス。赤みやオレンジを抑えつつ、くすみ知らずで柔らかい印象に仕上げる。
【how to“スタイリング”】
- ドライ後、全体をストレートアイロンで仕上げる。表面をふんわりCカール風に仕上げると美シルエットに。
- ウェットな仕上がりのヘアオイルを全体的に馴染ませる。ポイントは内側にもしっかり塗布すること。内側にしっかりつければ膨らみも抑えられる。最後に、顔まわりの毛束感を整えたら完成。
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 井上晃輔さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。