榮倉奈々さん風に近づく「髪型実例16選」技ありボブ&モードなミディ

基本は黒髪、暗髪のワンレンのボブからセミロングが一般なイメージの榮倉奈々さん。今回は、榮倉奈々さん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。
榮倉奈々さん風の髪型って?
榮倉奈々さんといえばドラマやCMで様々なヘアスタイルを見せてくれます。小顔なのでどのレングスもよく似合います。特にイメージが強いボブはひし形や三角形ぎみにするのが特徴で、前髪を横に流し大人っぽい印象にすることが多いようです。
小顔が引き立つ「ショートボブ~ボブ」大人っぽいスタイル【8選】
【1】柔らかくふわっとした動きのひし形シルエットヘア
【how to“ベース&カラー”】
- 全体をアゴ上の長さで、やや前下がりラインにカット。トップにレイヤーを入れ、毛先が先細になるよう質感を調整。
- 前髪は、小鼻の位置に設定することで、巻いて頬にかかるため骨格のコンプレックスをカバーしてくれる。
- カラーは、寒色系のアッシュブラウンに。ブラウンの艶やかさがありつつ、赤みをしっかりおさえて柔らかい印象を与える。
【how to“スタイリング”】
- 32mmのアイロンで、サイドは毛先ワンカール巻く。後ろは、耳上の髪のみ同様に毛先ワンカール。アイロンを軽く通して、ナチュラルなカール感にするのが柔らかさのポイント。
- 前髪はしっかりワンカール巻いて、動きを出す。
- スタイリング剤はトリートメント効果のあるバームをえり足→顔まわり→全体→前髪と均一になじませたら完成。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん
【2】流し前髪×黄金比シルエットのショートボブ
【how to“ベース&カラー”】
- グラデーションベースのカットに、トップだけ表面に毛流れを見せるようにレイヤーを入れる。顔周りは少し短めにするとふんわり感が出る。
- 前髪は少し厚め&長めに取り、流せるようして動きを。直毛さんは、必ずパーマもしくはアイロンで毛先にカールを!
- カラーは、ハイライトを仕込んだ7レベルモーブピンク。肌が綺麗に見えるから肌艶アップ効果があると共に、トレンドカラーをさりげなく明るすぎないレベルで入れることでやりすぎ感もなくおしゃれ度アップのメリットも。
【how to“スタイリング”】
- 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように(軽く引っ張りながら)乾かす事でひし形のふんわりメリハリを引き出す。
- 毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できる。
- 前髪もふんわり横から見たときに厚みが出るようにスタイリングすることで、全体的に動きが出る。耳に片方かけることでこなれ感も出て大人らしさもアップ。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
【3】アシンメトリーがおしゃれで色っぽい耳かけボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 表面にレイヤーを入れた、肩上のグラデーションボブベース。
- 前髪は8:2で分け、リップラインでカットします。前髪とサイドを繋げないことで、顔周りの動きを出しやすくなる。
- 全体の毛先から中間にかけて細めのロッドで内外MIXしてパーマを。毛先がランダムに動き大人っぽくなる。
- カラーは8トーンのパールブラウンで、内側のみ11トーンのブラウンで。パッと見はツヤのある上品ブラウンですが、内側の毛先からチラッとハイトーンカラーを覗かせることで都会的な遊び心をプラス。
【how to“スタイリング”】
- ドライヤーでまず根元をしっかり乾かす。毛先はパーマで作ったカールを持ち上げながら軽く乾かして。毛先にカール用ムースを揉み込みランダムな動きを出す。裾に外ハネをプラスして、全体が丸いシルエットにならないように意識する大人っぽい印象に。
- 前髪は根元を持ち上げキープスプレーを吹きかけ、毛先はサイドに流す。片側を耳にかけてすっきりさせれば完成です。あえて左右をアンバランスにし、キメ過ぎないように作るのが色っぽさを引き出すポイント。
担当サロン:Sui(スイ) 中村育美さん
