斜め切り前髪に挑戦!【切り方と16の実例スタイル】
斜めに切る前髪の切り方とおすすめスタイルを『美的.com』の連載で好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。おでこも見えるので、軽やかで可愛い雰囲気を演出できます。流し前髪とは違うカットで斜め感を出したスタイルです。
斜め切り前髪の【切り方】
\カットしたのは…美的クラブ 鈴木尚子さん/
【how to “カット”】
STEP1:軽く目にかかる長さで斜めにカット
前髪は軽く目にかかる長さで、目尻に沿って自然にサイドにつながるよう斜めにカット。
STEP2:顔周りはやや前上がりにカット
顔周りはやや前上がりにカットし、内巻きカールが決まりやすくなるよう調整。
\カットベース完成/
「前髪でおでこと目尻横の肌面積を隠すと、グッと小顔に見えます。前髪に隙間を作ると、抜け感ができて子供っぽくない、今どき前髪に」(井上さん)
【how to “スタイリング”】
STEP1:スタイリングの最初にカーラーで巻いておきます。アイロンで軽く巻いてもOK。
STEP2:トップの毛束を引き上げ、根元にアイロンを挟んで内巻きに滑らせると、ふわっ。
STEP3:顔周りの毛束は中間から軽く外巻きに。フェースラインがシュッと見えます。
STEP4:サイドの短いひと束を頬の上に落とし、頬の面積をさりげなくカバー。
STEP5:トップの浮遊毛をキープするため、根元にシュッと軽くスプレーを。
「カーラーで前髪に立体感を出すと、顔が後ろに下がったように見えて小顔印象に。全体の裾を内巻きにした後、トップや顔周りのスタイリングを。頬の上に落ちるひと束も重要ポイントです!」(井上さん)
完成
「ショート」斜め切り前髪のスタイル【4選】
【1】2WAYにもできる斜めカット前髪のふんわりショート
Point
斜めに流した前髪で柔らかさを出して女性らしく。斜めにカットすることで、おろしたり、流したりで2WAYにもできる。【how to “ベース”】
角張ったエラ部分に視線が集まりがちなので、サイドの髪を厚めに残した髪型。カールやウェーブでエラの高さにヘアスタイルのボリュームを出してしまうと、かえってエラ部分が目立つことがあります。四角顔さんは、目立たせたくないエラ周辺の髪はすっきりとさせた方が、小顔に見せやすいのです。
担当サロン:Hair&Make PHAT(ファット) 正田健志さん
【2】アシメバングの丸みショート
Point
眉ラインから目尻に向かってアシメにカット。毛先は軽く、幅は狭目にカットすると丸顔もカバーできる。大人かわいい雰囲気でアシメ前髪に。前髪にパーマをするのもオススメ。【how to “ベース”】
丸顔さんに似合うように前髪をシャープ、アシメにして「おでこ」をチラ見せ。直毛さんはレイヤーカットを施すことで軽さと丸みが出るので柔らかな印象に。
担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 森谷やよいさん
【3】毛束感が可愛いアシメバングのショート
Point
眉上にカットして眉下にアシンメトリーにカット。顔周りもアシメになるように不揃いにカット。毛先がシャープになるように「すきバサミ」で先細にカットに。【how to “ベース”】
全体をアシンメトリーな雰囲気で、ちょっぴり個性的なオシャレさんを意識。前髪のアシメに合わせて、毛先をアシメにハネ感、耳掛け、顔まわりに動かす。全体の髪を動かし、空気感を出すことで丸顔をカバー。
【how to “スタイリング”】
質感はセミウェットでツヤと毛束感がポイント。
担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 森谷やよいさん
【4】アシメバングのトップふんわりショート
Point
前髪は黒目の延長で短め軽めにカットします。だんだんと長く厚めにカットして分け目の軽さを強調させることで、縦長のシルエットに見えて丸顔をカバー。「こめかみ」は少しラインと厚みを残してカットするのもポイント。【how to “ベース”】
トップの立ち上がり、丸顔カバーのために縦のデザインを作る。トップの分け目を、あえてズラすことで根元が立ち上がる。前髪のアシメもトップのバランスに合わせて下ろし流しに。頬にかかる毛束を作って小顔効果。
担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 森谷やよいさん
「ボブ」斜め切り前髪のスタイル【6選】
【1】斜めカット前髪のゆるふわボブ
Point
前髪はサイドに流れるように斜めラインでカットし透け感を調整。【how to“ベース&カラー”】
カットはあご下3cmのレングスで、やや前下がりのワンレングスボブ。ボリュームのコントロールがしやすいよう、トップにレイヤーを入れます。
カラーは大人女性におすすめのアッシュベージュに。どんな人にも似合う万能カラーです。
【how to“スタイリング”】
カールアイロンでも、ストレートアイロンでも、髪を上下2分割にし、下段を外ハネワンカール、上段は波ウェーブに。波ウェーブは毛先を外ハネと内巻きを交互につくることでランダムなカール感を出します。カールアイロンの場合、毛束の毛先から外ハネ→内巻きがキレイに仕上がり、ストレートアイロンの場合、中間からアイロンの挟む角度を変えると美しい波ウェーブに。
スタイリング剤は、ウェットにならないバーム系で。細毛さんは少しセット力のあるソフトワックスがおすすめ。今季はマットな質感で攻めるのが◎。カールをほぐさないように毛先から根元まで揉み込みながら塗布したら完成です。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん
【2】斜めカット前髪のラフな内巻きボブ
Point
黒目の外側から斜めに切る事で毛流れを出します。目尻横を通る毛を作ることで小顔効果。まっすぐに下したソフトアシメでおでこをカバーすることで、さらに小顔に見える。【how to “ベース”】
