健康・ヘルスケア
2023.3.28

「フェムテック」ってなに? 女性のQOLを高める選択肢が広がる最新「フェムテック」ガイド

吸水ショーツや月経カップ、生理・妊活サポートアプリ、フェムゾーンケアアイテム、etc.……最近、「フェムテック」と呼ばれる製品やサービスの市場が賑わっています。専門家がフェムテックについて解説します♪

\上手に付き合う/最新「フェムテック」ガイド

フェムテックで女性のQOLを高める選択肢が広がる!

「フェムテックは、女性の健康課題を解決する“新しい選択肢”だと思います。より多くの選択肢が生まれることで、女性の生き方や働き方ももっと快適になっていくはずです」とは、フェムテック企業fermataのCCO、中村寛子さん。産婦人科医の海老根真由美先生も、活気づくフェムテック市場を好意的に見守るひとり。ただし、「現状のフェムテックは、厚労省で承認されているものからサンプル程度のものまで、品質にバラつきがあるのも事実。きちんと整理して、信頼できるものを選ぶことが必要ですね」と話します。

 

フェムテックって?

Female(女性)+Technology(技術)
フェムテックの定義は「女性特有の健康課題を先進のテクノロジーで解決する製品やサービス」。言葉自体は、2016年にデンマークの女性起業家が作ったとされています。生理、妊娠、産後ケア、更年期、婦人科系疾患、セクシャルウェルネスなど多岐にわたる分野で、女性のヘルスコンシャスを支援する産業です。

 

社会全体でフェムテック推進のムーブメントが始動!

’21年度より経済産業省はフェムテックを推進する企業への助成金制度を開始。行政の指導により、昨年から生理休暇取得や婦人科受診の後押しなど、社会全体が女性をバックアップする取り組みが始まっています。

 

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女性医療ジャーナリスト

増田美加さん

白金高輪海老根ウィメンズ クリニック・院長

海老根真由美先生

 

『美的』2023年4月号掲載
イラスト/長谷川まき(人物)、新谷 薫(背景) 撮影/深山徳幸(中村さん、店舗) 構成/金子由佳、つつみゆかり、有田智子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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