健康・ヘルスケア
2017.11.12

お風呂でヨガ!メリットたくさん「湯船の中でできる時短ヨガ」2選

忙しいと、運動する時間ってなかなかつくれませんよね。でも、これから寒い冬を迎え、心身ともに凝り固まってガチガチになるときほど、ヨガインストラクターの筆者としては、ヨガをオススメしたいところ。とはいえ、レッスンを受ける時間の余裕はないし、寒いとレッスンに通うのも億劫だし……そういう方も多いでしょう。

そこで今回は、そんな忙しい生活を送る皆さまのために、毎日の入浴時に無理なくできる簡単なヨガポーズをご紹介したいと思います。

 

入浴時にヨガをするメリット

忙しい日々の中でも、自宅で湯船に浸かる時間は、無理なく取れるのではないでしょうか。その時間にヨガを行うことができれば、効率的ですよね。

湯船でヨガを行うことからは、次のようなメリットが得られます。

(1)筋肉が温まるので、体を動かしやすくなる

(2)体が温まり、血液の循環が促されて代謝UP

(3)発汗によるむくみ解消&デトックス効果

このように、湯船に浸かりながらヨガをすることで、いつもより体の可動域が広がったり温まりやすくなったりします。

ただし、いくつかの注意点を守りながら行わないと、調子がよくなるどころか逆効果になってしまうので気を付けましょう。

 

お風呂ヨガの注意点

ここでは、湯船に浸かりながらヨガをする際の注意点をお伝えします。

(1)汗をかくので脱水症状にならないようにコップ1杯の常温の水を飲んでおく

(2)のぼせることなく15分ほど浸かれるように、湯温は39度前後のぬるめに設定する

(3)湯船に浸かっていきなりヨガを始めるのではなく、5分ほど体を温めておく

(4)気分が悪くなったり、体に違和感を覚えたりしたら、すみやかに湯船から上がり、体を休ませる

お風呂ヨガのメリットと注意点についてお分かりいただけたところで、次は湯船のなかで取れるポーズをご紹介しましょう。

 

湯船のなかで取れるヨガポーズ2つ

【聖者マツィエンドラのポーズ】

“聖者マツィエンドラのポーズ”では、上半身をねじることで腹部のマッサージ効果が得られます。内臓機能を高めるだけではなく、ウエストを引き締めたり、背中のコリを気持ちよくほぐせたりするポーズです。

(1)湯船の中で右ひざを立てたら外側に倒し、左足の裏を右太ももの外側につく

(2)上半身を左にねじり左手をお尻のうしろについたら、息を吸いながら右手を真上に伸ばす

(3)息を吐きながら右手を左ひざの外側におろし、左足首をつかむ。左手は右足のつけ根あたりに添え、鼻呼吸を5回繰り返す

(4)反対側も同様に行う

【サギのポーズ】

足を高く持ち上げる“サギのポーズ”は、古い血液や老廃物、水分、リンパなどが下半身に溜まらないようにし、冷えやむくみの改善に役立ってくれます。仕事終わりのツライ足の疲れを取る効果も期待できますよ。

(1)湯船の中で背筋を伸ばし、両足を前に伸ばして座る

(2)左ひざを曲げて、かかとをお尻の横につける

(3)上半身を軽く前傾させて両手で右足をつかんだら、息を吐きながら右足を目線の高さまで持ち上げて鼻呼吸を5回繰り返す

(4)(1)の姿勢に戻ったら、反対側も同様に行う

 

どちらのポーズも自分の体の柔軟性に合わせて行うことがポイントです。ねじりを緩めたり、上げている足のひざを曲げて緩めるなどして、無理なく行ってくださいね。

そして、湯船の中で滑ったりしないようにくれぐれも気を付けてください。

 

初出:美レンジャー  ライター:高木沙織

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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