ヘアスタイル・髪型
2023.3.19

ペ・ドゥナさん風に近づく【16の髪型実例】知的でおしゃれな黒髪系ショート

韓国の女優、ペ・ドゥナさん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。ハイブランドのミューズにも抜擢されるペ・ドゥナさんっぽいモードでおしゃれなヘアスタイルを集めました。

ペ・ドゥナさん風の髪型って?

ペ・ドゥナさんといえば黒髪のショートが印象的です。マッシュっぽいショートで、知的さも感じるヘアスタイルです。日本の映画「空気人形」では心を持ったドールを演じ、ドール風ボブが似合っていました。以前は黒髪のロングにされていて、モードな雰囲気のおしゃれなスタイルでした。

知的さも感じる「黒髪系ショート~ショートボブ」【10選】

【1】しゃれ感を効かせたふんわりウザバンショート

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Point

パーマで動きを出しているので、簡単におしゃれなスタイリングがかなう。毛量が少なめで、ボリュームアップさせたいけれど、軽やかさを見せたい人に特にオススメ。

<カット方法>
・マッシュショートをベースに、緩くパーマを
・前髪の中間からワンカールパーマをかける
・襟足は首に沿うようにリップラインまで残す

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担当サロン:THE GARDEN Tokyo エリアマネージャー 西川真矢さん

 

【2】ライン感のあるモードなショート

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【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースのカットは、前髪を目の下に設定し、サイドから前上がりにつながるハンサムショート。
  2. 後ろは丸みシルエットになるよう、サイドから緩やかなラウンド状にカット。
  3. カラーは4レベルのブルーアッシュに。地毛では表現できない透明感を出し、垢抜けた印象を与える。

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【how to“スタイリング”】

  1. スタイリングのポイントは、顔まわりをストレートアイロンで内巻きにすること。ゆるめのニュアンスがつくことで、おしゃれ感に差がでる。
  2. 重めのオイルを根元近くから全体になじませ、ライン感を強調したらフィニッシュ。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん

 

【3】長めシースルーバングのこなれショート

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【how to“ベース&カラー”】

  1. カットベースは、えり足の長さを残したグラデーションショート。角度の異なるグラデーションを重ね、トップにはレイヤーを入れる。それぞれのパネルをあえて繋げず、メリハリを出すことで骨格をキレイに見せることが可能。
  2. 長めのシースルーバングが、丸顔をカバーしながら大人っぽい印象を与える。
  3. カラーは、8レベルのスモーキートパーズをセレクト。落ち着いた色味ながら透明感が抜群で、美肌に見せてくれる。

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【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. 髪を乾かしたら、クリームタイプのワックスとオイルを同量混ぜる。手ぐしを通すように全体に馴染ませたら完成。
  2. 直毛の人は、柔らかいニュアンスが出しやすくなるのでゆるめのパーマが◯。

担当サロン:grico(グリコ)原田直美さん

 

【4】暗髪だからおしゃれに決まる丸みショート

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【how to“ベース&カラー”】

  1. えり足は、短くするのがトレンド傾向でもあり、後頭部に丸みを持たせることもできる。サイドは、耳が隠れる長さでカット。
  2. 前髪は目ギリギリでカットし、表面の髪でマッシュラインを表現する。
  3. カラーは5レベルのマットブラウンに。落ち着きがあり、光にあたると絶妙な透け感のある色味。

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【how to“スタイリング”】

  1. ストレートアイロンで前髪からサイドまで毛先をワンカールさせて、毛流れをつくる。
  2. 毛量が多い人は、束感メイクできる重めのオイルを内側と毛先につける。
  3. サイドの内側だけ耳にかけ、表面は耳にかけずにセットすれば垢抜けマッシュショートの完成。

担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 杉本佳恋さん

 

【5】知的モードなストレートマッシュ


Point

全体に丸く作ったカットラインで女らしさを出しながら、耳は半分出してすっきりと見せる。このバランス感が甘くなりすぎない知的さの秘密。

〈カット〉
長めのマッシュべース。目の高さギリギリの前髪はシースルー感を出し、重めのラインで切りそろえて丸みを出して女性らしく。もみあげと襟足はすっきり短くして上から髪をかぶせて。

〈スタイリング〉
毛先だけストレートアイロンで巻き、オイルとバーム1:1で混ぜて全体に塗布するだけ!

