ボディケア
2014.12.9

大高博幸の美的.com通信(261) あったかくして過ごさなきゃ。2014~15 冬 PART 1

1年ぶりの『あったかくして過ごさなきゃ』。今年は、スキンケア&入浴剤の巻と、防寒グッズ&サプリメントの巻の2回に分けて お届けします。
PART 1は、スキンケア&入浴剤の巻です。

 

フェイスアイロン
素数 フェイスアイロン®Ⅱ

まず 太鼓判でオススメ(今風に言うと“超オススメ!”)の逸品は、42~45℃の温熱効果で健やかな美肌を叶えてくれる“温活美顔器”、
素数 フェイスアイロン®Ⅱ ¥13,800+税(10.1より発売中。カラーは5色あり、写真は『ピンク』)

わずか3~5分の温活ケアで キメが細かく整い、ピッとしたハリのある、ウルトラスムーズな肌に。くすみは消えて顔色が良くなり、ファンデーションを使わずにパウダーだけでメークしても 満足できる肌に仕上がる程です。
この美顔器は アイロン型フォルム…、たゞし丸みがあって、たとえて言うと 細長い卵をフラットにしたような形状。頬や額などの広い部分から、目の周り・鼻すじ&小鼻の周り・唇の周り等の狭い部分まで、スムーズにケアできます。
使用法は 肌にアイロンを当てる要領で、ゆっくりと押さえるように滑らせるだけ(詳しくは後述)。
充電式でコードレス。本体は たったの105g(シリコンパッドを装着した状態で計測)と非常に軽く、手が疲れません。自宅での使用はモチロン、出張や旅行のお供にも最適です。

僕のモニターさん11名(その内、「美顔器類は好きじゃない」という人が5名)にも試していたゞきましたが、コレは大好評を博しました。「簡単に使える」「肌状態が総合的に良くなる」「価格はリーズナブルだと思う」という、一致した感想が得られたのです。

2段階の温熱モードと バイブレーション機能を搭載(それ以外の余計な機能は一切ナシ)、顔だけでなく ボディケアにも使えます。
温度設定ボタンを1回押すと グリーン(弱モード)のランプがつき、コレはフェースケア用の42℃設定。
もう1回押すと オレンジ(強モード)のランプがつき、コチラはボディケア用の45℃設定。
さらに もう1回押すと、OFFになります。
バイブレーション選択ボタンを1回押すと、インターバルウェーブ(フェースケア向き)に。
もう1回押すと、連続モード(ボディケア向き)に。
さらに もう1回押すと、OFFになります。

この美顔器でのケアのポイントは ふたつ。
① 1ヶ所3秒間を目安に、フェイスアイロンを移動させ(滑らせ)ながら、こするのではなく、肌を押さえるように使うコト。
② フェイスアイロン使用後は、流水でクールダウンするコト(温と冷の温度差で、サウナ風呂のような効果が得られる。冷たい濡れタオルや市販の保冷剤をハンカチ等に包んで、肌に当てゝもOK)。その後、化粧水や保湿アイテムを いつものように使用します。
詳しくは、http://sosu.jp 、または 0120-49-5072へ。

 

温めスキンケアは以上。以下、入浴剤3種です。

 

reホット・ボディバス
オルビス ホット・ボディバス(医薬部外品)

まずは 酵素と生薬、ふたつの温泉効果が同時に味わえる、粉末タイプの薬用入浴剤、
オルビス ホット・ボディバス(医薬部外品) 1週間セット 20g×7包入り ¥1,500+税 (他に 1回分 ¥250+税もあり)(10.25より限定発売中)

体の芯まで じっくり温め、入浴後30分経ってもポカポカ効果が持続。
しかも 酵素の力で、入浴後の肌はツルスベに。
この酵素が不要な角質を除去するため、入浴中は 生薬の温浴効果も高まるという仕組み(炭酸も含まれていますが、シュワシュワと発泡するタイプでは ありません)。体の疲れも、モチロンほぐしてくれます。
香りは 天然ハーブ3種のブレンド(緊張感を和らげて心を落ち着かせるラベンダー + 気持ちを前向きにするオレンジ + ユーウツな気分を吹き飛ばすユーカリの香り。合成香料は不使用。しかも無着色で、お湯は乳白色になります)。

僕の試用感を述べると、① 入浴中よりも、入浴後にポカポカ感を はっきりと感じました。② 香りは 想像していたよりも淡い感じ。でも、香りを強めるために合成香料を配合した入浴剤等よりは、ずっとリラックスできると思いました。
詳しくは、www.orbis.co.jp/0117 、または 0120-050-050へ。