【4】面長がカバーできるかき上げトライアングルボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪を6:4で分ける。裾はあごラインのやや前下がりのワンレンベース。顔周りの毛束をリップラインでカットしサイドと差をつけ、毛先の動きを見えやすくする。表面にグラデーションカットを入れ、三角形の角を取って柔らかい印象に。
- 全体の毛先に22mmのロッドでワンカールのデジタルパーマをon。デジタルパーマはアイロンで巻いたようなくりっとしたカールがつきやすく、忙しい朝でもしっかりボリュームを出すことができる。
- カラーは9トーンのシナモンベージュに透け感のあるブルーアッシュをMIX。落ち着いた中にも柔らかさと透明感のあるこなれカラー。
【how to“スタイリング”】
- 乾かすとき、まず分け目と反対側に髪を流しながら乾かし、7割乾いたら分け目に戻して乾かすと前髪が立ち上がりやすくなる。さらに前髪の根元を立ち上げなら、温風と冷風を繰り返しあてると◎。裾は毛束を耳前、耳後ろ~後頭部のセンターに左右それぞれ分け、ねじりながら乾かすとデジタルパーマが復活する。
- ヘアバームを毛先にもみ込み、ふわっとした立体感を出せば完成。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 宮澤卓也さん
【5】丸顔がカバーできる色っぽ三角形ボブ
【how to“ベース&カラー”】
- あご下でカットした平行ラインのワンレンベース。
- 耳後ろからバックの裾のボリュームを抑えるとおしゃれに見えるため、襟足の毛をサイドより1cm短くカットする。浮遊感ある毛束を作りやすいよう、表面にほんのりレイヤーを。
- カラーは落ち着きのある、9トーンのグレーマット。マットでくすませると、アッシュでくすませるよりも柔らかな質感になり毛先にヌケ感ができる。
【how to“スタイリング”】
- トップの立ち上げは乾かし方にコツあり。まず、ぬれた状態で分けたい方向と反対側に毛束をもっていき、8~9割乾かす。それから分けたい方向に毛束を持っていくと、ふわっとした立ち上げトップに。
- 裾は全体を表面と内側の毛束に分けます。それぞれざっくり毛束を取り、アイロンで内外交互に1.5回転巻く。顔周りの毛束はゆるくリバース巻きに。しっかり巻かず、ラフに巻くのがポイント。
- シアバター系のワックスを手のひらになじませ、全体の毛束を持ち上げながら巻きをしっかりほぐす。裾に空気を入れるようにスタイリングすると、浮遊感ある三角形のシルエットに。
担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 川渕恭兵さん
【6】ツヤ感や清潔感を演出する暗髪のひし形ボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪はあごライン、バックは長めに残しサイドに向かってやや前下がりにカット。かき上げたときにラフな毛流れができるよう、前髪にトップから軽くレイヤーを入れる。ふわっとしたひし形シルエットになるよう、後頭部にもレイヤーを。
- カラーは7トーンのアッシュブラウン。ベースは上品なブラウンですが、日本人の髪に出やすい赤みを抑えるアッシュ系をプラスすることでツヤ感や清潔感を演出。落ち着いたカラーなので短くても軽い印象は与えません。
【how to“スタイリング”】
- 顔周りは根元を立ち上げながら、後頭部は毛束を前に持っていきながら乾かすと立体感が出やすくなる。
- 全体の毛束の中間から毛先に向かって32mmのアイロンで軽くワンカール。やや低めのサイドでふわっとさせたいため、毛先でなく毛束の中間からアイロンを挟むのがポイント。ワックスやオイルを毛先にもみ込み束感を出す。
- 前髪は根元をかき上げ内側からキープスプレーを。すぐにペタッとなりやすい人は、サイドを少し持ち上げキープスプレーを吹きかけてもOK。重たい印象が苦手な人は、片側だけ耳掛けを。よりスッキリ感が出る。長め前髪&ひし形シルエットで作る大人のボブ。
担当サロン:Sui(スイ) 深瀬介志さん
【7】丸顔カバーができる大人っぽい立体感ボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 表面にスライドカットでところどころ短い毛束を作った、あごラインのワンレンベース。
- 丸顔の重心を下げて見せたいので裾を26mmのアイロンでワンカールの内巻きに。さらにハチ上の表面の毛束をリバースカールにし、トップ付近にもボリュームを。表面に短い毛束があるのでふわっとした立体感が出る。この裾とトップのボリューム感が丸顔をカバーするカギに。
