ヘアスタイル・髪型
2023.2.14

南沙良さん風に近づく【15の髪型実例】レイヤーヘア&高校生役に似合うヘア

女優でモデルの南沙良さん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。決め過ぎずさらっとナチュラルさが魅力のレイヤーヘアや高校生にもおすすめな外ハネスタイルを集めました。

南沙良さん風の髪型って?

南沙良さんといえば近年はレイヤーのあるヘアスタイルにされています。頬にかかる髪を作るのが特徴です。おでこを出してハンサムなミディアムにすることも。ドラマ「ドラゴン桜」では毛先をナチュラルに外ハネにしたミディアム~セミロングが印象的でした。

頬にかかる髪がポイントの「レイヤーヘア」【5選】

【1】仕草に合わせてふわり♪ミディアムレイヤー

ふと首を傾げたときなど、仕草に合わせて、ふわり。ベーシックなミディアムレイヤーも、短めにデザインした顔周りの毛束感で、ぐっと今っぽく艶やかな表情に。

Point

顔周りを包み込む毛束は、横顔まで魅惑的に演出し、小顔見え効果も抜群! まとめ髪のときも、自然に落ちる毛束がニュアンスを添えてくれて、あらゆるシーンで印象的なヘアをかなえてくれる。

〈カット〉
鎖骨下のミディアムレングス。顔周りを前上がりにカットして、口元~裾にスライドカットを入れて動きを出す。

〈カラー〉
ネイビーとオリーブ、ラベンダーを2対1対1の配合でMIXし、全体を染める。

SIDE

BACK

担当サロン:SIX 久保英士さん

 

【2】ウルフ感のあるカジュアルレイヤーヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 鎖骨下ラインにカットして、表面に短いレイヤーを入れてウルフ感に。
  2. 顔まわりにもレイヤーを入れて動きのある抜け感に。垢抜けるように前髪はシースルーバングに。
  3. カラーはツヤのある10トーンのアッシュベージュに。赤みを抑えて柔らかい印象に。顎下に入れた外ハネで髪に動きを付けるのはもちろん、メリハリ効果で小顔見えも。

【how to“スタイリング”】

  1. 32ミリのコテで、毛先は外ハネに巻きに、表面と中間は内巻きににして、髪に動きと小顔効果を演出。
  2. バームを全体的に揉み込み、束感を出して完成。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん

 

【3】サイドバングが動きをプラス!レイヤーセミロング

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨下5cmでやや前上がりにカット。表面に独立したレイヤーを入れることで、毛先の重さを残しながら軽い動きをプラス。顔まわりのレイヤーは巻いた時に顎の長さになるようウルフ風にカット。
  2. 前髪は目と眉の間の長さでパツっと感を残し、目元の印象をアップさせる。
  3. 特に暖色のショコラ系は要チェック。10レベルのショコラベージュは、ツヤ感があり落ち着いた色味でも明るさをキープできる色味。

【how to“スタイリング”】

  1. ドライ後、32mmのアイロンで全体を毛先ワンカール半、内巻きに。表面のレイヤー部分は、髪を上に引き出して毛先をワンカール半巻きに。
  2. イチオシのスタイリング剤は、外部補修系のオイル。今っぽいセミウェットな質感にしながら、トリートメント効果まで望める。レイヤーは毛先がパサっとしがちなので、しっかり揉み込んでからくしゃっと毛束を散らして動きを出して。

担当サロン:lora.garden(ロラ ドットガーデン) 英太さん

 

【4】顔周りに続くように前髪を作ったレイヤーセミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 顔周りにレイヤーと切りっぱなしで表面にもレイヤーを入れている。
  2. 前髪は顔周りに続くシースルーバングを薄めに入れて、サイドにかき分けても、前に流してもOKなダブルバングにしている。
  3. カラーは8トーンのブラウンベージュで秋冬におすすめの落ち着きカラーに。透明感のある柔らかい大人の雰囲気漂う色になる。

【how to“スタイリング”】

  1. 32ミリのコテで波巻きして顔周りは外巻きに。毛先は外ハネにしている。
  2. スタイリング剤はスプレーでふんわり仕上げてバームで質感調整するだけで完成。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 橋本和佳奈さん

 

【5】顔周りに毛流れを作ったフェミニンヘア

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【how to“ベース&カラー”】

  1. カットはレイヤーを3段階でいれて、軽やかに。エラ部分にかかる顔周りの毛流れを作って骨格をカバーしている。
  2. 前髪も重めに作りサイドに繋がるようにカットして小顔効果を出している。
  3. カラーは12トーンのラベンダーアッシュで艶っぽくやわらかな印象に。

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【how to“スタイリング”】

  1. 32ミリのアイロンで、顔まわりはリバースに巻きひし形にする。
  2. フェイスレイヤーで顔まわりに動きがでるようにしてるので、顔まわりを巻くのがエラ張りさんが骨格カバーする際のポイント。毛先は表面と下で2段で巻く。
  3. スタイリング剤はオイルでサラッとスタイリング。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 小笠原剛さん

 

ドラマ「ドラゴン桜風」外ハネのミディアム~セミロング【9選】

【1】ぱつっとバングのカジュアルな外ハネミディ


【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨下3cmでカットし、しっかりレイヤーを入れる。レイヤーは、重めの切りっぱなしヘアに飽きた人にもおすすめで、ふんわりとした軽い動きとひし形の美シルエットに。
  2. 前髪は目と眉の間の長さで、ぱつっと感のあるシースルーにカット。
  3. カラーは、8レベルのショコラブラウンをチョイス。赤みのある暖色で、髪にツヤ感を与えキレイに見せる効果もあり!


