インナーカラーはブリーチなしでできるってホント?真相を専門家に直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】
日常生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は、ヘアについて。インナーカラーはブリーチなしでできるって…ウソ?ホント? ヘアサロンフォーカスのヘアスタイリスト、篠塚純さんにお答えいただきます。
Q:インナーカラーはブリーチなしでできるってホント?
流行のインナーカラーを取り入れてみたいものの、ブリーチには抵抗がある…という人も多いのでは? ところが、「ブリーチなしでもインナーカラーで遊べるよ?」という声も。本当でしょうか。ブリーチでもできるインナーカラーがあるの? さっそく、この疑問を篠塚さんにぶつけてみました! 果たして答えは…?
A:ホント
「できるかできないか、というと、できます。ただ、インナーカラーの部分をブリーチなしで明るく染め、上の毛をかなり暗くしたとしても、ブリーチほどの明度差はでないので、コントラストがわかりずらいということはありますね。なので、ポイントとしてインナーカラーで遊びたいという人は、ブリーチをしたほうがよいと思います。ただ、お仕事上の理由などで、そこまでコントラストがなくてもいい、気分だけ楽しみたいという人は、ブリーチなしでもいけますよ」(篠塚さん・以下「」内同)
ブリーチなしの場合、どのくらいの明度まで出せるの?
「ヘアサロンのカラーチャートの場合は、13トーンあたりまでがマックスです。ちなみに、OLさんの場合は大体7~9トーンが多いでしょうか」
ブリーチなしインナーカラーのやり方は?傷む?
「まず、上と下でブロッキングし、インナーカラーの部分を13トーンのカラー剤で明るく染めます。次に明度差を出すために、上の部分をお客様の好みにもよりますが、3トーン前後に染めていきます。ちなみに、日本人の地毛のレベルは3~4トーン。髪の色素を抜くブリーチとは違い、髪に色味を加えるカラーだけなので、ブリーチほど傷みもありません」
オフィスでもOK!さりげないインナーカラーは?
「下インナーカラーを入れたい部分を一度ブリーチし、あえて暗く染めるという方法もあります。ブリーチをすると髪に透明感が出るので、さりげないインナーカラーに仕上がりますよ」
文/木土さや
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1990年茨城県生まれ。都内有名店勤務後、HAIR SALON FOCUSマネージャーとして日々サロン業務、セミナー講師など多岐に渡って活躍。特に骨格や雰囲気から導き出す360°似合わせカットには定評があり、SNSでは千葉で1番ショートが上手いスタイリストとしても話題を集めている.