健康・ヘルスケア
2019.11.19

作り笑顔やアヒル口も「あごトラブル」の原因に!?|医師が詳しく解説

あごが痛い、口が開きにくい、音がするなど…日本人のふたりにひとりが経験している「あご」の悩み。そんなあごトラブルはどうして起きるのか、原因を日本大学 歯学部准教授の高津匡樹先生に教えてもらいました。

Q.あごトラブルの原因を教えて!

A. 大きな原因は上下の歯を接触させるクセ

「顎関節症はあご周りの筋肉のこりや関節の弱さ、かみ合わせの悪さ生活習慣、ストレスなど、多くの要因が重なって、あご周りの筋肉や関節の耐久力を超えたときに発症します」と高津先生。

中でも原因として注目されているのが、歯と歯を接触させるクセ(TCH)。
「本来は、食事をしたり、会話をしているとき以外、上下の歯の間にはわずかな隙間があるのが自然な状態です。ところが無意識のうちに上下の歯を接触させている人が多いんです。TCHは歯と歯が弱く接触している状態ですが、弱い力でも長時間になると顎関節や筋肉に負担がかかり、筋肉のこりや関節の炎症を起こします」(高津先生)

あごトラブルを引き起こす主な原因

あごトラブルを抱える人の多くが上下の歯を接触させるクセが!
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TCH(Tooth Contacting Habit)があると舌の周りに歯形がついていたり、頬の内側に咬合(こうごう)線という白っぽい筋があることも多いそう。自覚症状がない人は、鏡でチェックして。

 

ほかにもこんな原因が…

\女性は要注意!/
作り笑顔やアヒル口もあごこりを引き起こす!
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作り笑いやアヒル口もあごこりの原因になるそう。
「これらはあごを後ろに引く動作になるため、本来の動きとは違う方向によけいな力がかかってしまいます。習慣になっている人は要注意です」(高津先生)
その他、ストレス、かみ合わせの悪さ、姿勢の悪さなども注意!

 

 

教えてくれたのは…
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日本大学 歯学部准教授 高津匡樹先生
たかつ・まさき/1993年、東北大学歯学部卒業後、東北大学大学病院を経て現職へ。日本大学歯学部付属歯科病院顎関節症科を担当。日本顎関節学会所属。著書に『顎関節症診療ハンドブック』(メディア)がある。

『美的』12月号掲載
イラスト/Nobby、川野郁代 構成/青山貴子

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