【how to“スタイリング”】

  1. ドライ後、32mmのアイロンで全体を外ハネにしてから、顔まわりを内巻きにワンカールするだけで簡単にふんわりヘアに。
  2. オイルかクリームバターを中間から毛先に内側から塗布して、シアーな質感にしながら束感を出すのがおしゃれヘアのコツ。
  3. 前髪はあえてアイロンを入れずにスタイリング剤で仕上げることで、ラフ感のある色っぽい雰囲気になる。

担当サロン:GARDEN aoyama  (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

 

【2】顔周りにレイヤーを入れたこなれ外ハネミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 鎖骨下の長さでワンレングスにカットし、顔まわりとトップにレイヤー入れる。
  2. 前髪は目と眉の間の長さでぱつっと感をあるラインに。自宅でカットしても再現しやすい前髪デザインでありながら、おしゃれ感も◎。ただ、サイドバングだけはカットしないように。
  3. カラーは10レベルのショコラベージュをチョイス。ほんのり赤みを感じる程度なので、暖色に初挑戦したい人に一押し。

【how to“スタイリング”】

  1. ドライ後、32mmのアイロンで外ハネをしてから、顔まわりのレイヤーを入れた部分を内巻きにワンカールするだけ。
  2. スタイリング剤は、軽い質感のバームやシアバターをしっかりと塗布。顔まわりからつけて、ウェットな質感になるようするのがポイント。

担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

 

【3】ふんわりエアリー感のあるおしゃれヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨ラインでカットし、くびれやすいようにトップにレイヤーをしっかり入れる。
  2. 前髪は目の上レングスのシースルーに。その後、前髪とサイドをラウンド状につなげてフェイスラインに沿うようにカット。さらに、結んだ時のニュアンスとなる後れ毛をつくる。
  3. カラーは、7レベルのウォームベージュに。暖色寄りの温かいイメージで、色持ちがいいので抜けやすい人にも。

【how to“スタイリング”】

  1. スタイリングは32mmのアイロンを使い、外ハネ→レイヤー部分は内巻きワンカール。
  2. 前髪は毛先だけをゆるめに内巻きに。
  3. ややウェットに仕上がるシアバターやクリームバターを手に伸ばしたら、髪の内側から塗布。中間~毛先と馴染ませ、最後に前髪につける。
  4. アレンジや結ぶ時は、スタイリング剤の量はつけ過ぎくらいがおしゃれに仕上がる(前髪は除く)。結んだらトップの髪を指でつまんでルーズ感を出し、柔らかい雰囲気をプラスして。

担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

 

【4】抜け感のある暗髪外ハネミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースをやや前下がりにすることで、外ハネになりやすくしている計算尽くのカット。トップと顔まわりにレイヤーを入れ、浮遊感をプラスする。ほお骨を囲むようなおくれ毛をつくることで、小顔見せも。
  2. 前髪は、目にかからないギリギリのシースルーにカット。
  3. カラーは、9レベルのカカオブラウンに。深みとツヤ感重視の落ち着きのあるカラーで、色持ちがいいので、黄色く褪色した髪におすすめ。

【how to“スタイリング”】

  1. アイロン無しでもキマリますが、アイロンを使う場合は、32mmのカールアイロンを。全体を外ハネにした後、レイヤー部分は、真上に引き出して毛先から中間まで巻いてSカールをつくる。
  2. 前髪と顔まわりは巻かなくてOK。
  3. ソフトワックスorバームを全体になじませ、手ぐしを通して整えたら完成。前髪と顔まわりは、毛先のみ軽くスタイリング剤をつけて。

担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 小沢晋規さん

 

【5】高校生にもおすすめ!地毛風ミディ

好感度や清潔感は欲しいけれど、それだけじゃ物足りない。そんな大人の願望をかなえてくれるのが、耳前で揺れてイヤリングのような華やかさを添える短い毛束。べースがシンプルだからこそ、目を引くスタイルに!

Point

風に吹かれたときやうつむいたときなどに、毛流れの隙間から、短めにカットした毛束がちょろん。 顔周りにこの一筋があるだけで、マンネリになりがちなミディアムヘアも表情豊かに変身!