- カラーは10トーンのアッシュ系になじみのいい細かいハイライトをon。ハイライトで表面の立体感が際立ち、こなれ感と軽やかさがプラスされる。またヌケ感のあるカラーにすることでより大人っぽい印象にも。
【how to“スタイリング”】
- 乾かすとき、トップの根元を左右にかき上げながら乾かすと自然な立体感が出て◎。乾かす前には裾にオイルを揉み込んで保湿することも大切。
- ベースのケアをきちんとした上で、ややパサッと仕上がるパウダー系のスプレーワックスで毛先を動かす。きれいにまとめ過ぎないラフなボブは大人の余裕を演出。またこのボブはサングラスやハットなどとも相性抜群。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 古谷貴洋さん
【8】アシンメトリーが魅力の耳掛け顎ラインボブ
スタイルのポイント
- 後頭部がペチャっとなりやすい方におすすめのヘア
- 顎ラインのボブにしっかりボリュームが出せるよう後頭部から顔まわりにかけてグラデーションカットでボリュームを持たせる
- 片方を耳にかけ、顔周りの髪を流すしアシンメトリーにする事で四角さをカバー
担当サロン:NiL(ニル) 大石真里奈さん
最近は前髪なしの「黒髪系ミディ」が主流【3選】
【1】クールビューティーな大人の抜け感ミディ
【how to“ベース&カラー”】
- スタイルの鍵となる前髪は、リップラインに設定。抜け感が出るよう毛量を軽くする。
- 全体は鎖骨下の長さでカットし、表面にレイヤーを入れふんわり軽い仕上がりに。
- カラーリングは7レベルのフォギーベージュをチョイス。やや青みのある寒色寄りのベージュは、透け感や柔らかさといった春色にぴったりのカラー。
【how to“スタイリング”】
- 32mmのアイロンで前髪をリバースに巻いて後ろに流す。毛先全体を外ハネに、表面は内巻きに巻くだけ。
- 最後にセット剤を中間~毛先に手ぐしを通すようにつけ、その後、前髪につけたらフィニッシュ。セット剤はシアバターとオイルのいいとこ取りをした、ソフトなセット力がある“クリームバター”がおすすめ。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
【2】おしゃれな雰囲気が出るナチュラルセミディ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨下5cmのワンレングスベース。表面に動きを出しやすいようトップにのみレイヤーを入れる。
- 前髪を薄く取り、あごラインでカット。これが顔周りの後れ毛に。毛束を少し取りハサミを滑らせるストロークカットを全体的に細かく入れ、表面に浮いて透けるような毛束を作る。
- カラーは透け感のあるグレーに赤みを抑えるブルーを少しMIXした6トーンのフォギーベージュ。落ち着いたカラーですが、ストロークカットによる表面の毛束の軽やかさで重たい印象を与えない。
【how to“スタイリング”】
- タオルドライ後、パサつきを抑えるためヘアオイルをなじませてから乾かす。
- 32mmのアイロンで毛先のみゆるく内巻きワンカール。
- ツヤを出しながらしっとりまとまるヘアミルクを全体にもみ込み、毛先をラフに動かす。片サイドはこめかみに落ちる顔周りの毛束=後れ毛を少しだけ残して耳掛けを。反対サイドは顔前に落ちる細い毛束を作り、完成。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 今野佑哉さん
【3】毛流れが色っぽいレイヤーミディ
【how to ベース&カラー】
- 全体を鎖骨上3センチの長さでカット。頭のハチ上のみにレイヤーを入れて、上品な軽さを出す。
- 前髪は頬の長さでカットして、流れやすいように調えることで、伸ばし途中でもストレスフリーに。
- カラーリングは寒色系7レベルのオリーブベージュに。赤みやオレンジっぽさを打ち消しつつ、柔らかく透明感のあるベージュに仕上げる。
【how to スタイリング】
- 乾かしてから32mmのアイロンで外ハネにワンカール→レイヤー部分を内巻きにワンカールする。内巻きにする髪を毛先までしっかり巻き込むことが、キレイに仕上げる鍵に!スタイルの持ちも断然違う。
- 前髪はふわっと流れるように巻きにする。