少しレイヤーを入れたラフめの内巻きボブレイヤーを少しだけ入れて分け目を変えるだけでもアクセントが出るのでバランスがとりやすいです。
担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノア トーキョー) 浅井 剛史さん
【3】優しい雰囲気になるアシメバングのボブ
Point
前髪は厚めに作ることで輪郭が見える部分を少なくして小顔効果。【how to “ベース”】
ナチュラルなショートボブにするため全体のバランスを見ながらレイヤーカット。頬にチークをのせることで下膨れカバーにもなり、愛され雰囲気に。
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 山口 祥さん
【4】おしゃれなアシメバング×タイトな濡れ感ボブ
Point
眉上で短めに長さ設定をし、チョップカットを用いてアシンメトリーにカット。アンニュイで抜け感がでるように、量感を軽めに調整する。【how to “ベース”】
抜け感のあるアンニュイなベリーショートバングで骨格よりも前髪に目が行くように。
【how to “スタイリング”】
軽めの質感でオイルをさらっとつけるだけで、こなれた印象にで大人っぽさも出るがポイント。乾かすだけで収まる、タイトでスリークなショートボブスタイル。ヘアオイルをつけて耳に掛ければ、ぐっとお洒落な印象になります。
担当サロン:SHEA(シア 表参道) 高遠 翔馬さん
【5】アシメバング×ハイライトの個性派ボブ
Point
前髪は黒目と黒目の外側までを眉上のラインでレイヤー状にカット。サイドバングは、なだらかに繋がるようダイレクションをかけてカット。奥行きは浅め、幅は薄めに設定して軽めにするのがポイント。【how to “ベース&カラー”】
軽めの質感のアンニュイなショートボブ。オン眉のシースルーアシメバングでこなれた印象に。
所々に入れたハイライトは個性も出るし骨格に目を行かせなくするためのカモフラ。
担当サロン:SHEA(シア 表参道) 高遠 翔馬さん
【6】アシメバングの外ハネボブ
Point
オン眉のラインで長さを設定して、浅く狭めの幅でカットし、軽めの質感に。割れやすく生え癖のあるところに、レイヤーをいれ 割れをカバー。シースルーのやりすぎないアシメなら大人でも◎。【how to “ベース”】
長さを肩で跳ねる位置に設定して、毛先の質感を柔らかく、軽くし、外ハネがしやすいスタイル。表面にほんのり角取りのレイヤーを入れ、トップに動きのあるスタイルに。
担当サロン:SHEA(シア 表参道) 高遠 翔馬さん
「ミディアム」斜め切り前髪のスタイル
Point
眉下に設定し、流したい方を長めにやや斜めにカットする。斜めにカットすることで、サイドに流すスタイルにもなじむ。バームをつけてシースルーっぽくもできる2WAYの前髪に。【how to “ベース”】
胸上レングスの レイヤーをいれて下に丸みのある膨らみをもっていく。
【how to “スタイリング”】
毛先を内巻きにして、全体を丸く見せることで逆三角の骨格をカバー。
担当サロン:Surpass 星 晃介さん
「ロング」斜め切り前髪のスタイル【5選】
【1】アシメバングの大ぶりカールロング
Point
軽いアシメにサイドバングを作り、横幅を狭く見せる。【how to “ベース”】
トップにボリュームをおきながら、大ぶりのカールで女性らしさと立体感をプラス。ショートでもロングでも、毛先にボリュームをおかずに、縦のラインをつくるのがポイントです。顔周りの毛流れで頬の厚みもカバーでき、もちろん小顔効果も。
担当サロン:Hair&Make PHAT(ファット) 正田健志さん
【2】アシメ風前髪のツヤ髪ロング
Point
前髪は眉毛くらいの長さで厚め幅広め(ストレートアイロンで毛先だけ巻いてゆるく流す)。流すときに、少し長さにメリハリがつくようにアシメ風にすると顎のとんがりに目がいかなくなる。【how to “ベース”】
毛先にローレイヤーカットを入れて、逆三角の骨格をカモフラ。
【how to “スタイリング”】
スタイリングはストレートではなく、なるべく巻き髪がgoodなので毛先をワンカールさせるのがおすすめ。
担当サロン:AFLOAT GINZA(アフロート ギンザ) 仲道 弘泰さん
【3】斜めカット前髪のローレイヤーロング
Point
前髪は目にかかるくらいで流せるように少し斜めにカット。顔周りとつなげているので、サイドに流しておでこを出すこともできる2WAY。【how to “ベース”】
胸下のローレイヤースタイル。ひし形さんでストレートにしたい人は毛先を内巻きにしてあげることで縦ラインの伸びを解消。
【how to “スタイリング”】
まとまり感を出すようにスタイリングはバームにオイルをミックスしてつけるときれいなストレートになります。
担当サロン:Surpass 星 晃介さん
【4】斜めカット前髪の大人可愛いロング
Point
眉毛にのる形のオン眉前髪でながれるように斜めにカット。目尻から頬骨にそう毛を作る事で小顔効果をしっかりだします。【how to “ベース”】
アゴラインから始まるレイヤースタイル で動きを出して骨格をカバー。耳にかけてアゴをスッキリ見せるのもかわいいです。
担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノア トーキョー) 浅井 剛史さん
【5】斜めカット前髪のウルフレイヤーロング
Point
流せるように少し斜めにカット。おろしてもいいように少し薄めの前髪を内側に作り2WAY使用に。【how to “ベース”】
ハイレイヤーぷちウルフミックスパーマ。ウルフレイヤーの段ごとにパーマをかけたスタイル。無造作にちらしてボリュームを出せるので顔型を選ばずに合わせができます。
担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノア トーキョー) 浅井 剛史さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。