健康・ヘルスケア
2020.1.29

冷えはダイエットの大敵!体を冷やす食品・体を温める食品とは?【女医に訊く#93】

%e5%a5%b3%e5%8c%bb93体を冷やさないためには、食生活の見直しも必要です。冷えとりで10kgのダイエットに成功した経験をもつ石原新菜先生に、冷えを防いで理想のボディへと導く食事について教えていただきました。。

冷えとりで平熱1℃アップ&10kgの減量に成功!

学生時代は運動もせず、入浴もシャワーで済ませ、平熱36.0℃で今より10kgも太っていたという石原新菜先生。肩こりや頭痛、めまい、便秘、切れ痔、生理不順、巨大ニキビ、多汗症など、体の不調は数しれず。忙しくて眠れなくなった研修医時代には、遂に生理が止まってしまったそう。

「冷えとりを始めたのはそこから。毎日、運動をして、湯船に浸かり、腹巻きをつけるようにしたほか、食事も玄米、味噌汁、生姜紅茶など、体を温めるものに変えました」(石原先生)

 その結果、平熱37.2℃のポカポカボディに。10kgのダイエットにも成功し、生理痛や便秘などの不調も一切感じなくなったそうです。

体を温める「陽性食品」を上手に取り入れましょう

「漢方には、体を冷やす『陰性食品』と体を温める『陽性食品』という考え方があります。冷えを防ぐには、食材の陰・陽を正しく把握して、体を温める陽性食品を上手に取り入れることが大切です」と石原先生。

 体を温める陽性食品は、寒い土地が原産地で冬が旬、色が濃くて塩気が強く、水分が少なく硬めなものが多いのが特徴。りんご、さくらんぼ、ごぼう、にんじん、れんこん、しょうが、黒砂糖、玄米、そば、漬け物、チーズ、海藻類、タラコ、ちりめんじゃこ、鮭、カニ、卵、赤身の魚や肉、紅茶、黒豆などが当てはまります。

 一方、体を冷やす陰性食品は、暑い土地の原産で夏が旬、色が薄くて水分が多く、やわらかい傾向にあります。バナナ、みかん、すいか、レタス、白菜、きゅうり、白砂糖、バター、マヨネーズ、白米、うどん、牛乳、豆乳、化学調味料、緑茶、コーヒー、コーラなどの清涼飲料水は陰性食品になるそうです。

 「生野菜はまず冷えます。冷えを解消したいなら、朝食はグリーンスムージーの代わりに、にんじんりんごジュースを。ランチをサラダで済ますのなら、必ずあったかいスープや味噌汁を足してほしいですね」(石原先生)

陰性食品を食べるときは陽性食品と組み合わせて

陽性食品が体にいいとはいえ、さっぱりしたいときや夏場は陰性食品を食べたくなりますよね? そんなときは、味噌、醤油、天然の塩、タバスコ、シナモンなど、陽性の調味料と組み合わせるのがおすすめと石原先生。

 「スイカには塩、きゅうりには味噌、バナナを食べるなら焼きバナナにしてシナモンをかけるのもいいでしょう」(石原先生)

 体を冷やすのは陰性食品だけではありません。水もまた、体の熱を奪う性質があります。一般に「代謝をよくするために毎日2Lの水を飲むといい」といわれていますが、「デスクワークで動かず汗もかいていないのに2Lの水を飲んでも、ただのむくみにしかならない」と石原先生は言います。

 「むくみは体の中に水が溜まってる状態。水は熱を奪ってしまうため、体が冷えてしまいます。白湯も温かいのは一瞬。そのあとはただの水ですから作用は同じです。白湯を飲むのであれば、生姜汁やシナモンパウダーなどを入れるようにしましょう」(石原先生)

 

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内科医
石原新菜先生
イシハラクリニック副院長。日本内科学会会員。日本東洋医学会会員。2006年帝京大学医学部卒業後、同大学病院の研修医を経て、父・石原結城實のクリニックへ。漢方医学を中心にさまざまな病気の治療に当たる。『やせる、不調が消える 読む冷えとり』(主婦の友社)など、冷え、ショウガに関する著書多数。■イシハラクリニック

文/清瀧流美 撮影/フカヤマノリユキ

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