寒〜い朝もスッと起きれる!布団の中でやる「体ポカポカヨガ」3つ
冬の朝は寒くてなかなか布団から出られないですよね。休みの日ならまだしも、仕事がある日などは、サッと起きて身支度を開始したいところなので困ったものです……。
そこで今回は、ヨガインストラクターである筆者が、体がポカポカしてくる“寝たままできるヨガポーズ”をご紹介したいと思います。これを行えば、きっと布団から出るのが億劫じゃなくなりますよ!
1:背中を丸めて膝を抱える
朝起きてすぐに、肩や背中、腰の疲れやだるさを感じることはありませんか? これには使用しているベッドの硬さや寝相、寝返りの頻度、日々の疲労の蓄積なども関係しているのですが、朝からこの調子では体を起こすのも大仕事。
まずは、体の背部をほぐしてあげましょう。
(1)左側を下にして横向きになり、膝を胸の前に引き寄せて手で抱えて小さく丸くなる
(2)ゆったりとした鼻呼吸を5回繰り返す
体の左側は右側と比べてリンパ管の範囲が広く、左を下に横向きになることでリンパ液の正常な排出によいとされています。
ただ、ここでは5呼吸という短い時間なので、左側にこだわらず、横向きになりやすいほうで行ってもよいでしょう。
背部の緊張がほぐれて血行がよくなってきますよ。
2:体の末端から起きる準備を始める
続いて紹介するのは、筆者のレッスンの最後に取るお休みのポーズ・シャバーサナから目覚めるときに行ってもらう動き。
末端の神経に刺激を与えて血行を促進し、徐々に体を起こすモードにしていきます。
(1)ベッドの中で仰向けになる
(2)手足の指先をグーッと丸める
(3)手足の指先を大きく開く
この動きをゆっくり10回ほど繰り返しましょう。
3:腹部をねじって起きる最終準備
最後は、腹部をしっかりとねじることで内臓機能を目覚めさせるのに役立つ、ヨガの“ワニのポーズ”を取ってみましょう。寝起きのカチコチな体にねじりが心地よく、体を大きく動かすことでポーズ終了後の起き上がりもスムーズにしてくれます。
(1)ベッドに仰向けになる
(2)息を吸いながら右膝を曲げて胸の前に引き寄せ、両手で抱える
(3)再度息を吸いなが右腕を頭の真上、左手を右膝の上に置く
(4)息を吐きながら上体と右膝を左に倒し、右腕は体の真横に。目線は右手の指先
(5)鼻呼吸を5回繰り返したら反対側も同様に行う
これら3つのポーズをしっかり取るためにも、目覚まし時計を5~10分ほど早めに設定してみてくださいね。
女性の朝はやることが盛りだくさん! 寒い朝でもサッと元気にベッドから出られるようになると、時間が有効活用できるはずです。「なかなかベッドから出られない」という方は試してみてはいかがでしょうか。
初出:美レンジャー ライター:高木沙織
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。