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担当サロン:SIX. シックス 小菅裕輝さん

 

【6】ひし形シルエットのインテリショート

【how to“ベース”】

  1. カットは、何と言っても黄金比のひし形シルエットになるように前上がりのレイヤーカットで、どの角度から見てもフォルムがきれいに見えるようにしている。
  2. トップ、サイドにボリュームが出るようにレイヤーの高さを決めるのがポイント。
  3. カラーは暗髪透明感が抜群に出る、6レベルのアッシュグレー。この色は暗すぎず、明るすぎないので大人ヘアとしても、お子さんがいて派手すぎないスタイルがいいママさんにもおすすめの色。

【how to“スタイリング”】

  1. スタイリングは、ミルクタイプの洗い流さないトリートメントをなじませて、トップを上に引っ張りながら乾かす。
  2. 襟足は首に沿わせるように。ハンドブローだけでひし形シルエットを意識して乾かすのもポイント。
  3. 前髪の表面をサイドに流して軽めにして、お顔の印象を明るくする。
  4. 最後にバーム系トリートメント大豆1粒分ぐらいを、手のひらにしっかり伸ばしてから髪全体に優しくなじませ、整えたら完成。

担当サロン:TheC omotesando(ザ シー オモテサンドウ) Meguさん

 

【7】くせ毛を活かせる無造作風ショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. 丸みのあるマッシュレイヤーショートを作るために、トップはボリュームレイヤー、ベースはグラデーションカットで全体に動きを出すようにカット。
  2. 元々少し癖がある髪質なので、それを活かすために束間を出すようにしている。
  3. カラーは、根元は7トーン毛先は9トーンのインディゴブラウンで赤みが出にくい優しいブラウン。洋服との相性もいいのでおすすめ。

【how to“スタイリング”】

  1. バームを大豆1粒ほどを手に取り、手のぬくもりでしっかりと温めて手のひら全体に伸ばす。
  2. それを、髪にくしゃっと馴染ませて、顔周りの毛先をすっと前に流すようにつけてあげると束間が出て、シルエットのきれいな動きのあるスタイルが出来上がる。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 斎藤美紀さん

 

【8】アンニュイバングのゆるっとショート

Point

アンニュイなシースルー前髪を作るコツは、繊細な束感とツヤにあり。ストレートアイロンを根元~毛先に滑らせ、毛先をゆるっと内巻きに。オイルをなじませた指で毛束をつまみながら整えて。

〈カット〉
前下がりのショートボブをべースに、表面だけ前上がりにカットすることで、自然に動きが出るように調整。

〈カラー〉
赤みを抑えてツヤをもたらすマロンベージュに。

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担当サロン:Belle 銀座5丁目店 べル 銀座5丁目店 原口 陽介さん

 

【9】厚めぱっつんが大人可愛いミニボブ

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Point

実は長さはあるけれどショートっぽく見えるので、ずっとロングだった人がチャレンジしやすいミニボブ。全体的に“丸っ”としたシルエットで、頭が小さく見えるのが魅力♪ コンサバにもモードにもオススメ。

<カット方法>
・あごまでの長さのグラデーションボブがベース
・前髪は隙間のないぱっつんで目元まで重めに
・顔周りはリップラインまで短めにカット

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Back

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担当サロン:Cocoon コクーン 表参道店 マネージャー キッカワ ミワさん

 

【10】カジュアルモードなウェット質感ヘア

【how to “ベース&カラー”】

  1. 顔型に合わせたワンレングスボブのカット。パツっとしたラインを出すのが鍵。フェイスラインをカバーしたいならやや前下がりラインにしても◯。
  2. 前髪も、眉下のレングスでパツっと感を残したシースルーに。
  3. カラーは5レベルのブルーグレージュに。アゴラインは膨張して見えやすい長さでもあるため、暗髪で引き締めるのがグッド。強めのアッシュでもベージュを合わせているので、くすんだ印象を与えません。

【how to “スタイリング”】

  1. ストレートアイロンを使い、ストレートタッチに仕上げる。
  2. セット剤は、ツヤ感重視でしっとり系のオイルを選んで。ウェットな質感になるよう、やや多めを手になじませてから、毛先を中心に表面にもつける。

担当サロン:GARDEN aoyama(ガーデンアオヤマ) 高橋 弥生さん

 

映画「空気人形風」ドール風ボブ【3選】

【1】ワイドオン眉バングの内巻きボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 前髪は眉毛がギリギリ隠れるくらいの長さで、横幅が広めのワイドバングにカット。ワイドバングにすることでパッツン系ボブが今っぽく仕上がる。
  2. 裾はハネないように、肩につかない長さでカット。まとまりやすくするため内側は短めにカットし、表面は束感が出るストロークカットで動きをつける。
  3. カラーは透明感のある10トーンのフォギーベージュ。室内だと落ち着いて見えますが、光に当たると透けて見えて明るい印象に。ベージュの柔らかさでかわいらしさもプラスされる。