〈カット〉
全体のシルエットは、ワンレングスの切りっ放しラインに。耳前にレイヤーを入れて短い毛束を作る。

〈カラー〉
落ち着いたトーンのアッシュカラーで透明感をアップ。

FRONT

BACK

担当サロン:FILMS新宿店 小俣恭平さん

 

【6】柔らか質感のふんわりナチュラルヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨下の長さでカット。レイヤーなしの切りっぱなしロブにする。
  2. 前髪は、眉下でラウンド気味に。カットでシースルーバングにしすぎると、扱いにくくなることもあるので、適度な重さを残しスタイリング剤で調整するのがおすすめ。
  3. カラーリングは、14レベルのハイライトを全体に入れてから、9レベルのラベンダーアッシュを重ねる。ラベンダーアッシュは、赤みをおさえ初夏にぴったりな柔らかさと透明感を引き出す色味。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのアイロンで毛先を外ハネに巻き、トップは内巻きにワンカール。
  2. 前髪は軽く内巻きに。ルーズな動きを出したいので、ぐるんと巻かずに緩めに仕上げるのがコツ。
  3. 全体的にハイライトを入れているのでパサついて見えないよう、トリートメントタイプのオイルを選んで。毛先を崩しながら、くしゅっと揉み込んで大人可愛いく仕上げる。最後に前髪のシースルー感を整えたらフィニッシュ。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 鈴木彩乃さん

 

【7】顔まわりにレイヤーを入れた動きのあるセミロング

【how to“ベース&カラー”】

  1. カットベースは胸上の長さで、やや前上がりに。顔まわりと表面にレイヤーを入れて柔らかい動きを出しやすくする。
  2. 前髪は目上ギリギリの長さで目元を強調。サイドにかけて緩やかにつなぐ。
  3. 全体のカラーは、7レベルのグレージュに。さりげないインナーカラーにしたい人には、顔まわりに細めのハイライトを入れるのがおすすめ。巻いた時に可愛いニュアンスを加えてくれる。

【how to“スタイリング”】

  1. 34mmのコテで毛先から外ハネ→内巻きのSカールに。
  2. バックは外ハネのみでも。スタイリング剤は、ボリュームが出にくい人はシアバター、広がりやすい人はシアバター+オイルを。毛先から持ち上げるようにつけてカールをキープさせる。
  3. 手ぐしを通しながらほぐし、前髪と顔まわりを整えたら完成。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデントウキョウ) 田中麻由さん

 

【8】ゆるカールが可愛い甘さのあるセミロング

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨下5cmでカット。トップにレイヤーを入れる。顔まわりには軽さが出るように調整。
  2. 前髪は巻いて眉下になる長さで。
  3. カラーは、ツヤ感のある8レベルのミルクティーベージュに。グレーMIXの無彩色で、赤みをおさえた落ち着きがあり色持ちのいいカラーとなる。

【how to“スタイリング”】

  1. 26mmのアイロンで全体をワンカール強巻く。毛先は外巻きでもOK。巻いてから熱が冷める前にほぐすことで、柔らかニュアンスのカールが出現。顔まわりは、リバースの中間巻きで“たゆん”としたカール感に。
  2. 最後にしっとりタイプのオイルをオールバックにするように塗布。全体の質感で統一感を出すとおしゃれ感がアップ。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 和田流星さん

 

【9】カジュアルな耳掛けスタイル

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体の長さを鎖骨下でワンレングスにカット。グラデーションを入れ、ちょっぴりレイヤーも入れる。毛先の重さはとりつつ、全体的にはおさまりのよい重めシルエットに。
  2. 前髪は眉下でややワイドなシースルーバングにすることで、軽さと顔の表情を明るく見せる効果あり。
  3. カラーリングは暖色系のショコラベージュをセレクト。程よい赤みがあり、ツヤ感と抜け感のある色味に仕上げる。

【how to“スタイリング”】

  1. 髪が乾いたら、32mmのアイロンで外ハネにするだけでお洒落になれる優秀デザイン。
  2. クリームバターを中間~毛先につけ、前髪だけややウェットなシースルーに仕上げる。
  3. サイドの髪を耳にかけたら、耳うしろの髪を指でほぐすように広げ、トップは指でつまんで根元を立ち上げふわっとした動きをつけたら完成。

担当サロン:GARDEN aoyama  (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

 

実はとっても似合うおでこを出した「ミディアム」

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【how to“ベース&カラー”】

  1. カットベースは肩〜肩下1cmの長さで平行ラインに。表面には軽さを出すためレイヤーを入れる。
  2. 前髪は、目の下の長さで薄めにカット。どんな髪質でもトライしやすいですが、多毛さんには特におすすめ。
  3. カラーは9レベルのラベンダーベージュをチョイス。赤みをおさえつつツヤ感をUPさせ、褪色した髪色をキレイにカバーできる。

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【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. 26mmのコテで毛先を中心にくびれさせるように外ハネに巻く。耳上あたりにコテを横に入れ、根元がふわっと立ち上がるようにボリュームを出す。
  2. スタイリング剤はオイルorバームを、もみあげ&耳まわりの内側からなじませ、その後、えり足、表面とつけたら完成。パラっとしたセミウェットな質感が大人の女性らしさを演出する。

担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 野沢伯行さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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