大高博幸さんの 肌・心 塾
2019.1.8

眠りを味方につけて、綺麗をチャージ!【 大高博幸さんの肌・心塾 Vol.483 】

配信予定日が遅れて恐縮ですが ( ごめんなさい!) 、今回は 肌・心・体の健康にとって、非常に大切な 睡眠についての話です。あれこれ 話が 多岐にわたるので、箇条書きのスタイルで進めさせて頂きます。

1 ) 充実した睡眠は いゝコトづくめ。ぐっすり眠って 気持ちよく目覚めた朝は、体が 軽いし 肌もイキイキ、良い一日のスタートが 切れますよね。そう、充実した睡眠は、心地よい目覚めとセットになっているのです。

2 ) 熟睡中に 肌・心・体は 本来の機能を回復し、成長 ( 代謝 ) ホルモンのバランスも整います。脳の老廃物が 眠っている間に除去されるコトも分かってきていて、睡眠は 記憶力を高める一方、忘れるほうが いゝコトの処理 ( 忘却 ) にも関わっています。

3 ) 〝 肌再生のゴールデンタイム 〟と聞いただけで「 あー、私 ダメだぁ 」と うなだれてしまう皆さん、御安心ください。「 夜の 10 時から午前 2 時までの間に、肌は 修復・再生される 」という通説は、実は 根拠に乏しいコトが 最近になって分かってきました。具体的に言うと、たとえ午前 3 時過ぎに眠ったとしても、成長ホルモンは 分泌されます。眠ってから 90 分間のノンレム睡眠に 勝負が かゝっているのです。たゞし「 早寝・早起きは 三文の得 」という説は 忘れずにいてください。人間は地球の上に生きている生物、理想的には 人間の本来の生活リズムに合わせるコトが大切です。

4 ) 「 1 日 8 時間は眠るべし 」という説も、根拠に乏しいという調査結果が出ました。米国で 近年 発表された、30 ~ 102 歳の 110 万人を 6 年間にわたって追跡調査した結果によると、7 時間睡眠のグループが 最も健康的に長生きしていて、逆に 4 時間以下のグループの短命率は 明らかに高かったそうです。
この話を聞いた時、僕は耳が痛かった……。実は 8 年間ほど、1 日の平均睡眠時間が 4 時間未満という生活を送っていたから。要するに 命に関わる〝 睡眠負債 〟を抱え込んでいたワケで、今は その〝 負債 〟を、せっせと返済しているところなんです。

5 ) 昼寝も積極的に採り入れましょう。お昼前後の時間帯に、15 ~ 20 分程度 ( 30 分以内 ) がオススメです。「 昼寝の習慣のある人は、認知症の発症率が 約 6 分の 1 」という報告も、去年 何かの資料で読みました。僕は それを信じて、ほゞ毎日 昼寝をしていますが、頭も体も すっきりするという実感があります。

6 ) 充実した睡眠のために入浴を。特に 体温が 比較的 低い方は、38 ~ 39 度のお湯を張ったバスタブに ゆっくりと入って、全身を 芯まで 温めながら 疲れをほぐすコト ( 40 度以上のお湯は要注意。僕に言わせると ですが、日本人が好む傾向のある 42 度のお湯での全身浴は、心臓に負担をかけやすいので N G です ) 。その 温まった体の深部の温度が ストーンと下がった時、人は 深い眠りに落ちていきます。冷え切ったまゝの体は、体温を それ以下に 下げるコトが 出来ないので、充実した睡眠を得るコトが 難しいのです。

7 ) 入浴中に、頭皮と手足の指を もむ、耳を引っ張る、頬・顎・眉まわりを つまむ、目の凹みを指の第 2 関節部で 押すという、簡単な 1 種のマッサージを採り入れるのもオススメ。肌のハリ・弾力・血流アップに つながります ( 僕自身は実感がないのですが、抜け毛の予防にもつながるそうです ) 。

8 ) 就寝前に飲むホットミルクは、グリシンというアミノ酸が 血管を拡張し、体の深部の体温を下げるのに 一役 買ってくれます。気持ちも ほっこりと安らいで、よく眠れるはずです。

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9 ) 僕自身の長年の経験によると、『 養命酒 』を 少量 飲むと 速効的に深い眠りに落ちる上、途中で目覚めるというマイナスの結果も生じていません。しかも、あくまでも 僕の場合ですが、比較的 短時間 ( 6 時間ほど ) のうちに 8 時間 眠った時のような、すっきりとした 心地よい目覚めが 得られています。

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もしも 心配事などがあって、眠れない夜が 続くような場合は、『 深休源 Ⅱ 』( ハーバー研究所の休息サプリメント。薬では ありません。www.haba.co.jp ) に助けてもらうのが 得策です。

10 ) 就寝前のスマホとブルーライトの使用は N G ( 覚醒作用があるため ) です。眠くないのに ベッドに入って「 眠らなきゃ、眠らなきゃ 」と思うのも N G です。それらを繰り返すと、〝 ベッドは眠る場所 〟という感覚が 薄れる or 失われる結果に つながってしまいます。ベッドに入ってから 不快な出来事を思い浮かべるのも N G 。幸せな想い出や 嬉しい出来事を思い浮かべるほうが◎ですよ。

11 ) 足の先が 冷えきって眠れないという方には、足を温める足浴と 靴下 ( Vol.475 ) の着用が 効果的ですが、入浴後、足の指の間を 乾いたタオルで 完全に 拭いておくコト、ごく少量のボディオイルをなじませてから ボディパウダーで仕上げておくコトを オススメします ( 湿り気が 残ったまゝの状態で、無意識に 靴下を履いてしまう人が 意外なほど多いので、要注意です ) 。

12 ) 最後に、睡眠不足が 肥満の大きな原因になるという イタい話……。睡眠不足が続くと、① 食欲を増進させるホルモン〝 ブレリン 〟の分泌が 増える、② 満腹を感知するホルモン〝 レプチン 〟の分泌が 減る、③ 代謝に関わるホルモン〝 インシュリン 〟の分泌が 不足する……。これらが 悪循環を招けば、肥満への道を まっしぐら。この 3 種のホルモンのコトを ちょっとだけ意識して、良い睡眠習慣を心掛ければ、ダイエットへの道も 簡単に 開けるのです。

本日は こゝまで。なお、睡眠に関連するコラムが、温活のススメを含めて 以下のバックナンバーにあります。可能であれば クリックしてみてください ( But、就寝前のクリックは N G です! ) 。

通信 3877146189190261262309
Vol.318371418475

では、Girls Be〝 Sleeping Beauty 〟! Have Good Sleep

 

 

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ビューティ エキスパート
大高 博幸
1948年生まれ。24歳の時、日本人として初めて、パリコレでメークを担当。『美的』本誌では創刊以来の連載「今月のおすすめ:大高博幸さんが選ぶベストバイ」を執筆。
■大高博幸さんの 肌・心塾
http://biteki.com/beauty-column/ootakahiroyuki

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