【how to“スタイリング”】

  1. ストレートにブローした後、32mmのアイロンで毛先をサラッと内巻きに。しっかりカールをつけるよりも、軽く動きをつける程度が今っぽい。
  2. 巻いた毛先にセミウエットに仕上がるヘアクリームを軽くもみ込み、ふわっとした束感を。前髪の毛先にも少し隙間ができるように束感を作ると、個性的に見えず程よくカジュアルに仕上がる。

担当サロン:EVOKE TOKYO(イヴォークトーキョー) 松島春樹さん

 

【2】フェイスラインを包む顎ラインボブ

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スタイルのポイント

  1. ことりベージュひし形シルエットボブ束感シースルースタイル
  2. 顎ラインにカットする事で首元がすっきりとし丸顔対策
  3. 顔まわりに少しレイヤーを入れ小顔効果UP
  4. 全体にも少しレイヤーを入れることで軽い印象に

前髪カットのポイント

  1. オン眉の前髪は、目と眉の間でカットして抜け感のあるシースルーバングに

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 田山穂波さん

 

【3】ぱっつんバングの丸みボブ

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スタイルのポイント

  1. レイヤーはほぼいれず、 丸みを少しだして収まりのいいようにカット
  2. 量感もボブスタイルの短めだと後ろが重くなりがちなので、全体の量感を合わせて後ろもすっきり水平ラインに

前髪カットのポイント

  1. オン眉の前髪は、黒目の外側まで真っ直ぐにカット
  2. そこから少しラウンドさせて、目を囲むようにカットすることで小顔効果に

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟(おがたそうい)さん

 

以前の定番!モードな「黒髪系ロング」【3選】

【1】おしゃれに差がつく個性的なストレートロング

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体のカットは胸下で、ライン感が出るようにワンレングスに。顔まわりにのみ適度なレイヤーを入れる。
  2. ポイントとなる前髪は、眉が隠れる長さで、目尻より1cm外側のワイドバングにカット。ライン感を残す。
  3. カラーはグレー系の4レベルに。暗めでありながら、無彩色にすることで地毛とは一味違った透け感のあるニュアンスを加える。

【how to“スタイリング”】

  1. 根元からしっかりストレートアイロンを当てるだけの簡単ヘア。
  2. スタイリング剤は、軽いテクスチャーでツヤ感の出るオイルか、バームを。バック→サイドの順番に中間から毛先にかけてつけます。内側にも忘れずに塗布して。
  3. 前髪は表面ではなく、内側をつまむようにつけ、抜け感を出す。

担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン) 高橋里奈さん

 

【2】短め前髪×大きめカールの韓国風ロング

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体にはレイヤーを入れず、顔まわりにだけ入れたレイヤーでたぷんとしてるけど動きのあるスタイルに。
  2. 短めのシースルーバングは暗髪との相性も抜群。
  3. カラーは6トーンのグレージュベースにブルーを多めにいれ、ブルーブラックよりにする事で透明感が出てくれる。スーパーロングに近い長さでも、この色なら明るくならずお洒落な黒髪に決まる。

【how to“スタイリング”】

  1. 全体的に大きめなカールにすることでゆるめナチュラルな韓国ヘアに。
  2. 髪色が暗めなので耳かけして抜け感を出してもかわいい。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 藤間帆乃夏さん

 

【3】ぱっつんバングの波ウェーブロング

【how to“カット”】

  1. ベースは胸ラインでカットし、ローレイヤーを入れる。レイヤーをあまり入れないことでAラインに。
  2. スライドカットで顔まわりおくれ毛をつくり、今っぽさをプラス。前髪は巻いて眉にかかる長さでシースルーに仕上げ、軽さを表現する。

【how to“スタイリング”】

  1. ドライ後、32mmのアイロンで毛先から外巻き→内巻きとそれぞれ1カール巻いて波ウェーブをつくる。少し巻き込むくらいで3秒待ってからアイロンを外すのがベスト。おくれ毛のみ、中間から外へ流れるようにリバースに巻くのが鍵に!
  2. 前髪はストレートで仕上げる。
  3. スタイリング剤は、オイルを1滴。オイリーにならないよう、髪のパサつきを抑える程度に。最後に手に残っているオイルで、前髪の束感を整えたら完成。

担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 丸山成穂さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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