- スタイリングはシアバターとオイルを同量MIXしたものを。根元は外して、中間から毛先に手ぐしを通すように塗布。セミウェットな質感にして、おしゃれ度アップを狙って。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
「東京タラレバ娘 山川香風」お姉さんミディアム~セミロング【5選】
【1】上品で好感度も狙えるナチュラルな内巻きヘア
【how to“ベース&カラー”】
- 全体を鎖骨下3cmの長さでカットし、バックから前下がりのレイヤーを入れる。
- 顔まわりにもレイヤーを足し、前髪は眉と目の間の長さで流れるシースルーバングに。抜け感を出しながら、上品な印象を与えるのがポイント。
- カラーは透明感を出すため、極細のハイライトを全体に入れてから、7レベルのベージュをオンカラー。まとまりがあるスタイルなので、カラーで動きをプラス。
【how to“スタイリング”】
- 32mmのアイロンで内巻きにワンカールするだけ。
- 前髪は、髪質によっては巻かなくてもOK。
- スタイリング剤は、髪になじみやすくややセット力のあるバームがおすすめ。中間~毛先に塗布した後、毛束をつまむようにして束感を整える。
担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 村上由希菜さん
【2】柔らかく大人可愛いイメージがGETできる内巻きミディ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨ラインでバックから平行にカットし、グラデーションを入れます。内巻きにまとまるよう、顔まわりとトップにレイヤーを入れます。レイヤーは重さをとる程度に。
- 前髪が薄めに作り、ヌケ感を演出。
- カラーは、赤みを抑えた8レベルのグレージュブラウン。退色しても赤みが出にくく、透け感のある色味をキープ。ナチュラルな艶と透明感を兼ね備え、落ち着いた大人女子に。
【how to“スタイリング”】
- パサつきを防ぐため、オイルトリートメントを塗布してから乾かす。毛先が内巻きにまとまるようにカットされているので、根元を後ろから前方向へ乾かすだけでOK。
- 乾いたら、毛先を32mmのアイロンでワンカール。さらに、表面を巻くと、動きが出て軽さのアクセントに。前髪を決めるコツは、黒目と黒目の間の髪だけを取り出してカールをつけること。馴染みよく、毛流れのある前髪に。
- 最後に、保湿力のあるミルクを毛先と前髪につけ、整えたら完成。
担当サロン:XELHA (シェルハ) 谷 賢二さん
【3】流しバングが軽やかなナチュラルで清楚なセミロング
【how to“ベース&カラー”】
- ベースを胸上の長さでカットし、顔まわりとトップにたっぷりめにレイヤーを入れて抜け感を出す。
- 前髪はシースルーにして、明るさと流しやすくするためレイヤーを入れる。サイドバングを顔に沿うようにカット。
- カラーは8レベルのブルーアッシュに。濃いめのブルーを入れ、オレンジ感をしっかり打ち消すことで、透明感のある仕上がりに。柔らかく美髪に見える効果も。
【how to“スタイリング”】
- ストレートor32mmのアイロンで、全体を内巻きにするだけの簡単ヘア。
- ツヤを出すオイルを毛先に馴染ませながら、ふわっと仕上げる。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
【4】小顔見せが叶う斜め前髪の内巻きセミロング
カットのポイント
- 胸上レングスの レイヤーをいれて下に丸みのある膨らみをもっていく
- 毛先を内巻きにして、全体を丸く見せることで逆三角の骨格をカバー
前髪カットのポイント
- 眉下に設定し、流したい方を長めにやや斜めにカットする
- 斜めにカットすることで、サイドに流すスタイルにもなじむ
- バームをつけてシースルーっぽくもできる2WAYの前髪に
担当サロン:Surpass 星 晃介さん
【5】茶髪2WAYバングのレイヤーセミロング
スタイルのポイント
- 前髪から自然に繋がる動きの出るレイヤーカット
- 低めのレイヤーでまとまりがあるけど動きのあるスタイルに
前髪カットのポイント
- ひし形内巻き斜めの2WAY前髪
- 重めだけど顔周りに流せるスタイル
- 顔まわりからサイドに繋がって骨格をカバーしてくれるスタイル
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 藤間帆乃夏さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。