健康・ヘルスケア
2020.8.10

ニンニクやパクチーを食べると汗もクサくなるってホント?真相を医師に直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】

日々の生活で生まれる美容やライフスタイルの疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は汗について。表参道レジュバメディカルクリニック院長の平田玲奈先生に質問。汗をかくとニオイも気になりますが、汗のニオイは食べ物を関係があるというのは本当なのでしょうか? さっそく平田先生に真相を直撃してみました。

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Q:ニンニクやパクチーを食べると汗もクサくなるってホント?

汗のニオイは不快ですし、人に会うときにも気になりますよね。刺激の強い食事と摂ると汗のニオイが強くなるというウワサがありますが、それは本当なのでしょうか? 美容医療について詳しい表参道レジュバメディカルクリニック院長の平田玲奈先生に聞いてみました! 果たしてお答えは……

A:ウソです

「食べたものが、直接汗となってクサくなることはありません」(平田玲奈先生 以下「」同)

汗がクサくなるのはなぜ?

「ニオイ成分の原料となる食材には、動物性のたんぱく質と脂質があります。前者は分解されるとアンモニア、インドール、硫化水素など腸内体臭の原料になり、後者は加齢臭や皮脂臭の原料となります

思春期以降、体の特定部分(脇の下、乳首、外耳道、肛門周辺、鼻翼、下腹部など)に発育するアポクリン腺という汗腺から出るタンパク質を含む白く濁った汗は、微生物の作用を受けやすい特徴があり、わきがなどニオイの原因になります。肉食中心の生活は、このアポクリン汗腺の働きを活発にする傾向があります。体臭予防の第一歩は、肉食をできるだけ控えることです」

そのほかの「汗クサ」対策すべき食べ物は?

「汗をかく要因のひとつに味覚性発汗というのがあります。香辛料が効いた辛い物を食べたときに鼻や額などにかく汗です。汗によるニオイが気になる方は、スパイスの効いた食べ物などを控えましょう。

汗のニオイ対策として気を付けるポイントは?

一方、汗をかかないように水分の摂取量を減らすのはよくありません。脱水状態にもなりかねませんし、水分不足によって便秘を引き起こし、腸内で細菌がたんぱく質を分解してできたニオイ成分が便として排出されなくなります。そうなすると息や汗腺から分泌され、体臭が強くなってしまうということもあります。

そのほかにできることとして、体は常に清潔にしておくこと。とくに夏場は毎日のシャワーや入浴は必須です。また、汗をかいたら市販の制汗剤や汗ふきシートを使用してすぐにふき取る、通気性·吸湿性の高いインナーを着る、ワキ毛はこまめに剃るなども心がけてください」

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表参道レジュバメディカルクリニック院長
平田玲奈先生

国際基督教大学国際関係学科にて経営学を学ぶ。自身の皮膚疾患の悪化をきっかけに医師を目指すことを決意し東邦大学医学部医学科に入学。卒業後東京慈恵医科大学付属病院にて形成外科、皮膚科に携わり、その後、美容医療の分野へ。美容医療の中でも、抗加齢(アンチエイジング)医療及び美容婦人科に興味を持ち、大手美容外科クリニック院長就任後多くの症例を経験。

表参道レジュバメディカルクリニック堂
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文/野邑みえ(all the way)

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