健康・ヘルスケア
2021.2.24

銀歯は虫歯になりやすいってホント?真相を専門家に直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】

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日常生活で生まれる美容や女性のライフスタイルの疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は「歯」について。銀歯は虫歯になりやすいってホント? 歯科医師で、口もと美容スペシャリストでもある石井さとこ先生にお答えいただきます。

Q:銀歯は虫歯になりやすいってホント?

保険がきいて、手軽な価格で治療が済む銀歯。歯の被せ物にはさまざまな素材がありますが、銀歯は再び虫歯になりやすいというウワサが。さっそく、この疑問をさとこ先生に聞いてみました!

A:ホント

「実は銀歯というのは接着剤と歯との間に隙間が空きやすく、接着剤も時間と共に少しずつ溶けてきてしまうため、二次虫歯になりやすいです」(石井さとこ先生・以下「」内同)

銀歯はセラミックより二次虫歯になりやすい

「銀とセラミックは素材が違うので、それぞれに使う接着材も変わってきます。密封性が高いもののほうが、菌などの侵入物が入りにくいため虫歯にもなりにくくなります。水や唾液などの侵入物が入ってくるリスクは材質+接着材の相互関係が影響してきますが、密封性の点ではセラミックのほうが高いです。

銀歯はそれ自体が腐食してしまうことで隙間ができやすく、結果として二次虫歯になりやすい傾向にあります。しかし、セラミックも密封性は高いものの、割れやすいというデメリットもあります。

素材選びは難しい問題ですが、こうだから良くないという決めつけをしてしまうと虫歯自体を直せなくなり、手遅れになってしまうこともあります。自費でやるか、保険適用の範囲で治していくかの分かれ道にはなりますが、素材については予算なども含め、ドクターとよく相談して決めるのが良いと思います」

Point

銀歯は結果として二次虫歯になりやすい傾向にあるが、セラミックは割れやすいというデメリットが。

銀歯で金属アレルギーになることも

「金属アレルギーではなかったけれど、銀歯を入れてから金属アレルギーを発症したという人も多くいます。銀歯の金属イオン成分が口内に溶け出し、それを飲み込むことで成分が体内に蓄積されていき、アレルギー反応が起こるようです。金属アレルギーの他、アトピー性皮膚炎や湿疹、花粉症なども銀歯がきっかけで発症する可能性があります。他にも脱毛症、口内炎、味覚障害や掌蹠膿疱症など、いろいろな不調にも関係しているようです」

日々のチェックを心がけて

「虫歯は痛みが出たときにはかなり進行していることが多いです。痛みが出ていない、小さいうちに、早く歯を治療するほうがリスクは減ります。

本来は歯科医の定期検診を受けると良いのですが、今は医療業界全体もそうですが定期検診を受ける人が減ってきてしまっています。虫歯のリスクを回避するためには日々のオーラルケアとちょっとした違和感を早めに感じ取る感覚が必要になります。とは言え、歯の違和感は見逃しがち。鏡で見てチェックするのも良いでしょう」

Point

虫歯の進行を防ぐためにも定期的なクリニックでのチェックを忘れずに。

歯科医師、口もと美容スペシャリスト

石井さとこ先生

ホワイトホワイト デンタルクリニック院長。日本歯科審美学会会員。日本歯科大学卒業。多くの女優やモデル、ミス・ユニバース日本代表を顧客に持つカリスマ歯科医師。歯のホワイトニングを日本で広めた第一人者で、歯と体を美しく保つための食事や、歯が美しく見える口もとメイクについてのアドバイスなどにも定評がある。オーラルケアブランド「ナチュラルドロップス」の監修も手掛け、著書は『美しい口もと』(ワニブックス)、『マスクしたまま30秒!!マスク老け撃退顔トレ』(集英社)。

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文/土屋美緒

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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