 

reoil
トランキリティ バス アンド ボディ オイル

アマランスオイルとグレープオイル配合のエイジングケア&リラクゼーションオイル、
トランキリティ バス アンド ボディ オイル 200ml ¥15,000+税

温め効果は特に謳われていませんが、アマランスオイル(保湿効果&抗酸化効果)とグレープオイル(保湿効果&血行促進効果)のブレンドにより、全身の肌の乾燥と老化を防止する ハイクオリティな逸品です。
バスオイルとして 10~20mlをバスタブのお湯に加えると、完全にお湯に溶け込んで 乳白色のオイルバスに…。まろやかな心地良さを じっくりと楽しむコトで、湯ざめしにくい、しっとり・なめらかな肌に整えてくれます。
香りは 純粋なローズオイル と バニラオイルのブレンド。しかし、唯一無二と言い切れるユニークな香調で、僕は アプリコットやネクタリンのようなニュアンスをも感じました(ベースのアマランス & グレープオイルとのハーモニーを、そのように感じたのかもしれません)。
バスタブのお湯に加えて楽しむほか、湯上がりの全身に ボディオイルとして なじませるコトもできます。
ヨーロッパ的な入浴スタイルを好む方には ぜひオススメしたい優秀品で、僕は このオイルバスにつかると 毎回 必ず眠くなり、ついつい長風呂になってしまいます。
詳しくは、www.comfortzone.jp 、または 0120-39-5410へ。

 

reバスミルク
カガエ バス ミルク

東洋思想の智慧を活かした 和漢植物エキス配合のバスミルク、
カガエ バス ミルク 250ml ¥2,700+税 (12.26より発売)

美と健康と癒しの効果を追求した薬日本堂K.Kの入浴剤で、約20ml(キャップ約4杯分)をバスタブのお湯に加え、かき混ぜて入浴します。
一瞬で 驚く程 まろやかな乳白色のミルクバスとなり、全身を温め、肌を しっとり・なめらかに潤してくれます。
配合されている美容成分は、トウキ、シャクヤク、センキュウ、ジオウ、オタネニンジン、ショウガ、カンゾウ、米胚芽油など。
香りは、ゼラニウムやローズの ふんわりと優しいタッチ。どちらかと言えば微香性で、詩的なニュアンスも感じられました。

このブランドでは、“こころと からだを休ませる入浴法”も紹介しています。以下は その一部です。
① 温度や香りを一工夫
気ぜわしさを感じる時は、38~40℃程度の ぬるめのお湯に ゆっくり浸りましょう。気持ちが 和らぎます。
落ち込んだり ぼんやりしている時は、41~43℃程度の 熱めのお湯に 3~10分間 入りましょう。気分が すっきりします。
お湯に香りをプラスすると“気”の巡りが促され、リラックス&リフレッシュ感が高まります。
② こころを静かに休ませる
目や耳からの情報をシャットアウトすることで、心身を休める方法を“抑目静耳(よくもくせいじ)”といいます。バスルームを暗くしたり、目を閉じて 静かに ゆっくり入浴しましょう。(皆さんは 入浴中に本を読んだりするのでしょうか? 僕は若い頃から、そんなコトは絶対にしない主義を通しています。)
③ しっかり芯から温まる入浴法
まずは コップ1杯の常温の水で、水分を補充してください。
入浴前に、足から手、全身へと かけ湯(湯温は40℃が適温)をします。
5分間の全身浴の後、半身浴か足湯をし、その合間に髪や体を洗うなどしながら、トータルで15分間、温めます。(途中で寒くなったら、全身浴を繰り返します。)
徐々に体の深部が温まってきます。

この入浴剤、発売前でしたので 特別に1回分のテスターを いたゞいて試用したのですが、とてもとても良かったです。僕は 実を言うと 昔(19歳の時)からバスオイル派ですが、このバスミルクは まろやかさ・なめらかさ・柔らかい自然な香り・温まり具合の すべてに感動しました。発売になったら、数本 まとめ買いしようと思っています。
詳しくは、Kagae-online.jp 、または カガエ カンポウ ブティック Tel 03-5293-2010へ。

 

本日は ここまで。PART 2は 12月11日に配信の予定です。では!

 

アトランダム Q&A企画にて、 大高さんへの質問も受け付けています。
質問がある方は、ペンネーム、年齢、スキンタイプ、職業を記載のうえ、こちらのメールアドレスへお願いいたします。
試写室便り等の感想や大高さんへのコメントもどうぞ!
info@biteki.com (個別回答はできかねますのでご了承ください。)  

ビューティ エキスパート
大高 博幸
1948年生まれ。24歳の時、日本人として初めて、パリコレでメークを担当。『美的』本誌では創刊以来の連載「今月のおすすめ:大高博幸さんが選ぶベストバイ」を執筆。
■大高博幸の美的.com通信 https://www.biteki.com/article_category/ohtaka/

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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