健康・ヘルスケア
2020.1.27

お風呂と眠りの専門家 小林麻利子さんに聞く! 冷え解消に効率的なお風呂の入り方とは?

大事なのは湯温とつかる時間。1回の入浴でも手応えを感じるバスタイム法をお風呂と眠りの専門家の小林麻利子さんが伝授します。

冷え解決の最短ルートは、“40℃”で“15分”

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小林麻利子さんは、「正しくお風呂に入れば1回で寝る前の冷えを解消できます」と言い切ります。

「適温のお湯につかると血管が拡張され、温められた血液が全身を巡るので、すぐに冷えや寒さの感覚を低下できます。このとき大事なのが湯温。42℃以上の熱めだと交感神経が優位になって末端の血管を収縮し、体の深部まで温められるほど長く浸かれず、眠りの質を低下させます。副交感神経が優位になる40℃以下のお風呂に入りましょう。冬は給湯器の温度設定よ り低い温度で出ることがあるので、湯温計でチェックを。また、お風呂に入って体温が高くなると、免疫力や基礎代謝が上がるといううれしいメリットも。さっそく今日からお風呂の入り方を見直してみてください」(小林さん)

入浴を快適にするコツを知っておこう!

脱衣所を温めて温度差を作らない

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「体が冷えたままお風呂に入ると、温度差で交感神経が刺激され、体にとって負担になります。暖房器具で脱衣所の温度を温めておきましょう」(小林さん)

シャンプー中に頭皮マッサージをしてリラックス

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「頭皮をマッサージすると、リラックス効果で寝つきがよくなるという研究報告があります。就寝前の入浴でリラックスできれば、自律神経も整います」(小林さん)

シャワー中の寒さは背中にシャワー&足湯でカバー

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「シャワー中になかなか体が温まらないときは、背中にシャワーを当てながら足湯をするのがおすすめ。足湯は湯温が下がりやすいので45℃くらいの熱めにして」(小林さん)

これが理想のお風呂環境です!

 

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先に洗髪をしてから湯船につかる
「入浴後に洗髪すると体が冷えてしまうことが。先に洗髪すれば、体がある程度温まって入浴の温熱作用も早まります」

40℃のお湯に15分連続してつかる
「40℃のお湯に15分つかると、深部体温が0.5℃上がって冷え改善に効果的。5分短いと0.3℃UP。15分を目標に」

浴室をあらかじめシャワーで温めておく
「浴室が寒いと湯温が下がりやすい上、体が冷えたり血圧が上がりやすいので、浴室を暖めましょう」

湯温計を使って正確な40℃をキープ
「給湯器の温度を40℃に設定していても、浴室温などの影響で湯温が低いことがあります。必ず湯温計でチェックを」

炭酸ガス系の入浴剤で毛細血管の拡張を促す
「炭酸ガス系の入浴剤は血管を広げるので、温められた血液が全身を巡って温熱効果が高まります」

おすすめの入浴剤は…
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ポカポカが長続き。
花王 バブ メディキュア 温もりナイト[医薬部外品] 70g×6錠 ¥779(編集部調べ)

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微細な泡を大量に発生。
薬用ホットタブ重炭酸湯 Classic[医薬部外品] 1袋45錠 ¥3,600

お風呂に入る時間は就寝前1時間以内に
「上記の入浴法なら、体を冷やさないように就寝前1時間以内に。しっかり入浴できないときはすぐにベッドへ」

湯冷めしないコツ

ぬれた髪をなるべく早く乾かす
「頭がぬれていると、体をどんどん冷やしてしまいます。洗髪後に吸水性の高いタオルで包み、身支度を整えたらすぐに髪を乾かして」

体を拭いたらまず靴下をはく
「冷気は下に溜まりやすく、足元から放熱しやすいので、まず靴下をはくことをおすすめします。これで眠るまで冷えを防げますよ」

お話を伺ったのは…
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お風呂と眠りの専門家 小林麻利子さん
生活習慣改善サロン『Flura』主宰。最新のデータと研究を元に、お風呂や睡眠の指導を行う。近著に『ぐっすり眠れる、美人になれる!読むお風呂の魔法』(主婦の友社)がある。

※価格はすべて税抜きです。

『美的』2020年1月号掲載
撮影/島村 緑 ヘア&メイク/サカノマリエ スタイリスト/水原雪葉 モデル/土屋巴瑞季 イラスト/香川尚子 構成/越後有希子

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